「……」
「ねぇ?」
「………」
今私は病室でベットに倒れたまま永琳から触診を受けていた。さきほどから足を触ったり太ももを触ったりしているがまったく感覚がない。今更だがこれは重症じゃないかと靈夢は不安な表情を浮かべていた。
「はい、終わりよ」
永琳が触診を終えなにやら紙に文字を書き入れているようだ。それを書き終えると近くで永琳の傍に控えるように立っていたウドルゲにそれを渡した。
「なにやら名前を間違えられた気がするのですが…」
紅い目をこちらに向けジト目で睨んでくるウドルゲ。どうやらこの兎の妖怪は感もするどいらしい。
「私の名前は鈴仙・優曇華院・イナバです。いい加減に憶えてください」
「はいはい」
こちらがテキトーに返事を返すとうどん…げ、は頬を膨らましいかにも私怒ってますといった態度を取った。それに対し永琳はうどんげの頭に軽くチョップを入れさっさと部屋から出ていくように促した。
「いいからそのカルテを薬剤処に持って行きなさい」
「うっ…はい」
いままで立てていたウサ耳をショボンと垂れ下げトボトボと部屋をあとにしていくウドンゲの後ろ姿を見ながら靈夢は永琳に話しかける。
「あの兎の妖怪…わかりやすくないかしら」
「あらそれがいいんじゃない。イジリがいがあって」
そう言って意地悪い笑顔を浮かべる。どうやらこの医者も私と同類らしい。そして一旦息を吐き出すとこちらを真剣な顔で見つめて口を開いた。
「結論から言わせてもらうわ、あなたの下半身は一生動かない確率が高いわ」
こちらを見つめ出方を伺っているのか、もしくは現実逃避からの自殺を心配しているのかいつでも動けるように警戒している彼女に向かって私は言葉を言葉を返す。
「へぇ〜、やっぱりそうなのね」
その言葉に永琳は一瞬呆けた顔をしたがすぐに元に戻り私に警戒をしながらも声をかける。
「あなた…下半身が動かないって意味わかってかしら? 」
「なにそのまるで私が言葉がわからないみたいに物言いは」
真剣な顔をしていることから馬鹿にしているわけではないのはわかるのだがその分余計に腹が立ち顔をひくつけながら睨みつける。
「わかってるわよ。つまりもう足から太ももの付け根までが使えないってことでしょ? 」
ため息に先程の苛立ちをのせながら吐き出し永琳のほうを見る。彼女はどこか心配そうにこちらを見ていたが無視を決め込みこれ以上喋らないという意思表示か口を紡ぐ。
「そう…わかってるならいいわ。とにかくあなたには足の神経のかわりに擬似神経を埋め込む手術をするからそれまで体力を温存してなさい」
「手術ってなによ」
「医療行為よ」
ぶっきらぼうにこちらに告げ一方的に立ち去る永琳の後ろ姿を見送りながら一瞬後ろから霊力弾でも撃ってやろうかと思ったが無料で診てもらってる立場を思い出し出かかっていた霊力を散らす。そして一人になった病室で静かに呟く。
「だから手術ってなによ?」
――――――――――
いくつもの目玉のような模様が蠢き遠方感覚すら狂わせるような上下左右同じ空間に二人の女性が立っていた。良くみると片方の女性の手元の空間だけがぱっかりと横に裂かれそこから靈夢のいる病室が見えている。その女性は後ろに控えるように立っている女性を見ずに声をかける。
「藍…私はあの子を見たことがあるかしら? 」
その問に後ろの女性は頭に生やした狐の耳をピクリと揺らし答える。
「博麗霊夢に良く似ていますがこのような少女をみたことはないかと思われます」
「そう」
持っていた扇子で口元を隠し何かを考えるように目を閉じた女性は暫くそうした後持っていた扇子をたたみ歩きだした。それについで後ろの女性も後をついていくように歩き出す。
「閻魔のところに向かうわよ」
「御意」
明らかな苛立ちを顔に浮かべながら歩きだし、怒りを言葉とともに吐き出す。
「私の関知しないところでやってくれたわね」
そしてその姿は段々と空間の向こうへと消えていった。
それは後悔?
それとも嘘?
なにもない空間で目覚めるのは寂しい?
誰も自分を知らない場所で生きるのは辛い?
そうなら最初からあなたは生きるべきじゃなかった
辛いなら■んでしまえ
苦しいな■んでしまえ
このセカイにアナタの居場所なんてないのだから
雰囲気ぶち壊し通称エアブレイカー
今日の今日とてご覧いただきありがとうございます
ついに紫が靈夢の存在に気づきましたね(笑
でもどこか様子がおかしいと思ったアナタ…(ΦωΦ)フフフ…
フラグでっせ 完璧なフラグなんですよ
でも次の更新がいつになることやら
正直フラグとか回収できるのかが謎
更新遅くて文字数も少ないですがよろしければこれからも見てください、なんでもしますか。(エッ?イマナンデモスルッテイッタヨネ?
ではでは