結菜「所で魁斗の槍って抜くの?」
美華「やめてよね、封印が解けちゃう」
結菜「そうなの?」
魁斗「封印の媒体がゲイ・ボルグなんだから当たり前だ馬鹿」
結菜「馬鹿言うな、なら次の武器とか作ったら?小傘に頼むよ私」
魁斗「別に探さなくても作ればいいんだがな」
美華「でもこの間の刀とかすぐにダメになってなかった?」
魁斗「……なんでだろうな?」
結菜「なんでだろ?」
2人で首をかしげた
今までなら魁斗の作り出す武器は不良品等無かったのに
そう考えていると
美華「貴方の能力の先があるんじゃない?」
結菜「能力の先って?」
美華「博麗の巫女が簡単ね、彼女の空を飛ぶ程度の能力ってのは、考え方次第じゃ全てから浮くのよ」
魁斗「まて、浮くのと飛ぶのとは違うだろ」
美華「違うようで違わないのよ、まあ人の認識次第ね」
結菜「で、それがどゆことなの?」
美華「浮くってのは空だけじゃない、寿命や時間、もしかしたら世界の理からすら浮くわ」
結菜「もしかして霊夢ってかなり凄い?」
美華「凄いわよ」
魁斗「んで、俺の能力の先はあるかもしれないと 」
美華「まあ簡単な話だけどね」
結菜「つまり進化みたいな?」
美華「……もう説明面倒臭いからその認識でいいわよ」
魁斗「まあ何にせよ、武器が作れるといえど確かに無いと心持たん、探すか」
結菜「私、着いてくよ」
魁斗「は?なんで?」
結菜「前に助けて貰った恩がある」
魁斗「……あー、あれなら気にするな、俺の因縁を終わらせたついでだ」
結菜「それでも私からしたら恩なの!」
魁斗「めんどくせぇな、もう勝手にしろ」
美華「なら香霖堂にでも行きな、たしかあそこに武器もあったわよ」
魁斗「ん、わかった」
美華「これもあげる」
美華は魁斗にお金を投げ渡した
魁斗「なんでだよ」
美華「これはこの間のお礼」
魁斗「どいつもこいつも恩だの礼だのクソめんどくせぇな!!」
美華「んじゃあね」
美華は帰ろうとした時、肩を捕まれ止まった
その腕の先は
紫「ハァイ」
美華「……え?」
紫「久しぶりね、美華」
美華「なんで記憶消したのに!?」
紫「あら、私に効くと思って?」
美華「効くようにしたわよ!!!」
紫「私には効かないのよ」
紫と美華が楽しげに話していたので私達はそっと後にした
魁斗視点
俺と結菜は香霖堂に向かって飛んでいた
ある程度の位置を聞きながら飛んでいたので迷わずに飛んでいけた
魁斗「あー、どうも」
霖之助「いらっしゃい、香霖堂の店主の森近霖之助だよ」
結菜「あ、どうも、ここに刀とかってあります?」
霖之助「あるにはあるよ、見ていくかい?」
魁斗「お願いする」
香霖堂の奥に行くと何本かの刀があった
霖之助「一応ここにある刀は使えるには使えるけど名刀はこの陸奥守吉行ぐらいかな」
魁斗は刀を手に取りゆっくりと抜く
鞘から出した刀身は綺麗に、波紋もゆったりとした波を描いていた、しかし反りはない
刀として完成されていた
しかし
魁斗「俺には勿体ない 」
結菜「勿体ない?」
魁斗「これは俺が持つに相応しくない、俺が持っても生かせない刀だ」
結菜「刀って誰が持っても一緒じゃない?」
魁斗「いや、そうでも無いさ」
霖之助「君は刀を理解してそうだね」
魁斗「理解、なんてものがあるかはわからんがね」
そう言って刀を置いた
魁斗「すまない店主、ここには俺が求める刀は無いようだ」
霖之助「いや、仕方ないさ」
そう言って店を出た