シンフォギアの世界で偽物やってます   作:サソリス

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今日がグフの日なのでザクのガンプラを作りながら投稿します。

コメントありがとうございます!

今日のヒロアカはお休みでーす!なんでかって?まだ書いてないから!

前回のシンフォギア!

前回に引き続き走者です、九州の方に台風九号が今晩上陸らしいですが皆さま、備えは出来ているでしょうか? 私は現在九州にいてこの台風のおかげで色々と気苦労が絶えません…許さぬぞ台風。

それでは本編をどうぞ。


決戦、ごはん&ごはんVSザババ2

※※※

 何故私達がここにいるかを説明するには時は昨日の晩に戻る。ウィル博士とマリアが戻ってきた後、私は切ちゃんと響輝さんへまた会うべく部屋に向かったんだけど…

 

「響輝さん?」

「デス?」

 

そこに、響輝さんの姿はなかった。部屋は抵抗した後なども見られずもぬけの殻状態。逃げ出したと思い私達は急いでマリアとマムの元へ向かった。

 

「なんですって、響輝がいない!?」

「飛行中の機体から出られるとは思いませんが…一応全部の部屋を確認しておきましょう」

 

 報告を聞いたマリアは驚きを隠せない様子で一緒に聞いていたマムは端末を操るとすべての部屋のカメラの映像記録をチェックし始めて…やがて見つかった。

どうやら私達の代わりに決闘に行く事となったウェル博士に付いて出て行ったウィル博士が出て行く前に響輝さんにまた何かしたらしく、シンフォギアを纏って飛んで後部ハッチから出ていく姿が確認できた。

その後、後部ハッチへと続くウィル博士の部屋を調べてみると使用済みの人が入れそうな空のカプセルが置いてあり何か実験を行った後も発見できた。床にはまだ新しい固まってない血痕があり、状況的に誰の血なのかは明らかだった。

 

「切ちゃん、これって…」

「あの鬼畜ド外道メガネ、今度は響輝さんに何やりやがったデスッ!」

 

切ちゃんはその様子に怒りを露わにしてマリアは言葉も出ないのか無言を貫ぬく、そうして他にも何か手掛かりがないか探っていると突如ハッチが突然開いた。

そして月明りに照らされ誰かが入ってきたがすぐに確認できた、響輝さんだ。何故か血だらけのウェル博士を連れて響輝さんが帰ってきた。

 

「響輝さん!」

「調、喜ぶのは後デース! 今は急いで博士の手当てを、マリア!」

「えぇ、応急処置でどうにかなると良いんだけど…」

 

手当てをするべくマリアと切ちゃんは奥の部屋へ博士を連れて走って行くんだけど、私はこの場に残った。どうしたんだろ、響輝さんの様子がおかしい。

 

「任務完了、待機モードへと移行します」

 

響輝さんはまるで機械の様に喋り出すとゆっくりと歩き出す。私は近づいて話しかけるけど。

 

「おかえり、響輝さんどこに行ってたの?………響輝さん?」

「…」

 

その瞳に光は無く、まるで意志のない人形。響輝さんの形をした機械を見ているようだった。

そのまま、あの使用済みカプセルへと入ろうとするが私が止める。

ギアを纏ったその腕を両手で掴む。

 

「待って響輝さん、答えて」

「…」

 

掴んだ結果響輝さんの歩みは止まるけれど、こちらを向くその瞳に誰も写しては無く無機質な瞳だった。

 

「!?」

 

その様子にビックリして手を離しちゃったのが不味かったと思う。そのままカプセルへと入ると何かの器具だと思うプラグをギアに刺すと液体が満ちてその中で響輝さんは眠ってしまった。

その後駆けつけたマムが調べた結果によってわかった事なんだけど。あの様子はやっぱりダイレクトフィードバックシステムが動いていたからで、取り付けられているのは本部でも却下された使用者の人格や思考を上書きしてしまう物だって。そしてそのせいで今の響輝さんは極めて自我の薄い状態らしく、抵抗もできない。解除するにはウィル博士しか知らない解除コードが必要だけどその本人は行方不明。

 

