オリオンの使徒は自分の居場所を探し求め、守る力を欲する   作:凪斗2005

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なんだかんだで2連チャン投稿❕



鉄は熱いうちに打て❕ヒャッハー❕


一星充(光)との出会い

オリオン財団の施設での生活は、しっかり衣食住が約束されていて勉強も基礎的な数学や理科、国語だけでなく色々な国の歴史や言語を学習している。

座学の他にも、1番の目的であるサッカープレイヤー育成のため様々な訓練をこなしている。

 

 

私は前の知識があるので運動は施設にいる子供たちの中で群を抜いてできた。もちろんサッカーは5歳の時に前からつかっているシュート技、サンダーライオットを完璧でないにしろ習得してみせた。10歳の頃には完璧に、12歳になった今では前よりも高い威力を誇る必殺シュートとなっている。

私のポジションはMFかWFなのでシュート技以外にもドリブル技を覚えた方がいいとオリオン財団の研究者方に言われたので今はドリブル技を開発中だ。

 

 

 

 

 

「そんな簡単に言われても困るんだよな〜。サンダーライオットだって守に負けたくなくて死ぬ気で作った技だし…、というか出来たとしてもシュート技と違って練習相手がいないといけないのにみんな逃げるんだもん。」

 

 

 

 

サッカーに関して強くなりすぎた私は同年代の施設の子では相手にならず、最近は避けられるようになってしまったので、練習も全然できない。

 

 

 

「練習相手が欲しい…、せめて誰かに教えるとかでもいいから…」

 

 

 

そんなことをブツブツ言いながらボールを壁に当てて帰ってきたボールをまた壁に当てるという古典的な練習を続行する。すると

 

 

「相原、お前にサッカーを教えて欲しい奴がいる。必ず強くしろ。」

 

 

 

は?

いきなり財団の職員が話しかけていたかと思えば1人の少年を私の前に突き出して、さっさと立ち去ってしまった。

 

…どうすればいいんだろう。

 

親の死体を見てから動くことが少なくなった表情筋を何とか動かして笑顔を作りつつ少年の話を聞いてみよう。

 

 

「こんにちは、私は相原…姫12歳。名前はそんなに好きじゃないから出来れば相原って呼んで。」

 

 

笑顔できているだろうか?

 

 

「ぼ、僕は一星充9歳で、弟を助けるためにオリオン財団に協力してもらっています。」

 

 

兄弟か、いいなぁ。私は一人っ子で兄弟はいないので、兄弟のためにこんな所怪しいところに身をおけるなんて少し羨ましい。前は守と一郎太といつも一緒だったから2人が兄弟みたいなものかな。

 

 

「そうか、じゃあなんでサッカーコートにきたの?」

「ここで、あなたにサッカーを教えてもらえって言われて。」

 

 

なるほど、練習相手がいない私と教えてくれる人がいない一星君というわけか。

 

 

「そういう事か、なら一星君にサッカーを教えよう。ちなみに経験は?」

「お父さんと弟とで少しだけなら。」

 

 

なら上々❕早速教えていこう❕

 

 

 

 

 

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一星視点

 

 

 

「今から行くコートにいるのはオリオンの使徒の中で最強の選手だ。そいつにサッカーを教えてもらえ。」

 

 

光の手術費用をオリオン財団に工面して貰うためにオリオン財団に従うことになったはいいが、オリオン財団ではサッカーができないとダメならしく、ど素人の僕はオリオンの施設で暮らしている他の人に教えてもらうことになった。

最強だと聞いて屈強な男が出てくると思っていたのに…

 

 

 

「こんにちは、私は相原…姫12歳。名前はそんなに好きじゃないから出来れば相原って呼んで。」

 

 

 

予想は大ハズレ。最強の人…相原さんは女子で僕より少し年上だった。

ぎこちなく笑いながら自己紹介する彼女は僕のことを聞いて少し悲しそうな顔をした後、すぐにサッカーの練習を始めた。

 

悲しそうな顔をした理由はなんだか聞いちゃいけない気がして、口には出せなかった。

 

 

 

〜2時間後〜

 

 

 

「ゼェゼェ、ゴホッ、ゼェ〜ハァ〜。」

「ごめん、飛ばしすぎた。一星君飲み込み早いから思わず熱がはいちゃって…」

 

 

この人が最強とよられるわけがわかった気がする。

まず、体力が違う。この人の体力はまるで底なし、いくら走っても汗ひとつかかない。息すら上がってない。

そしてキック力が異様に強い。ボールを蹴るのになれてきて対人パスを始めたが、初めの一発目なんて吹っ飛ばされてしまった。その後直ぐに謝られて、蹴る強さを弱くしてもらえたもののあのままやってたら生傷は数え切れないほどできていたと思う。

 

 

「今日はここまでにしようか。基礎は思った以上にできてるし、どんどん試合で使える動きを覚えてもらうから。明日からも頑張ろう。」

 

 

明日からこんな練習が続くと思うと辛いが、サッカーができることが楽しいのでなんだかんだ頑張れるかもしれない。

 

 

「明日もよろしくお願いします、相原さん。」

 

 

早くこの人に追いつきたい。そう思った1日だった。

 

 

 

 

 

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一星君のスペックが高い。2時間練習をしていて思ったことだ。

基礎がすぐに覚えてしまったし、9歳にしては多い体力。教えがいがあるいい子だ。だから思わずとばしすぎて一星君がボロボロになってしまう自体が起きたので明日からは少し自重しようかな。

 

そう考えながらも、明日の練習メニューを今日よりもキツめにすることを決めることにする。

 

 

 

 

久々に明日が楽しみだと思えたので一星君には感謝しなきゃな。




頑張れ毎日投稿❕
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