Infinite・Stratos・RISING 作:umiusi
メタルギア:装甲、最高出力ではISに勝る。単機運用の場合は戦術次第でラファール、打鉄など実弾兵器を主体とする機体には勝てる。エネルギー系の兵装に弱い。
サイボーグ:最高出力はメタルギアと同等。耐久性は低い(ミサイルは一発持つかどうか)。
的確な攻撃をし、ダメージを受けなければISに持久戦で勝てる。国際法で禁止されている。
IS:メタルギア、サイボーグなどの新兵器が登場したが、その優位性は変わらない。
これが夢じゃないと認識してきた今日この頃。だってさ、リアルに時間過ぎてくしさ、もう8年だよ?
「おーい、ジャック。こっちで遊ぼうぜー」
「ん、今行く」
まあ、アフリカでもこの時代だから大した不便はないし、周りもいい人ばかりだ。それはいいとして、だ。あの神様、ジャックと同じって言ってたよな。……ハハ、お先真っ暗だよ。
「なあなあ、なんでお前髪が白いんだ?お前の父ちゃんも母ちゃんも白くないよな?」
「さあ……医者はアルビノでもないし、原因は不明って言ってたしなぁ」
「あるびの?なんだそれ」
「んー、病気の一種?」
「ふーん」
今の会話のとおり、俺の髪は雷電と同じように白髪だ。生まれたばかりの時はこれに対して無理があるだろうと思ってたけど、もう気にしないことにした。キリがないし。
「ところで、何で遊ぶんだ?」
「サッカー!他の奴らはもう集まってる!」
「そうか。なら、急ぐか!」
「おう!じゃ、どっちが先に向こうに着くか競争だ!」
「オーケー!」
ま、ここにいて楽しいし、この生活も悪くないか。でも、近いうちにできなくなっちまうんだろうな……その時俺は、どうするんだろう。
だが、俺はこの時知らなかったし、信じたくなかった。”その時”がもうすぐそこまで来ていることを。
「ただいま、父さん。父さん?」
返事がない?おかしいな、いつもならすぐ声をかけてくるのに……
そんな時、隣の部屋から音がした。
「そこにいるのか?」
なんとなく嫌な感じがして、急いで部屋を覗き込む。そこで見たのは、床一面に広がる血だった。
「父さん!?母さんもしっかりして!」
なんで……こんなっ!
俺は必死に声をかけるが、本当は無駄なことだと分かっていた。けれども、そうせずにはいられなかった。
「ガキか。どうします?」
「ふん、多少は使えるだろう。連れて行け」
後ろ!?っ……この服装、ゲリラ?なんでだ、今まで戦争が始まったっていうニュースはないぞ?いや、それよりも
「おら、来い。お前の父ちゃん達のようになりたいか?」
「………」
こいつらが、父さんや母さんを……!でも、ここで向かってどうする。相手は銃を持ってる。しかも、旧式とはいえAKときた。
「ちっ……さっさと立ちやがれ!このガキが!」ガッ
「うっ!」
苛立った男に殴られて派手に吹き飛ぶ。でもこれはある意味幸運であり、不運だった。
「なにして……!な……何を……ゴボッ……ゲ」
近くに落ちていた包丁を拾い、殴った奴の首を斬る。これで仇の片方は打てた。でもそれは、二度と忘れることのできない、忘れてはいけないことだった。
「ほう、中々やる。こいつは欲しい人材だ」
「次は、お前だ!」
「ふん」ダン!
迫り来る弾丸。それは確実に俺の足を捉えていた。
「っ……ぅあ…ああぁぁあああぁあああぁぁああ!」
まだだ、まだ、倒れられるかよ!
「いい根性だ。さあ、来てもらうぞ」
見えたのは死んでゆく敵ではなくて、降ってくる銃床。そこから先は、何も覚えていない。
――――リベリア内戦、勃発
何が原因で始まったのかは不明。わかっているのは、一般市民に多くの犠牲を出したことと、少年兵が生産され続けたこと。ゲリラの中に機械工学に秀でた科学者がいて、誰かを改造していたこと。そして、『白い悪魔』もしくは『ジャック・ザ・リッパー』と呼ばれる子供がいたことだけだ。
国連が動いたのは、この内戦が報道されて半年後。それほどまでに、世間はこの戦争に無関心だった。
主人公視点難しい。