一つの箱の物語   作:ミカりん

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一応今回で池袋ダラーズに掲載していた文は終了しました
これからはハーメルン一本にこれを掲載していく事になります

どうでもいいけど読んでくれる人ってどうやって増やすんだろ
なかなか増えていかないです




新たなる仲間、そして決戦前夜・・・

 ガミガミ魔王の騒動が落ち着いてきた10月24日。

 帝都・東京にある銀座は元の活気を取り戻しつつあった。

 ガミガミ魔王の脱出ポッドの墜落による被害は幸い広い道路に落ちたこともあり死傷者なども特に見られず軽傷の人はいたものの建物を建て直し被害にあったものの弁償程度で済んだようであった。

 

 そして、当の本人はと言うと…?

 

 

「とほほ・・・このガミガミ魔王様ともあろうものがなんでこんなところで・・・」

 

 帝国華撃団花やしき支部にて清掃活動をしていた。

 ここ以外にも大帝国劇場やその他公共施設などの清掃活動を命じられる事となり、見張りの監視の下真面目に働く事となった。もちろん、見張りに抜擢された人というのは…?

 

「というか、なんで俺たちまでこうなるんだろうな?」

「はぁ・・・もっと大神さんに稽古をガーンとつけて欲しかったのにな。」

 

 成り行きからずっと翔太たちと行動を共にしていたポポロクロイスの兵士ドンとゴンの二人であった。

 以前氷の魔王の四天王たちが襲ってきたときも何もせずに逃亡した罪から大神よりガミガミ魔王の監視を言い渡されたのだった。

 これは、帝国華撃団の人員を割くわけには行かないのとベジータと翔太が二人でもう一つ修行をしているらしい事、異世界の王族にそのようなことをさせるのは失礼ではないかと言う判断であった。

 

「えーいうるさい!!大体なんでこんなところに来てまでお前達といなきゃならんのだ、俺様はナルシアちゃんと関係のない奴といるのは面倒なんだよ!!大体壊れたロボットの修理だって終わってねぇのによ。」

ガミガミ魔王はぶつぶつと文句を言いながらも花やしき支部の清掃をしていた。

 

 

 そして場所は変わって、ベジータと翔太の二人が修行をしている人気の無いとある山奥には普段と違うものが置き去りにされていた。

 

「じゃあ、今日もお願いします。ベジータさん。」

 

 翔太が律儀に挨拶をしたとき、ベジータが異変に気づいたのだった。

 

「じゃあ、今日は舞空術で1人で空を自由に飛びまわれるようにするための修行を行うことに・・・ん?なんだこれは。」

 

 ベジータの視線の先には明らかにこの世界のものではなさそうなものが多量に捨てられていたのだった。そして、その中にはベジータの見慣れたものもまた無造作に放置されていたのだった。

 

「これは、重力トレーニング用の宇宙ポッドが入ったカプセルにドラゴンレーダーか・・・しかし何故こんなところに。」

 

 翔太はわからないとでも言いたげな表情をして立っていた。

 

「なんで俺の世界のものがこんなにあるのか知らんが他の世界のも多数ここに流れ着いたようだな、そしていい物を見つけたので今日からこいつを使って修行をする事にする。これがあればこんなところにわざわざ来るまでもなく向こうである程度修行を付けられる。」

 

 そしてベジータは重力トレーニングの説明をした。

 その後、惑星ベジータの重力である10倍から始める事になった。

 

「ベジータさん・・・本当にきついですね。」

 

 翔太も思うように動けず辛そうにしていた。

 しかし、その重力に慣れているベジータには地上にいるのと同じとでも言いたげに平然と指示をしていた。

 

「この程度の重力で音を上げていては強くなれん!!もっと真面目にやれ!!」

 

 ベジータの修行はどんどん過酷なものになっていた。

 しかし、ベジータはもう一つある拾いものをしていたのだった。

 

「まさかまたスカウターを手にするときが来るとはな・・・油断して壊さんようにしなければならんな。ナメック星での俺の戦闘力で壊れるからな。」

 

 ドラゴンレーダーなどと一緒にスカウターが流れ着いていたのだ。しかも、その数が相当な量だったことからおそらくフリーザが以前管理していた星のどこからか流れ着いたようだった。

べジータは他にも少し使えそうなものをいくつか拾ってカプセルに入れると不適に笑みを浮かべた。

 

 

 そして、数日がたったころ、ガミガミ魔王がその山にゴミ拾いを命じられドンとゴンの二人と共にその山に行くことを知ったベジータは同行を求め翔太にはサボらずに修行をするように命じ付いていくことになった。

