怪獣失楽園:アニゴジ世界で怪獣プロレス。   作:よよよーよ・だーだだ

106 / 113
資料:メカゴジラ再構築計画“鋼の王”設定諸元概略

Date:March/x/2063

Auth:新生地球連合軍(Neo United Earth Force)正当なる鋼の秩序(Legitimate Steel Order)〉戦略技術研究所 技術士官 Yoda=Reiko

Classfication Level:Top Secret

Information Type:AAA-4

 

 

【挿絵表示】

 

 

◆正式名称

高度汎用人工知能型ナノメタル統合管制制御システム メカゴジラⅡ=“ReⅩⅩ”ダブルエックス

 ※「レックス」は愛称、「Ⅱ=ReⅩⅩ」は型番、「メカゴジラⅡ=ダブルエックス」が正式名称となる。以下、レックスと表記する。

 

◆諸元

身長:150センチメートル

総重量:70キログラム

全長:300センチメートル

スリーサイズ(cm):B75/W58/H85

 ※後述するREXの開発者であるマフネ=ゲンイチロウ博士、その娘の〈マフネ=ユウキ〉の13歳当時の体格をモデルとしている。平均的日本人の体型よりウエストが細くて、ヒップが大きい。

 ※マフネ博士のオーダーにより「人間として暮らす」ことも考慮されて設計されており、日常生活に支障をきたさないよう同体積のナノメタルより大幅な軽量化が図られている。

 

基本構造:

全身がナノメタル粒子で形成された〈疑似MG細胞〉で構成される。骨格やカギ爪など高い強度を要求される箇所には、疑似MG細胞連結構造による頑強な強化骨格構造〈NT-1975ナノメタルスケルトンハウジング構造〉を有する。

ナノメタル本来の材質から機体色はシルバーとなるが、疑似MG細胞の表面には構造色を持つため、反射光の角度によっては虹色の光沢を帯びることもある。

 

動力源:

疑似MG細胞のプラズマエネルギーシステムから創出した電力を動力とする。

また富士山で破壊されたメカゴジラ初号機と同様、疑似MG細胞をエネルギー創出に特化させた超小型プラズマ動力炉〈マイクロプラズマパワーセル〉を必要に応じて形成する機能も有しており、デストファイヤーや飛行用プラズマジェットなどはこのマイクロプラズマパワーセルをエネルギー源としている。

余剰エネルギーは、マゼンタ~レッド色の光熱エネルギーとして背鰭のラジエータから放出される。

 

知性:

電子頭脳として〈MG電子頭脳〉で思考する。このハードの実態は「全身の疑似MG細胞同士で形成された超高密度のニューロンネットワークによる並列量子コンピュータシステム」であり、特定の脳髄に当たる部位は存在しない。

内蔵されたデータベースについては、旧地球連合政府発行の公式百科事典である『地球連合百科事典 西暦2048年第2版』をソースとしているが、旧地球連合崩壊後は更新されていないため2049年以降の出来事は反映されていない。

 

制御系:

ゲマトロン演算を基にしたプログラミング用人工言語群〈ゲマトロン言語〉で記述された、高度汎用人格型人工知能システム〈REX〉によって制御される。

REXに組み込まれた疑似人格は、マフネ=ユウキをモデルとしている。

 

主武装:

・侵蝕型貫甲ナノメタル自律誘導弾:フィンガーミサイル

・高圧プラズマジェット火炎放射装置:デストファイヤー

・超音速電磁加速投射砲:レールカノン

・対獣プラズマビーム連鎖刀:メーサーブレード

・制圧砲撃用自律誘導弾フォーメーション:プロミネンス=REX

・NT-1975ナノメタルスケルトンハウジング構造によるカギ爪、牙、背鰭、尻尾

・自律無線航空支援偵察ユニット:ヤタガラス、アンドレイ

 

※その他、データベース上に存在する兵装を適宜選択してナノメタルで形成、使用する。

 

移動能力:

マイクロプラズマパワーセルを動力源とする高出力プラズマジェットウィング〈ヴァルチャー〉で高速飛行が可能。航続可能距離は無限大、最高飛行速度は地上でマッハ1にも到達する。

 

 

◆バリエーション

※以下は飽くまで検討中の草案であることも留意のこと。

 

・メカゴジラⅡ=イドラ

カスタマイズ性を高めた量産型。ナノメタル粒子とREXの可変性を最大限に活用し、「特定の誰か」ではなく「どんな人間にでもなれる」ことを目標とする。詳細は別紙『メカゴジラ娘』計画を参照のこと。

 

・メカゴジラⅡ=アクア

水中戦仕様。

・メカゴジラⅡ=イエムス

寒冷地仕様。

・メカゴジラⅡ=ヘビーアームズ

重火力仕様。

・メカゴジラⅡ=キリュウ

近接戦特化仕様。名称の『キリュウ』は日本語で『機械の龍』の意。

 

・メカゴジラⅡ=ブラック

より効率的な戦術判断を行なえるよう、REXの疑似人格を調整したカスタマイズ。また高効率化のためにプラズマエネルギーシステムの調整、疑似MG細胞の強度変更も行なう。これらの変更に伴いナノメタルの形質が変化、機体色が銀から黒へ、放出されるプラズマエネルギーが黄色に変化している。また人格面もレックスの衝動性が抑えられ戦術面に長けた冷静沈着さも備えているが、精神年齢については大差ない部分も見受けられる。

 

・メカゴジラⅡ=インペラー

ガルビトリウムとゲマトロン演算結晶体を搭載し、より高度な高次元演算操作を可能としたカスタマイズ。

 

 

