ただただのんびりしたい幻想生活   作:グアルガ

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復讐は蜜より甘く……なくね?

男から話を聞いた俺と妖夢は心底ガッカリした

殺し殺されならここまで喧嘩を売られても仕方ないと思ったが、まさか好いた人間と思っていたら妖怪でとか……

 

 

魁斗「あー、お前の気持ちを察する事は出来んがそーゆーのはやめとけよ」

 

 

妖夢「そうですね……あなたの為にならないですし、下手したら殺されますよ?」

 

男「それは分かってても俺は俺の純情を汚したヤツを許せねぇんだ!!!」

 

 

あー、ここまでご立腹ときたら説得は困難だな

ふむ、どうしたものか……

そんな時、1匹のアホが目の前に立っていた

 

 

結菜「魁斗じゃん、何してんの?」

 

魁斗「お前何でここに?」

 

妖夢「結菜さんにフランちゃん!?」

 

フラン「あ、妖夢さんだー!」

 

男「え、誰……?」

 

 

 

話を聞くとフランと結菜はお散歩がてら遊んでるそうだ

その道中でここに来たらしい

 

 

 

結菜「んで、これどんな状況?」

 

魁斗「妖怪に純情を汚された男の復讐相手になってしまった」

 

結菜「いや、ほんとに君何してんの?」

 

魁斗「知るかよ、俺がこの状況を把握しきれてねぇんだ」

 

結菜「見るからに魁斗が加害者側に見えてたよ?」

 

魁斗「馬鹿が向かってきたから返り討ち……まではしてないが話し合いをしてたんだよ」

 

結菜「んで、お兄さんはどしたの?」

 

魁斗「お前俺の話聞く気ねぇだろ?」

 

結菜「聞いて欲しい?」

 

魁斗「何だてめぇ喧嘩売ってんのか?」

 

結菜「絶賛無料配布中」

 

魁斗「ナメてんのか三下ァ!!!」

 

 

俺は結菜の胸ぐらを掴んで空に投げる

結菜も俺も割と本気でない為俺は軽く投げる

結菜は投げられるだけ、一切の力を使わず投げられ着地する

 

 

結菜「全く、酷いな君は」

 

魁斗「喧嘩売らなきゃいい話だバカタレ」

 

フラン「お兄さんと結菜は仲良いの?」

 

妖夢「仲がいいと思いますよ」

 

 

そんなやり取りをしてると男が結菜に近付く

 

 

男「アンタも妖怪なのかい?」

 

結菜「世界最弱の半妖だよ」

 

男「そうかい……アンタも妖怪か……」

 

結菜「ん?なに?」

 

 

結菜は服についた土を払い落としながら笑顔で答える

 

男は顔を真っ赤にしていきなり怒鳴る

 

 

男「アンタ、アイツとどんな関係だ!!!」

 

結菜「ふぇ!?勝者と敗者だと思う!!!」

 

魁斗「どっちが敗者なんだ言ってみろコルァ」

 

結菜「すいませんどっこいどっこいです!」

 

男「アンタら付き合ってんのか!!!」

 

2人「ぜってぇ無い!!!!こんな奴と!!!」

 

2人「ああ!?喧嘩売ってんのか!?」

 

フラン「めっちゃ息ピッタリだねあの二人」

 

妖夢「魁斗さんも結菜さんも、何だかんだ血の気が多いからですね……」

 

 

魁斗「必滅(俺だけの世界)」

 

 

全員を巻き込んで固有結界を作り出す

 

 

結菜「お前絶対倒して逆らえねぇようにすっからなこの野郎!!!」

 

魁斗「上等だ、いつも通り負かしてやるわクソ雑魚が!!!」

 

俺は手元にあったバスターソードを持って結菜に突っ込む

結菜は鉤爪を装備して上空から突っ込んでいく

 

結菜の着地のタイミングを見計らいバスターソードを振り下ろすが結菜は驚きの行動を見せた

結菜は空中で体制を変え、バスターソードの腹を蹴り軌道をずらしガラ空きになった足元からズタズタに斬り裂いてくる

流石に頭に血を昇らせすぎた

 

 

結菜「オルァどうした、歯ごたえねェぞ馬鹿が!!」

 

魁斗「ンなに食い足りねぇなら極上のもん用意してやるァ!!!」

 

 

俺は結菜に向けて腕を伸ばす

 

 

魁斗「死ねやああああ!!!終符(Ωブラスター)」

 

結菜「うわっ!?」

 

 

結菜は咄嗟のことすぎて避けれず、右腕と右足が文字通り消し飛ぶ

 

 

結菜「殺す気か馬鹿!!」

 

魁斗「す、すまん!!!頭に血が上りすぎた!!!」

 

 

俺は慌てて結菜に駆け寄りだき抱える

 

 

結菜「私、半妖になってて良かったと初めて思ったよ……癒符(不死の炎)」

 

結菜は燃えたと思ったら無くなった部分が再生した

 

 

魁斗「いや、ホントにすまねぇ……」

 

結菜「あー、大丈夫、私もやり過ぎたからごめんね?」

 

フラン「ねぇねぇ終わった?」

 

魁斗「ああ、今回は俺の負けでいい」

 

結菜「いや、半身吹き飛んだから私の負けで良いのに」

 

妖夢「まあまあ、引き分けにしておけばいいんじゃないですか?」

 

魁斗「んじゃあそうするか?」

 

結菜「賛成」

 

フラン「あとさ、あのお兄さん失神しちゃったよ?」

 

 

2人「え?」

 

 

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