 到着してみると、案の定ゴミとは思えないものが沢山流れ着いていたのだった。

 

「これは・・・!!くそ、俺様が昔作ったガミガミウイングRXじゃないか!!」

 

 どうやら、本当にいろいろなところから流れ着いていたようでガミガミ魔王の昔作ったという飛行兵器が墜落・・・とは思えない様子で安置されていた。

 そして、回収作業を始めたのだった。幸いな事にガミガミウイングRXは大きさもそれなりにあり、物を積み込むことは容易であった。

 

 そして、魔王の操縦の元回収を終えた一行はとりあえず花やしき支部に向かい、これを置かせてもらう事にした後回収品はいくつかにわけて保存しておく事に決定した。これはベジータの世界のものが流れ着いていた事から他の世界からのものであることが明らかであったからだ。

 

「あ、これ俺の世界のノートパソコン・・・」

 

 そこには翔太のいた日本で発売されていたWindows7のノートPCまでもがそこに流れ着いていたのだった。そして起動してみるとこれは最近買ってもらった自分のノートPCであったのだ。

 

「これが、お前の世界のものなのか?」

 

 ベジータがそう聞いたとき。全員が身震いした。

 いきなり気温が下がったのだった。氷点下などあっという間に下回り外を見ると吹雪になっていた。

 

「ねぇ、ピエトロ王子!!これってまさか・・・!!」

 

 ピエトロとナルシアの二人はどうしてこうなった心当たりがあるようだった。

 

「ピエトロ君、これはどういうことだい!?」

 

 大神がそう訊ねた。

 

「氷の・・・魔王の仕業です。もう復活まで時間がありません。今なんとかしないと、この帝都も大変な事に・・・!!」

 

 そのとき、警報が鳴り響いた。

 

「下らん。この俺が片付けてやる!!」

 

 そういうとベジータは窓から飛び出していき戦闘を勝手に始めた。

 

「俺たちも行くぞ!!」

 

 そして作戦会議室に集まったみんなは大神の号令の元出撃した。

 翔太たちは帝劇の周囲で守りを固める事になった。

 

「くそ、一体どういうことなんだ!?」

 

 大神たちは苦戦しながらも氷の兵隊たちを倒していった。

 しかしその数は多く、疲弊しきっていた。

 ベジータも気弾の撃ちすぎからか少し息が切れてきたようだった。

 

「なんて奴らだ・・・スカウターで測った戦闘力はたったの40なのに数で押してきやがる・・・雑魚のくせに調子に乗りやがって!!」

 

 氷の兵隊達は数万・数十万とも言える大軍で襲ってきていた。一人ひとりは弱かったがその圧倒的な数に一同は押されつつあったのだ。

 ベジータが吹き飛ばしたりもしたが一向に数が減っていく兆しは全く見られなかった。

 敵戦力に比べこちらは一人ひとりの力は強いが数が少なく劣勢に立たされていた。また、大帝国劇場のほうにもかなりの数が迫ってきており、ピエトロたちと翔太が迎撃していたがこちらも数に押されつつあり全滅は時間の問題かと思われた。

 

「くっ・・・!!」

 

 ゴンさんが敵の攻撃をまともに食らい戦闘不能に追い込まれた。また、その追い討ちをかばったドンさんもまた重症を負った。

 

ベジータの気が尽きた時点で負け。そういう情勢に立たされたときに嬉しい誤算が起きたのだった。大神たちに増援がやってきたのだった。

 

「そこまでよ!!」

 

 掛け声が聞こえた。大神たちが振り向くとそこには見慣れた光武が5台そこに立っていたのだった。

 

「巴里華撃団、参上!!!!!!!!」

 

 かつて巴里の町にてパリシィ怪人を蹴散らし、その後帝都に来てくれた巴里華撃団の面々がここにいたのだった。

 

「エリカくん・・・みんな!!!!!!!!」

 

 大神は心から嬉しそうな声で叫んだ。

 再び巴里華撃団のみんなが駆けつけてくれたのだった。

 

「大神さん、詳しい事は後で説明します!!今はこの怪人さんを!!」

 

 正式には怪人ではないのだがその様に認定されているようだった。

 そして、士気の回復した大神たちは協力して氷の兵隊達を迎撃した。

 

 また、翔太のところにも増援はやってきた。

 それは、エリカたちとは違い完全に知らない人であった。

 

「鳳凰天駆!!!!!!!!!!」

 

