コメントありがとうございました!
いやーG編見ながら書いてたら楽しくなってきちゃいまして何時もより1300文字ほど多くなっちゃいました。そして自分の一番好きな曲を書いてたってのもありますね。
そういえば今日は失敗せずにアイスコーヒーを作ることに成功しました!
今度はGXに出て来たビーフストロガノフに挑戦してみたいと思います!
【それでは前回までのシンフォギア!】
橘響輝は同じ装者で瓜二つの顔をしている立花響の代理として小日向未来とその学友たちを共に悲しませるわけにはいかないとSAKIMORIである風鳴翼のステージを見に来ていた。
しかし途中、今夜限りのコンビ相手、マリア・カデンツァヴナ・イヴがノイズを出現させてしまいライブは無茶苦茶になってしまう。響輝はこの緊急事態を打開すべく本部と連絡を取りながら疾走するのだが‥‥
ここから先は本編をどうぞ。
本編どぞ。
「私が王道を引き、私達が住まう楽土だ。素晴らしいとは思わないか?」
ステージの表舞台、私の目の前にはシンフォギアへと身を包み自分たちは武装組織フィーネだと宣言したマリアが佇んでいた。
ノイズを操れることを理由に24時間以内の国土割譲を要求してきた…だが、24時間以内だなんて現実味が無さすぎる。
「何を意図しての語りか知らぬが…」
「私が語りだと?」
「そうだ、シンフォギアは貴様の様な輩に纏える物ではないと覚えろ!」
私はギアを纏う為に聖唱を紡ごうとするが‥‥
【待ってください翼さん!】
耳に身に着けていたインコムから緒川さんの声が聞こえて来た。
【今動けば風鳴翼がシンフォギア装者だと全世界に知られてしまいます】
「でも、この状況で…」
【風鳴翼の歌は―――】
「!」
インコムから聞こえたその声は普段の緒川さんらしくない感情のこもったものだった。
【―――戦いの歌だけではありません、傷ついた人を癒し勇気付ける歌でもあるのです。それに…】
【俺が動いている】
インコムから聞こえてきたもう一つの女性としては少しばかり低いトーンの声…
「ゴーストか」
【そうだ、ちょうど響の代わりとして会場に来ていたんだが…とんでもないことになったな】
【現在、フェイクがテレビ中継をコントロールしている場所へと向かっているのでもう少し待っててください】
その報告に安心するがこの観客はどうするべきか…
「確かめたらどう、私が言ったことが騙りなのかどうか」
「…」
一触即発の空気が流れるがそれを崩したのはマリア自身だった。
「なら、会場のオーディエンス諸君を開放する!」
「なに!?」
まさか!自分からこの有利な状況を捨てるというのか!
「ノイズに手出しはさせない、速やかにお引き取り願おうか!」
「…何が狙いだ」
「ッフ」
マリアは私の問いに鼻で笑う程度で返しその勝ち誇った表情を崩さない。
「このステージの主役は私、人質なんて私の趣味に合わない。それにこうしないと現れない可能性だってあり得るのよ」
シンフォギアに搭載されている通信を使っているのだろう、小声で何か言っているようだが私には聞こえなかった。くそ、こうなるなら緒川さんが何故かライブ前に持っていた小さい音でも拾える機械を借りておけばよかった…しかしなぜそんな物を所持していたんだろう? ファンから私を守るためだと言っていたが謎だ。
その後観客は避難して残るは私とマリア、ノイズのみ。
ただ、どうしても気になることがあるそれは―――
「なぜお前がその黒いガングニールを纏っている!」
マリアが纏っているシンフォギアは目を疑うようだがガングニール、それもゴーストと同じ黒いガングニールだった。
「これは元々家族の使っていた物でね、今はこうして私が使わせてもらってるのよ」
「マリア…貴様は一体…」
マリアはそう言うと手に持っていた剣の形をしたマイクをこちらへと向ける。
「観客は皆退避した、これで怪我人が出る心配もない。それでも私と戦え無いというのならそれはあなたの保身の為」
「っく、カメラさえなければ・・・」
私達がにらみ合いを続けているとインコムから通信が入る。
【コントロールルームでは時間がかかりすぎると考え発電室に到着した】
ゴーストの声だ、これでカメラが止められたならば私はギアを纏える。胸のギアを握りしめマリアの動きを観察して隙を伺うが今聖唱を紡ぐのは難しい。
【カメラを遮断する為にブレイカーを落とす。その結果照明も落ちるから予備電へ切り替わる前にギアを纏ってくれ…その後コンビネーション・プランc43を行う】
「了解」
【それだと照明と一緒にカメラが再起動するんじゃ…】
【緒川さん…アシストよろしく!】
【無茶ぶりが過ぎますよ・・・まぁやりますけど】
あきれ返った緒川さんの声でついつい頬が緩むのを自覚するがもうすぐ戦いが始まる…気を引き締めなければ。
「あなたはその程度の覚悟しか出来てないのかしら?」
