インフィニット・ストラトス ー紅蓮ノ太刀ー 作:通りすがりの料理人
どうも!お久しぶりです!
遅くなったのにはマリアナ海溝よりも深い事情がありまして…
ほ、本当だヨ?(目逸し)
今回は修業パートです!
更に強くなりやがれ!じゃないとこれから生き残れないぞ!
そんな訳で第18話です!どうぞ!
前回のあらすじ!
久しぶりに一夏と鈴と登校した蓮仁!
その途中に車に引かれそうになった黒猫を助けた!
帰り道でその猫から御礼がしたいと言われて飼う事に!?
黒丸と名付けて緋龍家の新たな家族が増えたのだった!
Side蓮仁
今年も夏休みがやって来たぁぁぁ!!
そして当然の様に修業で山に来ましたぁぁぁ!!
な、夏休みがぁぁぁぁ!?
って思っていた時期が俺にもありましたよ…
しかし!今年の修業は夏休み全てを修業に費やす訳では無い!
去年のは俺に《気》を覚えさせる為にした事!今年はもう覚えてるから必要以上の修業は無い!
つまり!今年は一夏と鈴と!あと弾と数馬とも遊べるぜぇぇぇ!
おかげで俺のモチベーションが上がりまくりだぜ!
これで修業も頑張れる!
そんな訳で修業にレッツ!ゴー!
と、言う訳で去年の夏休みにサバイバルした山にやって来た!
去年は修業場所に向かうのに4時間もかかったけど、山歩きに慣れ、《気》を覚えた今の俺なら1時間ちょいでついた
師匠が先導してくれたけど…
速すぎて追いかけるの大変だった…
まったくあわせてくれない…
どうやら既に修業は始まってる様だ
そして拠点にしていた場所に到着!
……懐かしいなぁ
まるで昨日の事の様に思い出す
師匠に置き去りにされて…
サバイバル生活をして…
野生動物と戦って…
………うん
小学生にさせる内容じゃ無いね
あの夏休みの日記提出した後凄く大変だった…
先生から母さんと一緒に呼び出されたり
PTAからも児童虐待だの何だのと…
母さんが上手いことやってくれたがな
それに俺も頑張ったよ
『今の女尊男卑になりつつある世の中で生きていく為にやった事です!最後に頼れるのは自分の力です!助けを求めるより自分で何とかする為にも俺は鍛えて貰ったんです!』
とそれっぽい事を言ったけど…
まぁ、確かに男性の生きづらい世の中になってしまったからな
変な事件に巻き込まれるかもしれないし
……なんだろう…凄く巻き込まれそうな気がする
…まぁ良いや
さて…修業場も懐かしいが…あいつ等がいないな?
呼んでみるか
息を吸い込み遠吠えをする
「ウオォォォォォォォォン!!」
ウオォォォォォォォン…
ウオォォォォォォン…
ウオォォォォォン…
ウオォォォォン…
ウオォォォン…
俺の放った遠吠えが山中に響き渡る
すると…
『ウオォォォォォォォン!!』
…!返事が来た!
そして俺は高速でこちらに向かう複数の反応を感知した
そして
「ウォン!」
最初に飛び出して来たのは刀を咥えた灰色の犬
そしてそれに続いて9匹の犬達も現れた
「はははっ!シフ!皆!久しぶりだな!元気にしてたか!?」
「ウォン!」
うん!元気いっぱいって感じだな!
元気そうで本当に良かった
去年から心配だったし寂しかったからな…
だから…
「よぉーしよしよしよし!」ワサワサモフモフ
「くぅーん♪」
おぉ!気持ちいいか!ブラシを持参してきて良かった!
するとシフが…
「
「
「
「
これが分からない
何か動物と話せる様になってたし…
何でだ…?《気》の影響か…?
「……お主はさっきから何をしておる?」
え?師匠は話せないのか?
「会話してたんだけど…師匠は話せないんですか?」
「話せる訳無いだろ」
…えぇ
つまり《気》は関係無い?
ますます謎が深まったな…
……うーん?考えても分からんし諦めて受け入れよう
さて!修業だ!
でも何をするんだろう?
「またサバイバルをするんですか?」
「今度は俺が直接鍛えながらのサバイバルだ」
なるほど…
「あとはコイツらにも手伝って貰おう」
シフ達を見てそう言うと師匠はニヤリと笑う
「お主は気づいておるか?コイツら《気》を纏っておる」
「…っ!?ほ、本当だ!!でも何で!?」
「大方アイツが鍛えたのだろう」
師匠の視線の先には隻眼の熊がいた
「あああぁぁぁぁぁ!?クマさん!久しぶり!」
そう、この熊こそ一年前に激闘を繰り広げたクマさんである!
因みに敬意を込めてクマさんと読んでいるゾ!