 空中から声が聞こえたかと思うと炎をまとって敵に切り込む人がいた。

 炎に当てられた氷の兵隊達は当然のことながら溶けた。

 

「フレアトーネード!!!!!!」

 

 そして、もう一つの軍隊のところから炎の嵐が舞い上がり、敵が消滅した。

 

「サイクロン!!」

 

 さらに別のところでは竜巻が発生し敵を切り刻んでいた。

 

「ヒール!!!」

 

 そして、氷の兵隊達の攻撃により傷ついたドンとゴンの二人は元気を取り戻した。

 

「あなたたちは、一体・・・?」

 

 ピエトロは戦いながらも疑問を口にした。

 

「話は後だ!!まずはこいつらを蹴散らすぞ!!!」

 

 金髪の青年がそう答えた。そして、戦いは再開された。

 

 

 大神たちのところではベジータの気がかなり減少していたが敵の数もエリカたちの参戦もあり徐々に減ってきていた。そして、ベジータが一番数の多い場所に向けて攻撃をしてその場にいた敵は全滅した。

 

「ファイナルフラーーーーーーーシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 ベジータの必殺技、ファイナルフラッシュが敵を捉えた。そして、その強烈なエネルギー砲に当たった敵は木っ端微塵に吹き飛んだ。

 そして、大神たちも最大限ベジータのサポートをしつつ敵を確実に仕留めその数を減らしていったのだ。

 

 

 そしてピエトロたちのほうは謎の4人の参戦により戦力が大きく増え、敵の数もほとんどなくなっていた。元々大神たちの方に敵が集中していたために大帝国劇場に回る人材が少なかったのが幸いした。

 

 こうして、敵を全滅させることに成功した。

 

「よし、これで敵はもういないだろう!!巴里華撃団のみんな、本当に助かったよ。ありがとう。」

 

 大神はエリカたちに礼をした。

 そして、大帝国劇場に引き返した。

 

 一方ピエトロたちも敵を全滅させ、大神たちの帰りを待つばかりであった。

 その後、大神たちも帰還し喜びを分かち合っているところに四天王の1人が襲い掛かってきた。その気配を察知した大神はとっさにさくらを守りその攻撃を生身で喰らってしまった。

 大神は、その場にどっと倒れこんだ。

 

「キキッ、帝国華撃団花組隊長ともあろう者が一撃でこのざまか。氷の魔王様が次の満月の夜に復活されると言うのにこれでは邪魔なのはピエトロ王子くらいなものか・・・他の雑魚も大した事なさそうだな。」

 

 ベジータはしかしスカウターで冷静に襲撃してきた人物の戦闘力を測った。

 

「お前は、カウパ!!」

 

 ピエトロは怒りをあらわにした。普段はおっとりとしている王子もこれには大変怒ったのだった。

 

(そうか・・・カウパというのか。戦闘力139・・・それなりには強いようだがまだ武天老師とかいうあのスケベジジイと互角程度か。俺の敵になるには戦闘力が決定的に足りないな。あの雑魚と変わらん。)

 

そしてカウパはさっきの不意打ちのときよりも更にエネルギーの高い強力な魔法をため、発射した。

 

(何、戦闘力が一気に940まで・・・ヤジロベーとかいう昔俺の尻尾を刀で切り落としたデブと同じ程度にまで戦闘力がふくれあがったのか!!)

 

 そしてベジータは気功波でその魔法を相殺した。

 

「大神さん!!大神さん!!」

 

 さくらはしきりに呼びかけていた。しかし、返事はなく気を失ったままだった。

 

「隊長を早く医務室へ。早くしないと隊長が・・・」

 

 レニの冷静な判断を受けドンとゴンが大帝国劇場の地下にある医務室に運び込む事になった。

 

 そしてカウパはベジータのギャリック砲を受けてあっけなくその命を落とした。

 

「サイヤ人は戦闘種族だ、なめるなよーーーーー!!!!!!!!」

 

 そして敵のいなくなった一同は作戦会議室に集まった。

 

「おい、貴様確か真宮寺さくらとかいったな、何とかして大神とかいう奴にこの豆を食わせてやれ。仙豆といって一粒食べるだけで傷などが全快するんだ。以前回収作業に行った時に流れ着いていたのを拾っておいてよかったぜ・・・」

 

 あの時ベジータはガミガミウイングRXの近くに投げられていた皮製の袋を見つけた。中を見ると仙豆が14粒ほど入っていたので取っておいたのだ。先の戦いでは持ち歩いていなかったため使う事ができなかったが帝劇に戻った際に自室から持ち出してきたのだ。

