お待たせしました新しいお話ですよー。
3日間?ぐらい休みましたけれど正直ストックは書けませんでした、だって原作のシリアスにオリジナルのシリアスを合わせなきゃいけないから難しくって。
だからいつも道理のクオリティですけど許してくださいな。
歩くのって楽しいな!(脳死)
あの後、何時間も歩き続けているんだが…ほんと出口が見つからない。
仕舞にはさっきまで起きていたひびきちゃんも寝ちゃうし…ほんとここ何処だろう?
ゆっくりと足を進めていくが先は見えない…が何か、形容しがたい何かしら大事な物があるのは感覚的に何故か分かる。長く、長く、まるで数時間・・・・いや数日歩いたような感覚がしてきたぐらいに時間が進むのが早く感じる。そして抱えている二人は一向に起きず寝たままの状態で俺は実質一人で歩き続けていた。精神的な疲労も肉体的な疲労もなくずっと歩いたような気がするがどれだけ歩いたかは解らず進んでいる道も時には逆さに時には無重力状態に、時には逆に何倍もの重力がかかったりと疲労感は無いがちょっとしたアトラクション施設よりもよりスリリングなアトラクションしてる時があったが真っ直ぐ進んでいるのが何故かわかるので歩き続けていった。
「・・・ん・・・ふぁ〜」
そうしているうちに最初に抱えた方のヒビキちゃんが目を覚ます、眠る前のようなドロっとした感覚は発しておらずいたって普通・・・なのかな?
「おはよう」
「ん、おはよう・・・ここはどこ?」
ヒビキちゃんはきょろきょろと周りを見るとここは何処かとクエスチョンマークを浮かべる、そりゃ暗闇を歩いてきてんだ解らなくて当然。
「さぁ?お兄さんにも分かんないや、ホントどこだろ?ここ」
「暗い…けど、落ち着く」
「確かに落ち着く感覚はある気がするな・・・なんでだろ?」
「わたしにもわかんない」
ヒビキちゃんはそのままキョトンと首を傾けて考え始める、子供というのはかわええなぁ癒されるなぁ〜(≧∀≦)
そのまま考え続けている所を見ていたらまたしても突然地面が揺れ出した。
「っく!二人ともつかまって!」
「!」「zzZ」
揺れに気づいたヒビキちゃんはすぐに俺の足へとしがみつき揺れに耐える、ひびきちゃんはまだ寝ていたようで抱き抱える体勢を変えて離れないようにした。
俺自身も揺れによって倒れないように踏ん張るが…ちょっと辛い。揺れも結構酷いのにその状態で子供2人を庇うのってキツい。
揺れは体感ではあるが数分程度で収まったが、周りの景色に変化ができる。
「なんだろ…あれ?」
思わず呟いてしまったが目の前には暗い景色というより空間にガラスが欠けたようなちょっと大きい穴が2つ開いていた。片方は白い光のような物が漏れ出していて少し眩しく感じる。もう片方は逆に暗くそこからはヒビキちゃんが発していたドロっとしたような何かが漏れ出していてちょっと、いやかなり不気味だ。とりあえずこのままだと身動きが取りづらいので抱えている寝坊助さんを起こす。
「ひびきちゃん起きて」
「あと5分…zzZ」
「5分くらいなら…」
ってそのまま寝かせるとこだった。可愛い寝顔をもう少し見たくて寝かせようとしてしまったが正気に戻り起こした。ひびきちゃんは目を擦りながら眠そうにしている…ごめんね、緊急事態なんだ。
ひびきちゃんを下ろしてもう一人のヒビキちゃんの方へと目を向ける。
「…わたし?」
ヒビキちゃんは目を見開いてゆっくりと暗い方の穴へと近づく。
俺はヒビキちゃんがドロっとした物に触れそうになる所を間一髪で回収して遠ざけた。
「あっぶね!・・・ヒビキちゃん大丈夫!どこかおかしいところは無い!?」
ヒビキちゃんは何かにびっくりしている表情を浮かべているが首を横に振ってくれる。良かった。
右をひびきちゃん、左をヒビキちゃんって感じで手を繋ぎ両方の穴から遠ざかるんだけど…何か離れている気がしない……一緒に移動しているような気さえするんだよな…
首を傾げながら歩くのだった。
※※※
暗闇の中で声や音が聞こえる、目を開けてそこに映ったのは二人の姿。
「まさか!?」
「あの失敗作が炉心であるデュランダルを取り外していたようだが二発分はすでにチャージ済みだったのだよ」
再度光輝く塔を背景に二人の戦いを前に倒れた私は動けずにみる事しかできない。
翼さん…援護に行こうにも体が全くというほど動かず、胸の奥では何かしらが欠けたような感覚がある…なんでだろう、何か‥何か大事な物が何か足りない気がする。
心の中の火が鎮火してしまったかのように熱が冷めた気持ちになってしまう・・・どうしたんだろ、何時もの私じゃない。
「っく!強い」
「完全聖遺物たるこの鎧にそのような玩具が!」
「立花ぁ!ゴーストぉ!」
私とゴーストさんの名前を叫びながらシンフォギアがボロボロになり血を流しながら戦い続けている。そういえばゴーストさんはどこだろ?
