俺は女を抱え博麗神社に行く
霊夢と魔理沙が縁側で話していた
霊夢「あら魁斗、そのお姫様は?」
魁斗「馬鹿言ってないで布団を貸せ」
霊夢「やっぱ、そうよね……」
魔理沙「こいつ、誰だ?」
魁斗「起きてから直接聞こうぜ?」
魔理沙「なんだよ知らないのか……ならそうするしか無さそうだぜ」
霊夢「だぜだぜ言ってないでソイツこっちに運びなさいよ」
魁斗「あいよ」
霊夢が用意した布団に女を運んで寝かせる
目立つ傷はなく、これといって変なところもない
コイツが気が付くのを待つか……
俺は煙草に火をつけ吸う
魔理沙「前から気になってたんだが、結菜もお前もなんでそれを吸うのぜ?」
魁斗「人がお茶を飲むのに理由はいるか?」
魔理沙「意地の悪い言い方だな」
魁斗「悪い、まあ癖になる様なもんだコレは」
魔理沙「イマイチわからん、1つくれ!」
魁斗「吸ったら毒だぞ?それこそ寿命が縮む」
魔理沙「うえっ!?そうなの!?」
結菜「そうよーん」
妖夢と結菜が飛んできた
まてよ、なんで結菜がいる?
魁斗「なんで居る?」
結菜「紅魔館から帰ってたら妖夢が飛んでたから」
魁斗「お前それが理由なら暇だったんだろ?」
結菜「まあね、そうトゲトゲ言わないでよ、これあげるから」
結菜は新しい煙草を投げ渡す
結菜「あと家にあった煙草全部白玉楼に送っといたよ」
魁斗「お前のは?」
結菜「紫に頼んで違うの買ってもらったの」
ポケットからだした煙草のパッケージにはコウモリのマークとゴールデンバットと英語で書かれた煙草を持っていた
結菜「本当はこっちのが好きだったんだ」
魁斗「そうか」
結菜「興味無さそうね」
魁斗「無いからな」
結菜「女の子のそーゆー情報は持ってると重要になるのよ?」
魁斗「嫌がらせに使えるからか?」
結菜「恋愛の時とか」
魔理沙「ま、コイツには合わねーだろ」
魁斗「うるせぇなぁ」
魔理沙は大きく笑い、俺はデカくため息をついた
結菜は苦笑いしながら煙草を吸い出す
結菜「ま、覚えておいてよソレは」
魁斗「わーったよ」
妖夢「しかし起きませんね」
霊夢「まあ、いいんじゃない?」
魁斗「そんなもんか?」
霊夢「そんなもんよ」
結菜視点
魁斗にしては落ち着き過ぎている気がする
なんか引っかかる気がする
あくまで勘なのでなんも言うつもりはない
そんな時だった
霊夢「結菜、ちょっと来なさい」
結菜「ん、はーい」
私は霊夢に指名を頂いたので霊夢と一緒に社の裏手にいく
結菜「ご指名ありがとうございます」
霊夢「ふざけないで、真面目な話をしたいの」
結菜「はいはい、わかったわよ……で?」
霊夢「魁斗のあの態度はなに?丸くなったとかじゃなくて凄く嫌な予感がする」
結菜「魁斗はなんか知ってるの?あの人の事」
霊夢「いえ、知らないと言ってたわ」
結菜「ならなんにも無いと思うよ」
霊夢「根拠は?」
結菜「アイツどんな事でも私には嘘つかないもの」
霊夢「……あんたらの関係は?」
結菜「さあね、私もわかってないの」
そんな話をしていると社の方から爆発音が響いた
私と霊夢は社の方を見た瞬間魔理沙が吹き飛ばされてきた
結菜「霊夢は魔理沙を連れて離れて!私が見てくる!」
霊夢「わかった、気を付けなさい!すぐ戻るわ!」
私達は別方向に飛んだ
空から見ると先程連れ込まれた女が魁斗を踏みつけ妖夢の首を掴んでいた
結菜「何やってんだよ!!!」
私は慌てて鉤爪を装備して突っ込み魁斗を踏みつけてる足と妖夢を掴んでる腕を切り落とし2人を抱えて距離をとる
結菜「あなた、なんでこんなことしたのよ!!!」
女「酷いなぁ……」
女はボソボソと何かを喋ると切られた所が治る
え、チートじゃん
結菜「貴女はなんなの!」
美華「私は柊美華(ひいらぎ、みか)」
結菜「なんで助けたのに攻撃してきた?」
美華「ここは私が知らない世界でしょ?ならまず分からなきゃいけないのは私がどれ位強くて何があるか、じゃない?」
結菜「野性的すぎる……」
美華「人間は野性を無くしてるだけで、私は無くしてない、それだけよ?」
結菜「だからと言って!!!」
魁斗「おい、能書きはたれ終わったかよ」
結菜「魁斗!?」
魁斗「ならコチラはてめぇ相手に新しい能力でも試させて貰うわ、良いんだよなぁ?」
そう言いながら魁斗はその場で刀を生成した
しかしその刃は黒1色、刃はギザギザしている
なによりその刀は黒いオーラが出ていた
美華「やってみるといい」
その言葉が魁斗からすればスタートの合図だった
魁斗はその場で刀を振った
刃は届かない位置にいる
なぜ振るった?
そしてなぜ美華は「斬られている」のだ?
美華「……は?」
魁斗「おい、どうした女?有頂天になりすぎて躱すことも忘れたかァ?」
結菜「ち、ちょっと何なのこれ!?」
魁斗「退いてろよ雑魚、邪魔だ」
結菜「はぁ?ボロボロの馬鹿がなんか言ってますけど声が小さすぎて聞こえませんが?」
魁斗「こんな時に喧嘩するほど馬鹿じゃねぇぞ、新しいモノだから加減がわからんから離れてろ」
結菜「知るかよバーカ!サポートしてあげるから暴れなよ」
私はその場でドラグーンを出す
魁斗は血塗れの顔で私を一瞬見て諦めた顔をした
魁斗「なら足だけ引っ張んな、その玩具が消えても知らねーからな」
結菜「その場合は弁償でスイーツね」
魁斗「金のかかる女だなぁおめェ」
結菜「その分尽くすタイプなので!!!」
美華がまた何かを呟いたと同時に切り傷が回復した
私はドラグーンと共に美華に突っ込む
美華は空中にひし形の物体を出すとそこから大量の弾幕を打ち出す
私は弾幕を切り裂き、ドラグーンで撃ち落としたりして近付く
5m付近まで来た瞬間に目の前にひし形の物体が壁のように出来上がる
その瞬間に私は空中で急旋回する
私の背中にピッタリと引っ付いていた魁斗が刀を振り下ろす
目の前にあった大量のひし形は縦一線に消えてなくなる
美華がそのひし形の中から光るククリ刀を出した
美華「残念、死になさい」
美華がククリ刀で魁斗の首元を斬る瞬間に美華の動きが止まる
御札で縛られている
夢符(封魔陣)
霊夢「あんた達にしては手間取ってるじゃない?」
結菜「まあ、ね」
魁斗「ふざけんな、俺は余裕だ」
結菜「くだらない見栄ははらないの」
魁斗「んで、コイツどうすんだ?」
パチンと言う音と共に封魔陣は無くなっていた
美華「さて、第2ラウンドね」