ハイスクールB×D   作:厨二辰

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自覚

目覚ましの音で目を覚ます

そして昨日のことを思い出す

 

「確か…一誠が殺されて、そんで俺も殺されそうになって、そんで…そんでどうなったんだ?」

 

必死に昨日の事を思い出そうとするが神器という言葉を聞き頭痛がしてからの事が一切思い出せない

 

全てが謎のまま時間が来たので学校へと向かう誠

その時に俺は信じられないものを見た

兵藤一誠だ

明らかに一日で治るような傷ではなかった

のに関わらず普通に学校で授業を受けている

明らかにおかしい

だがその事が分かるのも俺だけ、しかも黒い羽根を生やした天使に一誠が殺されたなんで言っても誰も信じやしないだろう

だから俺は放課後こいつと一緒に帰ることにした

このもやもやをなんとかして晴らしたかった

 

 

「なぁ…一つ聞いていいか?」

俺が聞く前にこいつから聞いてきた

「ちょうどよかった俺も聞きたいことがあるんだ」

 

「俺、彼女いたよな?」

俺は、はっ!とした表情を浮かべた、そう浮かべてしまった

「だよな!俺に彼女いたんだよな?」

その表情から答えを感じとった一誠はさらに詰め寄ってきた

「あ、あぁ黒い、天使みたいなやつ…だろ?」

「そう!夕麻ちゃん!」

「お前を殺した…黒い天使の事だろ?」

え?という表情を浮かべる一誠

「俺は確かに見たんだ、お前の腹が空くところを、お前の腹から明らかに死んでしまうだけの血が噴き出すところを!」

「なに…言ってんだ…俺は…生きてるぞ?」

「だから夢だと思ったんだ、お前が生きてるから、でも確かに俺はその夕麻ちゃんってのを見た。そして、俺も殺されそうになった」

「なん…だって?」

今になって気付いた

今話している場所は昨日の公園だった

その時、背筋に冷たいものが走った

一誠も同じような感覚を得たようだった

2人してゆっくりと振り返る

黒い羽根が舞う

「カラスの…羽根か…?」

一誠が呟く

だが俺は知っているこれと同じような羽根を俺は見ている

 

「これは数奇なものだ。こんな都市部でもない地方の市街地で貴様のような存在に会うのだものな」

 

俺達の前に現れたのは黒い羽根を生やしたスーツの男

明らかに昨日の女の関係者だろう

 

「お前の属している主の名を言え。こんなところでお前たちに邪魔をされると迷惑なんでな。こちらとしてもそれなりの……まさか、お前、『はぐれ』か?主なしならば、その困惑している様も説明がつく」

 

いきなり現れてそして明らかに一誠にだけを目の敵にして話している

俺は完全に無視…悲しいねぇ

 

「ふむ。主の気配もなし。消える素振りも見せない。魔法陣も展開しない。状況分析からふると、お前は『はぐれ』か。ならば、殺しても問題あるまい」

などと、明らかに厨二病のような事を口走る男は手をかざす

狙いは完全に一誠だ

耳鳴りがする

俺はこの現象を昨日見た

光の槍が男の手に形成されていく

「槍かー!やっぱり!」

一誠が叫ぶ

一誠を突き飛ばそうと動こうとした時には一誠の口から大量の血が吐き出される

その光景を見た俺は何かのスイッチが入ったように誰かと人格が入れ替わった

 

 

「なるほど、光の槍…と言ったところか、面白い技を使うもんだね、アッハ☆」

 

一誠の腹に刺さる槍を見て呟き、笑ながら手を叩く

今は俺の意識もちゃんとある

だがあくまで俺の身体を操ってるのはこの男だ

 

「貴様、何者だ?」

突然様子が変わり纏う雰囲気が変わった事に疑問を持ち問いかける男

「私か?そうだね、モッキンバードとでも名乗っておこうかな?アッハ☆」

「貴様、おちょくっているのか?」

「やだなぁ…変わった力を持ってるから愛してあげようと思ったけど気が変わったよ」

と言いながら男に向けて走りだそうとした時にである

「止まりなさい」

紅色の髪の少女が凛とした声で2人を止める

「紅い髪…グレモリー家のものか」

男が憎々しげに少女を睨み付ける

「リアス・グレモリーよ。ごきげんよう、堕ちた天使さん。この子達にちょっかいを出すなら容赦しないわ」

 

リアス・グレモリー

駒王学園に在籍しているなら知らない人は居ない位の有名人である

そんな彼女がヤバイ奴と話している

「アッハ☆ つまんないから下がるよ」

とモッキンバードと名乗った男は俺の中に戻って行った

そんなやりとりを俺の中でやっている間に話が付いたようで男は下がって行きその話の一誠は気絶したようだそして

 

「この子の家分かる?」

と聞かれたので素直に家を教えた俺は明日使いの者を出すから説明はその時にということでこの場はお開きという形となった

 

自宅に帰り俺は自分の中に問いかける

お前達は何者だ?と

答えは何も返ってこない

ただ一つ返ってきたのは

『俺たちはお前の一部でお前は俺達の一部だ』

というよくわからない答えだけだった

 

とりあえず明日先輩に聞こう、わからない事全部

俺の中のこいつらのこと、死んだはずの一誠のこと、そして黒い羽根を生やした連中のこと全部

納得できるだけの事を、全部話してもらおう

 

そう思いながら俺は眠りについた

 




ということでトトさんがちょろっとだけ出ました
この人は結構好きなキャラなんで割かしでると思います
いい感じにイかれてるので扱いやすいですし


多分次回も戦闘は無いと思います
よろしくお願いします
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