シンフォギアの世界で偽物やってます   作:サソリス

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タイトルでネタバレしてく系走者なのでRTA辞めて投稿します。

今回も戦闘シーンを書くのが楽しすぎて文字数が5000弱になっちゃいました。
絵を描くのは一応続けているんですが…何分時間がないために書けてません…すまねぇ兄貴、姉御たち、罪な走者を許してくれ、コメディぶっこむから。



それでは前回のシンフォギア!

翼です、最近緒川や立花達が料理をさせてくれません。何故でしょう? 前回食べたときはまず雪音が美味しすぎて気を失い、立花は青い顔して頬張り続けゴーストなんかは泡を吹きながら気絶するほど好評だったのに…何故だ。こうなったら実力行使で緒川さんから実力行使で奪うしかないのか…それでは私達が活躍する本編を、どうぞ。





三人+αによる絶唱!

あれは…誰だ?

 

「響輝…もうギアなんて纏わなくてもいいのよ、私達が守ってあげる」

「デスデス!、早く響輝さんを返すデース!」

「可哀そうな響輝さん…元に戻してあげなきゃ…」

 

 その後響が説得している様子が見られたが…失敗、三人の装者と戦闘となり牽制し合うが両者動かない。

そしてあの三人を見ていると何だか不気味な気持ちにもなる。そのことを疑問に思っていると俺の胸の奥からからドロッとしたものが溢れ出てくる。この感覚、前にも覚えがあるな…ヒビキちゃんが何かこの三人と関係してるのかな?

そう考えを巡らせヒビキちゃんへと話しかけようとしたとき丁度通信が入った。

 

【牽制し合ってもらちが明かない。ゴースト、お前が戦端を開いてくれ】

「了解」

 

狙いは足元、響に気を取られているうちに撃ち放つ!

 

【我流・ツインバスターライフル】

 

ビームは狙い通り三人を捉えるのだが。

 

「ッチ!うっとおしい」

 

そのビームは軽々と避けられてしまい余波が逆に響達を襲った。

 

【おい! なんでこっちに爆風が来てんだ、何にも見えねぇじゃねぇか!】

「す、すまない、照準がズレた」

 

普段なら撃つ瞬間のみアシストを入れてズレないようにしているんだけど…何故か外した。まるで当てたくないかのように。直ぐにバイザーさんにデータを補正してもらい問題は解決したが。

 

「この世界には変えられた響輝さんのような偽善者が多すぎる」

【だからそんな…世界は…伐り刻んであげましょう】

 

何故か相手側の装者達は響を中心的に狙っているらしくマリアを翼さんが緑の子を雪音さんが足止めをしている状態だ。

 

「近すぎんだよ!」

「そっちこそ邪魔するなデス!」

 

本来なら中遠距離が得意な雪音さんが接近戦をしている、援護せねば。

俺はバスターライフルを両手で構え威力は下がるが弾速と連射性能に優れたモードへ切り替えると緑の子へ構える。

 

「雪音さん援護します」

【お、おう!】

 

鎌状のアームドギアを回転させて雪音さんの射撃を防いでいる所に撃ちこむ。今度は避けることもできずに直撃した。

「切歌!」

「切ちゃん!」

「だ、大丈夫デス。まだいけるデス!」

 

直撃した子はステージの電光板へ吹き飛んでしまうがすぐに飛び出してくる。

再度バスターライフルを撃ち放つが避けられて中々当たらない。

 

「さっきからうっとおしいデス!」

 

【切・呪リeッTぉ】

 

緑色のブーメラン状の鎌が二つ高速でこちらへ飛んでくる。

 

「おりゃッ!」

 

成層圏ギリギリを飛んでいるはずの俺を正確に捉えるそれを俺は全力で回避運動を行って回避するんだけど…ほんとシンフォギアってすごいな、物理法則完全無視じゃん。

お返しにと低出力で撃ちこむがそれは軽々と避けられてしまった。

 

「っく!」

 

そんな事をしていると翼さんもマリア相手に苦戦しているようで苦い表情が見えた。

 

「ファング!翼さんを助けろ!」

 

【我流・ファング】

 

