化物靈夢と幻想郷   作:komika

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深夜に書くといいことがないって別の作品でもわかっていたことなのに…やってしまった


化物靈夢と幻想郷3

「霊夢…さん?」

 

頭にクエスチョンマークを浮かべる兎耳をもった紫髪の少女。目の前にいるのは自分の知り合いのはずなのだがいつものサバサバとしたようなのほほんとしたような雰囲気がなく、いつかのような鬼面をかぶったような表情をしている。

 

「…なによ」

 

表情を蝋で固めたかのように動かない表情に兎耳の少女は恐怖を感じたのか一歩後ろに下がる。そんな様子を見た慧音は靈夢の頭を軽くたたき注意する。

 

「こら…人いちいち睨みつけるな」

 

叩かれた靈夢は軽く嫌味を漏らしながら謝る靈夢にこれはこれで違和感を感じる兎耳の少女。いったい何を疑問に思っているのか自分でもわかっていないせいかさきほどから言葉使いもおかしくなっている。

 

「あぁ…この子は霊夢じゃないよ」

 

その言葉にさらに兎耳の少女は疑問に思う。

 

「…ねぇなんであなた私の名前を知っているの?」

 

「いや…君の名前なんて知らないが」

 

そう答える慧音の顔を確認するときょとんとした顔をしているため本当に知らないらしい。

 

(レイム…私に容姿が似ている人…とは確定していないけどまぁその子は名前まで似ているのね)

 

そう自分の中で納得した靈夢はここまで来て別に名前を晒したところでその子と同じで自分も化物の靈夢と思われないのではと思い名を教える。

 

「私の名前は靈夢よ。 博麗靈夢」

 

その言葉に兎の少女は同じ名前で靈夢じゃないという状況に頭を悩ませる。

 

(霊夢さんなのに霊夢さんじゃない?レイムさん??? )

 

「これは驚きだ。まさか苗字まで一緒とは、しかし博麗の血が流れているということは君は分家かなにかか?」

 

「ええ、そうね。そうかもしれないわ」

 

博麗の分家、というか博麗がなにかしらない靈夢はこれ以上話がややこしくなりそうなのでその博麗とやらの分家として話を通すことにする。そしてそのことになにやら慧音が納得し、話についていけない兎の少女は置いてけぼれにされ、きょとんとしてる。慧音は状況を掴めていない兎の少女に気づいたのか説明するため口を開いた。

 

「つまり、この子は霊夢ではなく霊夢だよ」

 

そのことばにさらに兎の少女は頭に疑問符を思い浮かべることになり状況は一層ややこしくなっていく。その様子にさすがの霊夢も溜息を零した。

 

「慧音…あんたよく抜けてるって言われないかしら」

 

その溜息を漏らしながら零した言葉に慧音は女が出してはいけないようなダミ声を出しながら悶える。どうやら慧音の心に精神的ダメージを与えたらしい。

 

「私はあなた知っている霊夢とかいう女じゃないわよ。私は外来人の靈夢…らしいわよ」

 

「そうなのですかー初めから言ってくださいよ」

 

そして兎耳の少女は自己紹介を始める。

 

「初めまして、私鈴仙・優曇華院・イナバと申します。気軽にうどんげまたは鈴仙とお呼び下さい」

 

その言葉を聴き珍しく笑顔を浮かべた靈夢に鈴仙はいい人そうだと思ったが靈夢の次の言葉にそれは覆される。

 

「わかったわイナバ」

 

(この人ぜったい天邪鬼だわ!!!)

 

しかも見惚れるほどのいい笑顔なのが腹立たしい。鈴仙はこの人とは絶対に仲良くなれないと感じた。

 

「で、今日はどういった御用で…まぁ見なくても大体予想はつきますが」

 

さきほどのお返しと言わんばかりに嫌味たらしくいったが聞いているのか聞いていないのかわからない靈夢の表情に鈴仙はさらにイライラを募らせることになる。

 

「やめろ二人共。靈夢は喧嘩を売るな。鈴仙殿も落ち着けこんな子供に激高してどうする」

 

慧音はなんとか二人を抑えようするが鈴仙はいまだ靈夢を睨みつけ、靈夢は鈴仙のことを知ってか知らずか仏頂面をさげサバサバとしている。そしてそれは暫く続いたが先に鈴仙が折れた。

 

「はぁ…まっ!私のほうが年上ですし?ガキに譲るのは当然ですよね」

 

「まぁ、さっきまでそのガキと張り合っていた妖怪には見えないわね。スゴイワー」

 

その時靈夢のとなりよりプッツンと何かが切れる音がした。

 

「二人とも…」

 

序々に高まる覇気に鈴仙は怯み、靈夢は驚く。

 

(へぇ~この妖怪もどき意外とやるのね)

 

「いい加減にしないか!!!」

 

慧音の口より発せられた音の波が周りにある、空を覆い尽くすほどの高く多い竹を揺らし、近くにいた鈴仙を気絶させる。

 

「はぁはぁはぁ」

 

そして慧音の声を聞きつけたのか札の貼ってあるもんぺのようなものをはいた白髪の少女が竹の間より現れる。

 

「慧音…もうすこし静かにやってくれ。私はまだいいが屋台の客が全員気絶しちまったよ」

 

その言葉に反省したのか顔を赤く染めながら平謝りする慧音、そして慧音に体をあずけていたためそれとともに上下する靈夢は瞳の色を完全に失っていた。

 

(この上下運動は…まずい吐く)

 

その様子を見かねた白髪の少女は慧音の肩を掴み、その動きを止め靈夢をもう片方の肩より支えた。

 

「もう目の前に永遠亭があるんだ。吐くなら中に入って吐け」

 

「そりゃ…厠を借りて吐くわよ」

 

その言葉を聞いた白髪は少女は靈夢の言葉を否定し、続けた。

 

「いいや、そのまま玄関で吐け」

 

その言葉に飽きられら様子の慧音と状況が飲み込めない靈夢は確実に歩を進めるとともに靈夢の我慢も限界になってくる。顔が若干青ざめてきてるのが慧音もわかったのか私が吐かないように気を付けながら速く歩を進める。

 

「頑張れ靈夢もうすぐだ。そらひっひふーひっひふー」

 

(それは出産の時に使うものじゃなかったかしら?)

 

そう思考したが言葉にした瞬間出しそうになったため突っ込みを我慢する。

 

「まて慧音、それは出産の時の息遣いだ」

 

どうやら私にかわりに白髪の少女が突っ込んでくれたらしい。慧音との会話といいどうやら慧音の知り合いらしい白髪の少女。この人がさっき慧音が話をしてくれた藤原妹紅かしらとおもったが今は確認するための会話さえ封じなければならないためなんとか我慢する。

 

「ついた!ついたぞ靈夢」

 

慧音がその言葉とともに白髪の少女は私の背中を叩く。

 

「ほらいいぞ!」

 

(やめなさい…うぇもう限界)

 

「おろろるrrrrrr」

 

そのため私は限界に達し吐瀉物を地面にぶちまけた。そのとなりでは笑っている白髪の少女と焦っている慧音の姿が見えた。

 

(くたばれ白髪… )

 




紫の日記とのテンションの差を切り替えるのが楽しくなってきた(´∀`*)


追記 3月18日
やっべミスった。ば、ばれてないばれてない。セフセフ
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