【PM剣盾】実績『食の探求者』解除【実況】 作:麻婆豆腐Mk-Ⅵ
これまで投稿した回を全体的に直しました。文章の間隔を空けたり枠線で囲んでみたりと、変わっている部分は多々ありますが、内容は以前とそこまで変わっていません。
誤字等の報告をしてくださった読者の皆様、ありがとうございます。
「「「ご馳走様でした」」」
ポケモン界のハバネロことチイラの実を丸ごと使った超絶激辛カレー。それを完食した兄貴&姉貴達に感謝の拍手を!(スタンディングオベーション)
口に入れた瞬間噎せた彼らを見て『あっやべぇ……投入する木の実間違ったかも』と冷や汗をかきましたが、無事に完食したようなのでこの事は永遠の秘密にしておきます。ええか節子……失敗なんてなかったんやで(震え声)
「ふぅ……んじゃ、美味かったカレーの代金代わりにコレを渡しとくぜ」
『ポピーは〈ロトムのカタログ〉を手に入れた!』
クラン兄貴が徐に取り出したのは、私が求めてやまなかった
そうです、これです。私はこれが本っっっ当に欲しかったんです……(昇天)
炎・水・草・氷・飛行の5つに変化できる、もうこれだけでありがたい。こいつ一匹でタイプの殆どをカバーできるし、いざとなればその高い耐久値で壁にもなれるとか、流石RTA勢のパーティ常連。最初に貰える御三家ポケモン並に頼り甲斐のある背中してるわ。
「リーグ委員のヤツから伝言な。このカタログは無料だから気にすんな、だってさ」
スゥ(深呼吸)…………神かな??
「ロトムを仲間にしてるトレーナーって少ないからな。ジムチャレンジャーに渡すって伝えたら、えらく喜んでたぞ」
あぁ……まぁ、確かに(納得)
ランクマッチでは見かけない日は無いって感じのロトムだけど、手持ちに入れてるキャラクターとかあんまり見かけないし、捕獲場所もあの逆鱗の湖だからなぁ。メタ的に考えると珍しい部類に入るポケモンなのかもしれん。
「参考までに聞くが、一体どのフォルムにするんだ?」
▶ヒート
ウォッシュ
カット
スピン
フロスト
「ヤローさん対策か。ロトムはフォルムチェンジすると技構成が変わるそうだから、そこら辺の調整とかも考えておくといいかもな」
「あっ、そういえば残り1週間だけど、ポケモン達の調子はどう? 強くなってる?」
んにゃぴ……
「……なんだか心配になってきたな」
「うーん、見たところ野生のポケモンとばっかり戦ってるでしょ? トレーナーともバトルしないと本番大変だよ?」
私なんて緊張しちゃってさ〜、と朗らかに笑うアリス姉貴。在りし日の経験ってヤツなんでしょうか。言葉の重みが違います。
「──ねぇ、ポピーちゃん。私達と『三番勝負』しましょうか」
ひょ??
「1VS1の連戦。もちろん使用ポケモンは全員1体。被りは無しよ。その代わりポピーちゃんは後出しOKね。そうじゃなきゃフェアじゃないもの」
「3回中2回以上勝ったら賞金5000円。どう? 悪い条件じゃないでしょ?」
た、確かに色々と破格なバトルだっていうのは分かりますけど……でも、負けたらどうなるんです?(恐る恐る)
「別にどうもしないわよ? 期待してるジムチャレンジャーが序盤で退場したりしないか心配なだけで、変なことは考えてないから安心なさい」
ニヤァと不敵な笑みを浮かべたルビア姉貴。いやそれ絶対何か考えてる顔じゃないですか。10人が10人『悪い顔してる』って言うよ? 俺にはわかる。花京院の魂をかけてもいい(断言)
「ちょっと吃驚したけど、面白そうだしアタシもやろっかな〜!」
「俺も暇だしOKだ。食後の運動がてらバトルしようぜ」
「「あ、賞金は言い出しっぺでヨロシク」」
「……そうね。こういうのってだいたい言い出しっぺが払うのよね」
財布の中身を確認し始めた姉貴の姿に『なんだか締まらないなぁ』とか思いつつ、取り敢えず選択肢の『はい』を選択する自分。2万とちょいしか所持金が無いので可能な限り余裕を残したいところ。
カレーの食材だけじゃなくて回復薬とかも大量に買うわけだし……うん、やっぱりポケモンバトルだよな!! 俺も大好きだぜ!! 特にお金が貰えるところとか!!(掌ドリルライナー)
「よし、それじゃあ俺からな。準備はいいか?」
ウッス! オナシャス!!
『クランはプルリルをくりだした!』▼
おっ、このプルリルもしかしてレイド戦やった時にいた子じゃない? あの時とレベル同じだし。
対するこちらはロトムを選出。後出しOKのバトルなので相手に有利なポケモンを出すことができます。胸を借りるつもりで遠慮なくボコボコにしましょう(無慈悲)
かげぶんしん
エレキボール
あやしひかり
▶でんじは
『相手のプルリルは痺れて体が動かない!』
そしてここに〈あやしいひかり〉をぶち込めば……はい、もう勝った。もう勝利のBGMが聞こえてきた。勝ったな、ガハハ!!