俺が指示を送ると映像をこちらへ送っていた端末達が赤い光を出しながら飛び回りマリアへと襲い掛かる。

 

【ゴーストか!】

「その端末は単純な動きしかできないのでそこまで期待しないでくださいよ」

【それでも気を逸らせる、それで十分だ!】

 

「なんなのこの攻撃は!」

 

マリアは逃げ回るファングに気を取られているようで翼さんの攻撃を捌ききれてはいない。

これで二人の問題は片付けられたけど‥‥

 

「なんで私達が戦わなければいけないの!」

「響輝さんは優しかった…けど、そんなに甘くはなかった!」

 

ピンク色の丸鋸をさらに射出してそれを避け続ける響・・・なんで攻撃しないんだ?

 

「私は!困ってる人を助けたいだけで‥‥」

「それこそが偽善」

「!?」

 

動きが止まる両者。

 

「痛みを忘れた今の響輝さんに、誰かの為になんて言ってほしくない!」

 

【γ式 卍火車】

 

伸縮可能なツインテールの先に大きく2枚の巨大鋸が形成されそれを投擲、響へと迫るが…

 

「どんくさい事してんじゃね!」

「気持ちを乱すな!」

「は、はい!」

 

雪音さん、翼さんに助けられる。俺もファングを操作して集まった三人の周りを回らせ次なる攻撃に備える・・・が。

 

「!?なんだあのノイズは!」

「わぁ!何あのいぼいぼ!」

 

突如会場の真ん中に緑色をした巨大なノイズが出現した。

 

「増殖分裂タイプ」

「こんなの使うなんて聞いてないデスよ!」

 

マリアはそのノイズを確認すると両手首部分のアーマーを重ねアームドギアを形成する。

 

「アームドギアを温存している!?」

 

その様子に翼さんは驚いているようだった。多分ポンコツな翼さんの事だからあのマントがアームドギアだと思ってたんだろうな…

アームドギアの刀身をそのままノイズへと向けると刀身を展開して形成した砲身部を出現させる。

 

【HORIZON†SPEAR】

 

その砲身部から高出力のエネルギービームが発射されてノイズを貫くが。

 

「おいおい自分たちが出したノイズだろ?!」

 

そのノイズは眩い光を出しながら爆発した。

 

「ここで撤退だと!?」

「せっかくあったまってきたところでしっぽを巻くのかよ」

 

光が収まるとマリア達の姿はすでになく代わりに散らばってしまったノイズが溢れていた。そのノイズは別れた破片がそのまま一個体として増殖を始めている。

 

「流石に降りるか」

 

ツインバスターライフルをコンテナへ戻してスラスターの出力を下げた。それによって体が地球の重力に引かれ自由落下を始める。

 

「おりゃぁああ!」

 

俺も落下中に両手首部分のアーマーを重ねアームドギアを形成するとそれを進行方向へ向けて投擲、装者達に迫るノイズを貫いた。

 

「グラハムスペシャル!」

 

その後は止まるべく真下へとスラスターを全力で吹かして急制動を行い装者達の前へ降りる、そしてホバー状態となり装者達へと合流した。

でもそんな事をすると当然強い風が吹くわけで。

 

「うぁ!?ビックリした!」

 

こんな風にビックリされるのでやめましょう。俺は槍を回収すると他の装者達と背中合わせの状態となった。

 

「こっちに来て大丈夫なのか?」

「状況的にその方が有利だと判断したのでね」

「後でしりぬぐいをするフィ、了子博士に怒られても知らねぇぞ」

 

四人はそれぞれの武器を構え周りを取り囲むノイズを観察する・・・のだが。

 

「それでも急に落ちてくるのはやめてくださいよ、ビックリしちゃうじゃないですか!」

「ごめんごめん、後でキャロさんの弁当奢るから許して…ね?」

「チフォージュ・シャトーのお弁当ですか! やったー!約束ですよぉ~?」

「立花は単純だな…それで、私にも当然選ぶ権利はあるのだろう?」

「あんたも似たようなところあるじゃねぇか……あたしはハンバーグ弁当な、忘れるなよ」

「っく、響だけかと思いきや他二人も乗ってきた‥‥まぁ、奢るけど」

 

なぁーんでいっつも戦闘中に四人そろうとこんな会話ばかりなんですかね?

