ブロロ〜と装甲車が駆け抜ける途中、バリケードを通ったがその先では草で道路は茫々、辺りには廃屋が立ち並ぶ…
ここは…福島県のとある場所、福島第一原子力発電所、かの大震災の際チェルノブイリ原発クラスの事故を起こしてしまった場所であるこちらはどちらかというと天災が直接的な原因で有るが…
マリア「復興まで…後数十年?やはり放射能は人を、環境を、何もかも狂わせるわね…」
エルフナイン「皆さん!防護服の着用をお願いします!」
切歌「もう、廃炉になりそうなのに…人は戻って来ないのデスか?」
職員「戻らん…というか戻りたく無い人が大勢だろうねぇ…私はね子供の頃、双葉群の生まれでね…10歳の頃、震災に巻き込まれその頃住んでいた家は…今も、あの場所に…朽ちて、果てて、廃屋になっているだろうねぇ…」
調「それを…その事実を、当時の政府は隠蔽しようとした…隠そうとしたんですよね?」
職員「あぁ…そうさ!所詮アイツらは、責任の押し付け合いで一杯さ!自分達には関係の無い話だもんな!」
マリア「結局は…自分達で助け合って生きていかなくちゃいけない…それに限るわね」
エルフナイン「でも…後、数十年もすれば廃炉になるんですよね?」
職員「あぁ…それまでは俺達が働かなきゃいけない…親父の最後の願いでもあるからな…」
「私達の世代が作った負の遺産を、お前達の世代で終わらせるんだ」
彼女達は、原発を見下ろせる丘まで来た。
響「これは…」
職員「出土作業、ここを掘る作業をしようとしたらここに剣が刺さっておってな…研究の結果、これは聖遺物と分かったのだ」
クリス「!?聖遺物ってマジかよ…」
???「抜けるかな!?その剣が君達に!」
マリア「…エンキ」
エンキ「あぁ!シェム・ハから話は聞いている…力は貸そう…しかしなその剣が抜けないと話は進まないぞ?」
響「えへへ〜私が一発で!」グィイ〜
「無理…だった…」
みんな「!?なんだって」
翼「私も無理だな…」
クリス「近接は私には合わないもんな…」
切歌「無理デス…」
調「…無理」
未来「重いね〜」
マリア「…私!?無理無理よ〜」
ッポン
マリア「抜けた!?」
切歌「凄いデスよ!マリア」
調「…うん」
翼「流石だな」
響「凄いです!マリアさん」
エンキ「…流石は我が右手を纏うシンフォギア装者であるな!しかし…ゼウスは何処に居るかは私にも分からぬのだ」
エルフナイン「本部に戻りますか…」
本部
エルフナイン「解析結果出ました!やはり、この剣は聖遺物ですね!その名も…【叢雲の神剣】です」
弦十郎「…しかし、これでゼウスとどうやって戦うのだ?奴は何処にいるかも分からんのに…」
ッピー、ッピー
友里「!発信源不明の通信が来ています!」
弦十郎「繋いでくれ!」
「成功したようだね、どうやら僕の目的は…」
マリア「この…独特な喋り方!もしかしてアダム?」
アダム「バレてしまったか、僕の事が!先程の剣は僕の武器だからね、元々」
響「…何がしたいんですか?」
アダム「…今回は、助けようと思う君達を…何故かって?この僕を否定したのだよ!ゼウスは!」
弦十郎「…そうか、で?奴は何処に居るんだ?」
アダム「奴の神話の住処は何処だ?ゼウスの!」
エルフナイン「はっ!まさか…アテネのゼウス神殿!?」
アダム「行くがいい!シンフォギア装者よ!絶対神を倒す為に!」
ゼウス神殿
響「ここが…ゼウス神殿!」
マリア「神の御前って所かしら?」
エルフナイン「うんと…ここからどうしたら?」
「また…来るとは愚か者達であるな!」
響「ゼウス…」
ゼウス「また、敵となるかシンフォギア装者よ!ん?ほぉ…シェム・ハの防壁にエンキの剣か!そのような装備で我に勝とうなど!思い上がるな!」
響「だけど…私達は!希望を信じて、絶望に抗い、今日まで強敵を倒して来たんです…私達は…諦めない!みんな行くよ!」
「絶唱だぁぁぁぁ!」
ゼウス「ほぉ…これが、この力が絶唱か…我の力で、壊してくれよう!」
その時、装者は宇宙へと飛ばされた。
ゼウス「ここで、あれば全力を出せるな…安心しろ空気はある!」
弦十郎「お前達!!」
次回へつづく