「姉さん、執務等はこちらで行いください」
一緒に乗り込んだ数名を艦橋に送り、姉さんにこれから過ごす場所の案内をしていた
「ありがとう、久々にゆっくり話したいんだけどいいかしら?」
「もちろんよろしいですが何処にしますか?」
「あなたの部屋でいいわ」
「分かりました。こちらへどうぞ」
そう言い私室に姉さんを案内した
「こちらにお座りください」
「ありがとう」
「飲み物は珈琲か紅茶どちらにしますか?」
「じゃあ紅茶で頼むわ」
「分かりました」
そう言い、紅茶を淹れ、姉さんと自分が座る場所に置き、姉さんと向かい合う形で座った
「姉さん、まずは我々の受け入れ、誠にありがとうございます」
「別に感謝されるような事では無いわ」
姉さんは紅茶を飲むと1つのマニラ封筒を机の上に置いた
「姉さん、これはなんですか?」
「私も出発直前に渡されたから余り詳しい事は分からないけど辞令書とだけ言ってたわ」
「分かりました。姉さんも一緒に見られますか?」
「ええ、もちろん」
「分かりました。開けますね」
マニラ封筒をあけ中身を出すと数枚の書類と2種類の階級章が入っていた
入っていた辞令書には中将に昇進し、艦隊司令官から艦隊司令長官に親補する事が書いてあった
「昇進おめでとうございます、高杉中将」
姉さんはそう言うと自分に向い敬礼をした
「待ってください、自分は海大を出て無いですし、それにまだ二十代半ばですよ?そんな人間に中将へ昇進と司令長官なんて」
「あのね、この世界に航空機動艦隊を指揮出来るのはあなたしかいないの。だから私からもお願いするわ」
「分かりました。帝国海軍軍人の名に恥じぬよう、身命を賭して任務を全う致します」
「お願いね。」
姉さんはそう言い、紅茶を飲み干した
「この紅茶美味しいわね、何処で取れた紅茶なの?」
「これは
「セイロン島ってスリランカだったよね?」
「そうですが、それが何か?」
「あなたが戻ってきた時に言ってた、インド洋への艦隊派遣に関係あるのかなって思ってね」
「錫蘭島……いやスリランカと言ったほうが良いでしょうか?」
「そこは貴方の言いやすいセイロン島にしたら良いわ」
「分かりました。錫蘭島は、我々帝国海軍及び我が帝国の印度派遣軍の後方支援基地となっています」
「貴方は行ったことあるの?」
「前所属していた艦隊で参謀をしていた際、何度も行きました」
「それでどんな感じだった?」
「自分が行っていた頃はまだ、後方支援基地へする計画が承認され工事が始まったばかりだったのであまり変わりはありませんでした」
「そうなのね。ありがとう」
「それにしてもこんな話を聞くなんてどうされたんですか?」
「それは、貴方のいた世界に何があったかは大まかに聞いたけど、詳しい事は何も知らなかったから聞いてみようって思ってね」
「分かりました。姉さんのお好きな事をお聞きください」
自分がそう言うと、姉さんは少し考えるとこう答えた
「じゃあ、あなたがあっちの世界にいたときの話を聞かせて」
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