奴らです
そう奴らです
部長の家に着いて次の日
イッセーの野郎は朝から教育係りの悪魔さん達から勉強をさせられている
俺は悪魔じゃないからいいらしい
勉強しといて損は無いだろうけどそんなめんどくさいことしてるひまがない
「そろそろリアス達も帰ってくる。帰って着たらこないだ話した顔合わせにでて貰うからな」
とアザゼルから連絡が入ってきたので準備に入る
一応特異点として紹介されるのでそれなりの正装で行かなくてはならないらしく用意されたスーツを着る
そしてその時が来るまで再び精神世界にダイブしあいつらと話をする
今回コンタクトを取るやつは七大罪と呼ばれる奴らだ
人間が生まれつき持っているという七つの罪を具現化したような奴らだからかなり心してかからないといけない
これまで何度かコンタクトを取ってはいるが好感触を得たのは3人だけ
特に嫉妬を司る者が1番ややこしいきちんと話を聞いてくれない
本当に厄介な奴らだ
だが諦めずにコンタクトを取り続ける
そのあと俺は起こされ電車に乗って移動を始めた
その時にリアス先輩達がちやほやされてた
別に僻んでるわけじゃないけどうざかったな…
憧れの的なんだろうけどそれに縋る奴らってのを見るのは正直嫌だ
そーゆーのって自分がそこにたどり着けないから他人を持ち上げ自分はそこに憧れてますみたいにアピールしてるみたいだから
だからだろう表情が冷めてたらしく塔城が俺に話しかけてきた
「先輩…顔が怖いです」
「え?」
そんな表情をしてる自覚が無かったが負の感情を抱いてたのは事実だ
塔城が俺を現実に引き戻してくれたことに感謝する
「わるい」
「いえ、大丈夫です」
塔城のおかげで悪い流れにならなく済んだ俺はそのまま地下鉄を乗り換え移動する
着いたのは都市で一番大きな建物の地下にあるホームだった
「もう一度確認するわ。何が起こっても平常心でいること。何を言われても手を出さないこと。上にいるのは将来の私達のライバルたちよ。無様な姿は見せられない」
とリアス先輩が眷属たちに言い聞かせている
まぁ俺は手を出さなくても他のやつが手を出す可能性があるわけで…
特にハオ、安心院さんクラスが出張ってきたら俺でも止めらんないよ…
おい、お前らこれはフリじゃねぇからな?
安心院さんお前は絶対にでるなよ?
いくら面白そうだからといってもダメだからな?
ホールに入る前にアザゼルに止められる
「お前、中では堂々としとけよ。最悪誰か使ってもいい。舐められるような事だけは絶対に避けろ。じゃねぇと特異点としての威厳がなくなっちまう」
と、忠告をうける
要は舐められたら締めればいいって事だろう
そして俺はホールに入って行った
そのときだった
物凄い破壊音が響き渡り中では一触即発といった雰囲気の二つのチームが存在していた
見た目ヤンキーの男がメガネの女性悪魔に下品なことを言っている
処女がどうとか開通式がどうとか
その話を聞いた途端七大罪の一人が動いた
「残念だったな兄ちゃん。この女は俺のもんだ」
と眼鏡の女性悪魔に肩を組みながら挑発する
「なっ…」
「あぁ?」
と顔を赤らめながらたじろぐ女性悪魔と俺に向かって敵意を剥き出しにするヤンキー悪魔
その様子を見ていたリアス先輩は頭を抱え、一緒にいた若手悪魔No.1のサイラオーグ・バアルは止めに入るために寄ってくる
「アガレスの姫シーグヴァイラ、グラシャラボラス家の凶児ゼファードル、そして人間よ。これ以上やるなら、俺が相手をする。いいか、いきなりだが、これは最後通達だ。次の言動次第では俺は拳を容赦無く放つ」
と止めに入るサイラオーグ
だがヤンキー悪魔はその挑発に乗っかり思いっきり殴り飛ばされる
「いいね、いいね、気に食わねぇ奴は殴り飛ばす。そんなスタイル俺は嫌いじゃねぇ」
とシーグヴァイラと呼ばれた女性悪魔の肩を組んだまま俺はサイラオーグに向かい言う
「なぜここに人間が居るのかは分からんが貴様もあぁなりたいのか…?」
とヤンキー悪魔の方を指すサイラオーグ
「中々の自信じゃねぇか。やれるもんならやってみな」
と言い切る前にサイラオーグは俺に向かって拳を振るう
だがそこに待っていたのは無傷の誠と信じられないものを見たという表情のシーグヴァイラ、そしてサイラオーグである
「人間がこの俺の拳を受け止めるなど…ありえない…」
「ありえないなんて事はあり得ない…現に起きちまってんだからよ」
「貴様、何者だ」
「元々は人造人間だがいまは違うな…今は人間だ、《特異点》と呼ばれるな」
その言葉を放った瞬間会場が騒然とした
あの白龍皇をぼこぼこにした?
神を呼んだとか聞くぞ
時間を捻じ曲げるらしい
死んでも生き返ったらしいぞ
などと所々盛られてある噂話が流れて居るようだ
「まぁ嬢ちゃん、化粧直してこいや。せっかくの美人な顔が台無しだぜ?」
「わ、わかってます」
と赤面したまま走ってホールを後にする
「あぁ、あぁ、せっかくのパーティが台無しだ。おい、このヘタレの仲間どこだ?直せ」
と人間が出せるような殺気ではない何かを発する
だがあまりに強すぎるためそれを感じ取れたのは1部だけだった
「私はシーグヴァイラ・アガレス。大公、アガレス家の次期当主です」
と俺の隣のシーグヴァイラが挨拶をする
とここに居るみんなが挨拶をしていく
そして俺の番になった
因みにまだ人格は変わってない
というか変わらせてくれない
「俺の名前は西園寺誠だ。《特異点》とよばれてる」
と自己紹介をするまともにしてくれてよかった…と胸をなでおろした瞬間
「先に言っておく」
「俺は強欲でなぁ、金も欲しい!女も欲しい!地位も名誉も、この世の全てが欲しい!」
「邪魔する奴は皆ぶっ潰してやる」
とこの場で言い切るグリード
呆れた顔を浮かべるリアス先輩やその眷属
その言葉に笑がこみ上げ笑い出す他の悪魔たち
「人間ごときがとんだ大事を」
といった感じである
誠は腕をアスタロト家の次期当主に向かい伸ばす
?を浮かべる面々
その次の瞬間二本の指が伸びアスタロトの頬を切り裂く
「舐められるのは嫌いじゃないの」
と指を戻しながらそう言う誠
「コレだからあなたたちみたいな人は嫌いなんですよ」
と影を蠢かせながらいい
「だからこそ駒にすれば面白いのだがな」
と鋭い眼光で悪魔達を釘付けにする
「貴様…何者だ…」
と問いかけるサイラオーグ
「いや、質問を間違えた。貴様…何人居る」
「あちゃーやっぱ気づく奴は気づくもんだね〜」
「答えは俺も知らないよ」
とお手上げ〜といった風にサイラオーグに言う誠
「そうだな、まぁ元々俺らは一つだったわけだからこうやって俺の人格が表でもプライドの力とかは使えるんだけどまぁ《特異点》様様だな」
「はぁ…説明すんのめんどくせぇ」
初対面の奴らから見れば情緒不安定のようにしか見えなくもない
だがそれを思わせないだけと力を放っているのだ
そのとき使用人が入ってきてついに行事とやらが始まりを告げる
グラトニーさんさんだけ出ませんでした
出したら空気読めてない感満載でしたので…