結菜は困惑していた
目の前の空間に
結菜は周りを見渡したが「その」空間は明らかな異質であった
明るい空、広大な自然、人の賑わう村のようなもの
しかし自分が居るところは違う
自分が居る所は
暗い、コンビニと住宅の間の一本道、人も通ってない
なぜ真反対の景色がある?
そうして考えていると、後ろから声をかけられた
警察「あの、すいません」
警察だとは一瞬みてわかった、しかし自分の体はどうだろう?
警察は若干大きな声で呼んできた、自分はその声に驚いてしまった
結菜 「わあっ!?」
人は集中している時は驚きやすい、ましてや私は驚かされるのはめっぽう弱い
どうなるかと言えば
後ろを振り向いて警察の顔を見ようとしたのだが、足が絡まり、後ろに倒れる
異空間に入ってしまったのだ
結菜 「た、助けてええぇぇえええええ!!!」
私は落ちた、異空間の中に、そして異空間の中の空は本物だった
私は落ちていく時にその異空間の入口が無くなってい?ことに気付いたが、それよりも落ちている状況に恐怖していた
結菜「だめだ、死んでしまう……」
私は急に悟った空高くから落ちているのだ、死は免れないと分かっていた
目を瞑り、私は人生を振り返り出す
やり残したことはなかった、しかし一つだけ考える事はあった
先立った家族への謝罪と、今からそちらでお世話になります、それだけだった
しかし、体に急激にくる衝撃、浮遊感が無くなったことに疑問を抱きながら目を開く
少女 「よぉ!怪我はないか?」
私は唖然としていた、地面に着く前に助けられたかと言えば、まだ空だ
しかし助けられている「空の上で」だ
結菜「えっと、2つほど聞きたいの」
少女「ん?なんだぜ?」
結菜「貴女は誰なの?そしてなんで空に浮いてるの?」
魔理沙「私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだ!」
結菜「まほう……つかい?」
霧雨魔理沙(きりさめまりさ)と名乗った少女は魔法使いと言った
衝撃すぎて逆に冷静になった
結菜「えっと……とりあえず、助けてくれてありがとうございます、できたら地面に下ろしていただいてもよろしいでしょうか?」
魔理沙「ああ、了解したぜ!」
嗚呼……お父さんお母さん、私はどうやら某アニメ主人公よろしく不幸体質になってきているようです
地面にゆっくりと着地すると同時に魔理沙は私に質問をしてきた
魔理沙「さて、早速で悪いんだが聞きたいんだ、お前は外来人か?」
結菜「ちょっと待って、腰が抜けてしまったから座らせて……」
魔理沙「ん?了解したぜ!」
魔理沙は私を近くにあった木の元に運んでくれた
魔理沙「さってと、私の質問は答えれるか?」
結菜「えっと、外来人って言葉の意味がわからないです」
魔理沙「読んで字のごとく、外から来たのか?」
結菜「えっと……私はコンビニの近くの変な空間に入ってしまって……でも落ちてる時にそれは無くなっていたんです!」
魔理沙「落ち着いて欲しいのぜ……まあ大体わかったよ」
結菜「理解して頂けると有難いです、私からの質問は大丈夫ですか?」
魔理沙「大丈夫だ、言ってくれ」
結菜「ここは何処で、魔法使いってどうゆう事ですか?」
魔理沙「その質問は一緒になるな、ここは幻想郷と言って、他種族の妖怪や人が住んでいる場所だ、そして能力がある人間がたまにいるんだよ、私は(魔法を使う程度の能力)で、魔法が使えるのぜ」
結菜「魔法使い、能力、他種族の妖怪……」
魔理沙「初めての事だから、混乱していそうだな」
結菜「ええ、正直に言えば」
魔理沙「なら、落ち着ける場所に行くか?」
結菜「今で十分落ち着けてはいますが……お願いして大丈夫ですか?」
魔理沙「わかったぜ!箒に乗りな!」
結菜「魔法使いってアニメだけだと思ってた……」
魔理沙「私がいるのだから現実なのぜ!」