理由は前回の前書き及びあとがきをご覧くださいw
氷の魔王の復活、そして決戦でございますw
翔太たちを載せた空中戦艦ミカサは北上を続けた。
やがて、全てが氷で出来ているのではないのかと思いたくなるくらいの氷で作られた建造物が見えてきた。
そして、その周辺は完全に氷点下を下回り、翔太が偶然持っていた温度計ではマイナス15℃という数字が記録されていた。
「さ、寒い・・・」
翔太はさすがにバテてきたようであった。
「そのくらい我慢しろ。それより目の前の戦いに集中するんだな。」
ベジータはその様に翔太を諭した。
翔太はうなずいた。
ビーー!!ビーー!!ビーー!!
そんなときに警報が鳴り響いた。
「どうしたんだ!!」
大神がそう質問した。
「敵からの攻撃です!!甲板周辺に氷の魔王の軍隊が!!」
椿がそう叫んだ。
大神は即座に出撃する事を決定・人選を行った。
「みんな!!決戦のときだ!!まず甲板の方には俺とさくらくん、紅蘭にエリカくん、レニとアイリスに花火くんが向かう事にする。グリシーヌたちはすぐに出撃できるようにしてくれ。なぜならかつての戦いのときのように機関部に進入して破壊活動を行う可能性があるからだ!!もし敵が昔みたいに機関部に侵入したようであればグリシーヌたちとピエトロくんたちに任せたいんだ。頼むぞ!!」
そして大神たちは甲板に出撃した。その直後ミカサ全体を衝撃が襲った。
「機関部に氷の兵隊が侵入!!機関部を破壊しようとしてます!!」
大神の予想は大当たりした。
「では我々の出番だな、いくぞ!!」
そしてグリシーヌたちも出撃した。
~空中戦艦ミカサ・機関部~
「巴里華撃団、参上!!!!!」
グリシーヌたちが到着すると氷の兵隊達がそこかしこで暴れまわっていた。
「やっぱ氷には炎だよなぁ。鳳凰天駆!!!!!!!!!」
スタンが真っ先に鳳凰天駆で飛び込んで敵を蹴散らしていた。
「だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベジータがグミ撃ちこと連続気功弾を撃ちまくった。死亡フラグが漂うがドラゴンボールの世界ではないので問題はなかった。
「狼牙風風拳!!!!!!」
翔太は会得した狼牙風風拳で兵隊を蹴散らしていた。
「ほのおの牙!!!!!」
「ホーリーバースト!!!!!!」
ピエトロやナルシアも懸命に戦っていた。
「・・・氷の魔王様の復活、邪魔させない。今度こそ、死んでもらう。」
ピエトロたちが声のした方角を見ると四天王の一人である西のドルンが攻撃態勢を取っていた。
「しまった!!今のは完全に・・・!?」
背後を突かれる形となったピエトロたちは一瞬で窮地に立たされた。
「フィアンマ・ウンギア!!!」
攻撃は何とかロベリアの必殺技で相殺する事に成功した。
「ボサっとしてるんじゃないよ!!ったく、これじゃ割に合わないよ!!」
愚痴をこぼしつつ戦いに戻った。
「フレアトーネード!!!」
フィリアが起こした炎の嵐が容赦なく飛び交っていた。しかし、機関部に何の変化も無いのはご都合主義なのかと翔太は突っ込んでしまった。
「マジーク・ボンボン!!」
コクリコは得意のマジックで猫を呼び出し、敵を引っ掻き回すトリッキーな動きで敵を翻弄していた。
「これで、終わりだ・・・ギガストーム!!!!」
ドルンは自身の必殺魔法、ギガストームを放った。
「な、なんだあれは・・・!!」
グリシーヌたちの光武F2はかなりのダメージを負ってしまったようだ。
「くっそ・・・こうなったら、ベジータさんに特訓してもらったアレを使うしかない・・・!!」
ベジータやピエトロたちは氷の兵隊達の駆除に追われて気が回らなさそうだった。
翔太は、覚悟を決めた。そして、覚えたてのとっておきを使った。
「か~め~は~め~波ああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
翔太は、かめはめ波を撃った。訓練の成果か使えるようにはなっていたのだ。ただし、未完成のため威力はそこまで強くも無いが、それでも翔太が覚えた技では強いものであった。
「ギガストーム!!!!!」
ドルンは再びギガストームを放った。
しかし、翔太のかめはめ波はそれを突き抜けドルンに命中した。
「ごはっ!!」
ドルンはダメージを食らったようだった。しかし、倒すまでの威力にはならなかった。
「よくもやってくれたな・・・お前は殺す。」
ドルンはさらにパワーを増したギガストームを翔太に食らわせるべくパワーを溜め始めた。
翔太はかめはめ波をもう一度溜めて放ったが一瞬ひるんだだけでたいしたダメージには至らなかった。
絶体絶命の状況に追い込まれた翔太。もう駄目かと思ったときに奇跡は起こった。
ドルンは自らの背後からすさまじい威力の攻撃を食らい、どっと倒れこんだ。
攻撃した人物はもちろん、ベジータである。
「き、汚いぞ・・・」
ドルンは息も絶え絶えに呟いた。