【カウント、3・2・1】
マリアがマイクで斬りかかろうとこちらへ飛ぶが―――
【今!】
「なに!?」
照明がすべて落とされステージは暗闇に包まれた。私は胸の歌に従い聖唱を紡ぐ。
暗闇の中、ギアがペンダント状から私が作り出したフォニックゲインに反応して再構築され鎧を形成していく。
照明が明るく再度照らし出されるとマリアがこちらを驚くような表情で見ていた。
※※※
夜のお空は気持ちいなぁ(小並感)
【ふぅ~、ギリギリ間に合いましたよ…今度からこんな無茶ぶりをするときは事前に言っててもらわないと困ります】
「すいません、すいません、照明を落とさないとこっちも飛び立つ時に目立っちゃいますのでね。仕方ない事です」
【確かにそうなんですけど…】
「それじゃもうすぐポイントなので切りますね」
俺は通信を切り近くなってくる欠けた月を見る。現在俺はライブ会場の発電機をぶっ壊して上空へと飛んでいる最中だ。
何故そんなことができるかと言うとXDモードとなった結果ギアその物の形状が変化して飛行能力が追加されたからだ。
上半身のデザインは変わらないもののオレンジだった場所が灰色へと左半身を中心に一部変化して左腕は完全に真っ黒の色へと変化している。背中にはウェポンベイとフォニックゲインを供給するためにエネルギー増幅装置としてデュランダルを内蔵した大型のスラスターを背負っている。そしてスカート部分、特に腰の部分にもスラスターが追加された。横の部分のアーマーはXDモード時に使用していた物の簡易版が取り付けられていて小型端末、ファングも6機から4機に減らされサーベル機能はオミットされたが代わりにリアルタイムに
そして最大の特徴が任意でアウフヴァッヘン波形の反応を遮断することが可能な事だ。結果ステルス性能に優れているがその代わり他の装者が纏うギアよりも防御力が低く一応は了子博士に調整はしてもらってるもののバイザーさんの情報処理能力が無ければまともに運用できない欠陥品となってしまった。
「狙撃ポイント到着! ノイズはこちらに任せてそのガングニール装者に集中してくださいな」
【助かる、正直私も他にかまっていられるほど甘い相手ではないと思っていたところだ】
なんで空中に向かったかと言うとコンビネーション・プランc43が関係している。これは俺が見つからないように援護するためのプランで民間人がいない事を前提に俺が雑魚掃除を翼さんなど正規の装者が大物を狩る事とを目的としたものだ。まぁ空中っと言ってもほとんど成層圏ギリギリのところなんだけど。
体をすべてのスラスターでホバリングさせて体制を安定させるとウェポンコンテナから武器を取り出す。
「しっかし、ツインバスターライフルになるだなんて誰が予想できたよ」
取り出したのは月の欠片の破壊でも使ったイチイバルのアームドギアが変化した白黒のツインバスターライフル。威力はXD時の7割まで下がっているがそれでも十分強力だ。
【“I'll be I'll be” Repeat once more Choice your story 構えろ】
歌を歌うことによりフォニックゲインが発生してデュランダルを通りそれを増幅、腕からライフルへと伝達される。
【この世界はちょっと前から 二つのpieceを並べたてて 比べたがるらしい 憧れは嫉妬になり 正義は悪で 強ささえも弱さに置き換える】
腕の内臓式のスクリュー状の軸回転機構が火花をあげながら回転を始め冷却を開始、それによって白い煙がもくもくと両腕から排出されていく。
【はいそうですか 勝手にしといて吐き捨てるのがやっと 幕は上がってるよ】
それを会場のノイズ達へ向けるとバイザーにロックオンの知らせが入りエネルギーを充填していき。ターゲットロック、ツインバスターライフル発射。
【撃ち抜けよ運命!】
【我流・ツインバスターライフル】
そのロックオンに従いビームを発射してノイズを倒す為に会場の観客席ごと地面を抉っていった。
【High thrill High risk Heartless game 甘えた 泣きたい、逃げたい、失いたくない 通じないんだって!】
その威力は絶大で数多くいたノイズを一撃で半分近くも葬り去った。
【弾き出せ運命 誰も真似ができないアクションで 後悔したくない、君を守りたい 思いつくままでいい】
取り逃がした個体も会場で情報収集させている4機のファングで確実に炭素へと変えていく。
【台無しになっちゃう前に―――】
爆風が立ち込め辺りを隠し、翼さんが払った剣の風圧により晴れると。
【―――Choice your story 構えろ】
―――――後に残ったのは無残に抉れた観客席跡と元ノイズである炭素の塊だけであった。
「殲滅完了っと…そっちに援護はいるか?」
【助太刀無用!】
おうおう、翼さん燃えちゃってまぁ…って物理的に燃えてる!?