「グアッ!」ʕ º ᴥ ºʔ
相変わらず顔がかわいいっすね…
とりあえず抱きついておく
うーん、ちょっとゴワゴワしてるけどこれはこれで…
モフモフパラダイスだな此処は
前は生きるのに必死でそこまで余裕が無かったからな
「それに…あの場所にも連れて行ったな?」
あの場所?
一体何の話だ?
師匠に促されクマさんにくっついていく
あ、誤字じゃないよ?くっつくってよりはしがみつくって感じだけどな
さて、出発!
しばらく歩いていたら開けた場所にたどり着いた
そしてあまりの光景に驚いた
とても神秘的で《気》が満ち溢れている
泉があり、中央から水が湧き出ていて
木々の隙間から光が入り込み水に反射してコバルトブルーに輝いている
まるで御伽話にでも出てきそうな場所だ
妖精でもいそうだなぁ
しばらく見惚れていたが師匠の声で我に帰る
「いつまで呆けておる」
「…っ!?し、師匠!何ですかこの場所は!?」
「今から説明するから落ち着け」
それから師匠の説明を聞いた
どうやら《気》が満ち溢れているこの空間は神聖な場所として時雨家で代々守って来た場所で、修業にも使われている様だ
更にあのクマさんはこの場所をテリトリーにして守っていたらしい
いわゆる守護者的なのだな
そんで満ち溢れる《気》の出元はあの水が湧き出ている所らしい
そんでシフ達はこの水を飲んでクマさんに鍛えて貰って《気》を使える様にしたらしい
…何だこのファンタジー設定は(困惑)
作者はもっと設定考えろガバガバ設定すぎるぞ(憤怒)
……うん?俺もこの水飲んで師匠に鍛えて貰ったら良かったんじゃね?
サバイバルする必要無かったくね?
と、師匠に聞いてみたら…
「バカモン!」
と言って拳骨してきた
そして俺は意識を手放したのだった…
バシャ!
……!?
「ぶはっ!?何!?何事!?」
「何を気絶しておる」
……おっと、気絶すら許してはくれないらしい…水をかけられた
激オコプンプン丸してらっしゃる
「何の苦労も無しに手にした力なんぞまったくの価値は無い!楽をしようとするな!常に険しき道を選んで進め!」
「は、はい!」
やっぱり師匠はスパルタだ…
でも確かに楽をしようと考えていたのは甘い考えだった…
……常に険しき道を選んで進めか…
妥協せずに自分に厳しくするって事か
よし!甘い考えは捨ててやる!
今までだって地獄の修業を乗り越えてきたんだ!
これから先にどんな地獄が待ち受けていたって何度でも乗り越えてやる!
「よし、では修業を開始する。まずは脱げ」
「……ゑ?」
俺は今ですね…
ふんどし一丁になっています
最初は脱げと言われて身の危険を感じたけどな…
師匠が青いツナギを着たイイオトコに見えてしまいケツをおさえて後退ってしまった
しかし滝行をするからだったらしいゾ!
まったく紛らわしいな…
そんな訳で師匠の用意したふんどしに着替えた
そんですぐ近くの滝まで来たんだけど…
威力がヤバい(白目)
なんですか?アレはちょっと威力も水量もヤバいと思う
多分一瞬で呑み込まれて流されるよ
これ俺を殺しにかかってる?
死にたく無いです(切実)
しかもだよ…
「あとは滝に打たれながらコレを読め」
と言ってアクリル加工された紙を渡してきた
般若心経が書かれてますね
え?コレを読見ながらあの滝に打たれろと?
「し、師匠…流石にあの滝に生身は無理何で《気》は使っても良いですか?」
これで駄目だったら今日中に死ぬ…
皆様ご愛読ありがとうございましたってなっちゃう…
「寧ろ使え。《気》の持続力を鍛える為の修業だ」
良かったあぁぁぁぁぁぁぁ!?
マジで死ぬかと思ったぁぁぁぁぁぁ!!
そんな訳で滝行スタート!
結果から言おう…
滝の威力が強すぎて《気》を使った身体強化でも30分位しかもたなかった
あと般若心経が水で読めないという問題点もある
しかもだ…般若心経読みながら《気》を維持するのめっちゃ難しい
多分身体強化だけなら1時間位粘れるかもしれないけど
とりあえず今日分は終わりだ
あと般若心経は早めに覚えなくちゃ(使命感)
「師匠…滝行で般若心経を読む意味って何ですか?」
しかし…
「直ぐに答えを求めるな、自分で考えろ。それもまた修業だ」
何か奥が深いなぁ
新たな課題も出されてしまった…
続いては時雨流剣術の技を教わる!
中学になったら教えると言われていたがようやくか!
とりあえず師匠に色々見せて貰ったけど…
鳥肌がヤバい!