『──プルリルのみずのはどう!』
ひぇ?! お願いだから混乱ゲーだけは止めてくり〜(懇願)追加効果で自滅するとか本当に心臓に悪いんだゾ……。
『相手のプルリルは倒れた!』
あぁ〜よかった。〈でんじは〉と〈あやしいひかり〉で行動を抑制しつつ、メイン火力である〈エレキボール〉の威力を調整。相手に何もさせずに一撃で仕留める。そんな鬼畜極まりない作戦でしたけど、とりあえず1勝を収めることができました。次もこの調子で勝ちを毟り取っていきましょう。
先に戦いを仕掛けてきたのはそちらだ。まさか、卑怯とは言うまいな??(弦ちゃんvoice)
「あらら〜。それじゃあ次はアタシね!」
次はアリス姉貴ですか、対戦オナシャス!!
『アリスはワタシラガをくりだした!』▼
2回戦目はワタシラガ。最初のジムでもヤローさんが使用してくるポケモンですね。こっちはタイプ相性で有利なストライクを選出します。
相手はLv.34。こちらとのレベル差は9もありますが、〈つばさでうつ〉を2発放てば確定で倒せる相手なので撃破はそこまで難しくないです。面倒なのは〈うたう〉や〈こうごうせい〉などの遅延技ですかね。メインウェポンのPPを枯らされると火力不足に陥るため、早期決着が好ましいです。
──【特性:わたげ】
『ストライクの素早さが下がった!』
今の一撃で相手の体力を残り3分の1まで削ることができました。相変わらず火力やべぇなぁ。Lv25で攻撃値70越えでしょ? なんか〈進化のきせき〉とか欲しくなってきた……欲しくなってこない?(曇りなき眼)
『ストライクの素早さがガクッと下がった!』
特性と変化技で素早さが3段階下がってしまいましたが、こちらには先制技があるので全く問題ないです。
〈でんこうせっか〉を2発、もしくは〈つばざでうつ〉を1発打てば丁度削りきれる体力ですし、ほぼ負けることはないでしょう。
『ストライクのつばさでうつ攻撃! 効果は抜群だ!』
『ストライクのつばざでうつ攻撃! 効果は抜群だ!』
『相手のワタシラガは倒れた!』
《/boxbordercolor》
*
「お疲れ様。一方的にやられちゃったわね」
「あいつ容赦無さすぎじゃねぇ? 俺あんな状態異常の重ねがけ、お前以外にされたことないんだけど」
「……なんでそんな顔でこっちを見るのよ。あの時は私も若かったんだから大目に見るくらいしなさいよ」
「ちぇ」
プイッと顔を背けた長年の友、その姿に『子供ねぇ〜』なんて言葉がついつい出そうになって、慌ててそれを飲み込んだ。確かに昔の私は勝ちを取りに行くために彼女のような戦法を好んで使っていたのは事実だけれど、それでも今はあまりやらないように気をつけているんだし、そう拗ねないで欲しい。
「……にしても珍しいよな」
「何が?」
「お前がバトルしようって誘うの」
「そうかしら」
「そうだぞ」
遠い眼差しのままそう呟く彼に、なんとも言えない表情で「気のせいよ」と返す。目線を一切寄越さないのは、何となく私の考えを察しているからなのかもしれない。
「あ〜! 負けたぁ〜〜っ!」
「お疲れ様」
「いやぁ、見事にやられちゃったよ」
苦笑いを浮かべながらモンスターボールを腰のベルトに差し込むその姿に、どことなく昔を思い出す。ジムチャレンジで競い合ったあの日々の中で、今みたいな苦笑いを浮かべる姿も、勝って喜ぶ姿も何度も見たっけな。
「次は私の番ね」
「いやちょっと待て、お前それ」
「ワァオ……」
自分ドン引きしました、と言いたげな表情の2人。まぁ分からんでもない。私が今からやろうとしていることは、大人気ないと非難されても文句は言えないようなものだし。
でもね、
「もうちょっとあの子のことが知りたいのよ」
手に取ったモンスターボールがカタカタ揺れる。私の闘気でも感じ取ったのかしら? ふふ、でもそれもしょうがないか。私も久しぶりに誰かとバトルするんだもの。胸を貸したり花を持たせるだけじゃなくて『自分のやりたいようにしたい』って、ついつい思っちゃうのよね。
*
最後の相手はルビア姉貴。
たぶん出してくるのはバタフリーでしょう。クラン兄貴やアリス姉貴も、レイド戦で出したポケモンと同じポケモンを出していたので確率は高いと思います。
『ルビアはバタフリーをくりだした!』
はい、予想が当たりましたね。ではこちらもドロバンコを出していきましょう。飛んでくる特殊技が怖いですが、相手も物理耐久が低めなのでおあいこです。
今の火力なら〈かいりき〉連打で倒せると思いますし、遠慮なく──
HP:HPゲージ欄*****
──は……?*Lv.56?????
