コードギアス 久遠のアルカ   作:キナコもち

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多分、ん?ってなる所、多いと思います。
何も考えずに読んだ方が作者的にはおすすめですね。ええ、はい


誤字報告、感想など、ありがとうございます!


TURN20 コードを宿す者達

 ルルーシュの瞳が震える。

 驚愕、困惑、動揺、そんな感情が彼の頭を埋め尽くす。

 

 

「終わる…? アルカと共に……? 何を言って――――。」

 

「言葉通りの意味だよ、兄上。それ以上でもそれ以下でも無い。」

 

 

 ルルーシュの動揺を余所に、アルカはC.C.の様に淡々と語る。

 

 

「アルカが、死ぬ…、いや、待て。そもそもC.C.は――。」

 

「ギアスの果てに、能力者は力を授ける者、コードユーザーの地位を継ぐ。つまり、私達を殺せる力を得る。」

 

「待て、その言い方だと―――。」

 

「ジェレミアからの報告を見ただろう。嚮団が再現しようとした失われたコード。それがアルカの中に宿っている。」

 

「――バカな…。」

 

 

 言葉では否定しようとも、ルルーシュは胸中で納得してしまっていた。

 傷の治りが早い身体、成長期である筈にも関わらず代わり映えしない身体、ギアスに対する耐性。

 

 

「何故――、何故アルカが……。」

 

「お前が詳しく知る必要は無い。」

 

「……お前は…、お前達は、死ぬために俺と共に戦ってきたのか!?」

 

 

 声を震わしながらも、ルルーシュは必死に叫び続ける。

 真実を知る為に。

 

 

「そうだ。」

 

「ふざけるのも大概にしろ! 俺は知っているぞ、アルカ! お前がどんな気持ちで戦場に立ち、戦ってきたかを!」

 

「人には様々な仮面がある。さっき兄上も知ったでしょう。」

 

 

 アルカの言葉にルルーシュは言葉を詰まらせる。

 

 

「嘘をついていた、と。お前が…、俺に?」

 

「………。」

 

「あれが嘘だと言うのか! ブリタニアを憎む気持ちも、カレンへの友情も! 俺達を守りたいというあの言葉も! 全て嘘だと―――。」

 

 

 ルルーシュも強い言葉に、アルカは唇を噛みしめ、目を鋭くする。

 その様は、兄の姿にとても似ていた。顔付きも、その在り方ですら。

 

 

「っ! そうだよ! 私はこの世界が嫌い! 人間も!! 優しくない現実が、全部嫌いなの!! だから―――!」

 

 

 今まで表情を変えなかったアルカが、激情をあらわにする。

 ルルーシュは彼女その姿が初めて年相応だと感じた。

 

 

「だから死に逃げるのか!? 世界が自分に都合良く出来ていないから! お前には世界を変えるだけの意志と力が―――。」

 

「――――っ!! 私の事、何も知らない癖に!!!!」

 

「!!!!」

 

 

 感情のまま、アルカは叫んだ。

 遂には溜まっていた涙が決壊し、彼女の頬を濡らす。

 

 

「私が、何をして、何を思ったか、――知らない癖に。」

 

 

 アルカの言葉が強いものから、弱々しいものへと変わっていく。

 次第にアルカは泣き崩れる様にC.C.の胸元へと顔を埋め、涙を流す。

 

 

「ルルーシュ。」

 

 

 自身の胸元を濡らすアルカの頭を撫でながら、C.C.は彼に呼び掛ける。

 

 

「どんなに否定しようと、これが真実だ。」

 

「――嘘だ。」

 

「それでも、この先も戦い続ける意志が有るのなら、私達を殺せ。」

 

 

 俺が殺す?

 アルカを…? C.C.を…?

