インフィニット・ストラトス ー紅蓮ノ太刀ー   作:通りすがりの料理人

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第32話です!

 な、なんと!投稿してから今日で1年です!その話数今回で丁度40話!!なのに今だに本編に入らない!しかも主人公は人外化!この小説はいったいどうなってんだ!!?

 1周年記念に何か本編とかの時空を捻じ曲げたスペシャルストーリーを書こうかと思ったけどまったく思いつかなかったっす。もしもリクエストあるなら感想と一緒にお待ちしてま〜す!

 さてさて今回は師匠の兄弟登場です!更に蓮仁くんの現状が!?

それでは第32話をどうぞ!


原作前第32話 朱時雨を賭けて勝負ぅ!?え、俺が!?

前回のあらすじ!

 

日本に帰ってきた蓮仁は師匠の厳仁の下へ!

 

そして約2ヶ月の新たな修行で強くなった!

 

新たな刀【緋徹】を携え、遂に斬鉄を会得!

 

その晩に何やら不穏な電話が……?

 

 

 

 

 

 

Side蓮仁

 

 

 昨夜に謎の人物から電話があった事を師匠に話したらこめかみを抑えながらため息を吐いていた。その人物はどうやら師匠の兄である【時雨 澪仁】と言う人物らしい。師匠に兄弟がいた事に驚いたがとても仲が悪そうだ……。

 

 

 詳しい話しはまた明日にとその晩は何も聞くことは出来なかった。まぁ明日になったら色々分かるだろうしいっかと思ってアミュスフィアを被って布団にダイブした。

 

 

 ん?何でアミュスフィア?ほら、束さんの作ってくれたアニメキャラとバトルできるやつあるだろ?あれで夜も修行してんだよ。あれオフラインだからネット環境の無い師匠の家でも使えるからラッキーだね。最近戦った相手だと…

 


 

 

VS東堂葵

 

東堂「お前はどんな女が好み(タイプ)だ?」

 

蓮仁「タイプだとぉ?フッ……タイプとかそんなんじゃ無い。惚れた女の全てを愛する!それが漢だッ!」

 

東堂「……フン、つまらん奴だな」

 

蓮仁「……って言うと思ったか?」

 

東堂「?」

 

蓮仁「人前でならそう言ってただろうさ!だがなぁ!今は俺とお前だけ!ならばはっきり言ってやろう……。

 

 胸と尻がでかい娘がタイプだッッ!!身長が高いならなお良しッッ!!!

 

東堂「ッッ!?」

 

 


 

 瞬間、東堂の脳内に溢れ出した存在しない(・・・・・)記憶…。

 

 

東堂「俺…高田ちゃんに告る」  

 

蓮仁「……奢ってやるのはラーメンで良いよな?」

 

東堂「何でフラれる前提でラーメン奢ろうとしてるんだよ」

 

蓮仁「えぇ?だってさ…うん。東堂は一夏とかとは違うからさ…うん。だから……まぁ…頑張れ?負け戦でも全力で逝ってこい!」

 

東堂「…かのアン・サリバンはヘレン・ケラーにこう説いた。『やる前に負けることを考える馬鹿がいるか』と…」

 

蓮仁「ふーん…。そんじゃはよ逝ってこい」

 

東堂「…さっきから『行ってこい』が違う意味に聞こえるんだが蓮仁(マイ・ブラザー)…?」

 

 

 そう言って東堂は高田ちゃんに告白するべく走り出す。

 

蓮仁「…もしもし母さん?今日は東堂とラーメン食ってくるから飯要らない。うん、そう。玉砕しに逝った。うん、そんじゃ」

 

 

 

 

高田「私、好きな人がいるの」

 

東堂「」  

 

 そう言ってラブレターを破る高田ちゃん。高田ちゃんが立ち去った後も呆然とその後ろ姿を見送る東堂…。そしてその光景を影から見守っていた蓮仁は東堂の下に向かう。

 

「好きな人が俺ってパターンは…」

 

「ある訳ねーだろ。現実を見ろ」

 

 

 三角座りしながら落ち込む東堂。 そんな東堂の肩に手を置いた蓮仁。

 

蓮仁「ラーメン、食いに行くか」

 

東堂「…あぁ」

 

 

 そして二人は鈴の家の中華料理店に向かうのだった……。

 

 


 

 

東堂「……地元じゃ負け知らず……か」

 

蓮仁「あっ」(察し)

 

東堂「どうやら俺達は“親『言わせねぇぞオラァッ!!』ブベラァッ!??」

 

蓮仁「悪いな…俺の親友は一夏だけなんだよ…!そして!心友はラウラだけだッ!!」

 

東堂「フッ…!照れるなよ蓮仁(マイ・ブラザー)

 

蓮仁「照れてねーよ!?」

 

東堂「…手加減はしない!全力で導くッッ!!」

 

蓮仁「かかってこいやこの野郎ッッ!」

 

 

 


 

 ……一人目の回想から既に内容が濃い…ッ!

