照和22年1月 紅玉第二艦隊旗艦、航空戦艦
「司令官、先程怪電波を捉えました」
艦長がそう報告してきた
「怪電波?近くに敵艦か敵機が居るのか?」
「いえ、対空、対艦電探のどちらにも反応がありません」
報告を聞いた俺は少し考え、指示した
「そうか、全艦に対潜警戒を取らせるように」
そう指示した数時間後、艦長が報告してきた
「司令官、未だ、雲流からの敵潜発見の報はありません」
「そうか、ありがとう」
そう言うと眼下に広がるインド洋を眺めた
(すでに
そう決意した直後無線から報告が入った
『艦隊右舷、12時方向、距離1500に雷跡六!』
「遂に来たか……全艦第三戦速!ジグザグ回避航行開始!」
全艦が増速し、回避行動を始めると次々と報告が入って来た
「艦隊左舷後方、距離3000から雷跡10!」
「左舷前方、8時方向、距離5000に潜望鏡発見!」
「駆逐艦を向かわせて撃沈せよ!」
俺が指示を出すと駆逐艦が向かった。その後、報告が来たが、それは独潜の撃沈報告ではなく、味方艦の損害報告だった
「駆逐艦、朝風吹っ飛びました!」
「軽巡名取、航行不能!」
「白露、撃沈しました!」
その報告が来た直後、艦橋に居た兵士が叫んだ
「本艦左舷方向より雷跡6!避けきれません!」
「遂に本艦もこれまでか…」
そう呟いた直後一隻の駆逐艦が、魚雷と本艦の間に入って来た
「晴風は盾になるつもりか!」
俺がそう言った直後、本艦を目指していた6本の魚雷が晴風に命中、6本の水柱が上がった直後、晴風は吹き飛び、轟沈した
「晴風はなんて事をしたんだ!」
俺は晴風が吹き飛んだのを見るとそう叫んだ
「司令官、もし晴風が居なければ我々が沈んでいました」
「それはそうだ、だかな艦長!」
そう言いかけた瞬間艦長が割り込んできた
「司令官、落ち着いてください!船乗りは冷静で無ければならないとよく言われていたではありませんか!」
「そうだったな、済まない」
艦長にそう言われ、落ち着いた俺は謝り、被害を聞いた
「本艦に被害は出ているか?」
「いえ、現状被害はありません」
「そうか、ありがとう」
そう言った直後、事態が急変した
「本艦後方より雷跡1!距離500!避けきれません!」
「総員何かに掴まれ!」
(川崎長官、申し訳ありません。貴方からお預かりした艦をすべて守り抜く事が出来なかった事をお許しください)
その直後、魚雷が直撃し、その瞬間目が覚めた
「はぁ、はぁ、はぁ………ここは病院か」
「兄さん、やっと起きたんだな」
その声がした方向に顔を向けると妹の真冬が居た
追加する艦艇
-
潜水艦
-
空母
-
戦艦
-
水上機
-
その他