 

 

 ルルーシュは狼狽えながら、一歩また一歩と後退る。

 

 

「―――さようなら、ルルーシュ。お前は優しすぎる。」

 

「――! 待て、お前達は……!!」

 

 

 ルルーシュは再び落とされる。

 

 

「おやぁ?」

 

 

 全ての記憶が保管されている、回廊へと。

 

 

 

 

「ここは……。」

 

 

 次に目を覚ました風景は、穏やかな田舎だった。

 草木が生い茂る、長閑な丘陵。

 

 そんな田舎道で、ボロ布を羽織った幼い緑髪の少女が疲労困憊の様子で歩いている。

 布から見える脚は薄汚れ、その身体は棒の様に細い。

 フラフラと身体を揺らしながらも、歩く少女だったが、遂には耐え切れなくなったのか、バランスを崩す。

 

 

「あ、おい!」

 

 

 重力に従って倒れる少女の身体を、支えようと手を伸ばしたルルーシュだったが、その少女の身体はルルーシュの手を通り抜け、その場に倒れる。

 

 

「無駄よ。」

 

 

 ふと、機械の様に感情の無い声が響いた。

 

 

「これは私の記憶。干渉は出来ない。」

 

 

 声の主はC.C.と瓜二つの容姿をしていた。

 

 

(C.C.? いや、違う……。)

 

 

 見た目はC.C.だが、その声と表情に変化が無さ過ぎる。

 本来の彼女にはもう少し、感情があった筈だ、とルルーシュは結論付ける。

 

 

「貴方は、誰?」

 

「…ルルーシュだ。お前の―――。」

 

 

 ルルーシュが言葉を紡ごうとすると、風景が変わった。

 田舎の風景から、ボロボロの協会へと。

 

 

『貴女に生きる為の理由はあるの?』

 

 

 優しい声音の女性の声が響く。

 

 

『わ、分かりません…。でも、死にたく、ないんです……!』

 

 

 教会のステンドグラスから差し込む光を浴びて、少女とシスターの恰好をした女性が言葉を紡ぐ。

 シスターの問い掛けは、ルルーシュにも聞き覚えのあるモノだった。

 

 懇願するように生きる意志を紡いだ少女に、優しい笑みを浮かべ、シスターは告げる。

 

 

『では、契約をしましょう。生き延びる力を貴女に授けます。その代わり、何時しか私の願いを叶えてはくださいませんか?』

 

 

 シスターの額には、翼を広げた鳥の様な紋章。

 

 

「まさか…。」

 

「そう、私は彼女と契約をした。」

 

 

 契約の場面から、シスターと暮らす少女の生活の場面へと、次々と移り変わる。

 

 

「私に発現したギアスは、愛されること。」

 

「愛?」

 

「心の奥底で、私は――、私は誰かに愛されたかった。」

 

 

 少女はギアスを使い続けた。

 

 

「ギアスのお陰で、私はあらゆるものに愛された。」

 

 

 少女の容姿は見る見るの内に小奇麗になっていく。

 様々な男性からの贈り物、街中の人からの食糧の贈呈。

 全ての人が、彼女を愛そうと奔走していた。

 

 

「でも、愛され過ぎてそのうち本当の愛が分からなくなった。」

 

 

 所詮、少女に与えられたものは全てまやかし。

 一夜の人肌も、煌びやかな宝石も、歯の浮く様な言葉も。

 全て全て全て、彼女のギアスによって作られた虚構。

 

 

「私が信じたのは、彼女だけ。」

 

 

 結局、彼女のギアスは人に嘘の気持ちを植え付けるモノ。

 自身の認識と、周りの認識のズレに気付いてしまった彼女は、唯一対等に話せる存在。

 コードユーザーである、シスターに傾倒していくのは時間の問題だった。

 

 

「ギアスが効かない彼女は、遊んでいた私を叱ってくれたから。なのに――。」

 

 

 場面は再び教会へ。

 

 

『ハイハイ。言われた通り、貰い物は全て手放しました。でも仕方ないでしょう? ギアスの所為なんだから。』

 

 

 あっけらかんと、反省する様子も無く語る少女の両目にはギアスの紋章。

 

 