 

「ありがとうございます!!早速大神さんに!!」

 

 そしてさくらは医務室へと駆け出していった。

 しばらくして5分ほどたった後さくらは大神と一緒に戻ってきた。

 

「みんな、心配をかけてすまなかったね。」

 

 大神は軽く謝ったあとまた硬い表情になり、これからのことを協議することになった。情報などが集まったからだ。

 

「大神さんは倒れこんでしまったから聞こえてませんが、何でも氷の魔王は次の満月の夜に復活すると言っていました。」

 

 ピエトロはそう説明した。

 

「次の満月・・・今からだと5日後か、時間は残されていないね・・・」

 

 事実前の戦いのときよりはいくらか雪は収まったが今回は以前吹雪が続いており、町の人も先の騒乱から外に出ている人はいなかった。

 

「さっさとその四天王とやらをぶっつぶせばいいだろう。簡単なことだ。」

 

 ベジータがそう言った。

 

「しかし、奴らの本拠地を未だに掴めていないんだ。探している間にその氷の魔王の復活を許してしまってはどうしようもない。何かいい手はないんだろうか・・・」

 

 そこに、蒸気演算室から戻ってきた紅蘭が告げた。

 

「大神はん、あいつらの行方がわかったで!!四天王という人たちは帝都のはるか北に氷で出来たでっかい建造物を建ててそこに居座っているらしいで!!」

 

 紅蘭が地図を広げた場所に印をつけた。

 

「ここは・・・俺の時代における栃木県の宇都宮市の方か。この辺なら俺が大体の場所がわかるな。そしてそんなところに大きい建造物があれば当時の環境から考えて一発でわかるよ。」

 

 翔太はそう説明した。

 

「翔太くん、それは本当か?」

 

 大神が厳しい表情でそう質問した。

 もちろん翔太は意見を変えることは無かった。

 

「俺たちは、成り行きでこんなことになったんだけどさ、事情を説明してくれないかな?魔物たちを倒しただけで結局俺たち何にも事情を知らないんだ。ここのこともわからないから説明して欲しいかな。」

 

 それを言ったのは、ピエトロたちを助けてくれた戦士であった。

 そして、大神が簡潔に事情を全て説明した。

 

「そうか・・・そうだったのか。なぁ・・・俺たちも協力していいか?こんなことになっているのを放っておくことは出来ないよ。みんなも、それでいいか?」

 

 金髪の青年はそう質問していた。

 

「あんたはそういうのになったら止まんないわよね。仕方ない、いいわよ。」

「スタンさんがそういうのでしたら、私は構いませんわ。」

「困っている民を放っておくことは出来んな。私のほうこそ協力させてくれ。」

 

 金髪の青年と一緒にいた人はそう告げた。

 こうして新たなる仲間達が増えたのだった。

 

「俺はスタン、スタン・エルロンって言うんだ。よろしく頼むな!!」

 金髪の青年はスタンという名前だった。

 

「あたし、ルーティ・カトレット。今回の事が無事に解決したらお金もらえるん

でしょうね?」

 黒い髪の女性はルーティという名前であった。

 

「フィリア・フィリスと申します。よろしくお願いします。」

 お下げでメガネをかけた人はフィリアといった。

 

「私は、ウッドロウ・ケルヴィンという。どうか、気軽に接してくれ。」

 青い鎧の黒い肌の人はウッドロウといった。

 

「自分は、大神一郎と言います」

 

 そして大神が他のみんなを紹介してくれた。

 

「では、明朝8時を持って空中戦艦ミカサで出撃する!!全員今日はゆっくりと休んで英気を養ってくれ。では、朝まで解散!!」

 

 これには全員が驚きを隠せなかった。

 空中戦艦ミカサは大久保長安との戦いで海に墜落して以来機能していなかったはずだったのだ。

 

「実は帝国華撃団月組の手によって極秘裏に回収され、規模は縮小しつつも最低限の設備のみを残し復活させておいたんだ。ちょうどジャン班長も来日していたから色々助けられてね。今は行方不明になってるかえでさん以外にはまだ教えてなかったんだけど最近ようやく完成したんだ。」

 

 大神の意見に皆は納得したようだった。

 

 そして会議は終結した。

 各々思い思いのことをしてすごすようであった。

 

 翔太は、ベジータと一緒にいた。

 

「ベジータさんは、どうしてそんなに強いんですか?」

 

 そう質問した。

 