 

 これ以上思い出したくないので戦った相手だけ教えてやるよ。まず仮面ライダーの【オーマジオウ】だろ?ドラゴンボールの【ブロリー】だろ?ワンピースの【カイドウ】だろ?七つの大罪の【エスカノール】だろ?刃牙の【範馬勇次郎】だろ?ワンパンマンの【サイタマ】だろ?北斗の拳の【ケンシロウ】だろ?呪術廻戦の【五条悟】だろ?あと……うん?もういい?まだファイアーエムブレムのキャラとか……あっ、はい。早く進めますね……?

 

 

 ごほん!さて!脱線したけど師匠の兄がくるらしい!それまでは修行でもしてるか!

 

 

 

 

 俺が坐禅して気を循環させながら昼飯何作ろうか考えていると誰かがコチラに向かってくるのが見えた。とりあえず循環を止めて立ち上がる。

 

 コチラに向かってくるのは二人だ。師匠の兄だけじゃ無いのか?…見た感じだと師匠と同年代くらいの厳ついジーちゃんと小〜中学生くらいのちびっこいボサボサ髪で目元が隠れて腰まで伸びているロングヘアーの剣道着の奴が歩いてきてた。見た感じ孫を連れてきたジーちゃんだな。……なんて呑気に考えてたらいきなりチビが刀を抜刀して凄いスピードで斬りかかってきた。

 

 ン何だお前?!(驚愕)

 

 ……って感じに前の俺なら焦っただろうけど…今の俺ならこの程度余裕で躱せるんだよなぁ。

 

「ハアッ!!」

 

 チビがそう叫び俺に向かって刀を振り下ろした。その瞬間俺は一気に動き残像を残してチビの後ろに回る。

 

「…ッ!?ざ、残像!?」

 

「はーい、動くなよ〜?動くと首チョンパだからな〜?」

 

「なっ!?」

 

 後ろから首にラウラから貰ったジャングル・キング1を突きつけながらそう言ってやると驚愕しながら動きを止めた。

 

「随分と凶暴なおチビさんだなお前」

 

「なッ!チビ言うなッ!!」

 

 チビがコンプレックスらしいなこのチビ(無慈悲)

 

 すると騒ぎを聞きつけた師匠が家から出てきた。

 

「来たか…澪仁…」

 

「今日こそお前を倒すぞ厳仁…!」

 

 二人は睨み合いながらそう言っている。俺はナイフをしまってチビを開放してやると直ぐに離れて唸り声を上げ始めた。うん、犬っぽいなアイツ。

 そして師匠の兄……うん、澪仁さんでいっか。澪仁さんはコチラを見てから鼻で笑った。

 

 ……うん?(#^ω^)

 

 今、何で鼻で笑ったコラ?あ"ぁ"ん?テメーぎっくり腰にしてやろうかこの野郎(無慈悲)

 

 

「風の噂で弟子を取ったと聞いていたが……。ハッハッハ!確かに腕は中々だがその歳でその程度か!?大した事無いなッ!まだワシの孫は其奴より弱いが才能ならコチラが上だッ!」

 

「……あー、これはアレだな…年齢が分かってないやつですよ師匠」

 

「…そのようだな…。おい、澪仁。コイツの名は緋龍 蓮仁だ。年齢だがこんな図体でも今年14だ」

 

「「は?」」

 

 師匠の発言に『何言ってんだコイツ?』みたいな顔してる。うん、俺も自分が中学生に見えないから仕方がないね。

 

「はい、時雨 厳仁師匠の下に弟子入りして約4年になります。緋龍 蓮仁です。中学2年です。更に言うと8月生まれなんでまだ13歳です」

 

「う、嘘…俺より一つ上…?」

 

 え?このおチビは一個下だったの?ならこの間まで小学生じゃん。なるほどね〜確かにあのスピードを出せるなら才能上だッ!て言うのも頷けるな。

 

「う、嘘をつくな!成人はまだでも16〜18くらいだろう!?そ、そんなタッパと体格の13歳がおるかッッ!!」

 

「はぁ〜??ならここに保険証があるから確認したらいいですよ」

 

 そう言って保険証を渡すと二人は目を見開き更に驚く。まぁね。そりゃ驚くよね。

 

「そ、そうか…勘違いだったか…。すまんな…。(まさか本当に13歳だとは!よもや才能も上か!?)」

 

 あら以外。自分の非を認めしっかりと謝ったぞこのジーちゃん。思ってたよりまともそうだな!

 

「あぁ、それとだが今現在朱時雨の所有権は蓮仁に移っておる。免許皆伝はまだまだだがな」

 

「なっ!?あ、朱時雨が此奴を認めたと言うのか!?契約は!結んだのか!?」

 

「あぁ、結んだ」

 

 二人がそう言っている横でチビがコチラを睨んできている。うん、全然怖くねぇや。

 

「な、なら此奴を倒せば朱時雨がワシを認めるかもしれんのだな!?」

 

 え?え?

 

「そうだ。既に朱時雨は俺の物では無い。蓮仁を倒せば認めて貰えるやもしれぬぞ。だが免許皆伝は俺を倒せればだがな」

 

 は?え?ひょっとして巻き込まれてる!?なんでさ!?兄弟の喧嘩?がコッチにまで飛び火しやがった!?

