ただただのんびりしたい幻想生活   作:グアルガ

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涙の数だけ強くなれるよ

魁斗の傷が回復し、文に担いでもらい家に入る

防御結界があったため家の中には目立ったダメージはない

しかし家の中にアリスが居たはず……そう考えているとアリスが家中に入ってくる

話を聞けば、魁斗の為に衣服を買いに行っていたとの事

その為、アリスは無事だったようだ

安心した私はソファーに座り煙草に火をつける

はぁ……慌ただしい日だった

そう感じた

 

 

文「私達はどうする?」

 

結菜「ごめんだけど帰ってもらえるかな?魁斗には何も無かったと思わせてあげたいの」

 

文「と、言うと?」

 

結菜「彼は私や友達を傷付けてしまうことが極端に嫌なみたいだからさ」

 

文「なるほど、わかりましたよ」

 

天狗「この度はまことに申し訳ない」

 

結菜「いや、大丈夫だよ」

 

椛「それでは帰らせていただきます、次会った時はゆっくりお話しましょう!」

 

結菜「ありがとう椛ちゃん、またね」

 

 

3人は帰った

私はと言うと、まったりと喫煙している

魔力は微量なため、1度の魔法が体にこたえる

 

初手に回復魔法、さらに言えばパチュリーから聞いた話を混ぜると、今回使った魔法は上級魔法の応用な為に魔力のほとんどを使う

そりゃ疲れるよね

 

私は短くなった煙草の火を消して灰皿に捨て、新しい煙草に火をつける

 

 

美華「魁斗の看病終わらせてきたわよ」

 

妖夢「とは言っても着替えと体を吹いた程度ですが」

 

結菜「お二人さんありがとう、お風呂入れて来るから入浴してから帰りなよ」

 

美華「私は遠慮する、住処に帰ってからにするわ」

 

妖夢「私も幽々子様のご飯の支度をしなきゃなので」

 

結菜「2人ともつれないねぇ」

 

美華「貴女、無理してるのバレバレよ」

 

結菜「ほへ?」

 

 

美華が指を指したのは左手

何もしていないが震えている

 

 

結菜「んー、疲れたのかな?」

 

美華「体は正直ね」

 

結菜「やだ、いやらしいわ」

 

美華「え?」

 

妖夢「え?」

 

結菜「え?」

 

美華「……帰るわね」

 

妖夢「お茶だけ入れて行きましょうか?」

 

結菜「後からコーヒー飲むから大丈夫よ」

 

妖夢「わかりました、それでは」

 

美華「無理しないでね」

 

結菜「ん、んー」

 

 

2人とも帰っていく

私は煙草を灰皿にもみ消し、額に右手を置いて天井を見る

 

 

どうやら本気で疲れきっているようだ、どっと眠気が来る

まだ眠る訳にはいかないよね、そう思って煙草に火をつけ立ち上がる

キッチンに向かおうとすると、キッチンからアリスが出てきた

アリスは私の顔を見るなり、ため息をついた

 

 

結菜「アリスさんや、いくら私でもそれは傷つきますわよ?」

 

アリス「ならそのしんどそうな顔をやめなさいな」

 

結菜「にへ、大丈夫よ」

 

 

そう言って笑顔を見せるとアリスは私を持ち上げリビングに運ばれる

なんか戻された

そしてアリスは私の咥えてる煙草を取り上げ、私に口付けする

 

 

アリス「頑張ったんでしょ、寝なさい」

 

結菜「ふへへ……アリスにゃあ敵わんねぇ」

 

 

そう言って私は微笑みながらアリスの膝枕で眠った

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