「…切ちゃん、これが響輝さんが前に言っていた詰みって状態なのかな?」

「まだデス、まだ何か手があるはずデース!」

 

状況をマムから一緒に聞いていた切ちゃんは諦めてないようで頑張って考えているようだけど、私達には無理だよ…

 

「せめてダイレクトフィードバックシステムの基礎理論とプロトタイプを制作した事のあるウェル博士の意識があれば何か打開策を提示できるのですが…」

「基礎理論を作ったのがウェル博士?」

「優しい博士なのにあんな外道な機械を作ったんデスか!?」

 

マムから聞かされたのは衝撃的な一言。驚く私達の様子にマムは説明が足りないと判断したのか説明を続ける。

 

「えぇ、元々はあんな思考誘導の為の兵器ではなくトラウマなど心理的障害を治療する為の医療システムでした」

 

 それから続く私達の知らない博士の過去。ウェル博士は元々はF.I.Sでのカウンセラーだったとか。だけどカウンセリングしていくうちにカウンセリングでは根本的には治療が不可能な事があるのだと知り、それでも治したくてウィル博士譲りの才能を使って開発したのがトラウマおさらば君と呼ばれる機械だったらしい。

思考誘導ではなく思考の整理、本来なら本人が寝ている間に行う記憶の整理整頓を代わりにやってくれて一緒にトラウマになる記憶を封じ込める為の物だったとマムは話す。そしてそれによって当時壊れかけ、心身共に弱っていた響輝さんを救ったらしい。

だけど、ウィル博士がその装置の機能に目をつけ手が加えられた、結果試作ダイレクトフィードバックシステムになったとか。

 

「酷い…優しい物をそんな怖い物に変えるだなんて…」

「だからって開発者がウェル博士と言う理由にはならないはずデスよ?」

「切歌の指摘は合っていますが、当時ウィル博士は何を思ったのか開発者の名前をウェル博士と記入してしまった事により公式にはウェル博士がダイレクトフィードバックシステムの基礎理論を作った製作者とされています。それにダイレクトフィードバックシステムは言わばトラウマおさらば君の間違った使い方なのである意味は間違ってはいません」

「記憶が整理整頓できるなら、偽の記憶を割り込みすり込む事も可能…そして記憶が操れるならば体への電気信号も割り込み可能…」

「うぅ…デース…」

 

マムは悲しそうな私達に優しげな表情を浮かべ語りかけてくる。

 

「何事も扱い方次第なのです、野菜を切る為のナイフも正しい扱い方で使用したら何ら変哲もない調理器具ですが、それを人へと向けるとそれはただの凶器と化します」

「ようは扱う人次第…」

 

確かに私達のギアだって向ける相手をノイズと人とじゃ意味がまるで違ってくる。

私は納得したけれど切ちゃんは別の事で驚いてたみたい。

 

「デデデデース!? まさか野菜嫌いなマムから野菜を切る為なんて単語を発っせられるとは思っても見なかったデース!!」

「…マリアもトマトを食べられないはずなので私が野菜を食べなくてもセーフです、セーフ」

「アウトデース!アウトーーー!」

「セーフ!セーーーーフ!」

 

 マムと切ちゃんの言い合いがまた始まってしまった…思えばマムも響輝さんが施設に来て接し始めてから変わったと思う。

無愛想で厳しかったマムも今では切ちゃんと言い合いが出来るぐらいには仲が良くなった。あと、何ではわからないけどちょこちょこ響輝さんの言い回し方が移ってるみたい。

 

「もうおばあちゃん何デスから自分の体の事を大事にして欲しいデース!」

「なんのッ!私はまだまだ頑張りますよ! なので野菜などいらない」

「頑張るなら少しは食生活にも気を使って欲しいデース…」

「ビタミンや食物繊維ならサプリメントで摂取した方が効率が良く大量に摂取できるのに…何で草を食べる必要性があるのか、私にはわからない」

 

あとはこの野菜嫌いが治ってくれればと切に思う、うん。

 

「応急処置終わったわよ」

 

2人の言い合いを見ているとマリアが部屋へと入って来た。その手には真っ赤に染まったハンカチがあって血の匂い酷い…

 