 

「ほほう?ならば……貴様を斬るッ!」

 

 なんでだよッッ!(憤怒)

 

 前言撤回だゴラァッッ!!テメーやっぱりまともじゃねぇよバカ野郎コノ野郎!ふっざけんなマジでこのジジイが!総入れ歯にしてやるぞッ!(無慈悲)

 すると俺の事を睨んでいたチビが叫ぶ。

 

「じーちゃん!コイツは俺に殺らせてくれ!さっきは油断したけど今度は全力で殺るからッ!」

 

 え?コイツ今殺るって言わなかった?言ってたよね?殺意マシマシかよマジふっざけんなよクソガキが丸刈りにすんぞゴラァッ!(無慈悲)

 

「ふむ……よし、殺れ」

 

 あっ、ふーん。コイツマジで頭イカれてんな。髪の毛全部毟り取ってやろうか?(無慈悲)

 

 

 そうして結局俺が戦う事になった。なんでぇ?

 

「俺の名前は時雨(しぐれ) 満月(みつき)!お前を殺して朱時雨を手に入れる者の名だッ!」

 

「……はぁ…。俺は緋龍 蓮仁。簡単に倒せると思うなよ?」

 

 

 互いに抜刀して構える。緋徹を使っての戦闘は初めてだ。扱いにまだ慣れていないが…負けるつもりは一切ない。

 そしてチビ……ミツキがコチラに向かって突っ込んでくる。

 

「《時雨流・穿ち》ッ!」

 

「ほう」

 

 師匠以外の時雨流剣術を初めて見た。スピードもあるし威力もある。だがまだ身体が硬いな。身体の捻りが足りていない。

 

「《時雨流・穿ち》ッ!」

 

 俺もまったく同じ技を繰り出し互いの刀の切っ先がぶつかり、ミツキが後方に吹き飛んだ。

 

「がっ!?」

 

「どうした?もう終わりか?」

 

「ッッ!この野郎!」

 

 

 今度は真っ直ぐでは無くて左右に動き、更には速度を速めたり遅めたりと強弱をつけて向かってくる。

 

 なるほどな。確かに感覚が狂うだろう。普通は。そう、普通は!しかし!俺は普通では無い!

 

「《時雨流・穿ち》ッ!三連突きッッ!!」

 

 中々のスピードでコチラに近づくと今度は穿ちを三連続で放って来た。

 

「破ッ!」

 

 その攻撃に対して俺は大きく踏み込む。その踏み込みは地面にヒビを入れて衝撃波を放ちミツキの攻撃を弾く。更にミツキの小さな身体も弾かれて再び後ろに吹き飛んだ。

 

「ぐあっ!?……ッ!コイツ化け物かよ…!」

 

「……化け物…か…」

 

「…?」

 

「何でもねぇよ。早くかかってこい」

 

 化け物と言われた事にドイツでの出来事を思い出してしまいそう呟いてしまった。それを訝しげに見るミツキだったが直ぐに切り替えて再び互いに構える。

 

 

「「《時雨流》ッッ!」」

 

 俺とミツキの声が被る。飛び上がったミツキは刀を振り上げてからコチラに向かって振り下ろす。それに対して俺は刀を振り下ろしてから振り上げる。

 

「《岩砕割り》ッッ!」

 

「《カチアゲ斬り》ッッ!」

 

 ミツキの《時雨流・岩砕割り》と俺の《時雨流・カチアゲ斬り》がぶつかりあい、拮抗する事すらなくミツキの刀は空中に打ち上げられた。そしてすかさず俺は緋龍を鞘に納めて抜刀術の構えをとる。

 

「さっき言ったよな?殺すって」

 

「!?」

 

 未だに空中で無防備な状態のミツキは目を見開く。そして悟った。コイツとは格が違うと。勝てないと。そして恐怖した。余りに濃厚で触れただけで斬り刻まれてしまいそうな程の殺気に。

 

「人を殺した事も無い奴が、軽々しく殺すなんて言うんじゃねぇッ!《時雨流・疾風斬り》ッッ!!」

 

「(あ…死んだ……)」

 

 そうして放たれた疾風斬りは抜刀と同時に突風を巻き起こした。そして土煙が立ち昇り辺りが見えなくなった。

 

「み、満月!?」

 

「待て」

 

 直ぐに孫の安否を確認しようとした澪仁を厳仁は止める。

 

「は、離せッ!大事な孫だぞ!?ワシのかわいい孫が死んだかもしれんのだぞ!?」

 

「安心せい。蓮仁は人斬りをするような奴では無い。ほれ」

 

 土煙が晴れた場所には刀を振り抜いた状態の蓮仁。そして座り込んでいるミツキがいた。そしてミツキの目元までかかっていた前髪は綺麗にカットされていた。

 

「邪魔そうだったから斬っといたぜ。結構かわいい顔してんのな?」

 

「あ…い、生きてる……?」

 

