俺は紫と幽々子に説教をした
純粋無垢な奴に変な事を教えるなと
しかし妖夢はなぜ乗り気になったのだ?
まあいい、次の日の予定でも聞こう
魁斗「妖夢、明日の予定はあるか?」
妖夢「明日はトレーニングが終わり次第買い物ですね」
魁斗「ふむ、買い物とは?」
妖夢「食材と布団ですね」
魁斗「布団?」
妖夢「あなたの布団」
魁斗「……あー、質問」
妖夢「はい?」
魁斗「今夜は?」
妖夢「2人でひとつの布団ですね」
魁斗「よく分かった、別で寝る」
妖夢「お客様を外で寝せるわけないです」
魁斗「なんで俺は布団関連で問題が起きやすいのだ!!!」
俺は叫ぶ
結菜にしろ、妖夢にしろ、何故こうも布団で何か起きるのだ
もう寝ない方がいいのか?
妖夢「とりあえず今夜は私と寝てください」
魁斗「……拒否権を申請する」
妖夢「その拒否権は投げ飛ばれました」
魁斗「クソ……もう諦めた」
妖夢「それでは、寝室に案内します」
妖夢の部屋に連れて行かれる
部屋はシンプルだ
妖夢は寝巻き姿だが刀は手放していなかった
武士の鏡だな
布団の枕元に刀を置いて布団に入る妖夢
布団は1人では余る大きさではある
なので横に入ると妖夢は俺に抱き着いてきた
妖夢「えへへ、人と寝るのは久しぶりです」
魁斗「そうかい」
妖夢「貴方は楽しくないですか?」
魁斗「俺は女と寝た経験も、人と寝た経験も無いのでな……戸惑っている」
妖夢「私が初めてですか?」
魁斗「まあ、そうなるな」
妖夢「初めて頂きました」
魁斗「そうだな」
妖夢「何かしてくれても良いんですよ?」
魁斗「ならばしてみたいことがあった」
俺は妖夢に腕枕をした
妖夢「これがしてみたかったこと?」
魁斗「ああ、嫌ではないか?」
妖夢「嬉しいので嫌ではないです」
魁斗「そうか、では寝ろ」
俺はそう言うと妖夢は目を閉じ寝息をたて出した
正直に言えば俺は一人の時間が多かったので親と寝たことなど1度もない
さらに言えば知人も居なかったのでやはり一人で寝る事しかなかった
だからこの状況は自分の中で異常ではある
しかしこの子が安心して寝息をたてている
それはありがたいことだ
目の前でスキマが開いた
紫「あら、その子がそんなに信頼を置くなんて珍しいわね」
魁斗「そうなのか?」
幽々子「ええ、稀よ稀」
魁斗「それなら嬉しい限りだ」
幽々子「で、式はいつ?」
魁斗「アホか、俺は寝るぞ」
紫「ええ、おやすみなさい」
スキマが閉じたのを確認して俺は眠りについた
珍しく俺は早起きをした
理由明白で妖夢は俺に抱き着いた形で寝ていたからだ
妖夢が起きるまで待つ事にした