「坂元艦隊が電探から消失しました!」
電探手がそう言ったのを聞くと俺はすぐさま聞き返した
「坂元艦隊の船は一隻も見当たらないのか?」
「はっ、天候が悪化した直後から写りが悪くなり、天候が回復すると完全に消失していました」
「護衛の艦艇はどうだ?」
「護衛の艦艇はすべて電探に表示されます」
「視認は出来るか?」
そう俺が言うと双眼鏡を使い確認した兵士がやって来た
「全艦います!」
「ありがとう」
「副長、今後の事を決めたい、全艦の上級士官を集めて貰えるか?」
「了解しました」
暫くして、建御雷の会議室
「今回、集まって貰ったのは他でもありません、我々が合流するはずだった坂元艦隊が消滅した件で来てもらいました」
そう俺が言うと建御雷の護衛に付いていた航空戦艦伊勢の艦長が話し始めた
「電探だけでは、坂元艦隊が居ないと言う確たる証拠にはならないと思いますが」
「我々もそう思い、
「それで、今後の行動に関してですが、坂元艦隊が居ない以上、本国に戻るか、居なくても、このままトラック泊地に向うか、どちらに致しましょう…」
その後、会議は白熱したが無事、方向性が決まり、坂元艦隊が居ない為、本国に戻る事、軍令部から指示があるまでは俺が艦隊指揮をする事でまとまった
その後艦橋に戻るため艦内廊下を歩いていた
「さっきの報告は気になるな」
「水深が深くなってる事ですか?」
「ああ、もしかしたら俺たちは異世界に来たのかもな」
「しかし、異世界というのはあり得るのでしょうか」
「俺たち自体、前世から転生して、この後世世界に居るんだ、それくらいあってもおかしくは無いだろう」
「そうでした、我々自体、転生してこの後世に居ますからね」
艦橋に戻ると俺は通信手に聞いた
「坂元艦隊と軍令部にはまだ連絡はつかないか」
「はい、全回線を使い、呼び掛けて居ますが、すべて応答はありません」
「分かった。全艦に通達、回頭、横須賀に戻るぞ」
「
全艦が回頭し、硫黄島と横須賀の中間付近にある鳥島近海で事態が急変した
「前方、200キロ洋上に不明艦艇接近!」
「数は!」
「1隻です!」
それを聞いた副長がやって来た
「艦長、ここは星鵬を出して偵察するべきかと思われます。」
「分かった、全艦に通達、防空輪形陣をとり艦首を風上に向け最大戦速」
「宜候、進路、二、七、〇、最大戦速」
「星鵬、発艦準備よろし、」
「1番蒸気射出機、射出!」
星鵬が発艦後、副長がやって来た
「星鵬には、可能な限り不明艦に接近させ、可能なら不明艦を撮影する様、命令しました。」
「後は、報告待ちだな」
発艦から2時間後、星鵬が撮影した不明艦艇の写真が現像され、会議室で会議が行われた。
「この様な形の船は見たことないな」
「すみません艦長、こいつ見たことあります」
「航空参謀、こいつが何か言って貰えるか?」
「多分、こいつは米海軍のインディペンデンス級沿海域戦闘艦だと思われます」
「米海軍はこんな物をもう作ってたのか?」
「いえ、前世で私は自衛隊に居まして、米国に行った際に見たのですが、形が特徴的で覚えていたのです」
「その話だと、こいつが我が海軍旗を上げてるのはおかしいな」
「万が一があるかもしれません、全艦に戦闘配置を取らせますか?」
「そうだな、全艦に戦闘配置を発令、伊勢には砲撃戦が出来るように全機に対艦装備を付けさせ、上空待機、本艦は艦爆と艦攻に対艦装備をさせ、何時でも発艦出来るように準備せよ」
「以上、総員解散!持ち場に付け!」
会議が終わり副長が話しかけて来た
「艦長、今、ここまでしなくてもよろしいのでは」
「何事も早過ぎる事は無いさ、相手に攻撃食らってから準備するようでは遅すぎるのだよ」
「艦長、もし相手が海上警察だった場合はどういたしましょう」
「俺がおとなしく拘束され取り調べ受けるさ。」
「だがな副長、こちらが攻撃するのは相手からの発砲がある時だ、その事は全艦に徹底させろ」
話し終わり艦橋に戻ると先任士官から相手艦との距離を言われた
「艦長、不明艦との距離、後、50キロ。間もなく、対艦噴進弾の射程距離に入りますがどういたしますか?」
「攻撃は不明艦からの発砲あるまでは絶対するな」
その時不明艦から無線が入った
「我々は海上安全整備局、ブルーマーメイドである、貴艦隊は日本国の領海を侵犯しようとしている。すぐ停船せよ」
ヒロインは誰が良いか
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宗谷真霜
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宗谷ましろ
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元彼女(今後登場)
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その他