あまりにも泣き叫ぶ文にちょっとだけ可哀想と思った
とりあえず家に入れて話をしてみると良い妖怪のようだ
最初に高圧的に出た理由は、新聞をとってくれる人がいなさすぎてイライラしてたからだそうだ、ちょっと可愛く見えた
私も新聞なんてあまり読まないからなぁ
そして文は私に新聞記事のネタにさせてくれと土下座してきた
私は目立ちたがり屋では無いので断ると、しゅんとしていた
なんだこいつ可愛いな
しかし帰る気配はなく、今度は普通に話していくことになった
文「所で結菜さんはなんでこんな所に家を?」
結菜「魔理沙と霊夢のご近所にしたいから、間のここにしただけよ」
文「なるほど、所で霊夢さんが最近珍しく妖怪退治に勤しんでるとしってますか?」
なるほど、最近霊夢が顔を見せないのはそのせいか
結菜「そうなんだ、それだけの数相手なんだね」
文「なんでそう思われたのですか?」
結菜「アリスから聞いていたけど、霊夢は妖怪退治が生業みたいなものでしょ?つまり慣れているはず、それが苦戦しているなら2つの理由、数が多いか強敵かだよね、だけど後者ならまず帰ることが出来ないと思うの、なら前者が正解じゃないかしら?」
文「そう推理しましたか、おみそれしました」
結菜「……私も手伝うかな」
アリス「あら、平和主義の貴女にしては珍しいわね」
アリスは3人分の紅茶を入れてリビングにくる
結菜「霊夢には借りもあるし、友達として助けたいしね」
アリス「でも多分今回は殺し合いだと思うわ」
結菜「なんで?」
アリス「知能が低い妖怪なら、退治してもまた襲いに来るわ、なら殺した方が後のリスクは無いもの」
私は考える
私は獣でも殺せないのに妖怪を殺せるか
すぐに答えは出た
助けれるなら殺す
文「どうするのかしら、行くにも行かないにも用意はした方がいいわよ、ここからそう遠くないもの」
結菜「戦いに出てる人数は?」
文「霊夢さん、魔理沙さん、早苗さん、咲夜さん、妖夢さん、ですね」
結菜「今夜にでも参戦しちゃいますか」
アリス「明るいうちのがいいんじゃないの?」
結菜「それも考えたけど、血生臭いのは夜がいいのよ」
私はソファーに寝転ぶ
夜に寝れないなら今寝ようと考えた
その様子を見て文は戦場の地図を書き残して帰った
アリスが近くに座る
アリス「怖いなら行かなければ良いのに」
結菜「殺しなんてした事ないからね、格好付けても怖いよ」
私は体が震えていた
わかっていた、それを睡眠で誤魔化そうとしていた
アリス「あなた、お酒は?」
結菜「呑めるよ」
アリス「なら、ちょっとだけ呑みましょう」
アリスはキッチンから日本酒を持ってくる
それをグラスに注ぐ
アリス「私は貴女が戦うと言っていたけど、反対なのよ?」
結菜「なんで?」
アリスからグラスを貰い少し呑む
アリス「貴女、前に怪我してたじゃない?」
結菜「あれは油断してただけよ」
アリス「それでもよ、私は貴女を失いたくないわ」
結菜「永琳先生から不老不死の薬でも貰おうかしら?」
アリス「ふざけないで、真面目な話をしてるのよ」
結菜「大丈夫、今度は失敗なんてしないよ」
アリス「約束も出来ないくせに」
結菜「あら、なら誓っちゃおうかな」
アリス「神様の目の前で誓ってもらうわよ?」
結菜「たはは、そりゃ怖いや」
アリス「幻想郷には神様も閻魔様もいるわよ?」
結菜「あらら、そりゃ私からしたらヤバいかもなぁ」
2人で談笑しながらお酒を呑む
夜になった
私は着替える
アリスの作ってくれた服は汚したくないからね
私は汚れてもいいように捨てる予定でいたツナギを着た
これ、所々穴あいてて変なのよね
着替え終わった私は外に出る
アリスが外で待っていた
アリス「私は行けないからここで帰るのを待っているわ」
結菜「アリスも来てくれたら嬉しかったなぁ」
アリス「あら、戦場をデートスポットにする気?」
結菜「火照った体で抱き締めちゃうかも?」
アリス「その先もあるかもよ?」
2人で笑った
緊張が解れた
私はストライクフリーダムを呼び出し装着する
結菜「それじゃ、ちょっと行ってくるね」
アリス「気を付けて行ってらっしゃい」
紫「貴女が戦いとはね」
結菜「やらなきゃいけないことだからね」
紫「あの子達でも十分かもなのに?」
結菜「早く終わらせて霊夢達と話したい私のワガママよ」
紫「ならそのワガママ、通してきなさい!」
結菜「当然!」