 五体満足な事を確認しながら安堵した。しかし足元の違和感に気づいて下を見ると剣道着の袴が湿っていた。顔を真っ赤にしているのでさり気なくタオルを被せてやる。本当にすいません。ちょっと…いやかなりやり過ぎました。

 

「ま、まさかこれ程とは…」

 

「フッ…まだ本気では無いがな」

 

 師匠のドヤ顔が凄い。こんなにドヤる師匠初めて見た。

 

「……ならば次はワシが相手だッッ!」

 

「えぇ…?」

 

 マジすか?この人、師匠程じゃないけど間違いなく強い。どれほどかと聞かれたら分からないとしか言えないけど…。

 すると師匠が俺に耳打ちしてくる。

 

「いいか。時雨流剣術は一子相伝。故により才能のある俺が受け継いだ。だからと言って澪仁が弱い訳では無い。正直今のお前では勝てんぞ」

 

「……やっぱりですか?薄々そんな気はしてましたけど…」

 

 うわ…マジすか。いや、でも格上の相手が出来るんだからラッキーだ。師匠とばかり戦ってるから師匠以外の格上との戦いはそうそう無いぞ。

 

「作戦会議は終わったか?ならば初めるぞ。特別にそっちは何でも(・・・)使って良いぞ」

 

 ……うん?今、何でもって言った?俺は師匠に視線を送ると頷いていた。……よっし。勝てる見込みが出てきたぞ。

 

 そして互いに構えて……

 

 俺は左腕のブレスレットからワイヤーを取り出した。

 

「《ワイヤーアクション“バインド(拘束)”》!」

 

「なっ!?ぐぉっ!?」

 

 瞬時に左手に呼び出したワイヤーを足へと放ち拘束し、力まかせに引っ張る。空中に突如放り出された事に驚き動きが止まった所に瞬時に弓と矢を取り出し5発放ってからクナイと手裏剣を呼び出し投擲、更に近くの木を斬り倒して投げつけた。

 

「んなっ!?」

 

 突如空中に放り出され、そこに矢が放たれ、更にクナイと手裏剣が複数、更に更に木まで投げつけられて驚愕する澪仁さん。そしてポカーンとその光景を眺める満月。最後にドン引きしている師匠。

 

 いや師匠。あんた俺の手足切り落としてた癖になにドン引きしてんの??切り落としより遥かに良心的だからね??

 

 

「クッ!甘く見るなよッッ!ハッ!セイッ!ゼアッ!」

 

 空中で体制を変えながら矢を避ける。そしてクナイと手裏剣を全て刀で撃ち落としてから八双に構える。

 

「《時雨流・空烈斬》ッッ!」

 

 最後に飛んでくる木を空烈斬で真っ二つにして全ての攻撃を防ぐ事に成功。少し焦ったが全て迎撃した事にさぞかし驚いただろうと俺を見る。そしてその目に写った光景は……。

 

 投擲の構えで槍を持つ俺だった。

 

「《突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)》的な何かッッ!!」

 

 そう叫びながら投擲された槍は凄まじい勢いで迫る。刀を振り抜いた体制のままでは到底切り落とすのは間に合わない。だがおそらく身体を捻りギリギリで躱すだろうと予測。しかしおそらく多少は掠ってダメージにはなるはず。

 

 しかしその考えはハズレた。突如空中で横に移動したのだ。驚愕しながらも追撃するべく刀に切り替えて着地点に向かう。そして間合いに入った瞬間に刀を振り抜いたがなんと空中で跳ね上がり攻撃を回避した。そして今度は振り抜いた体制で無防備な俺に攻撃を仕掛けてくる。

 

「《時雨流“極”・鉄塊割り》ッ!」

 

「ッッぶねぇ!?」

 

 即座に後ろに飛び跳ねて回避する。衝撃で飛んで来た石礫が多少掠ってしまったがそれ以外は傷は無い。しかし……やっぱ強いな……。そんであの空中での動き…!間違いなく【月歩(げっぽう)】!つまり空気を蹴ってやがる!! 

 

「身体強化…【(パワー)】【(アクセル)】《ブースト》ッ!」

 

 身体強化で力と速さを上げる。因みにだけど呼び方変えました!力は【パワー】で速さは【アクセル】で防御は【ディフェンス】になります。

 

 一気にスピードを上げて突っ込んでいき殴りつけた。しかし回避はされなかったもののガードされ、次の瞬間には俺が吹き飛ばされた。身体にものすごい衝撃が走ったのは分かったが何をされたのかは分からない。

 

「ぐぅっ…!いったい何をした…?」

 

「ふっ…特別に教えてやろうか?」

 

「あ、マジすか?ならお願いします」

 

「おま…!プライドとかは無いのか!?」

 

 そんなもん無くは無いけど!教えてくれるならお願いするしか無いだろぉん?

 

「ま、まぁいい…。どうせ厳仁が説明していただろうからな。今のはおm『お前の放った拳の衝撃を身体を通してお前に送り返したのだ。たった一瞬でな。この技は中国武術にもあるぞ』…厳仁貴様…ッ!何故説明を被せてくるッ!?」

 

「なんとなく」

 

「なんとなく!?」

 

「それより……余所見してよいのか…?」

 

 師匠の説明になるほどなぁ…と思っていたけどスキが出来たから普通に突撃します。卑怯?HAHAHAHAHAHA!真剣勝負に卑怯も糞も無いんだよッ!

