魁斗としばらく歩いていると、刀が刺さりまくっている地域を見つける
結菜「魁斗、あそこにあるかな!」
魁斗「さあな、見てみるしかねーよ」
結菜「なら集めるから魁斗は見ていってよ」
魁斗「いいのか?」
結菜「いーの、選んでよね」
魁斗「あいよ」
私は刀の事はあまり分からない
知ってるものしか知らないからね
でも素人目でもわかる、ここに落ちている刀のほとんどは無銘だ
それだけ選ぶ状況にならなかったんだろうと思い地面にある刀を抜いて集める
魁斗はそれをみていく
所々に大業物がある
ってこれ村正!?
あ、これ菊一文字だ
え、これもしかして小烏丸!?
すご!
結菜「魁斗、この刀小烏丸だよ!」
魁斗「それ現世だと伊勢神宮にあるやつか?」
結菜「そうそう、すごいものだと思う!」
魁斗はじっくりと刀を見ると違うと言って横に置いた
結菜「ならこれ、鶴丸国永は?」
魁斗「それは完璧に違う」
結菜「なら鬼丸国綱も違うかな」
魁斗「それか?それも違うが……貸してくれ」
魁斗は鬼丸国綱を振るうと風が吹き荒れ真空刃のようなものが辺りに舞う
すると辺りの刀がほぼ折れた
魁斗「……一応持っておこう」
そう言って魁斗は鬼丸国綱を傍に置いた
結菜「これなら探すのは楽そうだなぁ」
そう言ってまた刀を探す
結菜「一期一振なんてどう?豊臣秀吉が好いた刀だよ」
魁斗「いらん」
結菜「うわ、これ持って帰ろ」
魁斗「なんだそれ?」
結菜「青龍偃月刀だよ」
魁斗「デカイな……」
結菜「これなんてどう?人斬り以蔵の刀、肥前刀」
魁斗「ほう……これも中々だな」
結菜「でしょ、綺麗な刀だよねぇ……」
魁斗「……ん、あの刀は?」
結菜「これ?」
私は魁斗の指さす刀を抜いた
結菜「これは志田大太刀だね」
それは2mを超える刀、常人なら扱えない刀であろう
しかし悲しいことに志田大太刀は真ん中をポキリとおられていた
多分原因は近くに刺さっている激しく損傷した陸奥守吉行だろう
魁斗「お前の言っていた鍛冶屋に頼んでこの刀を蘇らせれないだろうか?」
結菜「たぶん本来の刀とは違うことになると思うよ?刀って同じように出来ないから」
魁斗「良いんだ、俺はコイツをこのまま殺しておけねぇ」
結菜「んー、わかった、とりあえず紫ー!!!」
紫「なぁに?」
結菜「小傘と繋げれる?」
紫「便利屋では無いのだけど……」
そう言いながら紫は小傘の元にスキマを繋げた
小傘「わわっ!?なんだい!?」
魁斗「刀鍛冶よ、申しわけないがこの刀を生き返らせれねーか?」
小傘「これ志田大太刀!?無理だよ!!!」
魁斗「そこを何とか頼む!コイツはまだ生きた刀だ!」
小傘「刀ってのは壊れたから叩き直しました、じゃ治らないんだよ!」
魁斗「ならコイツを素体に頼む!!」
小傘「う、うーん……ならもう一本刀を持ってきて!」
結菜「ならこの陸奥守吉行でどう?たぶん悪くはないと思うけど」
小傘「なんでそんな名刀まみれなの!?」
結菜「いいから、いける?」
小傘「うー……期待しないでよね!!!」
そう言って小傘は2本を持って帰っていった