かなりの距離があるがファングからの映像により二本の剣を合体させて作りだした炎を纏った技でマリアを攻撃できたのが確認できた。
「話はベッドの上で聞かせてもらう!!」
「っく!」
それから追撃を繰り出そうとする・・・しかし。
「!?」
後ろから突如ピンク色の丸鋸のようなものが次々と飛んで来た。それを剣を回転させて防ぐけれど・・・
【首をかしげて 指からするり 落ちてく愛をみたの】
【α式 百輪廻】
「いくデス」
【切・呪リeッTぉ】
突如現れた二人のピンク色と緑色の装者から追撃されるが・・・俺がいる事忘れてない?
ツインバスターライフルを分離させ翼さんの左右から迫りくる緑色のブーメランを左右とも蒸発させた。
「デス!?」
緑色の子はその様子に驚きを隠せない様子だった、そりゃいきなり何処かから攻撃を防がれたとなればビックリもするわ。
「危機一髪」
「間一髪デス、があの攻撃は何処から来たデス?」
「装者が三人!?」
明らかに接近型の装者が三人、混戦状態となると自分は援護できなくなるので実質3対1か・・・不味いな。
「調と切歌に救われなくても隠れているもう一人の装者含めて遅れをとるような私ではないんだけどね」
「貴様みたいのはそうやって―――」
「?」
あ、二課のヘリだ。
「――――見下ろしてばかりだから勝機を見落とす!」
「上か!」
ヘリから出てきたの我らが主人公、響とマイフレンド雪音さんだ!うぁー普通にかっこいい。
「どしゃぶりな十億連発!」
【BILLION MAIDEN】
雪音さんは降下しながら三人の装者へ向けてガトリングで射撃する、それを左右のピンクと緑の装者が避けマリアがマントで防いだ。
防いで身動きが取れない間にその後に降りてきた響から拳を叩き込まれるがそれも回避してマントで追撃をする、響もそれを間一髪で回避すると翼さんも含め俺が抉った観客席の方へと退避した。
それにより対面する両陣営の装者達。響が何か言おうとするがそれよりも早くマリアが口を開いた。
「響輝、ようやく現れたわね」
「デス」
「でも、なんでそっち側なの?」
【こわい】
なんとなく寒気がする。
「え!?なんで私の名前を知ってるの?!」
「うろたえるな立花!」
「二課の装者の情報でも調べていたんだろうよ」
【いたい】
ギアで体は守られているから高高度による身体的な異常ではないんだろうけど…やっぱり寒気が止まらないし痛い。
「大方記憶を失った響輝に洗脳治療でも施しているんだろうけど…その子は私達の家族、返してもらうわ」
「響輝さんを返すデース!」
「今の響輝さんは偽物…早くあの優しい響輝さんに戻さなきゃ…」
【いや…】
異常ではないとすると…体が拒んでる?
「…どういうことだ?」
「立花、知り合いなのか?」
「わ、分かりません!全っ然身に覚えがありません!」
【いやぁああああああ‼】
なぜ、あの三人の装者を見ると寒気と一緒に背中にある一番大きくて新しい傷が痛むのだろうか…わからない。
疑問に思いながら俺は内容は聞こえないが言い争っている装者達を見守るのであった。
やっぱりThrill, Risk, Heartlessは最高だ…この曲だけならカラオケで95点以上取れるぐらいには最高だ。
それと最近響輝のシンフォギアを纏った絵を描き始めたんですけど‥‥無理!文字ばっかり書いてる人間には絵心皆無です!・・・絵がうまい兄貴、姉貴達おにゃしゃす!俺に絵心をクレメンス!
【次回予告】
突如として現れる3人の装者達、どうやら響輝のことを知って家族だと言っているようだが‥‥真相は定かではない。
しかし、やめて翼さん!これ以上キッチンに立って危険物を増やさないで! 響はその危険物を食べようとしないで食べてしまった雪音さんの安否確認を!
次回【三人+αによる絶唱!】
さぁーってこの次もさぁーびす、さぁーびす!
どうやら次回予告に前回の【~どうでもいい設定G~】の内容が混入してしていました。お詫び申し上げます。
~どうでもいい設定G~
立花響は実は…おかしな現象の被害に悩まされている。
響「ゴーストさん聞いてくださいよ~最近変なんです」
響輝「変って?」
響「やった覚えのない宿題だったりレポートだったりが何故か終わった状態であることがあるんですよ~」
響輝「こ、小日向さんが代わりにやってくれたんじゃないのか?」
響「私もそう思いましたけど未来はやってないって、どういう事なんでしょう?」
響輝「さ、さぁな」
響輝はこの時こう思った。
響輝【やべぇ…普通に最初は善意でやってたけど途中からたのしくなってレポートを終わらせたのは不味かったか‥‥今度から控えよう】
響輝がやったレポートの点数は響が出したことのないぐらい高得点だったそうな。