インフィニット・ビート   作:Akila?

1 / 11
あらすじから誤解される方がいらっしゃるかもしれませんが、この小説は一夏の復讐物ではありません。

そしてこれはpixivに投稿していた小説の手直し版なので、これを書いていた時に影響を受けて盛り込んだネタが時たま出てきます。

そして作中は基本シリアスと明るめな感じです


プロローグ
鼓動する


インフィニット・ストラトス。

日本の天災が作り出した最強の兵器。

今では世界の主力の武器である。

 

 

ISを作り出した篠ノ之束は

宇宙に行くためのスーツとして開発した。

 

しかしその高性能な機械は

兵器として世に広がっていったのだ。

 

それによって救われた物がいる。

だが逆に失われた物もいる。

 

この話の少年は果たして救われたのか。

それとも…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織斑一夏

 

かの最強、織斑千冬の弟である。

 

彼はISの世界最強決定戦・モンドグロッソを見にドイツに来ていた。

その試合に姉の千冬が出るのだ。

しかも今回優勝すれば

2年連続で最強となる大一番。

彼も姉の雄姿を目にしようと来た。

 

 

 

 

 

しかし………

彼はその雄姿を見ることは叶わなかった。

 

織斑一夏は、『誘拐された』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで任務終了だな」

薄暗い倉庫の中。

男は息を整えて一段落する。

 

誘拐犯は5人。

依頼された内容は一夏を誘拐し、

織斑千冬へモンドグロッソの棄権を促す事。

 

「計画通りだ。後は棄権する所を確認して………」

 

「おい!これ見ろ!!!」

血相を変えて1人の男が携帯端末を見せる。

見ればTV画面になっており……

 

 

「!おい、どう言うこった!?」

「何で……

ブリュンヒルデが出場してるんだ!!!」

 

そこには決勝に出場している千冬の姿が。

 

「何でだ……見捨てたのか?」

「いや、織斑千冬は弟を溺愛していた筈だ………」

「って言うことは……日本政府か」

 

彼等は日本の政府に脅迫の電話を入れた。

ということは政府は千冬に教えなかったのだ。

 

 

 

 

 

日本と言う国を取るために、

1人の人間を見捨てたということだ。

 

 

「残念だったなぁ……坊主」

一夏は唖然としていた。

 

「お前さん、国に捨てられたぜ?」

「!!」

 

その真実はまだ幼い彼の心を蝕んだ。

 

何故……どうしてと

 

「すまないが……

俺らの存在を知られた以上は

お前には死んで貰わなくてはいけない。」

 

「!!!!!!???」

『死ぬ』……

重すぎる言葉に彼は恐怖し、絶望した

 

男は銃を一夏に向ける。

 

「じゃあな……」

そして男は一夏の心臓を撃ち抜いた。

 

「……!……………」

彼はその場に倒れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄れ行く意識の中、

頭の中で姉や友達など大切な人の顔が出てくる。

 

ああ…こんな所で……俺はもう……

皆に会えなくなるのか……………

 

彼の目から涙が出るのと、

心臓が停止したのは、ほぼ一緒だった。

 

この日、一夏は『死んだ』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし……

 

──トクン…

彼の心臓は………

 

 

──トクン………ドクン!!!

 

「───!!!」

 

再び動き出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つの変化等、世界には何の影響も起こらない

 

一滴の雫の様に波紋を起こさせても、

世界と言う大きな水面を端まで行き渡る前に消えて無くなる

 

 

 

 

 

 

 

 

だが

 

「!…………」

 

その波紋が消える前に、

その変化を感じ取った存在がいた

 

 

 

 

「………待っていた」

 

その声は、静かに、落ち着いており

 

 

 

「世界は動く」

 

されど、確かな歓喜の声色を含んでいた

 

 

 

 

 

 

 

         「私は世界を──」

 

 

       ~インフィニット・ビート~

 

 

 

 

 

 




皆さんに面白いと思って頂ける様な小説にしていきたいです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。