シンフォギアの世界で偽物やってます   作:サソリス

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マリアの誕生日なのにまだ出してないために書けなかった気持ちを今回の話にぶつけたら予想以上に制作に時間がかかって疲れ果てたので投稿します。

コメントありがとうございます!

 やっぱりね、章が終わったら最後には絶唱しないシリーズを投稿しなきゃ(使命感)
今回はなんか難しそうなことが書いてありますがへー、この世界ではそうなんだー(脳死)
程度にマジレスせずに考えてくれればと思います。正直カフェインを決めてない脳では難しすぎたんや・・・


絶唱したくないシンフォギア!

 これは待機期間の三週間の間に起きた物語の一部である。

 

「ゴーストさーーーん!顔はこの際見ませんから本名だけでも教えてくださーーーーい!!」

「いーーーーやーーーーーーじゃーーーーー!!誰が教えるもんか、この好きなものご飯&ご飯!」

【おいかけっこだー】

 

誰か!誰かこの推しであるバカを止めてくれーーー!(涙目)

 

現在仮説本部内の訓練場にて響に追いかけ回されている偽響こと橘 響輝です。

なぜこのような事になったかと言うと少し前まで遡る必要があります。

 

 破片の爆発から奇跡的に生き残り、仰向けでカディンギル跡地の近くに存在する港で浮かんでいた所を発見された俺は体に異常はないかを調べる為に一週間半程度検査入院をしていた。その結果だが何故か問題無しと出た。話によると前に検査した時は過去に使われたと思われる薬品の副作用による内臓機関の不全や身体を無理矢理強化する為の手術の後遺症などなどあったらしいのだがそれが傷痕などは残っているので綺麗とは言い難いが無くなっていたらしい。ってか身体強化のための手術ってこの世界強化人間を生み出せる技術が出来上がってんのかよ。流石は近未来、怖すぎる。

唯一の怪我はあの時折れた左腕ぐらいだったので担当したお医者さんには大変驚かれた。

 

「前に見た時はあれだけの大怪我を負っていたのに…君の治癒能力はすばらしい。この骨折だって2〜3ヶ月かかる傷のはずだが既にほとんど治りかけている、これは奇跡だ!」

「確かにすごいですね〜怪我してもすぐに治るだなんてまるで魔法みたいだ〜」

「その通りだとも!」

 

まぁ、その後何故か口説かれたが。アダムス医師、あなたいい大人でしょ? 何で高校生口説いてんの。だから入院中仲良くなったサンジェルマン女医やニューハーフのカリオストロ看護師、ブレラーティ薬剤師にセクハラで訴えられるんだよ。同じ病室にいて同じように口説かれていたテイキンちゃんが心配だなぁ…あの3人がいれば大丈夫だとは思うがアダムス医師、顔と声だけは良いからな…ファッショセンスは最悪だったけど。

それでも俺が元男でなければ惚れてた自信がある程にはカッコ良かったなぁ〜。

 

 話が逸れたがそんなこんな事がありつつ退院してあの5人と連絡先を交換して別れを告げお世話になった病院を後にした直後であろうか、黒服の男達に囲まれて黒い車へとドナドナされた。

この時めちゃくちゃ頑丈な手錠と視界を隠す頭陀袋を付けさせられてわかったね、二課もとい政府からのお迎えだって。仕方ないね、あれだけの事に関わったんだ流石にもう逃げ切れるとは思ってはいないし元完全聖遺物であるデュランダルの一部は俺のギアに組み込まれてしまっているしギア状態のイチイバル、アメノハバキリの破片も組み込まれちゃっていて特殊すぎるギアになっちゃってるから正直捕まえない理由が見当たらないんだよな。俺は特に抵抗もなく連行されて行った。だって最大の問題であるフィーネは生きてはいるが、あの最後の言葉を聞く限り改心したみたいだからある意味は安心できるけど…怖いなぁ。

 

そのまま暗い部屋へと連れて頭陀袋を外されるんだけど…いや、本当に暗いな。フードを深く被り直しバイザーを着けるが…くそぉ、取り上げられなかったけどバイザーの電源、入らなくされてるんだよな。

 

【う〜ら〜め〜し〜や〜】

 

光の球である響輝ちゃんが出てくるのだが俺は即体の中へと戻す。人魂みたいに現状なってるヒビキちゃんがやると洒落にならないからやめようね、普通に怖いから。

ヒビキちゃんのおふざけに本気でビビリながらじっとしているともう一つの入り口だろうか、光がさし誰が入ってきた。

 

「ん? まさかそこにいるのは響輝か!?」

 

なぬ! その声は我が友人雪音さんではないか!?俺は声のする方向へ走ると手錠で怪我をさせないように飛びつくように抱きついた。

 

「クリスちゃーーーーん!」

「げ!?バカの方だったのか!?」

 

その様子に響と間違うようだけど…仕方ないかバイザー上にあげて素顔晒してるし。なら響と同じように自己紹介して気づかせますか!