「俺は戦闘民族サイヤ人だ。元々地球人よりも戦闘能力が高いのだ。それに、俺は毎日の修行を欠かさない。いくら戦闘民族でも怠ければそれだけ実力もなくなる。俺の世界での地球には強い奴らがたくさん存在している。ここの奴らもこの世界では強いだろう。だが、俺の世界ではそもそも強いと言う次元が違いすぎるのだ。お前達の強いは俺の世界では通用しない。それでも一般の地球人に比べれば強いが、カカロット・・・孫悟空とか名乗っているがな。そいつとその仲間達に比べればその辺のアリと変わらん。アリは虫の中ではそれなりに強いが人間を相手にする事はできん。中には毒などで殺せる奴もいるがな。普通に考えれば不可能だろう。俺が強いのはそういうことだ。」

 

 ベジータは珍しく長く語ってくれた。

 翔太は聞き入っていた。

 

「そして、大切なものを俺は手に入れた。サイヤ人は若い期間が長いからそうは見えないだろうが俺は女房もいればガキもそれなりの歳になっているんだ。最も、貴様よりもかなり小さいガキだがな。それでも、俺は正直そんなあいつらが好きだ。そして、誰にも負けないようにするという強さを持ったとあるムカつく知り合いもいる。そんな奴に負けないように俺は努力しているのだ。貴様は所詮地球人。俺たちみたいな強さには到底なれんだろうがそれでもマシになれる素質はある。頑張るんだな。」

 

 そしてベジータは柄にもなく熱く語ってしまったと反省しつつ翔太に決戦前の最後の修行をつけてやると連れて行った。

 

「今から貴様にはかめはめ波という技を教える。ムカつくカカロットの技だが、俺のギャリック砲と原理が似ているため俺でも教えられるだろう。」

 

 そして、気を溜めて放出することを教えた。

 翔太は流石にマスターまでは行かないがそれなりに形になれるように精一杯努力させた。気功波を簡単なものなら出せるようになった翔太だ。近いうちにそれは役に立つと思ったのだ。

 

「今度とっておきのカカロットの技を教えてやろう。貴様にとって大きな助けになるであろうすばらしい技をな。それをもしマスターできたならば俺の次に戦力になるはずだ。」

 

 べジータはそういうと不適に再び笑みを浮かべた。

 

 こうして、夜は更けていった・・・

 

 

 そして翌日、朝早くから集まった面々を前に大神が号令をかけた。

 

「帝国華撃団のみんな、巴里華撃団のみんな、そして異世界から来てくれたみんな!!全員必ず無事に帰還せよ!!空中戦艦ミカサ、発進!!」

 

「「「「「「「了解!!!!!!!!」」」」」」」

 

 大神の号令に全員が声を上げた。といっても、べジータたち他の世界の人は声をあげなかったものも多かったが。

 そして準備を終えた瞬間、大掛かりな仕掛けと共に空中戦艦ミカサがその雄大な姿を現し氷の神殿へと出撃した。

 

「この戦艦は、大帝国劇場がそのまま格納されているんだ。だから少し発進するのに手間がかかるのと維持費がすごいことになっているけどそれに見合ったものにはなっているんだ。」

 

 そう簡単に説明された。

 ちなみにガミガミウイングRXも万が一に供え花やしき支部から搬送され光武二式などと一緒に格納されていた。これは、ガミガミの意見であった。

 

 

 決戦のときは近い。

 今、この場にいる全員が気を引き締めていた。

 

 そして氷の神殿に近づいたとき、いよいよ氷の魔王の配下との最終決戦の火蓋が切って落とされた。




氷の魔王編もそろそろクライマックスに向けて進んでます
ここまで最初に翔太が開けた箱の出番は0w

でも、そろそろこの箱も登場してくる予定ですw

それと、テイルズオブデスティニーのスタンたちが仲間になりました。
状況的にはポポロクロイス王国に流れ着いたベジータと同じ感じですw


空中戦艦ミカサは個人的に出したかったので出しましたが結局本編と同じことになりそうですw


ガミガミウイングRXもそれなりに出番を作る予定ですw


それでは、次回からは前書きでも言ったとおりハーメルンだけの公開になります。
ちなみにこの作品のほかにドラゴンボールのギャグみたいなネタ小説を作ろうかと
考えてますw

投稿したら何なりとご覧くださいw


2015.1.26:追記
原作との矛盾解消およびその他次話以降への矛盾解消のため追記しました。
これからも加筆修正は多くなるかと思います。
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