シンフォギアの世界で偽物やってます   作:サソリス

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コメントありがとうございます!

いやーコメント欄にて予想や考察モドキをする方のコメントが無かったためになんとなく寂しく感じている走者です。
今回は主に調ファンは見ない方が良いかと…なんでかって? 自分の指が暴走してキャラ崩壊起こしたから。

それではご覧あれ。

前回までのシンフォギア!

キャロだ、響輝は最近夜中に出かけることが多くなったような気がする…ガリー曰くお国のお仕事に駆り出されているようだけど…心配だ。怪我無く帰ってくればいいんだが…

それじゃオレ達の家族が活躍する本編を楽しめ!


交差する黒い矛と槍!

あたーらしいあーさが来た♪ 希望もへったくれもないあさーだ♪

 

 脳内で黒い球体に拉致られて宇宙人と戦わされる映画のトラウマシーンを何故か思い出しながら目の前の状況に思考を動かす。

 どうやっても隙が分からない、まだどちらも動かずにらみ合うばかりだが雰囲気的にまるで翼さんと戦ってるみたいに相手は強いと確信できた。

 それにしても状況が悪い。あの煙によって下がった適合率に加え背中の傷が酷く痛み始めて上手く動けない。

 

「……噂では聞いていたけど本当にいたのね、二課に所属する存在しないイレギュラー。それがもう一振りの同じ黒いガングニールだったとは予想外だったけど……」

「……」

 

 マリアと俺は槍を構える、じりじりと時間が経ち……やがて先に動いたのはマリアだった。

 

「てりゃ!」

 

 槍で相手を突き刺すように突進して斬りかかりそれを俺は矛先で幾度か受け流してバックステップを使い下がるが着地した瞬間バックパックのスラスターを点火、槍を前へと構えこちらも突進。矛先は真っすぐに俺の体ごとマリアを捉えたがそれに対し変幻自在に変化しているマントで受け流されてしまう。

 

「その動き、でも……」

 

 マリアは何かに疑問に思っているようだが……今は関係のない事か。そろそろ歌わないとフォニックゲインが足りずに負けてしまう。

 両名のギアから音楽が流れだし俺は胸に響く歌を紡ぐと同時にマリアも歌を紡ぎ始めた。

 

 

この胸に宿った 信念の火は 誰も消す事は出来やしない 永劫のブレイズ

 

 俺が再度スラスターからの推進力を利用して突撃するのを迎え撃つべくマントで攻撃してくる。それをステップで回避して接近戦へ持ち込む。

 槍を突き刺す為に突くがそれを大型であるマリアの槍がたたきつけるように防ぎ再度今度は俺の体を狙って横側にも取り付けられている刀身で切りつけてきた。

 

いま例えこの身を焼き尽くそうと 信ず我が道の為なら 天になってもいい

 

 それをギリギリ回避するがバランスを崩してしまった為に後ろへバク転して回避した。その後マリアは槍を上へと掲げマントで体を包むと回転し始める。

 それに対し何度か攻撃してみるが弾かれる……なので俺は飛び上がり真上から攻撃を試みるがそれも読まれていたようで槍を突き刺してくる。それを武器でなんとか弾いたが体まで吹っ飛び相手から距離をとる。

 

闇に惑う夜には 歌を灯そうか 聖光のセレナーデ 力よ宿れ

 

 

 その後射程の長いマントで攻撃してくるんだけど……なんなのあのマント。あれで刃物のように頑丈な甲板を切り裂きながら攻撃してくるんだけど、こっちは遠距離武器はすべて外してきたってのに。

 

絶対に譲れない 夢が吠え叫ぶよ 正義の為に悪を貫け

 

 攻撃を避けながら突撃してまたも槍で突くと思わせといて足払い、しかしそれを軽く避けられる。ならばと逆立ちするように蹴り上げるがそれも避けられる。

 

涙などいらない 無双の一振りよ 覚悟を今構えたら 誇りと契れ

 

 

 蹴り上げた俺を攻撃しようとしたが何とかローリングして回避して再度にらみ合う形になるんだけど‥‥マジ、キッツイ。

 なんで同じ曲を歌ってるのかわかんないけど明らかに俺とマリアは相性が悪い、相手は何故かこちらの動きを予知してるかのように対応してくるし戦いにくすぎる。

 マリア自体も何か引っかかってるのか疑問の表情が見て取れる。傷の痛みは一向に引かないがギアの出力が戻って来ているようで体が動きやすくなってきた。

 再度攻撃しようとするときに通信が入る。

 

