「報告します」
そう通信士官が来た
「それで報告とは?」
「はッ、昨晩の戦闘の報告です」
そう言い昨晩の戦闘の詳細を述べた。
「最後に晴風ですが当該海域より離脱。現在は星電改にて追尾中。そして伊201潜は先程〇七〇〇時に東舞校教員艦に身柄引き渡しを完了とのことです」
「そうか、ご苦労だった」
「はッ失礼します」
そう言い艦橋から去っていった
「艦長、おはようございます」
そう先任士官の声が聞こえた
「おお、先任もうこんな時間か」
「はい、艦長は仮眠なさってください。一〇〇〇からは作戦説明会がありますし、なんなら今日から長いですから」
「ああ、そうさせてもらう」
艦橋を降り仮眠をし〇九五〇仮眠から目が覚め会議が行われる部屋に向かうと全員揃っていた
「全員揃っているようなら始める」
そう言い案内された席に座った
「長官、珈琲です」
珈琲を置かれそれを飲んだ
「ではまず新しい人の紹介をしようか」
新しく追加されたいメンバーの紹介をした。その中には陸軍航空隊や妹の真冬がいた
「じゃあ藪から棒に質問だがミルヒー・クーってどう言う意味かわかるか真冬?」
「ドイツ語で乳牛って意味なのはわかるけどそれ以上の意味は分からないんだがどういう意味なんだ兄さん」
「真冬の答えもあっているが今回の正解は輸送潜水艦のことだ」
そう言うと部屋を暗くし、壁にプロジェクターで西太平洋の地図を出した
「現在フィリピン沖に放棄された海上要塞がある、そこにゲリラ共が燃料や武器弾薬を集積してると言う話が出ているそこに物を送るルートは3つある」
指示棒をニューギニア島に向ける
「一つはニューギニア方面からのルートだ、この辺には反ブルーマーメイドゲリラが多数いる為、支援は容易に見えるが現在は米軍と豪州軍が主体となった国連軍によるゲリラ掃討戦が行われているためほぼ不可能だ」
そう言うと次は東南アジア周辺を指示棒で囲った
「次は東南アジア方面だがこの辺はホワイトドルフィンによる海賊対処が活発の為出来たとしてもパレンバンの油田から取れた油位しか不可能だ」
最後にアラスカ、アリューシャン、カムチャッカを指示棒で囲った
「最後は現状敵の要塞と化している北方だがここはフィリピンまで一番距離があるが武器はアラスカ、アリューシャンに関しては米軍守備隊が演習で出払った瞬間に占領し残っていた兵器類や放棄されていた小型艦や潜水艦がありカムチャッカ方面は奇襲により放棄された大型兵器等があるため攻撃があまりされず一番良い補給基地となっている」
「そして東南アジア方面の部隊とは違い太平洋に配備されている部隊は民間船舶に危害がなければ潜水艦は攻撃しないという特徴があるから安心して輸送できていると仮定しているその説を実証するためにこの作戦を実行したいと思っています」
プロジェクターを消し部屋の電気を付けた
「作戦概要は事前にお配りした資料の通りとなっています」
「詳しく説明致しますと陸軍航空隊さんには本土近海で敵潜を補足した場合の追尾をお願いします。そして突入は真冬の部隊に頼みたいが今回の作戦は船と中身がメインだから絶対に沈めないようにそして突入までの段取りは我が艦隊が行います」
「それでは説明を終了します何かご質問のある方は居られますか?」
周りを見渡し何もない事を確認すると解散した
日本 小笠原諸島沖海中
「艦長、定時連絡、各僚艦異状なし」
「そうか、他に異常は無いか?」
「はっ、他に………異常は………ありませんが………」
「何かあるのか?言ってみろ」
「はッ、数時間前から定時連絡を送っても軍令部から返答が無いのです」
「そうか………他の艦には知られてるのか?」
「いえ、他の艦にはまだ伝えていません」
「…………他の通信台にも送っているのか」
「ええ、もちろん小笠原台とマリアナ台にも送っていますが全然反応がありません」
「そうか……………もしかしたら建御雷と同じ状態になっているのかもしれないな」
遅くなったお詫びの品です
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