「マリア」

「ウェル博士は無事なんデスね」

「一応は危機は脱したわ、けれど本格的な治療には…」

「やはりウィル博士の手が必要になりますか…」

 

本来ならウェル博士が医療担当なんだけど今回はその博士本人が怪我をしちゃっている、治療できるのは出て行ったウィル博士のみ…

そして手が空いてるのは私達のみ。

 

「私、ウィル博士を探してくる」

「調が行くなら私も行くデース!」

 

マリアも一緒に行きたそうにしてたけど…あんまりウィル博士とマリアを近付けるとマリアじゃないマリアが出てきちゃうから、やんわり断ってそうして私達2人は捜索の為に商店街を探し回った。そして結果。

 

「なんとノコギリ」

「調ちゃん、切歌ちゃん」

 

ウィル博士を発見した。だけどウィル博士は既にあの偽善者の偽響輝さんと戦闘状態に入っていた。何とかギリギリのところでウィル博士への攻撃を防ぐけど…凄い、切ちゃんと私の二人がかりでやっと防げた…強すぎる。

 

「シュルシャガナは元々汎用性の高いギア、盾としての強度もバッチリ」

 

嘘だ、高速回転させてるせいでわからないだろうけどあの一撃で既に砕ける寸前までヒビが広がっちゃってる。汎用性の高いという事はつまりはどの役割も中途半端という事と同じ。本来の盾としての役割を持つアームドギアだったら防げたんだろうけど私のアームドギアじゃ一発防ぐのがやっと。

 

「本当は2人でギリギリなんデスけどね」

「ごめんね切ちゃん、私のヒール踏ん張りが効かなくって」

「ノープログレムデース!」

 

防げても踏ん張れるかは別問題、今回は切ちゃんが助けてくれたから何とかなったけど私1人で防ぐと考えると…不可能だ。

偽響輝さんは一度私達から距離を取ると構えを解かないままこちらの隙を窺っている。でも

 

「似てる」

「デースまるで生写しのようデース」

 

偽響輝さんの見た目は勿論のこと、戦い方や癖までそっくりなのは驚き。私口調の時だったら武器として槍を使っていたけど、男勝りの口調になるとアームドギアではなくて自分の拳を使ってよく戦っていた。

私達との模擬戦時もこんな風に防がれると一度距離を取って…

 

「たぁああああ!」

 

高く飛び上がってギアの生み出す推進力と落下エネルギーを使った飛び蹴り。

 

「切ちゃん」

「OKデース!」

 

それを切ちゃんのアームドギアで弾きながら防いだらお次は右左の交互に三回、正拳突き。

 

「たぁ!とぉ!ワタァ!」

「デース調ぇ!」

「わかったよ切ちゃん」

 

その正拳突きも最初の二回を切ちゃんが避けて残りを私のギアを盾に使い完全に防いだらまた距離を取るまでお腹がガラ空きになるから…

 

「私が蹴り込むデース!」

「カッハァ!」

 

切ちゃんがガラ空きだった場所を蹴り上げる。やっぱり同じだ、戦いの運び方も…一体どうして。

 

「はぁ、はぁ、何で、読まれるの、はぁ、はぁ」

 

偽響輝さんも攻撃がすべて外れたことに混乱しているようだ…このまま押せば勝てるかな?

そう考えさらにアームドギアを出現させる私だった。




ねむいー、きついー…お休み

次回予告

ザババコンビの連携に苦戦する響、しかしウィル博士の余計な横やりにより逆転するのだが・・・!

次回【決戦、ごはん&ごはんVSザババ3】

さぁーって次回も‼さぁーびす!さぁーびす!

~どうでもいい設定G~

切歌は実は…マムとよく言い争いになる。

切歌「マム!早くお野菜を食べるのデス!」
マム「肉を食べたのでお腹がいっぱいに‥‥」
切歌「関係ないデース!」
マム「ムムムム!」
マリア「そろぉ~っり」
切歌「…マリアもトマトを食べてからでしか席から立たせないデース」
マリア「ガーン」
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