妹紅さんの上半身が消し飛んだ
私にはそうとしか見えなかった
慌ててその場から離れる
下半身しか残ってない妹紅さんの体はその場で倒れた
私は慌ててデスサイズヘルを見にまとい、何者の目にもつかないようにしたジャマーで姿をくらます
するとアリスがため息をはいた
なぜこの状況で落ち着いているのか至極分からないでいた
すると妹紅さんの下半身が急に燃え出した
出血して血溜まりが出来ているのにだ
謎の事が多すぎて頭が混乱した
次に妹紅さんを見た時、体が元に戻っていた
妹紅「ってーな……輝夜ァ!!!」
そう叫ぶ
永遠亭から着物をきた美人が笑顔で出てきた
女「ようこそ永遠亭に……アリス、貴女がくるのは珍しいわね?」
アリス「そうね、なかなか来ないものね」
女「それより、もう1人はどこ?」
アリス「貴女のせいで隠れちゃったわよ、いきなり攻撃しないでちょうだい」
女「あらごめんなさい、妹紅には挨拶として丁度いいのよ」
妹紅「挨拶で殺すな!!!」
アリス「結菜、出てきて大丈夫よ」
結菜「……わかった」
私はジャマーと機体を解除するも、ビームサイズ(ビームの大鎌)だけは出したままだ
輝夜「驚かせてごめんなさい、私は蓬莱山輝夜(ほうらいさんかぐや)と言います、よろしくね」
結菜「えっと……卯月結菜です、よろしく」
輝夜「そんなに怖がらないで、妹紅にしか危害は加えないわよ」
妹紅「私にも危害を加えるな!!!」
妹紅は全力で殴った
輝夜の頭がちぎれて転がった
結菜「はわっ!?」
アリス「気にしないで、あの二人は蓬莱人といって、簡単に言えば不老不死よ」
結菜「不老不死!?」
居そうだとは思ったが、不老不死は実在した
輝夜の頭が元に戻ったあたり本当なのだろう
しかし私は気になった
輝夜、不老不死
昔のおとぎ話に似たようなものがあった気がする
結菜「もしかして、竹取物語のかぐや姫?」
輝夜「それで多分間違いないわ」
結菜「結婚に来た人に難題を提出して、全員と結婚せずに月に帰ったあの?」
輝夜「ああ、それ間違いなく私ね」
結菜「なんで地上にいるの?」
輝夜「その話はまた今度♪」
笑顔で屋敷内に案内された
そこに赤と青の特徴的な服装の人がいた
輝夜「彼女は八意永琳(やごころえいりん)、医者よ」
永琳「初めまして」
結菜「卯月結菜です、ちょっと昨日から貧血でここを紹介されて来ました」
永琳「症状を聞かせて?」
私は昨日のことを全て話した
永琳「なるほど、貧血で間違いないわね」
結菜「もしかして点滴とかですか?」
私は注射も嫌いだ、痛いのは嫌いなの
昔から病院にも行きたくないのだ
永琳「薬で事足りるけど、注射がお望み?」
結菜「いや!!!」
永琳は笑顔で言うが、私は後ろのアリスに抱きついた
永琳「冗談はさておき、薬は用意しておくから姫様と居間で待ってて?」
輝夜「こっちよ、来なさい」
永琳「アリス、ちょっとこっちに来て」
アリス「……わかったわ」
アリスと別々になった
アリス視点
永琳「彼女、過去に何かあったの?」
アリス「…なんで?」
永琳「あの子の瞳、鈴仙と同じなのよ」
アリス「鈴仙と?」
永琳「ええ、怯えていると言うより絶望しているような目」
アリス「さあね、あの子自身何も話してくれないし聞いてないわ」
永琳「そう……貴女あの子の面倒見てもらっても良いかしら?」
アリス「もとよりそのつもりだけど、何故?」
永琳「本当は医者としてカウンセリングをしてあげたいのだけど、あの子が心底許しているのは貴女だけだと思うわ」
アリス「まあ、私はあの子を見捨てるつもりなんて無いから、問題ないわ」
永琳「もし、何かあった時ように水なしですぐに効く睡眠薬を渡しておくわね」
アリス「有難く受け取っておくわ」
アリスは薬を受け取って、この薬を使い事がないことを願った
結菜「不老不死ってやっぱりいるんだ」
永琳「私が薬を作ったのよ?」
結菜「え!?」
永琳「竹取物語にあった薬、覚えてる?」
結菜「うっすらとですが」
永琳「あの薬は一体何の薬だったのかしらね?」
結菜「え、えぇ〜……」