「戦いに汚いも何もあるか。勝った物が正義だ。」
ベジータはそう呟いた後髪の色が金髪になり、そのまま気功波でドルンに止めを刺した。
ドルンは自らの主の名前を言いつつ、そのまま息絶えた。
「ベジータさん・・・その姿は?」
翔太は質問をした。
「これは超サイヤ人といって戦闘力が大幅に上がるのだ。」
ベジータはその様に簡潔に説明をした。
そして、ピエトロたちの頑張りもあり氷の兵隊達は全滅した。
「よし、では戻るとしよう。」
翔太たちは戻っていった。翔太の初陣はなんとも言えない結末になった。
翔太はもっと自分も強くならなければと誓うのであった。
~空中戦艦ミカサ・甲板~
甲板では氷の兵隊達とそれを運搬する鳥型のモンスターであふれかえっていた。
大神たちはその迎撃に当たっていた。一緒にいるのは帝国華撃団の面々と巴里華撃団の面々であった。
最も、グリシーヌとロベリアとコクリコの3名は機関部の守備についていたので一緒にはいなかったが。
「くっ、これでは敵の数が多すぎる・・・ミカサの砲撃で大半がつぶれるとはいえこれではあの時と同じ状況だ・・・!!」
大神たち帝国華撃団の面々はかつて同じような経験をしていた。
黒鬼会の黒幕で陸軍大臣だった京極慶吾と残りの黒鬼会の面々の本拠地となった武蔵に突入する際に空中戦艦ミカサを用いたときに降魔兵器が今と同じように甲板に続々と突入し同じように破壊活動を行っていた。
今回は黒鬼会とは全く関係のない話だが敵を全滅させるほか方法が無いと言う最悪の状況であった。
「敵の数が多すぎる・・・!!しかもこの作戦は前の黒鬼会のときと同じ・・・敵も流石に全力のようだな・・・!!」
大神は敵の作戦を評価しながらも敵を少しでも多く蹴散らすべく行動していた。
だが、永遠に続くと思われた闘いの中希望が生まれた。援軍が現れたのだ。
「邪魔だ。こんな雑魚は俺が1人で片付けてやる。」
ドルンを倒したベジータであった。
ベジータは戻った後も甲板でちまちまと戦っている大神たちに業を煮やし参戦したのだった。
「ベジータ、君はグリシーヌたちと・・・!!」
大神はベジータにそう質問をした。
「機関部に侵入した敵など、とっくに全滅した。貴様らがちんたらしている間にな。まだ舞空術を習得したての翔太は留守番させたが俺は舞空術で追いつけるからな。貴様らが苦戦しているこいつらなど、このベジータ様の敵にはならん!!」
そうしてベジータは敵を駆逐し始めた。
敵の一団は瞬く間に消えていき、そしていつしかミカサに攻撃する氷の兵隊達はいなくなっていた。
「ふん、さっさと戻るぞ。戦いはまだ始まったばかりなんだ。」
そしてベジータは戻っていった。
大神たちもまた、通常体制になってミカサの中に帰還した。
~氷の神殿・最上階~
「クックック・・・この箱による異世界からの客人。こいつを使えば氷の魔王様の復活も容易い事だな・・・」
ヤブーは不気味に微笑んでいた。
その箱とは、かつて翔太が興味本位で開けたあの箱であった。
「私もこの世界に来てこの箱を見つけたときから計画は始まったのだ。偶然とはいえこれで我々の悲願も達成される・・・フッフッフッフ・・・!!あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!!!!!」
静寂に包まれた氷の祭壇。そんな中ヤブーの笑い声がずっと響き渡っていた。
そこにはヤブーとゾルダンの二人と倒れこんでいる人物が二人存在していた。
~空中戦艦ミカサ・ドック~
大神たちは氷の神殿が見えてきたことを確認すると再び戦闘態勢に移った。
「ピエトロ王子、氷の魔王の塔は・・・!!」
ナルシアはピエトロにそう質問した。
「ああ・・・僕達が知ってる氷の塔よりもすごく大きくなっている。」
ピエトロもこれには驚いているようだった。
「貴様らの過去などどうでもいい。今考えるのはやつらをぶっ潰す事だけだ。」
ベジータは戦いを前にして気持ちを高ぶらせていた。
翔太も戦いに備えて体を休ませている。
「よし、このままミカサで突撃する!!その後俺たちが進入、全員が神殿内に踏み込んだらミカサは上空で待機していてくれ。」
大神がそう指示した。
「いくぞ、みんな!!!!」
大神の号令の元、ミカサは大きな音を立てて氷の神殿内に突っ込んだ。
そして、大神たちを乗せた光武二式とベジータたちが乗り込んだ。
「俺たちは絶対に勝つ!!悪を蹴散らし正義を示す・・・それが帝国華撃団だからだ!!」
そして、大神たちは敵の本拠地に突入したのであった・・・
今回はかなりサクラ大戦2を意識した構成になりましたw
空中戦艦ミカサの甲板での戦いはかなりトラウマですw
次回は氷の四天王たちとの最終決戦になるはずですw
作者はオチだけを考えて後は思ったときに思ったことを書くだけという単純な人間なのでプロットと言うものは存在しませんw
決められたラストに向けて頑張ってるだけですw
それでは、近いうちにまた会いましょうw