アリスと話をして傷を治すか考えた
正直なところ私は着ぐるみを着だしたのは傷を隠すためだった
だけど治せるなら、ちょっと興味あった服とかも着れる
私は体の傷が嫌いだったし、能力で治しても良かったけど
皆が近くに居てくれたからそれも出来なかった
でも、それが心地よくて忘れかけてた節もある
私の傷か……
私は自分の胸の傷を撫でる
これだけは、残そう
よし、今日のやること決まりだ!
結菜「アリス!永遠亭に行こ!」
アリス「決めたのね?」
結菜「もちろん!」
アリス「なら、一人で行ってきなさい」
結菜「アリスは?」
アリス「私は色々する事があるの、ごめんね」
アリスは申し訳なさそうに頭を撫でてくれた
結菜「なら、これ渡すね!」
アリスに自分の家の合鍵を渡す
アリス「あら、いいのかしら?」
結菜「アリスなら大丈夫でしょ?」
アリス「夜中に襲いに行くかもよ?」
結菜「いやん」
キャラでもないが体をくねらせる
その姿をみてアリスは笑う
私も笑ってしまった
結菜「じゃあ、ちょっと行ってくる!」
アリス「ええ、行ってらっしゃい!」
そう言えばここに来てから初めての1人の上空
ベースジャバーを呼び出して、その上で煙草を吸いながらゆっくり移動しているのだ
竹林に近付いたので、上空から永遠亭を探す
なんと鈴仙が穴に落ちているのを見つけて慌てて着陸した
今回は鈴仙の能力を効かなくするコンタクトをつけてきたから大丈夫だ
鈴仙を穴から出す
鈴仙「結菜さん、ありがとうございます」
結菜「大丈夫ですが、むしろ大丈夫ですか?」
鈴仙「捻挫しちゃいました……」
結菜「なら、背中に乗ってください」
鈴仙「え、良いのですか!?」
結菜「ダメなんて言いませんよ!」
鈴仙「でも……私のせいで前に色々と……」
結菜「気にしてませんし、ダメと言われたのに見てしまった私にも原因はありますよ」
鈴仙「……なら言葉に甘えます」
結菜「甘えちゃってください」
鈴仙を背中に乗せて歩き出す
この人……妖怪か
ちゃんと食べてるのか気になるくらい軽い
てか軽いくせに胸が大きい
私も大きくしようかな……
そんな事を考えてると永遠亭に到着
病室に鈴仙を運ぶと永琳先生が居た
永琳「あら、いらっしゃい」
結菜「すいません、急患です!」
鈴仙「急患て大袈裟です、足を挫いただけです」
永琳「それでもちゃんと見せなさい」
永琳はテキパキと処置していく
永琳「鈴仙の治療おわり、次は結菜ね」
結菜「紫さんから手紙を頂いた件で来ました」
永琳「わかったわ、なら私はどうしたらいい?」
結菜「まずは待ってくださいね」
私は服を脱ぐ
下着を付けてきていないのですぐに裸だ
そして能力を解除する
永琳先生は私の傷を見るなり険しい顔になる
永琳「これは……」
結菜「私が男の時にできたキズです」
永琳「男の時に?」
結菜「体自体の変更点はそんなにありません、女になっただけです」
永琳先生は私の体の隅々まで診察した
結菜「今日来たのは、私のこの胸の傷以外を治せると聞いたので来ました」
永琳「手術室に向かうわよ」
私は裸のまま移動した
手術室に着くなり永琳先生が薬を出てきた
ベッドの上に寝転ばされ、薬が効いてくるまで永琳先生と話す
永琳「あなた、この傷だけ残したいと言っていたけどなんでかしら?」
結菜「この傷には思い入れがあります、消したくないのです」
永琳「そう……火傷が難しいけど、目立たないようにするわよ?」
結菜「その方向でお願いします」
薬が聞いてきて眠くなる
結菜「先生、私が寝てる間に変なことしないでくださいね?」
永琳「あら、あなた可愛いから手を出しちゃうかもね?」
2人で冗談を言いながら、私は眠った
手術中の事は書けなかった作者だ
私は眠りから覚めた
体を確認すると火傷跡すら綺麗に消えていた
胸元の傷は残っていた
本当に嬉しかった
そんな事をしていると鈴仙が部屋に入ってくる
目を合わせようとしない
鈴仙「結菜さん、おはようございます」
結菜「おはようございます、鈴仙」
鈴仙「まずは、救助ありがとうございます」
結菜「通りがかりだから大丈夫だけど、今思えば鈴仙って飛べた?」
鈴仙「飛べましたけど、テンパって忘れてました」
てへへとした顔がかわいかった
鈴仙は耳がタレ出した
鈴仙「次は、私の能力のせいで……本当にすいません!!!」
結菜「別に気にしてないよ」
鈴仙「でも、あの時自殺しそうになったのは私が……」
鈴仙は自分の耳を握りながら泣き出す
そんな鈴仙を見てられなくなった
私はまだフラフラな状態で鈴仙を抱きしめる
結菜「鈴仙は悪くないよ、それに私はその事あって色々吹っ切れたのよ?」
鈴仙「結菜さん……」
結菜「私の目を見て」
鈴仙「でもまた貴女が狂ってしまう……」
結菜「ほーら!」
私は鈴仙の顔を無理矢理合わせる
私は狂わない
能力で保護している
結菜「綺麗な目をしているね、泣いたら美人が台無しだよ?」
鈴仙「ゆいさん……大丈夫なの?」
結菜「大丈夫ですよぉ、鈴仙の顔が見たくて能力使っちゃったのよ」
鈴仙「もう……冗談ばっかり言いますね」
結菜「本当の事でもあるのですよ?」
そう言って2人で笑い合う
鈴仙が笑顔になってよかった
輝夜「鈴仙とアリスがヒロインなの?」
結菜「そこは、まだわからないですね」
輝夜「そう言えば今回珍しく作者も居たわね」
結菜「……そこはご愛嬌?」