「私ね、貴方が2人を倒したことにあまり驚いていないの。なぜだかわかる?」
「その勝利に対する貪欲さが、昔の私にそっくりだからよ」
「さぁ、私に貴女の
>【自動操作】でバトルしよう!!
いや、これイベント戦だったんかいっっ!!
原作外トレーナーだからって油断してました。そうですよね……通常の野良戦闘と違って、ルール有りの三番勝負って最初に言ってましたもんね。
バトル施設でもないのに、他キャラから『連戦やろう』って誘われた時点で何かしらのフラグが立ってたことに、何故気づかなかったのか。コレガワカラナイ。
思うに、カレーを振舞って好感度を稼いだのがそもそもの始まりなんでしょう。じゃなきゃ『三番勝負』なんて発生しないと思いますし。
そして『2回連続で勝利』してしまったがために、より高難易度の戦闘になってしまった、と。
これワタシラガ戦の時に負けてたら、相手も手加減してくれてたんじゃ……???(直感A+)
と……とりあえず戦闘はポピーちゃん自身に任せましょう。幸いにも勝利や敗北の条件が無いみたいなので、分類的に言えば『まどろみの森(ザシアン・ザマゼンダ初遭遇戦)』と同じような戦闘だと思われます。
時間さえ経てば勝手に終わりそうですし、操作設定を変えたらあとは待機……するしかないわな。
戦闘画面を大きくしたり音量を調節したりすれば、アニメ版の戦闘っぽくなるらしいので、それを見ながら皆で待機していましょう。
音量が大きいと感じた方は、端末本体の音量調節を──
*
「距離を取りなさいバタフリー!」
「フルル!」
青い空に蝶が舞う。
黄色い鱗粉を周囲に振り撒きながら、それでいてなお優雅さを崩さない姿に、自然と笑みがこぼれた。
「【避けて】」
「ブルルルッ!」
「そうはいかないわよポピーちゃん。バタフリー! 糸を吐いて逃げ場を無くしなさい!!」
空を旋回するだけの飛翔が、相手の懐に潜り込むための滑空へと瞬時に変わる。相手よりも素早ければ攻撃を受ける前に離脱をすることだって勿論可能なわけで、ほら、私達はずっと攻勢のまま。彼女達は後手に回るしかない。
「【前方、ステルスロック展開】」
「一旦離脱して、ちょうのまい!」
地面から無数の岩が浮き上がり、前方に壁を作る。阻まれてしまった白い糸。進行方向上に突如として現れた障害物。まぁそう上手くいかないわよね。
再び上空へと戻った私の蝶が、淡い色味を帯びてクルクルと舞い踊る。終わった頃には先程よりもキレのある動きで羽ばたいていた。
(駄目よ)
緩く首を振った私に、バタフリーが首を傾げる。容易く勝てる相手なのに何故攻撃を指示しないのか。疑問を投げかけてくる赤色の複眼を視線だけで封じれば、渋々ながらも指示に応じる素振りを見せてくれた。
ありがとう。
敢えて補助技しか使わない私の言うことを聞いてくれて。
(でも、私はこれが必要なことだって感じるの)
この勝負は勝ち負けを決めるためのものじゃない。ポピーちゃんがどんな思いでバトルに臨んでいるのか、それを知るためのものだから。
(……レベルの差をワザと空けて良かったかもしれないわね)
攻撃のみを指示していた2戦目までとは、指示の仕方が全く違う。口数が少ないことには変わりないけれど、それでも『回避』の指示が出たのは3戦目からだ。
状態異常で完封した1戦目。
有効打を率先して繰り出し続けた2戦目。
勝利することに特化したその戦術を見て、嘗ての己とは違う危うさを彼女に感じた。どこがと聞かれても、たぶん上手くは言えない。ルールと倫理に反していない健全なバトルだったのに、喉に小骨が引っ掛かるような違和感は残ったままだ。
(焦りを浮かべない。非難も、しない)
3戦目は健全とは言い難いバトルだ。レベル差もあれば、指示する側の経験だってまだ浅い。普通なら怒ってもいいはずなのに、彼女はこのバトルを受け入れ続けている。その姿が少しだけ……。
(──心配、だなんて)
表立って言ってしまったら、彼女は「大丈夫」って変わらずに答えるんでしょうね。
(人は追い詰められたら本性を隠しきれない。だから、見せて欲しいの。貴女の『
痺れ状態のせいで地面に片脚をつきかけているドロバンコ。その向こう側にある深緑色の瞳を、探るように見つめ続けた。
バトル画面を作るのにちょっと手間取りました(苦笑)
できるだけゲームに近づけるのって結構難しいんですね(´・;::: .:.;: サラサラ..
次回「原作キャラと遭遇」
新しく追加するポケモンについて(4体目)※1番多い欄を基準に図鑑からランダムで選びます
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