空母建御雷 異世界に出撃す   作:高野五十六

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プロローグ

 照和22年、8月末、青森県、大湊警備府洋上の空母建御雷(たけみかずち)艦内は出撃準備の為喧騒に溢れていた 

 

 「艦長、入られます!」

 

そう艦橋にいる兵士に言われると、俺は艦橋に入り、艦長席に座ると副長に話しかけた

 

「副長、出港準備はどうか」

 

「全艦の補給、人員の配置完了、出撃準備よろし、」

 

「了解。艦載機と護衛艦隊はどうか」

 

「艦載機は現在、松島基地にて訓練中、合流は岩手沖の予定。護衛艦隊は、既に全艦の弾薬補給と人員の配置は完了、何時でも出撃出来ます」

 

「副長、ありがとう。」

 

そう言った直後、通信手がやって来た。

 

「艦長、軍令部からであります」

 

「読み上げてくれ」

 

そう俺が言うと通信手が、手に持った紙の内容を読み始めた

 

「発、海軍軍令部、宛、空母建御雷、高杉艦隊と合流の為出撃せよ、追伸、貴艦の幸運を祈る。以上です!」

 

「遂に来たか」

 

「全艦トラック泊地に向け出港」

 

俺が出港指示を出した直後、副長がやって来て話しかけて来た

 

「坂元艦隊の本隊でありますが、合流は硫黄島付近に変更になりましたが、航路はどういたしましょう。」

 

「地上基地の援護を受けやすい沿岸沿いで会合点まで進もう」

 

「了解しました、各航空隊に対潜哨戒機の出撃を要請します」

 

「ありがとう」

 

その後、しばらくすると、陸奥湾を出て津軽海峡に入り、少し経つと副長がやって来た

 

「艦長、そろそろお休みになられたほうがよろしいかと」

 

「そうだな、艦載機合流時に起こしてくれ」

 

俺は艦長室に戻り、上着を椅子に掛け、ベットに座り、近くにある写真置きを取り、その写真を見て少し考えていた。

 

(真霜姉さんや真冬やましろは元気なんだろうか)

 

そう思っていると、いつの間にか寝ており、気付くと副長に起こされていた。

 

「艦長、おはようございます」

 

「おはよう、済まないな副長、少し寝坊したかな?」

 

「いえ、そんな事はありません」

 

「わかった、済まないが副長、先に戻っておいてくれないか?」

 

「分かりました、失礼します。」

 

そう副長が言うと、敬礼して部屋の外に出ていった。

 

「さて、俺も行くかぁ」

 

そう言うと俺はベットから立ち上がり、椅子に掛けていた上着を着て、近くにあった写真立てを手に取り1言呟いた

 

「…また、会えるかな」

 

そう言うと写真立てを机に置き艦橋に戻った

 

「副長、艦載機の着艦状況を」

 

「管制機、重攻隊は全機着艦、現在は艦爆隊が着艦中、艦爆隊の着艦後、戦闘機隊が着艦します。」

 

「ありがとう」

 

その後、建御雷を旗艦とする艦隊は何事も無く航海は進み坂元艦隊の本隊と合流する少し前に異変が起きた。

 

「艦長!失礼します!」

 

そう副長が慌てた様子で入ってきた

 

「どうした副長、何があった」

 

「急に悪天候になり、視界が一気に悪くなりました!」

 

「分かった、すぐに艦橋に向かう。」

 

艦橋に向かい、少しすると、先程の悪天候が嘘かのように晴天に変わったが、すぐ電探手がやって来て叫んだ。

 

「坂元艦隊が電探から消失しました!」




 この小説をご覧いただきありがとうございます。
この作品が最初ですので日本語がおかしい場所、句読点の位置等々可笑しい場所があるとは思いますが温かい目でご覧ください

ヒロインは誰が良いか

  • 宗谷真霜
  • 宗谷ましろ
  • 元彼女(今後登場)
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