 

 刀を構えながら懐目掛けて走る。それに少々焦ったのか横に薙ぎ払うように刀を振るうが屈んで回避し、そしてその腕を掴んで背負投する。

 

 しかしまたもや空気を蹴って衝撃を殺して叩き付けるのを防がれた。しかしまだ腕を離さない。自身の気と相手の気をくっつけて引っ張る!そして相手の気を自分のものにするッ!かつてクマさん相手に使った技【身体狩り】!!

 

「ぐぅっ!?貴様ッ!返せッ!」

 

「なっ!?ぐぬぬぬ…ッ!誰が返すかッ!!俺の気は俺の物!お前の気も俺の物なんだよオラァッ!!」

 

「グアァァァッ!?」

 

 引っ張りあいの末に見事勝利した俺は大量の気を奪う事に成功。へへへっ!この気を奪うのだけが唯一師匠に勝てるやつなんだよな!あとチビが『ジャイアニズム…』とか言ってたけど無視で。

 

「さぁて…!一気に決めるぞッ!新技でなッ!」

 

 そう叫んだ瞬間に刀と俺の身体が炎を纏う。日本に帰って分かった事だが、今の身体は極端に炎とか熱への耐性が強い。いや、強すぎる。

 

 こうして炎に直接触れても何とも無いし、それに師匠の家の五右衛門風呂。普通は熱すぎて底板を敷いて入らないと大火傷するらしい。しかし!俺は現代っ子故にそれを知らずに入っていた!普通に入れるのだ!これはおかしいと沸騰した湯を被ってみたけどやっぱり熱く無い!寧ろ丁度良いぞ!ってなったんだ。

 

 

 そして炎を纏った俺はその熱エネルギーにより肉体活性で身体能力が更に向上。そこに剃を使って速度UP!!その状態で突っ込む!

 

 

 

 

「ッ!速い!(しかし!攻撃の最の殺気で攻撃箇所が分かる…!……ッ!上段からの一閃!)そこだッッ!!《時雨流・カチアゲ斬り》ッ!」

 

 上段からの一閃と読みすかさずカチアゲ斬りで防ごうと下段から刀を振り上げる。そして目視した瞬間には自身の刀の軌道上に炎を纏っている刀を確認した。

 

「(勝ったッ!)」

 

 そう思った瞬間、自身の刀が相手の刀を斬り裂いた。…否、斬り裂いた感覚が無い。

 

 思考が止まりそうになる中、それを見て悟った。炎を纏った刀では無い。炎が刀状に形成されていたのだと。そして次の瞬間に腹部に伝わる熱と痛みに我に帰るが余りに重い一撃、更には意識外からの完全なる不意打ちによりクリティカルヒットしてしまった腹部は尋常では無い痛みが襲う。

 

 

 

「グアァァァァァァァッ!!?」

 

「炎を刀と身体に纏って高速で相手に突っ込み横一閃の一撃と炎のダメージを与える技。その名も…」

 

        緋龍閃(ひりゅうせん)

 

「るろうに剣心に出てそうな名前の技じゃのう」

 

「は〜い外野は静かにしてくださいね〜」

 

 るろ剣に出るのは飛龍閃で俺のは緋龍閃だから違いますぅ〜!それよりなんか師匠が完全に漫画にハマってしまったんだけど…。最近るろ剣にもハマったし、鬼滅のアニメも見たいとか言うし…。まずは地デジ化しましょう?今だにアナログテレビで昔の録画しか見れないのは流石にどうかと思います。

 

「ぐっ…ぐぉぉぉぉッ…!」

 

 あ、いかんいかん忘れてた。峰打ちとは言え、割と本気で叩き付けたからな…。大丈夫かな…?

 

「な、何故だ…?確かに上段からの攻撃だと…ぐっ…」

 

「……師匠との斬り合いでよく使われたんですよ。殺気だけを飛ばしたフェイント。アレは殺気で反応しちゃうから本当に厄介だし、本命の攻撃には一切の殺気が無くて察知できないし。…まぁそれをやった訳です」

 

「殺気だけを飛ばした…だと…?」

 

「因みに炎を刀に見せる事で更に引っかかりやすくなるというオリジナル技にしました」

 

 因みにこのフェイントは緋龍閃には含まれないよ!緋龍閃は炎を纏って相手に突っ込みながらの横一閃だからね!

 

「はぁ…はぁ……。クッ…!よもやワシが負けるとは…!小僧…見事であった…!……ワシもここまで…か…。ふっ…戦って死ねるなら本望だ……!」

 

「え?いや、峰打ちですけど?」

 

「え?」

 

 ……いや、え?じゃないよ。峰打ちだよ。殺さないよ?何を勝手な事をほざいてんだ???