『シスターには感謝してるけど、正直、私も困っているの。プレゼントやプロポーズにはもう飽き飽き、私を崇める人まで出てきちゃって…。』

 

『――じゃあ、もう終わりにしましょう。』

 

『え?』

 

 

 今まで優しかったシスターの雰囲気が、当事者でないルルーシュにも伝わるほど、変わっていく。

 

 

『私の永遠を終わらせるためには、誰かを身代わりにしなければならないの。一定以上のギアスを持つ、誰かを。』

 

 

 彼女は続ける。

 

 

『どれだけ苦しかったか、生き続けるという地獄が。』

 

『あの…、何の話?』

 

 

 言葉に憐憫が帯びて行き、語気が強くなる。

 

 

『残念でした! 貴女、騙されちゃったの!!』

 

 

 その光景は見るに堪えないものだった。

 喜々とした表情で彼女の胸元に傷を付けるシスターと、泣き叫ぶ少女。

 

 

「私の存在は、彼女にとって自分自身にピリオドを打つための道具。ただ、それだけだった。」

 

 

 回廊に戻った彼女はルルーシュの顔をじっと見つめる。

 

 

「その後は貴方の知っている通り。永遠に続く地獄の日々で―――。」

 

「彼女に出会った。」

 

 

 C.C.の言葉に続く様に、少女の声がまた一つ加わる。

 額縁が並ぶ長い廊下の奥から、和服を着た黒髪の少女が、ニマニマとした笑みを浮かべながら、2人の元へと向かってくる。

 

 

「…貴女も来たのね。」

 

「おうとも。この物語には彼女の存在が必要不可欠だ。だとするならば、僕の出番だろう?」

 

 

 C.C.とは対照的に、その声音と表情に抑揚が有り、人間味を感じる少女。

 

 

「…お前は?」

 

「良くぞ、聞いてくれた!」

 

 

 仰々しく演技かかった仕草で、高らかに黒髪の彼女は声をあげる。

 

 

「僕はO.O.。」

 

「O.O.?」

 

「古き日本に伝わるコードの正当な継承者にして―――、アルカちゃんの先代、とでも言っておこうかな。」

 

「………。」

 

 

 ルルーシュはめんどくさいのが来た、と言わんばかりの表情で、O.O.を見つめる。

 

 

「って何だい、その目は!?」

 

「…いや、なんていうか……。」

 

「五月蠅いのが来たって思っているんでしょう。それには私も同意します。」

 

「君達冷たいなぁ!」

 

 

 2人の態度に、ぶーぶーっと頬を膨らませて抗議するO.O.。

 

 

「―――それで、その先代様が一体何の用だ?」

 

 

 ルルーシュは頭を抑えながら、やれやれと首を振る。

 

 

「さっきも言ったろう。この物語には彼女の存在が必要不可欠、っと。僕はその語り部さ。」

 

「なら、早くしろ。俺には時間が無いんだ。」

 

「分かってるよぉ。全く、彼女と違ってせっかちだなぁ。アルカちゃんはじっくり私の相手をしてくれたのに。」

 

 

 肩を竦めながら、呆れた様にO.O.は言う。

 

 

「…待て、アルカがここに来た?」

 

「ああ、来たよ。当然だろう。私と同じコードを宿しているんだから。」

 

「……お前が、お前がその時に、あいつにコードを与えたのか!?」

 

 

 ルルーシュは怒りをその顔に浮かべ、O.O.に迫る。

 

 

「わわっ。僕じゃない、僕じゃないよぉ。えーんーざーいー!!