やっぱり必殺技とか憧れるよな!
要約教えて貰えるけど中々難しそうだ…
この期間中に何個身につける事が出来るのか…
そんな訳で修業スタート!
「時雨流・穿ち!」
突きを放ち木を貫通させる
しかし
「ただの突きだな」
ですよねー
自分でもそう思った
ここで技の説明だ!
【時雨流・穿ち】
突き技で、身体を捻りながら突く事により体重が乗って威力が上がり、更に刀の回転で貫通力も上がる
初級技だけど普通の人じゃ扱えないだろうな
……うん?今ただの突きで木を貫通させた俺も普通じゃ無いって…?
ハハハッ!何を言ってるんだよ!
俺はいたって普通な中学生だヨ?(現実逃避)
ただ身体を捻りながら突く訳では無いんだよな
今まで身体を散々柔らかくしてきたからもっと柔軟な捻りが必要だ
身体自体は完全に柔らかくなったし、関節も外せる様になったけど…中々難しい
……うん?身体全体の関節を外せるのはやっぱり普通じゃ無いって…?
ハハハッ!何を言ってるんだよ!
あんまり調子に乗った事言うと穿ちの練習台になってもらうゾ?(ハイライトオフ)
……さて修業の続きだ!
身体を捻りながら突く…捻りながら…
「時雨流・穿ち!」
……うん
「全然駄目だったぞ」
ですよねー
次の修業はシフ達とクマさんとの大乱闘スマッシュブラザーズだゾ!!
ハハハッ!全員俺を狙ってくるからヤバい(白目)
何か初日から既に死にかけてるんだけど
一週間もつかな…?
そんな訳で修業開始!
「ガルルルル!!」
「うお!?シフが殺しにかかってるぞ!?」
咥えた刀を俺に向けて斬りかかってくる
しかも刀に《気》を纏わせて威力上げてやがる!?
『ガルルルル!!』
他の奴らも来やがった!
全員《気》が使えるから格段に強くなってる!?
しかも今更だけど体格も一回りデカイ!
スピード特化のシフ達…
厄介なチームワークでヒット&アウェイに徹するものの、確実に急所を狙ってくる
殺意が高すぎる(困惑)
「グウォォォッ!!」
「あっぶな!?」
腕を横薙に振るってくるクマさん
しゃがんで避けたけど威力が凄まじい
だって岩を砕いたんだもん
こっちは攻撃力重視か…確実に前より強くなってる
シフ達のトリッキーな連携に合わせて強力な一撃を叩き込んでくる
全て躱したり受け流して、スキを見つけて反撃する
しかし当たる前に他の奴らが妨害してきやがる!
クソ!一対一なら勝てるが一対多だと全然勝てない!
これはかなり苦戦しそうだ
結局、互いに一撃も入れられ無かったので引き分けになった
続いての修業は…
師匠との稽古だ!
しかも真剣でな!
うん、完全に殺しにきてますね
師匠いわく痛みに慣れるためだそうです
俺さ…泣いても良いかな?
あ、駄目ですか…はい、頑張ります…
きっと今の俺の顔は死地に向かう兵士の様な顔なんだろうな…
「さて、始めるか。……っと、その前にホレ」
そう言って刀を渡してきた
何で?もう持ってるのに…?
予備かな?
「お主二刀流の練習しとるだろう?」
「ギクッ!?」
な、何でバレたの!?
こっそり練習してきたのに!
わざわざ左手の刀の扱いも上達させる為に利き手並みに左手を扱える様にしたのに!
「時雨流にも二刀流技がある。技は早いが二刀流の指導は開始するぞ」
…!?二刀流もあるの!?
凄いな!
やっぱり二刀流とか憧れるからさ!
「まぁ、流石に三刀流は無いがな」
「ギギクッ!?」
そ、そっちもバレてたの!?
ゾロに憧れてこっそり練習してきたのに!?
わざわざ顎の力を鍛える為に岩を吊るした紐を咥えて修業してたのに!
「ほれ、油断するな」
いきなり斬りかかってくる師匠
しかし
「別に油断はしてないですよ!」
それを受け流して斬りかかる
が、あっさり避けられる
それを追って追撃のニ太刀目、三太刀目を放つ
やはり全て避けられる
そこで一度距離を離す
「良いぞ。常に警戒し奇襲を防ぎ、一手、ニ手先の攻撃も考えてある。そして引き際を見誤らない…ふっ…中々成長しておるな」
確かに前よりかなり強くなってるけどまだ師匠に一撃どころかカスリ傷さえ付けた事が無いんだよなぁ…
そこからは息付く暇すら無いほどの打ち合いが始まる
師匠の攻撃を躱し、いなし、受け流す
二本の刀を使い攻撃と防御を同時に行う
しかし師匠には届かない
相手は刀一本なのに俺より攻撃の回数が多い
まるで一太刀で十回攻撃されているようだ
「思ったよりまともに扱えておるな…誰かに習ったのか?」
「漫画の力は偉大って事ですよっ!」
喋りながらも永遠と斬り結ぶ
結局かすり傷すら与えられずに終わった
因みに俺は身体全体が傷だらけで真っ赤になってるよ
この傷どうすんの?