それにしても雪音さん、いいお胸をお持ちで…ごちそうさまでした。

頭の中で大きな二つの果実を拝みながら一旦離れ息を大きく吸い込んだ。出来るだけ似せなきゃね。

 

「橘 響輝15歳! 身長は分からなくて好きな物はお弁当屋チフォージュ・シャトーの期間限定発売、奇跡の思い出弁当と30億の絶唱弁当! 体重は測ってないから今度測って教える! 最近の思い出は地球が青く大きく偉大である事を成層圏を降下中に気づいたことかな、あえて追加して言うならクソ熱かった!」

 

雪音さんはこちらを信じられないような表情を浮かべてやがてその瞳から涙を流しながら怒りのような嬉しさのような感情の混ざった表情を浮かべる。

 

「響輝ッ! 聞いたぞあたしたちが破壊した欠片と同じぐらいの物を二個も防いだとか無茶しやがって、それに連絡もよこさず今まで何してたんだ! それにクソ熱かったってその左腕もその時の傷か!」

 

雪音さんは流れた涙を拭きさらに出そうになっている涙により涙目になりながら俺を叱る。叱られるのは久しぶりだなぁ〜愛されてるなぁ〜

 

「ごめんごめん雪音さん、あの時は時間がなかったもので俺しか対応できなかったんだ」

「だからってよ…そんな怪我まで負ってよ…」

「この傷は別件だから、うん別件だから」

 

気づいたら負ってた傷だし、別件よ別件。

雪音さんをなだめていると雪音さんが入ってきた扉とは別の扉が開いて光が差してくる。雪音さんの手を引き扉の奥へと進むと―――――

 

 

「二人共ようこそ特異災害対策機動部二課へ!」

 

 

複数の破裂音と共に紙吹雪などが頭の上からひらひらと舞い落ちてくる。

 

「へ?」

「?…あ、そういう事か」

 

そのインパクトに上げていたバイザーが下がり、涙目だった雪音さんが正気に戻って何か思い出したかのような表情を見せる。数多くの混乱を他所に数人いる人の中から赤い上着を着た男の人が‥‥風鳴 弦十郎が歩んできた。

 

「実は二人を二課で引き取る事が決定してね、今日はその歓迎会ってわけだ」

「響輝が生きてる事に夢中で今回の歓迎会の事忘れてた…すまん。それに私の歓迎会だと思っていたから‥‥」

「いいよいいよ別に。それにしても…へー引き取る事を決定ね…本人の了承なしに決定したことはこの際気にしないとして二人共って事は俺も装者として組み込まれるのかな?」

 

少しばっかり不信感を隠せないのは仕方のない事だと思う、うん。だってここまでがっちりとした拘束を施して連れて来られたんだから‥‥なんか響の二課への歓迎会に近いものを感じるわ~

少しばかり遠い目をしていると説明をしてくれる。

 

「いいや君は装者としてではなく民間の協力者という形になるがな」

「ふーん…このガングニール…というには変質すぎたギアは使わないのか?」

 

私は胸のギアを取り出す、そのペンダントは完全に赤一色ではなく青色や濃い紅色、金色の輝きが所々混じっている。それを見せていると後ろから声がかかる。

 

「それについては私が説明してあげる」

 

弦十郎の後ろから白衣を着た女性が‥‥ってフィーネ!?

過去敵対してちょっと警戒していた金髪の女性が現れた為についつい身構えてしまったが横にいた雪音さんから止められる。

 

「やめとけ、こいつはフィーネであってフィーネじゃない」

「どういうこと?」

「実はね…」

 

本人から説明を聞くとどうやら自分がやったことが原因らしい。

融合したネフシュタンの鎧が一部残っているせいで大部分の鎧と一緒にフィーネとしての人格は消滅したけれど塗りつぶされたはずの櫻井了子としての人格が蘇り記憶の一部を引き継いで生存してるとかなんとか。

……だから瞳の色が紫なのかな? 引き継いだと言ってもシンフォギアに関することの一部のみで自分がやってきたことや俺の過去は何も覚えてないとのこと。

 

「そう言うわけで私は一言で言っちゃうとフィーネの抜け殻ってことよ、警戒しなくても私は何もしないわ」

「な、なるほど。それでなんで装者として組み込まれないんですか?」

「それはあなたの記録、正確にはゴーストとしての活動記録が抹消されることが決定してるからなよ。はい外れたわよ」

【しゃばのくうきはさいこうだぜー】

 

ヒビキちゃん病室で見てた映画、【世界一の極寒から脱出せよ。大脱獄ロシア編】よく見てたからって今言うセリフじゃないと思うよ。

フィーネ―――ではなく了子博士は付いていた手錠を外し俺はその跡をさすりながら疑問に思う。抹消? どゆこと?