 

 

「……痛みはあるが、切り傷が無い…本当に峰打ちだったとは…」

 

「…澪仁よ。どうだ俺の弟子は?」

 

「…悔しいが完敗だ。歳のせいにはしたく無いが世代交代か…」

 

「うむ、もう俺達の出番は無い。今を生きているアヤツ等に託すのだ」

 

「しかし…しかしだ!やはり一族では無い者に託すのは…!……はっ!?」

 

「?」

 

 

 ん?なんか話しあってたのにいきなり澪仁さんがコッチ見たぞ?何なら満月も見てるぞ??てかコッチに来たぞ??

 

「な、なんだよ…まだやる気か?」

 

 ファイティングポーズをとる俺の前にやってきた満月は俯きながらぷるぷると震えている。……トイレか?

 するといきなり顔を上げた。満面の笑みとキラッキラのお目々で。

 

「スッゲー!俺じいちゃんが負けるの初めて見た!しかも沢山武器を使ってたし炎も出したし!スッゲーカッコイイ!」

 

 突然の褒めちぎりに啞然!そして赤面!

 

「よ、よせよ〜!照れちゃうだろぉぉぉぉん?」

 

「だってカッコイイんだもん!アニキはスッゲーや!」

 

「あ、アニキ!?」

 

「あぁ!決めたんだ!俺はあんたの舎弟になる!」

 

 マジか……。舎弟が出来ちまったぜ。衝撃的過ぎる発言に思考停止しかけるもなんとか持ち直す。ここははっきり言ってやろう!舎弟なんか要らん!って!

 

「いいか!俺は舎弟なんか……はっ!?(な、なんて目で見てくるんだぁぁぁぁッ!?これはまるで【拾ってください】と書かれたダンボール箱に入っている捨て犬のような目たぁぁぁぁッ!!止めてくれ!そんな目で見られたら断るなんて…断るなんて…!)……俺に付いて来やがれミツキ!」

 

「押忍!」

 

 あんな目には勝てないよ…。しょうがないんだ俺はいっつもあんな目には勝てないんだから……。多分これから先も一生あの目には勝てないぜ……。

 

「よし、ならばまず……風呂に入るか?」

 

「……あッ」

 

 直後に気づく自身の下半身の醜態!そして赤面!

 

「あ…五右衛門風呂だから直ぐには使えないか…。悪いけど川で我慢しろよ?よし行くぞ!」

 

「はいアニキ!」

 

 そして俺達は川に向かって進む。この時、師匠達の話しを聞いとけば良かったと思う事になるなど今の俺は思いもしなかった。

 

 

Side蓮仁Sideout

 

 

 


 

 

 

 

NoSide

 

 

 

「ふむ…なるほど。この手があったか…!これなら無用に争わずにすむ……」

 

「おい…さっきから一人で何を言ってる?」

 

「喜べ厳仁!もはやワシ等が争う理由は無いのだ!時雨流剣術はこれにて安泰だ!ガッハッハ!」

 

 突如笑い出す澪仁を見た厳仁は少し引いていた。

 

「……ふむ、遂にイカれたか」

 

「イカれとらんわ!よいか?ワシは父上にお前を倒して時雨流剣術免許皆伝と朱時雨を奪えと言われていた。何故かわかるな?」

 

「……俺が妻と子を失い、後継者が居なくなった事。新たな後継者を産むようにと見合い話を持ってきたのを断った事だろう」

 

 厳仁はかつて妻と子を失った。それはつまり後継者が居なくなったということ。そうすれば時雨流剣術も厳仁の代で消えてしまう。それを防ごうと新たな妻を娶るように見合い話を持ちかけるも『俺が生涯愛する妻は唯一人だけだ…!それは死んだとしても変わらんッ!』と突っぱねた。

 

 それに憤慨した厳仁と澪仁の父は澪仁に免許皆伝と朱時雨を奪えと言われた。しかし免許皆伝はともかく、朱時雨は妖刀であり使用者を選ぶ刀。つまり厳仁を倒し認められなければならない。

 

 しかし、厳仁と澪仁の間には越えられない壁があった。どんなに努力しても、どれほど鍛え抜いても、遂にこの年まで勝つ事は無かった。息子ができて息子にも厳仁を倒すように言うも賛同はしてくれず、やがて出来た孫は賛同してくれた。そして今に至る。

 

「しかし…もうその必要も無い。父上は既に死んだ。…ワシとて妻や子を持っておる。お前の気持ちも分からなくも無かった……。だが父上の期待を裏切りたく無かった故に今までこうして戦いを挑んできた…」

 

「そうか…」

 

「今まですまなかった厳仁…!兄らしい事もできずに、父上の傀儡のようになって……本当に自分が情けない…!」

 

「……ふっ…なぁに別に気にしておらんよ。それに、戦いは中々楽しんでおったからな」

 

「…!厳仁…。こんな俺を許すのか…?」

 

「許すも何も恨んでなぞおらん」

 

「そうか…そうか…!すまない…感謝する…!」

 

「……所で話の続きはどうした?」

 

「あ、あぁ…早い話し、お前の弟子とワシの孫を結婚させる!そうすれば万事解決だ!」

 

