俺達は帰ってから全てのことをリアス先輩に話した
けど状況は何一つ変わらないまま次の日になった
一誠の野郎は学校を休んでいる
なんでも部長のコネで話は学園につけてあるらしい
理由は傷の療養
神父に与えられた傷が思っている以上に深かったらしい
あの後俺はアーシアの事を一誠から聞いた
希少な治癒の能力の神器を持っていて心優しい少女らしい
間違っても昨日の神父のような事をするような子じゃないみたいだ
そんなアーシアが攫われたという報告が入った
情報源は一誠だ
なんでも公園にいる時にたまたまアーシアと合致して一緒にいた所を一誠を殺した張本人であるレイナーレがアーシアを連れて行ったらしい
だが堕天使側の案件のため迂闊には手を出すことは出来ない、諦めろ
と待っていたのはリアス先輩の冷たい言葉
「あなた達が悪魔だから助けに行けないんですね」
「えぇ、そう簡単に首を突っ込んでいい世界じゃないの」
「なら、俺が助けに行きます。俺は一誠が言うようにその子は悪い子じゃないと思います。
だから…俺はあの子を助けに行きます」
「だめよ。許されないわ。いくらあなたが強い神器を宿しているからといってそれを扱うのはあなた。何回その神器を使って倒れているかわかっているの?」
「わかってますよ。俺自身が弱いことくらい。でも守れるものを守らないそんな奴に俺はなりたくないです。リアス先輩がなんと言おうと俺は行きますよ。それに今回は力強い奴が味方してくれるみたいですし」
「守れるもの全部守るって言うの?なんて強欲な…」
「そりゃぁ強欲ですよ。なんてったって俺は人間ですから」
「そう…もう勝手にしなさい。私と朱乃はやることがあるから」
そう言って外に向かう
「それとイッセー?よく覚えておきなさい。兵士の駒の能力の事を」
と一誠に兵士の駒の能力を説明している間に俺は精神世界に潜ってあいつと話をする
『おい、本当にあの子を助けてくれるんだろうな』
《ワシはあの堕天使とやらに灸を据えてやるだけだ。その道中にそのシスターとやらは助けてやる》
『頼む…俺にはお前らしかいないんだ』
俺の言葉に返事は無かったがあいつはその大きな背中で無言の返事を返してくれた…ような気がした
木場曰くリアス先輩はちゃんとあの教会を戦場と認めてくれたらしい
それは一誠の駒の能力を発動するキーにもなるみたいだ
俺にはよく分からないが今の戦力的に恐らく1番弱いのは一誠だ
その一誠が少しでも強化されるならこっちとしても嬉しい限りだ
そして、俺たちの一時的なチーム、木場、子猫ちゃん、一誠に俺を合わせたシスター奪還チームが作られ奴らの本拠地である教会へと向かっていった
俺たちは目的の教会まで来ていた
木場が言うには恐らく聖堂の地下に儀式の場があるだろうとのこと
なんでも聖なる場所そこで神を否定する行為をすることによる自己満足や神への冒涜に酔いしれるらしい
簡単に言えばいけない場所でいけない事をするみたいなもんか
まぁ儀式の場がわかればあとはあいつに任せればいい
そしてその儀式の場を隠していればあの人がその匂いに気付く
隠さないとという負の思いをあの人は感じ取る
つまり俺自身はすぐに儀式の場に突入出来るだろうだけどその儀式の場を守るやつだって存在するわけで教会に突入した俺たちの前に立っている先日の神父、フリードをなんとかしないとならない
一誠がフリードに向かって叫びつける
「おい!アーシアはどこだ!」
「んー、そこの祭壇の下に地下への階段が隠されてごさいます。そこから儀式が行われている祭儀場へ行けますぞ」
とあっさりばらしやがった
あの人は今回も負けた
祭儀場へ道を見つける前に先にバラされるといった事で
だが祭儀場への道が分かればこっちのもんだ
「一誠任せるぞ」
「おう!」
と俺は祭儀場に向かって走る
だがそれを阻止するようにフリードが道を阻む
「そう簡単にいかせましませんよっと!」
気に食わない笑い声を上げながら光の剣を構えるフリード
仕方ない頼むぜ…
「魔王…『ガノンドロフ!』」
右手の甲に紋章が浮かび上がる
神によって創られた伝説の代物
それに触れたものは望みを叶えることが出来るとされる古より伝わるもの《トライフォース》
力、知恵、勇気、その三つのうち力を司るディンによって創られたトライフォースの一角力のトライフォースに認められた男が今かつて賢者によって己自身の腹を貫いた剣を手にフリードの前に立ち上がる
「目障りな餓鬼がいたものだ…」
「その目障りな餓鬼にやられるんだよっと!」
とガノンドロフに向かって斬りつける
だがそれすら軽くあしらうように受け流し無防備になった一瞬を見逃さず顔面を闇の力を纏って殴り抜く
「貴様らは先に行っていろ…」
と一誠達に告げるガノンドロフ
「だけど…」
と反論しようとする一誠を子猫ちゃんと木場が止める
「今は西園寺先輩に任せましょう」
「正直言って僕達がここに居ても足手まといにしかならない…なら先に行ってアーシアさんを助けにいこう」
その説得を受け一誠はしぶしぶ祭儀場へと向かう
「誠!ここは頼むぞ!」
その言葉に返事は無かったが一誠はそのまま地下へと降りて行った
「あー、キレちゃった僕ちんキレちゃったよー」
とフリードが立ち上がる
「やっぱりあんたは殺さないと気が済まないね」
と再び突っ込んでくるがさっきと違い直前で跳躍そのまま背後に着地して背中を斬りにかかるフリード
だがその光の剣をガノンドロフは素手で掴んで 受け止めた
正確には闇の力で光を中和しているのだが
「貴様にはこの剣すら使うのは勿体無い」
そう言うとただ純粋なテレフォンパンチを放つ
するとさっきの一撃よりも遥かに吹っ飛んで行く
フリードの姿を確認せずともあの一撃をもらってしまえば誰でも再起不能になるだろう
それくらいの威力の一撃だった
だが忘れないで貰おう
西園寺誠は人間だ、悪魔ではない事を
「あのような餓鬼がでしゃばるとはな…いやそうは言ってられんか…その餓鬼にしてやられたのだからな」
と軽く過去を振り返るとそのまま祭儀場へと向かっていった
そこで最悪の事が起こるなどこの時誠もガノンドロフも想像はしていなかった
今回はフリード戦ですね
相変わらずぐだくだですすいません
とりあえず次回もスタートはがのんさんにお任せさせる予定です
まだ魔獣化も残してますにね…
あと球磨川さんと安心院さんのリク来ましたがその二人は出しちゃうと本気で無双になっちゃう気がするけどまぁいいや!
時見て出したいです
引き続きリクエストまってます