首も動かないみたいだからきょろきょろと見える範囲を見るとすぐに見つかった。
「カヒュー カヒュー ッグハ!」
「ゴースト・・・さん・・・・」
ゴーストさんは案外近くでシンフォギアを纏った状態でうつ伏せ状態で倒れていて鉄の匂いが漂う。彼女の周りには血が水たまりのようにたまっていて呼吸音がおかしく度々血も吐いちゃってる。
「っぐ・・・」
近くに行こうにも体が動かずもどかしい。
シンフォギアなんて力があるのに目の前の人も救えないだなんて・・・
「無事か立花ぁ!」
「目が覚めたか・・・しかし動けないならば変わらない!」
翼さんがこちらへ話しかけてくれてる、けれど私の体は声を出すことができない。それどころか胸に浮かぶはずの歌も何かが欠けているせいで浮かんでこない。
そのまま翼さんは戦いを続けれど了子さんには敵わない。ジャンプして斬りかかった後こちらの近くに着地する。構えを解かないで私へ目を向けると倒れているゴーストさんの姿も確認できたようで顔を歪める。
「ゴーストは・・・息はしているようだがこの状態では動けないな、立花も動けない・・・か」
翼さんは目を細め何かを考えるような表情をすると次には何かを・・・決意を決めた表情へと変える。
「立花…シンフォギアを戦う力だけではなく繋ぐ力と変えたのは立花自身だ、だからあんな風に暴走なんてするんじゃない。それにお前のその力は今は眠っている奏から託された物だ。だから―――」
翼さんはこちらへ顔を向ける。それは病室で見た奏さんへ向けた優しい表情。
「私も奏と同じように託したぞ」
翼さんは空気の読めないポンコツを発揮して言葉足らずの思いを私へ託すとそのまま了子さんへと突っ込んでいく。高く跳躍して大きな大剣を了子さんの張るバリアに似た物に突き立てるとそれを足場にさらに跳躍。
「立花ぁぁあああああ!」
炎の宿った双剣を手に翼さんは…翼さんは―――――――
「わぁあああああ!!!」
――――――光り輝く塔へと突入してしまった。
塔はその後全体的に光る亀裂が出来て大爆発した。その光景をやはり私は動けずに見る事しかできなかった。
爆風が晴れると塔は崩壊しており翼さんの姿は見えなかった。
視界が歪み額を涙が流れるけど声が出せない、動くことも声すら出すこともできない。私ってやっぱり何も変わんないんだ。黒くてドロッとしたものがまた溢れそうになったけれど寸前のところで止められる。
「ハァハァ、響ちゃん」
いつの間にか近くへ移動していたゴーストさんが私の肩へと手を置く。
移動した跡には這いずったと思う血痕が残っていて顔にバイザーの様な物がついているからはっきりとはわからないけど顔色も悪そうだ。
「またお兄さんに慰めてほしいのかな?でもダメ。教えたでしょどんな時でも何とかなるさってさ」
その手は淡く光っていてそしてあったかく懐かしい感覚が流れてくる。
「だから頑張って…らっしゃい…響ちゃん」
そのままゴーストさんはまた倒れてしまって手が離れる、だけど――――
カチリと心の欠けた物が収まる音がしたような気がした。
はえー、本編のシリアスと絡めるのって難しい。
~どうでもいい設定~
橘響輝の前世では実は・・・ガンダム好きだった
響輝(前)「1分の1スケールガンダムサイコー!」
友達「今はユニコーンだけどな」
響輝(前)「フラッグも1分の1スケールの像でも立ててくれないかな???」