 その言葉にポカーンとした顔をする厳仁。

 

「……男どうしでは子はできんぞ…?」

 

「む?何を言っておる?満月は……」

 

 

『ギャアアアアアァァァァァァァァァァァッッッ!!??」

 

「「!?」」

 

 何かを言いかけた直後に聞こえたのは川に向かった蓮仁の叫び声だった。いったい何があったのだと走り出そうとした時、向こうから蓮仁がもの凄いスピードで走ってきた。

 

「ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ッ!?」

 

「ど、どうした!何があった!?」

 

「み、ミツキが!?ミツキが!?」

 

「何があった!?オイ!満月に何があった!?」

 

「あったんだよ!そして無かったんだよ!?」

 

 テンパる蓮仁と意味が分からない厳仁、そして何かを納得する澪仁。

 

「ミツキが剣道着を脱いだら!サラシが出てきて!弾けて!バイーン!て出てきたんだよ!胸が!しかも!タマがねぇ!!チンも!(悟空)」

 

「ッ!?ま、まさか!?」

 

「そう、その通り、満月は…」

 

 すると再び向こうから満月が走ってきた。……生まれたままの姿で。その姿は小柄な体型には不釣り合いなデカすぎるバスト。引き締まったクビレのあるウエスト。安産方のヒップを持つ女性だった!コレで中学一年とは末恐ろしい。おそらくこの光景を見た鈴音は血涙を流す事だろう。

 

「お〜い!アニキどうしたんだよ!」

 

「ギャアアアアアッ!?服着ろ馬鹿!?」

 

 すかさずタオルケットを投げつけた蓮仁は鼻から血が出ていたとか……。

 

「満月は女だ!」ドーン

 

「」

 

 ドヤ顔の澪仁に絶句する厳仁だった……。

 

 

Sideout

 

 

 


 

 

 

Side蓮仁

 

 

 ミツキは女だった。川について俺も汚れを落とそうとしたんだよ。そしたら横でミツキが剣道着を脱ぎ始めると胸にサラシが巻いてあってさ…『何でサラシ?』って思った次の瞬間に爆ぜたんだ。それはもう立派なモノが。

 

 思考停止した俺。そして俺の横で袴も脱いでフンドシ一丁になる。明らかにイチモツが無いペターとした股関。あ、フンドシの下にはアレが存在しないんだな〜、と理解した。

 

 そしてフンドシを脱ごうとした瞬間に俺は叫びながら師匠達の所に全力疾走した。それはもう綺麗なフォームで走った。

 

 師匠達に合流。更にミツキまで到来。しかも全裸で。直ぐにブレスレットからタオルケットを出して放り投げた。

 

 

「満月は女だ!」ドーン

 

 ドーンじゃねぇよ!危うく大量出血する所だったよ!胸見ちゃったよ!?良いの!?あんたの孫の胸見ちゃったよ!?胸なんて母さんと千冬さんと親戚の姉ちゃんくらいのしか見た事無いのに!因みに千冬さんのを見た事あるのは俺と一夏が風呂入ってる時に乱入してきたからだよ!母さんと親戚の姉ちゃんも風呂に乱入だよ!乱入しスギィ!?

 

 

 

 

 

 暫くして、今は家の中です。ミツキは一人で川に行きました。ごちそうさまでした。そんでみんなで机を囲んでいます。だけど剣呑な雰囲気では無いから大丈夫そう。

 

「お茶ですどうぞ」

 

「うむ」

 

「ありがとうアニキ!ズズッ…苦ッ!?」

 

「ドクダミ茶だ。身体に良いぞ。ズズッ……苦アッッッ!!オ"ェ"ッ!?」

 

「アニキ全然飲めて無いじゃん!?」

 

 俺は甘党だからね。コーヒーもブラックで飲めないぜ!でも身体に良いから毎日頑張ってドクダミ茶飲んでる。

 

「さて…本代に入ろう…。小僧…ミツキと結婚しろ」

 

「ブゥゥゥゥゥッッッ!?」

 

「アッツッッ!?」

 

 突然そう言われてお茶を吹き出して澪仁さんに吹き掛けてしまった。

 

「ゲホゲホッ!いきなり何を言ってるんでぃすか!?」

 

「お前が満月と結婚したら時雨流剣術は将来安泰になるのだッ!黙って結婚しろクソガキがッ!」

 

「クソガキッて言ったぞこのクソジジイがッ!だいたいミツキが許可してないだろうが勝手に決めてんじゃねえッッ!!」

 

「けっこん?別に良いぞー?」

 

「「軽ッ!?」」

 

 いや軽々しいなお前!?