 

「まぁ、抹消って言っても名義変更のようなものね。元諜報機関だった人間が多くいる二課が逃がしたフリーの装者がいただなんてここを潰したい人たちからしたら絶好のネタよ。だからそれを隠すためにゴーストの記録はすべて双子のようにそっくりである響ちゃんの戦績に組み込まれるわ。だからそれによってゴーストと言う名義も含めての記録は抹消されるの」

「政治的理由ですか…」

「そうよ、ただでさえ今の防衛大臣は親米派で欧米の意見が通りやすくなっているんだから。それで響ちゃん以上のイレギュラーな装者であるあなたの事を知られると色々と不味いのよ」

「へーそれで真っ白になった自分を民間の協力者として引き取ると…まぁ、貴重なレアケースである俺はギリギリとはいえ適合者でもあるから仲間にしない理由もないか」

 

了子博士から説明を聞いて納得していると騒がしい声が聞こえてくる。

 

「あ!そのフード姿、ゴーストさんだ!!!」

「こら、立花」

 

後ろを向こうとしたがふわっと背中に柔らかく暖かい重みがのしかかった……流石俺の推しだぜ、良いものをもってやがる。

 

「重いぞ」

「お、重くないもん!」

「このバカ!早く離れろ」

「立花、今日はこの二人の歓迎会なんだぞ。その主役に迷惑をかけるとは何事だ」

「うぅ・・・・」

 

ゆっくりと俺から離れていく響・・・・そうか二課ってことはこの二人がいてもおかしくはないのか。

その後なんやかんや響と翼さん、雪音さんの会話を近くにあったオレンジジュースを飲みながら聞いていると改めて自己紹介することとなった。

 

「改めて!立花 響15歳です!」

「初対面の時は剣を向けてすまなかった、風鳴 翼だ」

「えっと…雪音 クリスだ。よろしく」

 

三人の自己紹介が終わり次は自分なのだが‥‥直感的にめんどくさい事、何かヤバい事となると悟った俺は―――

 

「ご存じの通りゴーストだ。よろしく頼む」

 

―――あの名前を使うことにした。

それに対して雪音さんはなんだか納得顔になり翼さんは「ゴーストが本名だったのか?」などとポンコツを発揮して二人に関しては問題なかったのだが。

 

「なんで名前を教えてくれないんですか!!」

 

俺の推しである響が騒ぎ出した。

いや、今だって若干声色を変化させて喋ってるからいいものを君とほとんど一緒ってぐらいにはそっくりで名前も読み方的には同姓同名なんだから混乱するだろうからな。

その後も何度も名前を聞いてくる響だったが…すげぇしつこーい! 性格知ってて覚悟はしてたけどここまでしつこいものなのか???

 

ついには俺は我慢できなくなって会場を走りだすんだが…

 

「教えてくださいよ、ゴーストさーーーん!!」

 

やっぱり追いかけてくる、その後ろにはあきれ顔の雪音さんに本当にゴーストと言う名前は本名なのか? と考え続けている翼さん、大笑いしながらそれを見送る司令その他大勢・・・・いや、弦十郎司令止めてくれよ!

 

そして逃げ続け今の状況に至る。

 

「もう逃げられませんよ~ゴーストさん」

「っく、ここまでか」

 

正直フィーネとの戦いもここまで追い詰められてた事はなかったが…まだだ!

 

「まだ終わらんぞ!」

 

響へと突撃して。

 

「ちょっせぇ!!!」

「えぇ!?」

 

響の上を宙返りで飛び越し真っすぐに走って―――

 

「助けて雪音さーーーーん!」

「えぇ!?」

 

俺は雪音さんに泣きつくのであった。

その後ちゃんと雪音さんの協力もあって響を説得でき、翼さんの誤解も解いた。普通本名がゴーストってありえないでしょう。

 

 




はえ~、マジ今回書くの疲れたー・・・・XDやろ。
まだリリカルコラボの翼の育成終わってないからやらなきゃ・・・

~どうでもよくない設定~

 響輝のギアに組み込まれている試作品のダイレクトフィードバックシステムは実は…根本的に変化して別物と化していた。

名称:仮称・Z.E.R.O.System 【試作ダイレクトフィードバックシステム】

 本来なら装者の脳に「情報」を画として直接映写する機能の試作品だったものがガノタの心境により影響されたXDモードによって変化したもの。
元の性能から試作品ギアの拡張能力を利用して超高度な情報分析を可能とする機能を作り出し状況予測を行い、毎秒毎瞬無数に計測される予測結果を複数割り出し統合して装者の装備するバイザーへと提示するシステムとなった。
戦闘時も予測結果から割り出した結果を装者の動きをアシストする形で脳の発する信号へと介入して補正を行う。

一見チートに見えるがアシストが入るとギアの要求するフォニックゲインが跳ね上がるために実質DXモード時にしか使えない為に完全に参謀のような立場に収まっている。

愛称はバイザーさん。
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