はい、こちらを疎かにしてすいません、失踪はしないので!!!
吐くものも無くなり、えずきながら厠から出る
アリスは私に合いそうな着物を買ってくれたようで、外で待っててくれた
私はアリスと合流すると着物を上海に持たせて肩を貸してくれた
優しい、そんな事を思いながら帰る
家に着くと私は急いでキッチンに向かい水を飲んで一息つく
アリス「ごめんなさい、貴女がそんなに人混みが苦手とは思わなくて……」
結菜「んにゃ、私も忘れてたから、私が悪い」
アリス「そうは言っても……」
そんな事を言っていると乱暴にドアが開く
魁斗「オルァ!居るか!?」
結菜「なんで君は元気に入ってくるんだい、珍しい」
魁斗「あ?珍しく汚ぇ顔してんなぁ?」
結菜「……喧嘩は今日は買えないよ」
魁斗「んだよ、つまんねぇな」
結菜「どうしたんだい、何か用かい?」
魁斗「あー、妖夢の奴と剣術やってたんだが最近慣れてきてな、お前の英霊の奴で剣士でも出せねぇか?」
結菜「狙って出せるかはわかんないけど、まあやってみるかね」
アリス「大丈夫なの?」
魁斗「頼んだこっちが言うのも変だが、無理しなくていいぜ?」
結菜「まぁ、大丈夫でしょ」
3人で外に出ると私はスペルを唱える
祝儀「英雄の偽り」
今回は1人の英霊が出現した
以蔵「わしゃあ岡田以蔵……人斬りじゃ」
結菜「岡田以蔵って、すごい人召喚しちゃった!?」
魁斗「誰?」
結菜「簡単に言うと暗殺のスペシャリスト」
魁斗「剣術は?」
以蔵「わしゃあ剣の天才じゃき、心配なぞする暇もなかぁ……」
以蔵はそう言って魁斗の後ろで刀を首筋に当てていた
魁斗「良いねぇ……たぎるぜ」
結菜「まぁ、以蔵さんに説明すると」
私は説明する
以蔵「なんじゃ、聖杯戦争とは違うんか……まあええ」
結菜「で、貴方にはこの魁斗の剣術修行をお願いしたいの」
以蔵「あぁ!?なんちゃあ無いが嫌じゃ、面倒じゃき」
結菜「お酒あげるからさ」
以蔵「……仕方ない、やっちゃるわ」
魁斗「頼むぜお侍さん」
以蔵「っても、わしゃ人に教えるなんてしたことないき、体で覚えていきよ」
魁斗「なら、実践だな」
以蔵「その前に、おんしはどないな戦い方がえいんじゃ?」
魁斗「戦い方?」
以蔵「ああ、暗殺や対人、多対1、色々あるじゃろ」
魁斗「考えた事も無かったな……」
以蔵「暗殺と対人なら教えちゃる、多対1は別に聞け」
魁斗「そうだな、なら今日は暗殺を頼む」
以蔵「ならば説明から入るかの……暗殺の基本は気配を殺すことじゃ、ワシらのくらすには(気配遮断)があるき、もとより出来るがおんしにもコレを習得してもらう」
魁斗「気配遮断……どうやるんだ?」
以蔵「おんしは元々ギラついた気配が出すぎちょる、気を押さえつける所からじゃの」
魁斗「気配……か」
魁斗はその場で坐禅をくんだ
長い修行が始まる