化物靈夢と幻想郷   作:komika

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最近無愛想な先輩がいてふと自分の書いてる小説を思い出した。
靈夢と重なってきたんでとうとう俺も二次元と三次元が混ざり合っておかしくなったのかーと思ったがその先輩が何もないところで転んでそんなもん吹っ飛んだわ!

いやそのあと筆記用具とかプリントが床に散らばっていたのをちゃんと拾って渡したから先輩も許してくれるさ。


化物靈夢と幻想郷6

もう慣れてしまった病室のベットの上で私は天井を見つめる。そうしてると磨り減ってしまった記憶が微かに浮かび上がってくる。

 

『■きるのって難しいのね』

 

『でもすがり縋り付かなきゃ■きられないわよ?』

 

『上等』

 

紫はこちらを静かに見つめ目を細め情景する。

 

『靈夢…あなたが私にとっての霊夢なのかもしれないわね』

 

『なによいきなり。きもちわるいわね』

 

『あら…そう言ってるわりには随分と頬を赤らめているようだけど』

 

『うっさいわね。祓うわよ?』

 

『怖い怖い』

 

からかいながら受け流す紫はいつもの嘘を含んだ笑顔ではなく本当に幸せそうに笑う。あなたに会えてよかったと幸せそうに笑うそして僅かな幸せは逆さまに周り始める。虚空を見つめる小さい私。なにも知らずだれも信じられず僅かに残る理性によって自分の本能を殺した私。もしあのころ紫に会えなければ私は周りのかつて親しかった者を全て殺し壊れていただろう。だからこそ私は―――

 

「紫に会わなきゃ」

 

「その紫って八雲紫のことかしら?」

 

「さぁね」

 

横にいるメガネをかけた永琳はよこに置いてある計器とカルテを見ながら答えた。それに対して私はそっけなくそれに返事をすると永琳はどこか困ったような顔をし再びカルテを見る。

 

「でいつまでここにいるつもりなの?もうお天道様も下がりはじめてるっていうのに」

 

「あなたがその目をやめるまでいるわよ」

 

その目というのがわからない。先程からそれの繰り返しだ。永琳曰く今の私の目は自殺秒読み三秒前みたいな目をしているらしい。どんな目だと突っ込みたいが正直面倒なことになると思い踏みとどまった。イライラのせいで頭痛と腹痛がする。

 

「まぁいいわ」

 

不貞腐れるように永琳の反対側を向き窓の外を見つめる。

 

「似ているわね」

 

静かに懐かしい記憶を思い出すように呟く永琳の声に靈夢は反応し少し間を置いて答えた。

 

「なにがよ」

 

「あなたと姫様が」

 

そういった永琳は少し儚げに靈夢を見つめ困ったように笑う。

 

「似過ぎているのよ。昔のあの子に、それも双子のように」

 

それを疑問に思ったの体を振り返り永琳を見ながら言い放つ。

 

「容姿からして全然違うと思うけど」

 

靈夢がそう言うとより一層永琳が靈夢に近づき頭を撫でる。

 

「うひぁ!?」

 

靈夢は戸惑いと羞恥心と嬉しさが入れ混じりどう対応していいのかわからなくなったのか手で払いもせず頭も動かさず撫でられ続ける。

 

「無理しすぎなんじゃない?」

 

まるで母のようにやさしく壊れ物を扱うようにそっと撫で続ける。振りほどこうとすれば解けるはずなのに靈夢は口びるを噛みながらなにかを耐えるように永琳に寄りかかる。

 

「あなたはもう生きていいんじゃない?」

 

永琳は何を思ってその言葉を発したかはわからない。靈夢は何を思ってその言葉を受け取ったのかはわからない。ただ靈夢は泣き続けるしかなかった。

 

「わたしは…認めてもらいかっただけなのに」

 

嗚咽を漏らしながら吐き出すように呟く。

 

「なんで…なの……紫」

 

 

 

 

 

 

「もういいの?」

 

「えぇ、迷惑かけたわね」

 

私は寄りかかっていた永琳の胸から顔を話涙が乾いて跡が残った顔を拭う。先程涙とともに溜め込んでいたものをだしたおかげか少しスッキリとしたような気がする。

 

(この程度ですっきりしてしまうなんて…私にとって紫はその程度ってことだったのかした)

 

少し自暴自棄になりながら乾いた笑顔を浮かべ自傷的に笑う。

 

「どんな状態でも笑えるようになれば充分ね…夜も遅いしそろそろ部屋に戻るわね」

 

それとともに永琳はゆっくりと席を立ちあがる。胸がたゆんたゆんと揺れ少し私の笑顔に怒髪、天を衝くほどの怒りが混じったが永琳はそれに気づかず部屋から去っていった。

 

「胸…たゆんたゆん……ふふふふふふ」

 

自分の胸を揉みながら奇怪な行為を行うその姿からみたら妖怪にも見えなくもない。

 

 

わたしの朧な記憶はきっと捻れきってしまった。だから後悔だけはしていけないんだ。

 

「同じことを繰り返すことになってもあの馬鹿の顔を殴らなきゃすまないわ」

 

己の決心を再確認するようにつぶやき目をつぶりあのころの情景を瞼の内側に浮かべる。僅かに揺らぐわたしの重心を整える。私の魂までに刻まれた呪いが魂を蝕む。どうしようもうない孤独。互いを喰らい合う呪いの蠱毒はおろか末代まで呪われる呪術すらも小さく見えるほどのヤミ。これが狂い咲く前に私はワタシを確かめなければ…だから紫を見つけなければ。

 

己の手を見ると僅かに透けている。存在感そのものが薄くなっているかのような錯覚に包まれる。これは呪いではなく願い。ワタシだった私が生んだ祈りの欠片。関わりたくないと願ったワタシの呪い。だから私を生んだワタシが愛した紫を私も愛した。例えそれが裏切られようとも、傷つけられようとも構わない。だから私の願いを今度は叶えるんだ。

 




生きること自体が呪い
じゃあ死ぬことは祈り?


こんなこと言い始める不思議ちゃんに出会った場合ってどう対処すればいいんでしょうか(困惑)
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