 

「けっこんてアレだろ?一緒に暮らすんだろ?アニキと暮らすんなら楽しそうだな〜!」

 

 はぁ〜っ……微妙に分かってねぇし…。

 

「と、とにかく!まだ結婚とかしないんで!この話し終わりッ!それよりさっきの技教えてくださいよ!衝撃を送り返すやつ!」

 

「何だと!?貴様満月をフッといて技を教えろだとッ!?ふざけんなよこの野郎ッ!?」

 

「ふざけてんのはお前だろうがクソジジイッ!髪引っこ抜くぞこの野郎ッ!?」

 

「「あ"ぁ"ん?」」

 

「止めんか馬鹿タレ共!」

 

 二人でメンチを切りあってたら師匠に拳骨くらわされた。クッソ痛い……。

 

「じーちゃん!そろそろ帰らないと晩飯の時間になっちまうよ!早く帰ろう!」

 

「お、おぉ…もうそんな時間か…。それじゃあ帰るかのう…」

 

 

 そしてようやく帰る二人を見送るべく外に出る。すると師匠とクソジジ…ゲフンゲフン。澪仁さんが何か話してる。そしてミツキは俺に話しかけてきた。

 

「アニキ!次来た時はアニキの技教えてくれよな!」

 

「おう!気お付けて帰れよ!」

 

「分かった!じゃあなアニキ!」

 

 そうして二人はようやく帰っていった。しかし師匠の顔は強張っていた。いったい何を話したんだろうか…?

 

「……どれ、俺達も飯にするか」

 

「あ、急いで作りますね」

 

 こうしてようやく長い一日が終わりわ告げた。明日からは衝撃を送り返すヤツと月歩の練習だな!

 

 俺はそう考えながら台所へと向かうのだった。

 

 

Side蓮仁Sideout

 

 

 

 

 

 

Side厳仁

 

 

 澪仁を見送ってからも暫く夕日を眺めていた。思い出すのは先程の澪仁との会話…。

 

 

『厳仁』

 

『何だ…?』

 

『あの小僧と戦った時に互いの気を引っ付けたんだが…。アヤツの身体にもう一つのナニカが居るな?』

 

『…気付いたか』

 

『時雨流の古い文献に書かれていた事……。歴代継承者の中で極稀に現れるもう一つの人格を…魂を形成された者。そうだろう?』

 

『本人にも聞いた…もう一人の自分が居ると。破壊的な言動の危険なもう一人の自分が居る…と』

 

『……呪われたか。この呪いに掛かった者は歴代継承者の中でも最強と言われておった人物だらけだ。しかしその者達全員が碌な死に方をしなかった。血を抜かれた状態になったり、狂ったように暴れて自害したり……。それに…あの小僧の寿命…明らかに少ないではないか。気を会得した者は大抵100を超えても生きているのだぞ。父上は病で早死にしたが、小僧は違うだろう?』

 

『……あぁ、以前なら100以上は生きる筈だった。しかし今は……残った寿命は約70程か』

 

『…83歳が寿命か。……歴代最強の力。しかしそれは自身の寿命を犠牲にする程危険なもの……か。しっかり鍛えておけ。これ以上力を使わせたら取り返しがつかんぞ』

 

『分かっておる。なんとか寿命を戻せないか調べておる所だ。そっちの家の文献も今度持ってこい』

 

『チッ…しょうがない。小僧には満月を娶って貰わんといかんしな』

 

『澪仁…まだ諦めんか…』

 

『当たり前だろう!どれ、そろそろ帰るか。ではな』

 

 

 

 ……あの寿命の減り方は異常だ。少なくとも30年近くの寿命が無くなっておった。……そしてアヤツはドイツで戦った相手の組織を倒そうとしておる……。

 

「……少し、鍛え方を変えるか」

 

 これ以上は力を使わせたらいかん。アヤツの親に合わせる顔が無い。下手したら親より先に死ぬかもしれんからな。……蓮仁よ

…気付いておるのだろう?寿命が減っている事を…。

 

 もう、もう誰かを失うのは御免だ。ましてや死んだ息子と同じ名前の弟子だぞ!絶対に死なせてたまるかッ!たとえ鬼と言われようとその力を使わずに済むように鍛えてやろうッ!

 

「…だから…死ぬんじゃ無いぞ…馬鹿弟子」

 

 

 




第32話でした。

 衝撃的事実。蓮仁くん寿命減少!暴走した時に消費!更に死にかけた時に寿命を対価にした治癒で消費!寿命消費しなかったらナノマシンの激痛で死んでました。

 本編だと3回くらい死にかける予定だから……。多分このままだと高校卒業前に死にますね(笑)

 そしてNewヒロインミツキちゃん登場!ロリ巨乳ですやったね!



☆オマケ☆

蓮仁「胸と尻がでかい娘がタイプだッッ!!身長が高いならなお良しッッ!!!」


同時刻 蓮仁ヒロインズ

ヒロイン1 箒「何だこの圧倒的勝利を約束されたような気持ちは…!」高身長+ボン・キュッ・ボン

ヒロイン2 鈴音「はっ!?今…ものすごく殺意が湧いた…ッ!何故か巨乳をこの世から消し去りたいぃぃぃぃッ!!」低身長+キュッ・キュッ・キュッ

ヒロイン3 ラウラ「む…?何だ今のは…?しかし何故か私が圧倒的有利なモノを一番最初に手に入れる気がする…」低身長+キュッ・キュッ・キュッ


次回もお楽しみに!
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