【フェイカー、マリアを振り払うんだ!】

 

 恐らく仮設本部へのダメージが蓄積してるんだろうな、そんなことを考えながら弦十郎司令の命令を実行すべく奥の手を使う事にした。

 低姿勢となり空気抵抗を減らし突撃しするんだけど……

 

「ッな!?」

 

「てりゃッ!」

 

 突撃しながらバックパックを切り離し先にぶつけて、それに気を取られているうちに槍を叩き込んだ……しかし。

 

「このッ!」

「ッグハぁ!」

「ゴーストさん!」

 

 槍は確かにヒットしたが浅く、逆にがら空きになった腹に蹴り上げを叩き込まれてしまった。

 そのまま翼さんの隣に倒れる俺……あぁ~響の俺を呼ぶ声がきこえりゅ~甲板おいちぃ~(脳死)

 それにしても負けたな、アームドギアの200秒制限がなくなってから訓練を続けて翼さんといい勝負できるようになったからたかくくってたけど負けたぁ~……正直血もだらだらと流れて辛い~

 そのまま動けずにいると隣にいる翼さんが辛そうに顔を歪ませながら立ち上がった。

 

「すまないゴースト、後は私にまかせろ」

 

 そのまま翼さんも突っ込んでいくけど‥‥いや、ホント強化されすぎだろ、かのSAKIMORIを軽くあしらってやがる。

 マリアは何故かすでに倒れている俺の方を見ながら翼さんの剣を軽くあしらっている。俺も再度マリアへ挑むべく立ち上がろうとするが立てずに見ているだけだったがそのおかげで響達の方の動きが見えたのだった。

 

※※※

 

「な!?」

「!」

 

 私がウェル博士を拘束して追いかけて苦戦しているゴーストさんや翼さんを援護すべくクリスちゃんがアームドギアをマリアさんへ向けた途端、突如謎のピンク色の円盤が私達の方へと次々襲って来てそれを避けるんだけどクリスちゃんの方には別の攻撃も加わってた。

 

「なんと、イガリマァァァァァァァ‼」

「ッはぁ!?」

 

【警告メロディー 死神を呼ぶ 絶望の夢Death13(デスサーティーン)

 

 緑色のシンフォギアを着た子がその大きな鎌型のアームドギアでクリスちゃんを攻撃している。クリスちゃんはライブ会場の時と同じで何とか避けてるけど辛そうだ。

 

【レクイエムより 鋭利なエレジー 恐怖へよぉーこそ!】

「っち!」

 

私が援護に行こうとした時に何処からともなく現れたピンク色の子。その子は路面をスケートリンクのように疾走しながらツインテールのようになっている部分から円盤状を私へ発射してくる。それを師匠に学んだ方法で拳を使って打ち砕くけど――――

 

【非常Σ式 禁月輪】

 

――――砕くことを予想していたのかクルリと回転すると巨大な円状の刃を形成して、内側に乗り高速で突進してきた・・・ってえぇ!?

 

「あわわ!」

 

【不条理な未来 叫んでみたけど ほんとは自分が許せない すべて刈り取り 積み上げたなら 明日へと変わるの?】

 

私はビックリしながらロールリングして回避して相手の子は壁へと衝突するんだけど……なんだか直感ではあるけど様子がおかしいと思った。

 

ねぇ

 

【いますぐに just saw now 痛む間もなく】

 

突撃で発生した土煙からゆっくり出てくる…なんだか怖い、雰囲気はなんとなくだけど前に会った時と違う感じた。

 

「なんでるの?」

 

【切り刻んであげましょう!】

 

その子はきょとんとした顔でまるで避けるのが不思議と言うかのように私へ話しかけてくる…ホントに面識は無いと思うんだけどな…あるとしたら記憶があいまいな入院していた時ぐらいかな?

私は入院中に会ったかを思いだそうとするんだけど相手の子がそれを許さない。

 

「響輝さんは私達と一緒に帰るんでしょ?

 

ツインテールの部分から円盤を発射しながらゆっくりと近づいて来るピンク色の子。それをなんとか捌いてはいるけども発射スピードは距離が近づくのに比例して早くなってきてるので捌きれなくなってきた。

 

「き、きつい!!」

 

響輝さんまたそうやって私達から・・・」

 

【信じ合って 繋がる真の強さを】

 

その距離はもう目と鼻の先ってまで――――

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃げちゃう・・・の?」

「っひ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【勇気と信じてく そう、紡ぐ手ぇー】

 

私はあわてて距離をとるために大きく後ろへ飛ぶんだけど・・・こ、怖い。前にゴーストさんの悪ふざけでクリスちゃんたちと見に行ったホラー映画より断然怖い!

