魁斗視点
紫が俺の目の前に現れた
どうやら白玉楼なる場所に行かなくてはならないらしい
最近こいつ俺の事従者かなんかと思ってねーか?
紫「白玉楼には妖夢もいるから、ついでに剣術でも教えてもらえば?」
俺は煙草に火をつける
魁斗「あのさ、最近俺の事こき使いすぎじゃねーか?」
紫「貴方のこと助けたのよ?」
魁斗「前回お前もろとも助けた」
紫「うるさいわね、従いなさい」
魁斗「ってか、なんでソコに行かねーといけねぇの?」
紫「なんかね、嫌な予感よ」
魁斗「ッチ、だりぃなあ」
紫「なら報酬をつけるから、と言えば?」
魁斗「ものによる」
紫「なんでも」
魁斗「のった、早く連れてけ」
俺は今回はハンドガン2丁とサブマシンガンをその場で生成して装備した
ゲイ・ボルグは置いていく
こだわりは作らない、ケースバイケースでまた生み出す
そして準備が終わったと合図したと同時に足元にスキマが開く
もう慣れてきた俺は煙草を咥えたまま落ちる
そしてスキマが開いた先には妖夢が居た
妖夢「お久しぶりです、魁斗さん」
魁斗「あー、久しぶりかもな」
妖夢「なんです、かもな?って」
妖夢はクスリと笑うと刀に手をかける
やる気満々なんだな
魁斗「今回も俺のスタイルで戦うが問題無いか?」
妖夢「ええ、それでお願いします」
俺はハンドガンを持つ
並大抵の攻撃では壊れないようにする
2丁を手に持つと妖夢は刀を抜く
魁斗「ルールは?」
妖夢「そうですね、互いの致命傷部分に武器を突きつけた時点で負け、でどうです?」
魁斗「まーためんどくさいルールだ……わかった」
妖夢「女とは時にめんどくさい位が良いらしいですよ?」
魁斗「生憎と、いまの居候先の奴で慣れた」
妖夢「ならコチラに住みますか?」
魁斗「考えておく」
そんな会話をしていると、目の前に木の枝が落ちてきた
それが開戦の合図だった
妖夢は刀を突き出し突っ込んできた
俺は刀の腹を蹴り突きをそらす、そしてハンドガンを連射するが妖夢はそれを避ける
妖夢「前回でその動きは覚えましたよ!」
魁斗「俺にはスタイルがないからな、覚えたところで!!」
すぐに回し蹴りで妖夢を吹き飛ばす
そしてすぐに接近して2つの銃で殴ろうとするが刀で防がれる
蹴ろうとしたが受け身の体制から足払いをされ転んでしまう
妖夢は回し蹴りの勢いのまま体を翻し、カカト落としをしようとしてきたが銃で受け止める
妖夢「流石です、燃えてきますよ!」
魁斗「スカートの女がやる事かよ!見えてて困るわ!!」
妖夢「後から責任取ってもらいますから問題ないです!!」
魁斗「勝っても負けても嫌な予感しかしねぇな!?」
俺は両足で妖夢の首を絞めて投げる
やっぱりこの状況は銃は向かねぇ
俺は武器を生成
トンファーを作る
妖夢「これまた珍しい物を」
魁斗「お前の剣術にはこれくらいが丁度いい」
妖夢「なめるな!!!」
妖夢は兜割りの構えで突っ込んでくる
トンファー相手の愚策だ
それを分かっているとしたら武器の警戒は解いていい
別だ
俺は妖夢の全てを見ていた
しかし不意に後ろから衝撃が来て前に押される
妖夢は刀で眼前で寸止めした
妖夢「今回は私の勝ちですかね」
魁斗「この状況で負け惜しみはしねぇよ」
妖夢「貴方のスタイル、真似てみました」
俺は後ろを見ると半霊がいる
なるほど、それは想定外だった
妖夢「ふふっ、いかがです?」
クスリと笑った妖夢を見て俺は心から言った
魁斗「自分のスタイルほどやりにくいもんはねーな……」