「我々は海上安全整備局、ブルーマーメイドである、貴艦隊は日本国の領海を侵犯しようとしている。すぐ停船せよ」
艦橋内にその通信が流れ副長が聞いてきた
「艦長、この通信に従いましょうか」
「ああ、従おう。全艦に通達、先程の通信に従う様に、ただし全艦、戦闘配置はそのままだ」
「了解しました。相手への返信はいたしますか?」
「ああ、そちらの命令に従う事とこちらからの攻撃意思が無いことを伝えてくれ」
「了解しました、即座にさせます」
その後、通信して来た艦艇と接触し、相手艦から士官が乗り込んでくる為、タラップ収容位置まできた。
「相手艦、停船しました。」
「よし、タラップ降ろせ」
「宜候、タラップ下ろします」
タラップを下ろし、相手艦にタラップが付き、そこから1名の女性士官がタラップを上がって来て、その士官が敬礼しきた
「私はブルーマーメイド、平賀2等監察官と申します。貴方がたの所属と階級、名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」
そう言われると俺と副長は平賀2等監察官に敬礼し応答した
「自分は帝国海軍、空母、建御雷艦長、高杉裕太少将です」
俺が答えると副長も答えた
「自分は帝国海軍、空母建御雷、副長、川崎新吾中佐であります」
俺たちが名前を言い終わると平賀2等監察官が申し訳無さそうにして話して来た
「ここまで大艦隊とは思っておらずこちらも準備が出来て居ませんので横須賀まで付いて来て貰うことは出来ますでしょうか」
「ええ、大丈夫です」
「ありがとうございます」
「しかし、こちらも条件があります」
「まず、我が艦隊の入港及び停泊を関係者以外に暴露を伏せること、取り調べは私だけにする事、それが条件です」
「分かりました。こちらも出来る限りの事をします、しかし、そちらにも譲歩を求める可能性がありますがよろしいでしょうか」
「ええ、こちらもある程度は譲歩しましょう」
「ありがとうございます。次は横須賀で会いましょう」
そう言うと、平賀監察官は敬礼し、タラップを降り、乗ってきた艦に戻って行かれたのを確認し、俺と副長は艦橋に戻った
「艦長、付いて行って本当によろしいのですか?」
「ああ、これでいいんだ」
「分かりました、全艦に付いて行くように通達します」
「ああ、頼んだ」
その事が全艦に知らされ、その後暫くして、横須賀港に接近したとき通信が入った
「こちらみくら、空母建御雷応答せよ」
「艦長、通信が来ましたね」
「ああ、通信機を貰えるか」
そう言うと、副長が通信機を手渡し、それを受け取り、返信した
「こちら空母建御雷、どうしましたか」
「入港は横須賀女子海洋学校の港になった。誘導する為、本艦に続いて貰いたい」
「承知した。貴艦に誘導を任せる」
艦隊はみくらに先導され横須賀港に入港、俺は取調べの為、取調べ室にに連れて行かれた
「高杉少将、取調べ官が来られるまで少しお待ちください」
そう言い、先程あった平賀監察官が部屋から出ていき、数分後、ドアがノックされ入って来た人に衝撃し少し声が出た
「…真霜姉さん?」
そこには、10年近く前に別れて以来、会いたくても会えなかった、こっちの世界で自分を弟の様に構ってくれていた人が、目の前にいたのだった
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