ハイスクールB×D   作:厨二辰

1 / 12
目覚めの時

 

《自覚せよ、目覚めの時は近い》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目覚ましの音で目を覚ます

最近夢の中でずっと誰かが囁いてくる

最初はボソボソと聞き取れないような声だったのが今でははっきりと聞き取れるようになってきた

 

「本当、なんなんだろうな、あの夢って」

 

そう言いながら学校に行く準備を始める

 

おっと自己紹介が遅れたようだ

俺の名前は西園寺誠

駒王学園に通う二年生だ

彼女いない歴=年齢の冴えない男だ

ただでさえ冴えないのに関わらず幻聴のような夢まで見るなんてどんな厨二病患者だよ

自分の事ながら気持ち悪く思えるぜ…

しかも最近では夢だけじゃなくて起きてても聞こえるようになってきやがった怖い怖い

まぁそんなこんなしてるうちに準備が出来たし学校へ向かいますか

 

 

 

《我らの声を………》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に放課後だ

これでも勉強はできる方だ

まぁそんな事はどうでもいい

昼休み例の三バカデルタフォースがまた問題を起こしたようだが俺には関係ない

そう関係ない

あいつらとは中学から同じだが関係ない

関係ないのだがその三バカの一人兵藤一誠に彼女が出来たという噂が流れた

俺は耳を疑った

まさかと思った

なにか裏があるだろうと確信した

この確信が俺の人生をめちゃくちゃにしてしまう事になるのだが…

 

 

 

 

 

 

 

かといって別に俺はその彼女さんとやらに直接、

 

「あいつのなにが狙いだ?」

 

などと聞きに行ったりしたわけではない

たまたま小腹が空いたのでたまたまコンビニに向かっていったらたまたま一誠と件の彼女が居たのでたまたま気になってたまたま後ろをつけていっただけである

 

 

《我らを認めよ…》

またあの幻聴みたいなのが聞こえた気がしたが気にしなかった

 

 

 

一誠の後をつけて公園に入ったなにか話しているようだった

するといきなり彼女が一誠に向かって死ねと言いながら光の槍で一誠の腹を突き刺したんだ

一誠の腹から血が噴き出す

そりゃそうだあんだけ大きな穴が空いてりゃ血も噴き出す

俺は一誠の元に駆け出した

 

「おい!一誠!大丈夫か!」

 

俺は叫びながら一誠を抱える

 

「ま…こと……か?」

 

「今は喋んな!救急車すぐ呼んでやるから!」

 

と携帯を取り出し電話をかけようとしたとき俺の携帯がスパンと消えた

 

 

「勝手な事、しないでくれるかしら?」

 

と一誠の彼女が言ってくる

言い返そうとした時、俺はその光景に絶句する

さっきは一誠の影になって見えなかった背中に羽根が生えている

 

「黒い……羽根…だと?」

 

思わず口に出してしまう

それくらいには常識の範囲外の事だった

 

「おいおい、俺の頭はどうしちまったんだ?」

 

「別にどうもしてないわ、これは現実でそこの男は私に殺された。これは紛れもない事実なのよ」

 

「なんでこいつが殺されなきゃなんねぇだ!なにもしてないだろう!」

 

この女に向かって叫ぶ

そりゃそうだ、仮に一誠が大量殺人者でその裁きとして殺されるとかなら俺も納得する

だがこいつがやったのはあくまで覗きくらいだ

殺されるほどのことをした覚えはない

 

「理由?それはその子が私たちにとって危険因子だから早めに始末させてもらっただけ、恨むなら神器をその身に宿した神を恨んでちょうだいね」

 

「神…器…?」

その名前を聞いた時俺は激しい頭痛を感じ思わず蹲る

 

「この感じ…まさか、あなたも神器持ちだったっていうの?」

 

黒い天使がそう驚きながら光の槍を構える

「ならここで始末しないと後々めんどうね」

と光の槍を俺に向かって投げようと振りかぶる

その時俺の意識の中で俺を突き飛ばし誰かが俺の身体を乗っ取った

 

「だから…死んでちょうだい!」

 

「断る」

 

その手には光る剣が握られており光の槍をその剣で弾いていた

 

「なんなの…その剣は…なんなのよあんたは!」

 

本能的にヤバイと確信した黒い天使は逃げるように飛び上がりながら叫ぶ

 

男はただ静かにこう答えた

 

「ゲルドの王だ」

 

 

そう答えた男は殺気を黒い天使に向けて放つ

その殺気に完全に怯えた黒い天使は

 

「覚えときなさいよ!あんたは必ず殺してやる!」

 

と捨て台詞を残し逃げていった

その様子を男はただじっと見つめていた

そして後ろから現れた紅髪の少女へと振り返りその顔を見つめる

 

「私を呼んだのはこの子ね?」

 

「知らぬ、私はただこの身体の主を守っただけだ、この身体がだめになると困るのでな」

 

「そう…とりあえずこの子は私が預かるわ、異論は無いよね?」

 

「勝手にしろ、そろそろこの身体の主の方が限界なのでな出来ればこいつも寝床まで送ってくれると助かる」

 

「そう…その願い聞き入れましょう、対価はこの子を助けたという事実ということにしておくわ」

 

「では頼んだ」

 

と言うと誠の身体が限界というように糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた

 

 

 

 

 

 

 

 

《目覚めた、混沌が、覇が、秩序が》




はじめまして
厨二辰と言います
処女作品となるので暖かく見守って下さると嬉しいです


この作品をやろうとしたきっかけは色んな作品のボスキャラ達が主人公として闘ったら面白くね?
みたいな軽い考えではじめました
なんで登場させて欲しいボスキャラがいれば感想の所にでも書いてくださればそのキャラを登場させようかなって思います
ただ自分が知らないキャラは出せないのでその場合はごめんなさいです
ということでよろしくお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。