またPTAが騒いじゃうじゃないか(憤怒)
さて、本日の修業は終了!
あの泉に戻ってきました!
《気》で止血程度に治癒力を上げたけどもう駄目だ…
《気》も体力も底を尽きた…
ただいま血を落としてへばってます
そうしてたら師匠に首根っこを掴まれて泉に投げ込まれブクブクブクブクッ…
「って何をするんですかぁぁぁぁぁっ!?」バシャァッ!
何て鬼畜な師匠なんだ!
普通に投げ込まれたゾ!?
「その泉に浸かって《気》を吸収しながら傷を回復しろ」
だからって投げ込ま無いで!?
ちくしょお…
傷を回復させてから飯準備を開始した
修業中は俺が飯を作る
修業してる間にシフ達がウサギを捕まえてきたので血抜きして内臓と皮を剥ぐ
水で洗い、腹の中にに塩を塗って香草を詰め込んで葉っぱに包んで土に埋める
その真上で火をお越して蒸し焼きにする
今回は鍋とある程度の調味料を持参した
鍋に湯を沸かしてる間にさっき釣ってきたイワナを捌く
3枚に卸して骨を鍋に入れて出汁をとる
身の方は粘りが出るまで叩く
ここで二刀流の成果が出て高速でミンチにしていく
小麦粉を加えて団子形にしてツミレにする
鍋から骨を取り出してツミレを入れて、山菜も入れる
灰汁を取って味噌を入れて溶かす
あとは残ったイワナを串に刺して塩をかけて塩焼きにする
☆今晩のご飯☆
ウサギの香草蒸し焼き
イワナのツミレと山菜の味噌汁
イワナの塩焼き
「完成!」
俺も一夏の(地獄の)料理教室のおかげで料理の腕が上達したなぁ…
うっ…思いだしたら頭痛が…!
すると師匠が
「驚いたな…まさかお主がここまで料理上手だとは…」
びっくりした師匠の顔何て久々に見たぜ!
「「いただきます」」
……うん!美味い!
ウサギ肉も1年ぶりだけど美味しく調理できた
ツミレ汁も出汁が出てるし、山菜も入ってるから栄養バランスも良い
塩焼きは新鮮な魚を使ったから素材の良さが出てるし美味い
師匠を見ると微笑みながら
「誰かの作った料理なんぞ久々に食ったな…実に美味い!」
こうして初日が終わった
それから一週間はあっという間に過ぎていった
滝行では《気》を意識的にでは無く、自然に扱える様に修業できた
わかりやすく言うと、手や足を使うのに意識しないみたいに扱える様になった…と言いたいけど、まだ少し意識してしまうからまだまだだな
あとは持久力も伸びたな
あとは技だが、【時雨流・穿ち】とその他にも一つ覚えられた
他の技はやり方は教わったからコツコツ覚えていこう
あとはシフ達との大乱闘スマッシュブラザーズだな
全員は無理だったけど大分倒せたから俺の勝ちだ!
しかしまだクマさんには勝てなかったよ…
あとは二刀流だな
これは漫画を参考にした動きと時雨流の動きを合わせながら師匠に直されてやっと型になってきた
三刀流は自分で勝手に覚えろだそうだけどな
あと師匠に料理を褒められたし中々充実した一週間だった!
……だったけど
シフ達とクマさんとのお別れか…
またあえるけどやっぱり寂しいな…
「じゃあなシフ…皆を任せたぞ」
「ウォン!」
「クマさんも次こそは勝つからな!」
「グアッ!」ʕ º ᴥ ºʔ
荷物を持って師匠のもとに向かう
そして振り返って
「元気でなーっ!」
こうして長いようで短い修業は終わった
さて、いよいよ夏休みだ!
既に夏休みだけど、俺の夏休みはこれから始まるんだ!
ウキウキしながら帰路につくのだった
18話でした
やっと技が出ましたね
そして犬とも話せる様に…
動物と話せる少年 蓮仁!
まるでどこぞの動物と話せる女性ハ○ジみたいですね
あと序盤で決めた覚悟が後半に向かうに連れて薄れていってる…
次回は夏休みエンジョイ編!
一夏や鈴、弾に数馬と青春の1ページを埋めていこう!
海かな?祭りかな?色々あるからどんな話しになるかな?
それでは次回お楽しみに!