大体仮設本部内での休憩時間や訓練中でも似たような会話をしている、弦十郎司令からは集中しろとよく怒られるんだけど何故かみんな治んないんだよな…なんでだろう?

 

そうしていると俺が貫いたノイズは元の姿へと元に戻っている。再度翼さんが攻撃するが何事もなかったかのように元に戻ってしまっている。

 

「こいつの特性は増殖分裂」

「ほおっておけば際限ないってわけか、そのうちここから溢れ出すぞ!」

「んー…早く倒さなければ被害が…どうやって倒したものか」

 

俺達4人は考えていると緒川さんから連絡が入る。

どうやら会場のすぐ外には逃げて行ったたくさんの観客がまだいるらしい……ヤバいな、こいつらを出すと小日向さんや来ているはずのキャロさんがノイズに襲われちまう。

 

「迂闊な攻撃では分裂と増殖を促進させるだけ…」

「どうすりゃいいんだよ!」

「せめてXDモードが使えればな…」

 

三人そろって案が出ず詰んだかと内心思ったが。

 

「…絶唱」

「!」

 

そうかその手があったか!

響が出した案、それは絶大な攻撃力を秘める技、絶唱。しかしその代償として装者にはかなりの負担がかかり最悪死んでしまう諸刃の剣…しかし俺達には考えがあった。

 

「絶唱です!」

「あのコンビネーションは未完成なんだぞ!」

「増殖力を上回るほどの破壊力で一気殲滅、立花らしいが理には適っている」

「それに俺がサポートに回れば未完成だとしても成功率は上がるはずですから大丈夫だと思う、多分」

「おいおい、本気かよ」

 

俺達の言い分に反対派であった雪音さんもあきれ顔となってしまう。すまんね、ホントならツインバスターライフル使って殲滅したいところなんだけどフォニックゲインが足りないし絶唱の方が破壊力上だから。

 

そして俺たちは最後に覚悟を決めると雪音さんと翼さんが響と手を繋ぎ、俺は真ん中にいる響の後ろへ回り両手を肩へと置いた。

 

「いきます! S2CA(エスツーシーエー)・トライバースト」「(プラスアルファ)だ!」

 

Gatrandis babel (ガトランディス バベル) ziggurat edenal (ズィグレット エーデナル)

Emustolronzen fine(エミュストロン ゼン フィーネ) el baral zizzl (エル バラル ズィーズル)

Gatrandis babel ziggurat edenal(ガトランディス バベル ズィグレットゥ)

Emustolronzen(エーデナル エミュストロン ゼン) fine el zizzl(フィーネ エル ズィーズル)・・・

 

三人の絶唱が紡がれた。直後膨大なフォニックゲインが3人の体を巡り自壊しそうなほど暴れまわる。

 

【スパークソングッ!】

【コンビネーションアースッ!】

【セットッ! ハーモニクスッ!】

 

本来なら大量のフォニックゲインが響の体へと流れる。S2CA(エスツーシーエー)・トライバースト、三人の装者が織りなす絶唱を調律して束ね一つのハーモニーと化す。手を繋ぐことを特徴とする響だからこそできる技なのだがその負担は響へと集中するんだけど。

 

【調律開始ッ!】

 

そのエネルギーは俺の体を介して響へと流していくことによって調律の負担をこちらで肩代わりする。何故そんなことができるかと言うと俺の不完全なギアに理由がある。ガングニールに加えイチイバル、天羽々斬のギアの一部を取り込んだことによりユニゾンに似た現象、繋がり混じり合うという現象をを引き起こすことが可能となった。そして両者が送り出すフォニックゲインを俺と言う仲介機で調整することにより本来なら響一人で抱える負担を軽減することができる・・・のだが。

 

「ぐッ…ぅぅぅぅ…ッ!」

「あがッ…ぐッぅぅぅ…ッ!」

 

俺も響ほどではないとはいえ負担を強いられることとなり結構辛い。これでもバイザーさんのアシストを全開でしてるから少しはマシになってるんだけどね。

 

「耐えろ、立花! ゴースト!」

「もう少しだッ!」

 

