ただただのんびりしたい幻想生活   作:グアルガ

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求めた物には届かず

私達はとりあえずチャラ男を解放する

私自身もう関わりたくないってのもあるけど、私の考えた通りのことが起こるはず

さて、男の人達に連れられてきたカフェでパンケーキを頼む

この男の人達、めちゃくちゃ紳士で泣けてくる……

そしてここの店長さん、めちゃくちゃ顔が怖いのにいい人だ

そしてパンケーキを食べてる私の横で男達は店長のサービスで出された激辛麻婆豆腐を無言で貪る

無表情に近い顔の店長さんは幸せそうな顔で食べている

 

 

店長「所でお嬢さん、そのチャラ男は本当に来るのかね?」

 

結菜「私の計算で言えば87%の確率ですね」

 

店長「随分と微妙に高い数字だが、なぜだ?」

 

結菜「あそこまで言った手前、ビビってる可能性を入れての計算なので」

 

店長「そうか、なるほど……」

 

 

しかしというか、予想通りにそのチャラ男は来た

大人数だ

 

店長が怯えてフリをしてそのチャラ男に近付く

 

 

店長「あの、何名様でしょうか?」

 

チャラ男「うるさい、客ちゃうけ離れとけや」

 

店長「お店内で揉め事はよしてくださいよ?」

 

チャラ男「黙っとけ言うとるやろが!!!」

 

 

チャラ男は何処から出したのか、短めの鉄パイプで店長の頭を殴った

店長の頭から血が流れ出す

私は立ち上がろうとした瞬間に男aが止める

 

 

結菜「なんで止めるの?」

 

男a「あの人さ、めちゃくちゃ強いから出る必要が無いんだ」

 

男b「それこそ俺達束になっても勝てねぇしなぁ」

 

男c「まあ元々俺が肉弾戦得意としてないこともあるんだけどさ」

 

男b「いやあの人多分その気になりゃ銃弾も素手で掴んでそうだわ」

 

 

そんな風に3人が笑っている

私はとりあえず店長を見る

 

 

店長はとりあえず殴ったチャラ男のがら空きな鳩尾に掌底を打って体を浮かせ、素早く後頭部を掴んで床に叩き付けた

2人目がバットで殴ろうとするもアッパーが決まりその場に倒れた

3人目は店長にローキックをしたが返し技をされ、その場に倒れた、その瞬間に顔面を蹴られて気を失った

 

そんなこんな、店に来た大人数をマジで1人で倒しきる

この人人間なのか?と思いながら店長を見る

 

店長は爽やかな顔で血を拭う

 

 

店長「ここは私の店だ、ここまで暴れたのだからどうしてくれようか……」

 

男a「いや、おやっさん1人だぜ暴れたの……」

 

男b「ほとんど何も出来ない状態で殴り倒されてます」

 

男c「いやほんと、一生着いてくっス」

 

店長「ふん、しかしてここまでやられておけば正当防衛は通るだろう?」

 

男a「通ると思うし、先輩に何とか頼んどくって」

 

結菜「えっと、私の為にありがとうございます」

 

店長「なに、君の為にはなったが私が暴れたかったのもあるのだ、気にしなくていい」

 

結菜「凄く助かります」

 

店長「フッ、礼儀の正しい良い子だ」

 

 

店長は私の頭を撫でてくれた

生前のお父さんみたいな目をしているなこの人

そして警察が到着

私は店長の言われた通りに厨房から外に出てしばらく外で喫煙していた

人通りの無いとこだ

紫が現れた

 

 

紫「あなたはトラブルに愛されてるのかしら?」

 

結菜「やぁね、その体質」

 

紫「1週間後に迎えに来るわ、その間にスキマを使いたくなったらこれを使いなさい」

 

結菜「何この札」

 

紫「簡易的ではあるけど、スキマを使えるようにしてあるわ」

 

結菜「ん、ありがとう」

 

紫「お金はあなたの財布に明日勝手に入れておくから」

 

おおう、至れり尽くせりじゃあ

ありがたいのじゃあ




紫「貴方、結菜の事どう思ってるの?」

魁斗「興味が無い」

紫「本当は?」

魁斗「……脆い奴だとしか思ってねぇよ」
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