僕は蓋を開けただけ。遅かれ早かれ、そうなる運命だったんだから……、そんなに怒らないでくれよぉ…。」

 

「運命、だと…?」

 

「ああ、そうさ。まずはその話からしようか。」

 

 

 コホンっと息を整えて、彼女は神妙な顔で口を開く。

 

 

「まず良いかい。私達の持つコードは、古くから代々一族に継承されて行くモノだった。」

 

 

 まぁ、私の代で途絶えたけどね。と悪びれる様子も無く彼女は笑う。

 

 

「その途絶えたコードが何故アルカの手にある?」

 

「血だよ、血。生前の私や、彼女の身体に流れる貴き血。日本における王の血と言っても良い。」

 

「まさか…、皇家……?」

 

 

 ルルーシュの反応に気を良くし、彼女は笑みを深める。

 

 

「コードの継承を繰り返していく内に、私達の一族の遺伝子にはある傾向が見られるようになった。

知ってるかい? ギアスの適正は遺伝するってこと。」

 

「………ああ、嚮団の研究データで見たよ。」

 

 

 そうかい、とO.O.は言う。

 

 

「私の代でコードは途絶えたが、家は続いた。流石にその血は薄まっていたけどね。それでも、私と同じ血が、当代の彼女達にも流れている。」

 

 

 彼女達、というのは神楽耶とアルカの事だろう、とルルーシュは考えた。

 

 

「コードの継承の条件はさっき知ったね?」

 

「…ああ、一定以上の力を持つギアス能力を保持する事。」

 

「そう、言い換えれば、ギアスの適正が高い者、がそれを継承できる。あとは分かるだろう?」

 

 

 コードユーザーという存在は、適性が極めて高い者ばかりだという事。

 つまりは―――。

 

 

「あえて君達の言葉を借りるならC因子とR因子かな? それが何を指すか、僕には分からないけどね。

なにせ、僕が生きていた時代には、そこまでの研究はされていなかったから。

まぁつまり、彼女は生まれた時から適正が非常に高かった。」

 

 

 だから―――。

 

 

「だから失われたコードが発現した、と?」

 

「そうなるね。勿論、そこには汚い大人達の思惑が絡みついていたのだが。」

 

「バカな――、それじゃあ、母上は……。」

 

「信じるかどうかは人それぞれだけど、僕は嘘を吐かない。……彼女の事に関しては、ね。

それが僕の、記憶の管理者としての矜持さ。」

 

 

 嘘は言っていない。

 ルルーシュの直観がそう告げる。

 

 

「そう、彼女はこうなる様に全て仕組まれてきた、生まれる前から。運命の奴隷、と言っても良い。」

 

 

 だとすると、母であるマリアンヌに対して疑惑が浮かんでくる。

 こうなる事を望んで、アルカを生んだのでは無いか、と。

 

 

「さぁ、予習も済んだ所で本題だ。

そうして悲しい運命を背負って生まれてきたアルカは、C.C.と出会った。

偶然って訳では無いがね。」

 

「当時、嚮団の嚮主として身を置いていた私は、紹介されるがまま彼女に近づいた。」

 

 

 今まで静観していたC.C.が会話に加わる。

 

 

「その時はまだ、私の身代わりになる少女、としか見ていなかった。それが、次第に――。」

 

「C.C.はアルカに惹かれていった。」

 

「共に過ごすに連れ、身代わりとは思えなくなり、いつしか彼女の幸せを願う様になった。私と同じ運命を持たされた悲しき彼女の幸せを。」

 

 

 代わる代わる、彼女達は語る。

 

 

「だからC.C.は、嚮団での出来事で世界を嫌った彼女の記憶に蓋をした。」

 

「アルカの、記憶に……?」

 

「当時の彼女は、活性剤によって奥底に眠る因子を無理矢理引き出されていた。その状態が続けば、彼女は10にも満たない歳でコードを発現してしまう。

それを恐れた私は、彼女が人間で居られる期間を延ばす為に――。」

 

「ふーん、それが君の本心かぁ。僕はてっきり、アルカに嫌われたくないとか、彼女を依存させる為にそれをしたんだと思っていたよ。」

 

 

 僕って性格悪いから。っとO.O.は続ける。

 

 

「――それも否定出来ない。当時の私は、彼女の幸せと自身の願望の間に揺れていたから。」

 

「お前に、その気持ちがあるのなら何故ーーー!。」

 

「アルカと過ごしていく内に、私は恐怖を憶えた。私の日常から彼女が消える事と――。」

 