未来ー…助けてぇ、未来ぅー

私は内心震えながらで構えるんだけどその子はまたもきょとんとした後。

 

「あははははははははは」

【きっときっと まだ大丈夫、まだ飛べって調!?】

 

突然笑い出した。なんなのこの子怖すぎるよ‥‥助けて未来ぅ。

 

「そんなに逃げるなら…捕まえるだけ」

「!?」

 

ピンク色の子、調ちゃんが私の方へ飛んでくる。それを回し蹴りで迎え撃つんだけど。

 

「嘘!?」

 

それをアイススケートでやるようなイナバウアーをして足の下を通って避けると私の背中側に回り飛びついてきた。

 

「は、離れて!」

「うふふふ、響輝さん照れちゃって…可愛い」

「っひ!」

 

怖い怖い怖い怖い怖い怖い。私の中ではその恐怖しかなかった。

 

「うぉおおお!」

「!?」

 

我慢ならなくなった私は背負い投げをした。そのまま高々く空中に飛んで行ってクルリと体制を整えると着地して緑色の子へと合流した。

その緑色の子の方向には―――

 

「!? クリスちゃん!」

「あ・・・が・・・・」

 

ボロボロになったクリスちゃんが倒れていた。

私は急いでクリスちゃんに駆け寄るんだけど動けそうもないみたいでボロボロだ。

 

「時間ぴったり・・・いや少し遅いぐらいでしたか」

「それは仕方ないデス、あそこからどれだけ距離があると思ってるんデスかあとこれ杖を回収したデス。そのまま持っててって調!いい加減に帰るデース!」

「でも切ちゃん、今なら響輝さんを捕まえることができるよ? 絶好のチャンスだよ?」

「いいから、は・や・く・帰る・デース!」

「でも、でも!」

 

調ちゃんは私の方を見ながらまた突撃しようとするけどその前に切ちゃんと呼ばれた緑色の子が何かスプレー?を調ちゃんの顔の前で使った。

 

「切…ちゃん…なに…を…」

「元々はマリア用にもらっておいた物デス、ゆっくりと眠って頭を冷やすデース」

「響輝…さん…zZ」

「即効性のスプレータイプの睡眠薬ですか…過去、私も使ったこ…グゥ~zZ」

「博士が立ったまま眠ちゃったデース!?」

 

切ちゃんと呼ばれた子はそのまま眠ってしまった二人を抱えるのだった。

 

※※※

 

マリア強すぎ笑えねぇ…いやホントに

 

 翼さんはそのままマリアへと挑んだんだけど劇中よりもぼこぼこにされてる。

 

「時限式ではここまでなの!」

「時限式!?…もしや、奏と同じLiNKERを!」

「このッ!」

 

俺も援護するべく斬りかかったりしたんだけど未来予知をしてるかのように避けられしまいまたもやお腹を蹴られて海の中へ再度ドボン…女の子のお腹を蹴っちゃダメなんゾ!(元男)

 

最初と違い今回は最低限のアーマーっていうかバックパックに加えダメージを軽減するためにちょくちょく切り離してたから競泳水着みたいなぴっちぴちのボディースーツにちょこっと装甲が付いてるだけの状態になってたから泳ぐことができた。その為にすぐに海面から顔を出すんだけどその時にはすでに相手装者たちは突然空中に現れたオスプレイのようなヘリコプターに乗り込んでその後去って行った・・・ックちゅン!

 

 




なんでこうなったんや・・・いや、ホントに。

次回予告

マリア達の襲撃から何とか生き残った装者4人、その後自分達の力不足を実感して3人はより一層厳しいトレーニングを行うのだが響輝は一人、了子博士の元へと向かっていた。

次回【血濡れた日記!】

さぁーって次回も!さぁーびす!さぁーびす!

~どうでもいい設定~

橘響 輝……幽 霊は実は朝が弱い。

響輝「おはよぉ~…」
響「あれ? ゴーストさんなんだか調子が悪そうだね?」
雪音「風邪か?」
翼「それはいけない、早く医務室にいる櫻井女史から薬をもらって来なければ」
響輝「いやいや、風邪じゃなくてただの貧血だから、問題ないよぉ~…っていないし」
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