腕にある内臓式のスクリュー状の軸回転機構が火花をあげながら回転を始め全身にある冷却装置が稼働を開始、しかし冷却が追い付いてないみたいで回転機関は真っ赤に染まり他の部分でも今にでも燃えそうなほど加熱されている。頼む、耐えてくれ…

 

「うわぁああああああああ!」

 

フォニックゲインが溢れ出し周りの景色を虹色の光へと変えていく、それは一種の希望の光であった。

その影響か会場にはぶくぶくと増殖していた緑色の部分が解け落ち骨格だけとなったノイズのみであった。

 

「今だッ!」

 

【レディッ!】

 

響の纏うシンフォギアの装甲がスライドして姿を変えていく、そして両腕のユニットを合体させ右腕に装着するとそれは内臓軸回転スクリューが大型化し4本のピックがある武装形態へと変形、漂っていたフォニックゲインすらもすべて束ね俺が調律しそしてその右腕へと集約する。

 

「ぶちかませッ!」

 

俺が手を離すと響は敵へと飛び掛かりそして腰部バーニアの噴射による突進、加速する。

 

【これがわたしたちのおおおッ、絶唱だぁああああああああああッ‼】

 

その拳を敵へと放った。その収束した全エネルギーを込めたパンチは竜巻状に放出され敵を消滅させた。その虹色の竜巻は天高く上りまるで光の柱を見ているよう、綺麗な光だった。

 

その後変身を解く俺達であったが。

 

「無事か、立花!」

 

響は膝を着いており空を見上げている…こちらが近づいた時に向いた顔には涙が流れていた。

 

「…へいき、へっちゃらです…」

 

そう言って涙を拭うがとてもそうには見えない。

 

「へっちゃらなもんかッ! 痛むのか?」

「まさか俺が調律をミスして無駄に負荷がかかったのか‥‥」

 

「ううん」

 

響はそう言って首を横に振ると悲しそうに声を震わせて話し始める。

 

「私のしていることって偽善なのかな…。胸が痛くなることだって知ってるのに…ッ!」

 

再度流れる涙、俺は響へと近付きその涙を持っていたハンカチで拭う。

 

「お前…」

「奴らは、一体…」

 

他二人はなんだか思いつめたかのような表情を浮かべている。さて、原作通りならある程度は素性は知ってるし目的も知ってるからな‥‥ホントは言った方が良いんだろうけど、この世界では多分ヒビキちゃんの過去に関係することも含まれてるから全く一緒とは限らないんだよな…

そんな風に頭の中でせめぎ合っていると響の口からとんでもない事を聞かされた。

 

「…それに私達の知ってる響さんじゃないってどういう事? まるでもう一人私の知らない私がいるみたい」

「!?」

「おい、まさか」

「確かに立花を見ているようで見ていなかった印象を受けたな」

 

やっぱり関係があるのか…あの三人の装者に。この体の過去の記憶、その重大な手がかりを確信付けた瞬間であった。

 




ふぅ~・・ちょっと物語の進行スピードが速いな・・・もう少しスピード落とすか。

あともう俺には絵は描けねぇ…あとは兄貴、姉貴達の想像に託した…ぜぇ…

【次回予告】

小指をぶつけて悶絶する走者、足の痛みにより歩けず絶望感にさいなまれているとそこに家族がこう言い放つ。

「ざまぁww」

次回【オンデゥルウラギッタンデスカ!!】
【新生私立リディアン女学院!】

次回もさぁーびす、さぁーびす!

~どうでもいい設定G~

橘 響輝は実は……変化したシンフォギアで事故を起こしたことがある。

翼「ゴースト、私と訓練しないか?」
響輝「ん? 訓練なら響とかも誘うか」

その後クリスもついでに誘いギアを纏ってでの訓練となったのだが‥…

翼「いくぞ!」
響輝「こい!」

響輝がスラスターに火をつけるや否や。

響輝「ヒャ!?」
翼「!?」
響「ゴーストさぁあああん!」
クリス「まぁ、そうなるよな」
その恐るべき加速力のせいで壁に高速で突っ込み気絶してしまった。

響輝「ふにゅ~」

それから狭い場所や室内での戦闘が苦手になったとかなんとか・・・・
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