化物靈夢と幻想郷   作:komika

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期末考査のために復習してたら急に書きたくなって書いたけど…
復習の方がおざなりになってしまった( ゚д゚)


化物靈夢と幻想郷7

木製の机と椅子をいくつか並べられた質素な部屋。その部屋の奥に天井まであろうかというほどの紙束が積み重ねられその中に緑髪の少女が埋もれていた。

 

「……」

 

少女の目はひたすらに紙束のその一文字一文字に集中し読み込んでからその資料に印を押していく。そして僅かに眉を上げ今持っている資料を破り捨てた。

 

「小町…いるのでしょ?出てきなさい」

 

その声に反応したのか扉のを開け赤髪のダブルサイドポニーの少女が胸を揺らしながら入ってくる。

 

「あちゃーばれちゃいましたかー…ハハハ」たゆんたゆん

 

緑髪の少女は一瞬自分の胸を見て、そして最後赤髪の少女の胸をみる。そして破った紙を手に赤髪の少女の前まで行き腰にかけられていた尺八で赤髪の額を叩いた。

 

「座りなさい小町」

 

「…ゆるしてちょ」☆(ゝω・)vキャピ

 

その返事に緑髪の少女はおもいっきり尺八を振りかぶり額にその攻撃が当たった。その攻撃を受けた赤髪は後ろのドアを突き破り4メートルほど吹き飛び止まった。

 

「う…最後に……鰻を食べたかった…」

 

「はぁ…」

 

深くため息をつき緑髪の少女は椅子に戻り机の上に乗っている紙の処理を始める。

 

「…………あぁもう!なんですか隠れてないで出てきなさい」

 

その言葉を目の前の空間にぶつけるが返事はない。暫く待っていたが我慢の限界だったのだろう。笏を持ち構えそして力を溜めていく。それとともに空間が歪んでいきボロボロになっていく。

 

「あらあらこれは随分とご機嫌ナナメのご様子」

 

そしてボロボロとなった空間が縦に裂かれ中より人型が二人現れる。一人は狐のような耳をもった夕焼けの光をうけて輝く黄金の小麦のような髪をもった美女ともう一人はその美女すら霞むほどの美貌と綺麗なさらさらな金髪を持つ美女だった。狐耳の女はもうひとりの女の後ろに控えるように立ち、もうひとりの女は妖しげな笑みを浮かべ少女に礼をする。

 

「早くでてくればいいのですよ」

 

溜めていた力を段々と散らしていき、完全に散らし終わると椅子を机の対面に出し座るように促す。

 

「あらあら…四季映姫・ヤマザナドゥ様ともあろうものが随分と礼がなってませんのね」

 

その言葉に映姫は苛立ちを募せながら席を立ち目の前の女を睨みつける。互いの視線がぶつかり合いそれでも引かないため女のほうが身を引き椅子へと座った。

 

「まぁいいですわ…ところで四季映姫様は異物をこの世界へ入れるような天才でしたかしら」

 

四季映姫はその言葉に一瞬眉をピクリと動かしたが思い当たる節があったのか笏で顔を隠して必死になって女から視線を外した。

 

「な、なんのことでしょうか?八雲紫…私はそんなこと知りませんよ」

 

その様子をみた紫とよばれた女は対面から映姫をことを見据えため息をつき、後ろに控えた狐耳の女に話しかけた。

 

「藍、あなたは先に帰ってなさい」

 

「御意、しかし紫様ここは地獄…閻魔の本拠地のような場所でくれぐれもご用心を」

 

そう言って藍は空間の向こうへと消えていた。あとに残ったのはすまし顔の紫と汗をだらだらと流している四季映姫のみである。

 

「あ、あのー」

 

この空気に耐え切れず映姫は紫に話しかけたが紫は我関せずと言った雰囲気でどこからかカップを出して紅茶を飲み始めている。それのせいで余計話しづらくなったのか映姫は言葉につまり黙ってしまった。そして数分たっただろうか、紫は持っていたカップを書類だからの机の上に置き映姫に話しかけた。

 

「はぁ…あなたどうせ『かわいそうだからー』とかの理由で異物を幻想郷にいれたでしょ?」

 

先ほどまでの雰囲気とは紅一点、紫はかなりくだけだ態度で映姫に話しかけ映姫も緊張の糸がほどけたのか椅子に深く腰掛けた。

 

「うっ…そんなことはなきにしもあらずな感じなんですが」

 

「昔からそうよね貴方…本当なら神を信仰してないから煉獄行きの子をあなたのそばの死神として雇ったり」

 

「あれは優秀そうだった…それに能力持ちだから便利かなーと思っただけです」

 

「で、実際どうだったのその子」

 

痛いところをつかれたのか斜めしたに目を逸らしつつ、小さな声で答える。

 

「サボリ魔です…しかも能力で独房で反省させようにも逃げられる始末です」

 

そして紫は真剣な顔をしながら映姫を見据える。

 

「あれは一体何?あんな歪な存在みたことないわよ」

 

映姫はいってもいいのか迷っているのかちょっと間を置いたどうせ追求されて喋るだけと諦めたのかため息をつき答えた。

 

「あれは確かに霊夢ですよ。ただし別の選択をした神々の世界の霊夢です」

 

怪訝な顔をした紫は映姫に問おうとするが映姫をこれ以上何も喋るきがないのか頭を抑えながら目をおもいっきりつぶり口を固くむすんだ。

 

「わかったわよ…これ以上聞かないわ。どうせ時がきたら話してくれるんでしょ?」

 

「…はい」

 

そして紫は腰掛けていた椅子から立ち上がり背を向け、空間の向こうに消える。そして消える寸前に言葉を残した。

 

「でも言っとくわよ」

 

少し振り向きながら妖力をだして

 

「幻想郷を壊すきなら容赦はしない、それがたとえ映姫…あなたでもよ」

 

そして完全に空間の向こうへと消える。残ったのは何事もなかったかのような部屋と光が無くなった涙目で仕事を再開し始めた映姫だけだった。

 




四季映姫って実際の身長は紫とどっこいどっこいらしいって聞いたんだがどうなんだろうか。
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