「C.C.が居ない世界に、アルカを残すこと。」

 

 

 それを人は、依存という。

 

 

「記憶に蓋をされたアルカは、純粋に前向きに、彼女の幸せを願った。例え、自らが滅びようとも、彼女が幸せになれる世界を作ろうと。」

 

「加えて彼女はこうも思った。永遠を過ごすC.C.の中に、鮮明に自身の姿を残したいと。無窮の時の中で、彼女の中の自分の存在が風化していくのが嫌だったんだろうね。

その意識が強かった彼女は、死に急ぐ様になった。」

 

 

 単独で突入したり、身体を張って他の誰かを守ったり。

 

 

「献身的に、健気に、良い子になろうとした。その姿を焼き付ける為に。」

 

 

 それが、ルルーシュの知っているアルカの姿。

 

 

「君はさっきアルカに言われたね。私の何を知っている、と。」

 

「貴方が知っているのは記憶に蓋をされた状態のアルカ。だけど、今はO.O.によって蓋を開けられている。」

 

「つまり、君の知っている彼女とは別人、という事だ。」

 

 

 何せ、君の見てきたアルカ・アングレカムは、世界と人間をそこまで恨んでいないのだから。

 

 

「アルカは記憶を取り戻して、強く思った。C.C.を縛り付ける世界が嫌い。愛する肉親を不幸にする人間が嫌い。自分の大切な人達を傷つけるモノ、全てが嫌い、と。」

 

「彼女は今までの人生で、戦いで、C.C.の過去を知った、貴方達兄姉(きょうだい)の願いを知った、自分を取り巻く人達の優しさを知った。」

 

「つまり、彼女の全てのモノに対する嫌悪感は、自分の為では無く、周りを思って抱いた感情へと昇華した。」

 

「それを、俺は―――。」

 

 

 逃げる、と言った。

 

 

「アルカなりの気持ちの決着の付け方だったんだよ。C.C.共に死を迎えるというのは。」

 

「皇帝は言った。争いだらけの世界を壊し、人同士が分かり合う平穏な世界を作る、と。そしてそれをアルカは信じた。」

 

「C.C.とアルカの願いが同時に果たされる計画が、皇帝にはある。だから彼女達は、君をあの場から突き放して、ここに送った。ルルーシュ、お前を守る為に。」

 

 

 ルルーシュは歯を噛みしめる。

 

 

「今、アルカはC.C.のコードを継承しようとしている。それが済めば、今度は彼女の番だ。」

 

「……O.O.。」

 

「何だい?」

 

「お前は、アルカの記憶の蓋を開けた、と言ったな。それは何故だ。」

 

 

 ルルーシュが最後に聞きたかった事、それは彼女の思惑。

 そもそもO.O.が記憶の蓋を開けなければこんな事態にはなっていなかった筈だ。

 

 

「うん、そうだな。極めて個人的な願いの為、と言っておこう。

ああ、勘違いしないでくれよ?僕はアルカちゃんの味方だよ。」

 

 

 そうか、とルルーシュは小さく呟く。

 

 

「1つ言っておく、お前にどんな思惑があったとしても、俺達はお前の思い通りに等ならない。」

 

「そうかい。」

 

「そしてもう、誰も失わない。」

 

「――世界は残酷だ。それは君も分かっているだろう? 今、君があそこに戻ったとして、悲願を叶える直前の2人を取り戻せるのかい?」

 

 

 ああ、俺を誰だと思っている。

 

 

「出来るさ。なぜならば、俺はゼロ。世界を壊し、世界を創造する男。」

 

 

 アルカの望む世界を作るのは皇帝では無い。この、俺自身だ。

 

 

 ルルーシュの元に、光が差した。 

 再び、彼は舞台への階段に足を掛ける。




多分、普段のルルーシュならO.O.の胸倉ぐらい掴んでいると思うけど、いろんな事起こり過ぎてパニックになっているから、そんな余裕は無い。
と私は考えた。
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