ただただのんびりしたい幻想生活   作:グアルガ

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私って実は器用なの

魔理沙とお風呂を入り終えたあと、魔理沙の布団を引いておく、そして私は趣味のガンプラを作り出す

今回作っているのはMGのヘビーアームズだ

色々な機体の中でもお気に入りである

 

魔理沙「なぁなぁ、それはなんなのぜ?」

 

結菜「これはプラモデルって言うんだよ、このロボットはヘビーアームズって言うガンダムだよ」

 

魔理沙「なんだか凄いな、これが動くのか?」

 

結菜「いや、動かせないよ」

 

魔理沙「動かせないのに作ってるのぜ!?」

 

結菜「好きだからね、てかなんで動くと思ったの?」

 

魔理沙「私の友達にアリス・マーガトロイドって人形使いがいるんだが、そいつは人形で戦うのぜ」

 

結菜「……動くの!?」

 

魔理沙「結菜も能力で動かせるだろ?」

 

結菜「やってみる!」

 

 

私はガンプラが飾ってある棚からイフリートナハトを取り出して、能力で動かすようにしてみたところ、普通に動いた、想像通りに動かせるあたり、ファンネルやドラグーンみたいなオールレンジ攻撃の特殊版と考えた

とりあえず壊れないようにと、攻撃されたら攻撃し返す設定をつけた

 

 

魔理沙「な、出来たろ?」

 

結菜「私の能力って便利?」

 

魔理沙「かなりな」

 

 

そんな会話をしながら、ガンプラ作りを中止して魔理沙に顔を向けると魔理沙は分厚い本を読んでいた

どうやら着替えを取りに行くがてら本を取ってきたようだ

魔理沙いわく、魔法の事が書いてあるらしいが私からしたらちんぷんかんぷんなのだ

私はベッドに入り込むと、魔理沙がベッドに腰掛けた

どうやら眠くなりながらも近くに来たようだ

ベッドの上で欠伸をしながら目を擦る仕草は猫のようで可愛く見えた私は魔理沙を自分のベッドの中に入れてあげた

ベッドに入るなり魔理沙は私に抱きついて寝てしまった

元々動物が大好きな私は魔理沙のその仕草がたまらなく可愛く見えた

しかし、電気を消さないともったいないので一旦離れて電気を消した

魔理沙が起きる気配がないことを確認して、私はリビングに行き、煙草に火をつけてからノートに今日の日記と能力のメモと可能性について書き記した

書き記してる間に食材などが出せるか気になった私は生きた魚を出してみた

結果は死んではいたものの、新鮮な魚が出せた

次に野菜を出してみたが、私が知らない野菜は味やらを想像出来なくて出せなかった

次に1番試してみたかった、私の体をガンダムで纏うことが出来るかやってみた、結果は出来た

ジムを出した後に触って装着した、さながらISみたいな状態になった

ここまで実験して時間を見ると深夜になっていた

最後に火をつけた煙草を吸いきってから寝室に戻ると魔理沙がベッドで小さく丸まって寝ていたので、隣に寝転がる

魔理沙は眠りが深いのか、微動だにせず眠っていたので、頭を撫でながら疲労が全てなくるようにした

そして自分には魔理沙が起きた時まで寝続けるようにして、眠りについたのだった




紫「あなたって動物好きなのね」

結菜「動物が1番可愛いですから」

紫「なら、私と動物ならどちらを取るのかしら?」

結菜「どちらもとります、大切なので」

紫「欲張りね……嫌いじゃないけど♪」

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