◆脆弱性

疑似MG細胞を構成するナノメタル粒子の連結構造は電力で維持されているが、高圧電流や電磁波によるショックで攪乱が可能であり、これらを打撃と同時に受けると連結構造が破綻して、連鎖反応的にボディが崩れてしまうという脆弱性を持つ。

ただし体表面は強固にシールドされており、通常の落雷(1000~5000メガジュール)程度でダメージを受けることはない。

また短時間であれば、後述の〈スーパーメカゴジラモード〉で対策可能となった。

 

 

◆その他設定

・マフネ=アルゴリズム

疑似MG細胞による、元素変換システムの基幹となるアルゴリズム。

ナノメタルの貪食・元素変換機能を強化したものであり、ゴジラ細胞と同様に標的を侵食し元素変換、同化して自らのテリトリーを拡げてゆく。また元素変換に伴って莫大なエネルギーを取り出す。

これらの機能は本来のナノメタルも有しているものではあるが、マフネ=アルゴリズムはより先鋭化して攻撃能力として昇華するものであり、文字どおり怪獣を喰って糧とする悪魔のシステムである。

 

・スーパーメカゴジラモード

アンギラス=スマラグドスとメカニコングとの戦闘を経て、レックスが独自に編み出した強化戦術。

NT-1975ナノメタルスケルトンハウジング構造を全身に適用したもので、高圧のプラズマエネルギーを流し続けることで動作性と防御力を両立した、電気粘性流体に近いアンチマテリアル特性を有する。

体表面にはプラズマシールドによるメタマテリアル耐電アース構造も有しており、電撃や電磁波攻撃も寄せつけない。

これにより無敵に近い防御力を保ちながらの格闘戦が可能となるが、疑似MG細胞に過剰な負荷が掛かる上にエネルギーロスも大きいため、ダイアモンドの約10倍という最大硬度を維持できるのは数十秒から数分間というごく短い時間に限られる。

またスーパーメカゴジラモード実行にあたって必要となるプラズマエネルギー量は、ボディサイズが巨大化するにつれて指数関数的に増大する。仮に、かつて富士山麓で破壊されたメカゴジラ初号機と同様のサイズ(体高50メートル、体長100メートル、総重量3万トン)で実現する場合、消費されるエネルギーが天文学的な数値となる。長時間の戦闘が想定される対ゴジラ戦術の観点から鑑みても、到底実用的なプランとはなり得ないと考えられる。

 

・ガルビトリウム=テルティウス・オプタティオ

真七星奉身軍軍属神官:ウェルーシファによってレックスへ増設された、エクシフの祭器ガルビトリウムの一つ。その名のとおり「第三のガルビトリウム」であり、司る権能は「願い・願望」。

〈エクシフの神:■■■〉は複数の頭、さらに複数の眼を持つとされており、その眼と同数だけガルビトリウムは存在している。

ガルビトリウムの搭載によりレックスはゲマトロン演算の枠をも超えた超高次元演算、つまりは〈異世界転生チート怪獣:ルシファー=ハイドラ〉との交信が可能となる。

 

・存在が確認された他のガルビトリウムは下記のとおり。ただしエクシフの信仰において重要とされる数字は3ではなく7であることから、より多数のガルビトリウムが存在している可能性も留意のこと。

 ・セカンダス=ソムニウム

 ウェルーシファが所持していた「第二のガルビトリウム」。司る権能は「夢」。オプタティオと連携して動作していたが、オプタティオの破損に伴って自壊、ゴジラの熱線を受けて完全に焼失した。

 ・プライマス=サルトーレ

 エクシフ大司教メトフィエスが所持している「第一のガルビトリウム」。司る権能は「救済」。最上位のガルビトリウムであり、ガルビトリウムとしての性能は最も高いと目される。

 

 

◆パーソナリティ

暗号名:鋼の王(REX)

一人称:ボク

二人称:キミ、あなた、おまえ

瞳の色:真紅

髪の色:銀髪。構造色を有しており、虹色の光沢を帯びる

誕生日:なし

 ※なおモデルとなったマフネ=ユウキの生年月日は、「西暦2031年3月21日」である。

血液型:なし

 ※疑似MG細胞を循環系に特化したナノメタル溶液を循環器系として循環させており、人間のような血液型は有さない。なお体内のナノメタルから生成した人工血液は、代替体液として人間にも輸血が可能である。

好物:なし

 ※基本的に食事は必要ないが、ナノメタル粒子のボディを維持するために金属を摂取、疑似MG細胞による元素変換でナノメタルへと再構築する機能を有する。特に人工的に精製されて純度が高められた貴金属が好ましいことから、その際の選別プロトコルが当人の味覚(人間でいうところの『味の好み』)として反映されている。

尊敬する人物:マフネ=ゲンイチロウ、ある世界でゴジラを殺せる発明をした“あの人”

モットー:皆の笑顔がボクの幸せ!

イメージCV:早見沙織さん

 

パーソナリティに関する所見:

上述のとおりREXの疑似人格は没年当時のマフネ=ユウキの人格をモデルにしているものの、レックスとして生を受けてから間もないためか実際のレックスの性向はマフネ=ユウキの没年齢15歳と比較しても幼く、情動の制御や対人コミュニケーション能力が未発達である。この幼稚性は平時において温厚で人懐っこく、他者を疑うことを知らない純真な気質として表れるが、一方で激情家でもあり、敵意に対しては容赦しない高い攻撃性も示すという二面性がみられる。

またレックスが『御父様』と崇敬するマフネ博士が『献身』を主是とするエクシフ信仰に帰依していたことによるものか、レックス自身にも自己犠牲を厭わないロボット三原則の第三則を無視しがちな部分も見受けられる。

 

モデルとなったマフネ=ユウキが女性であったことからレックスも性自認は女性と思われるが、一人称は「ボク」であり、少年に近い中性的な口調で喋りたがる傾向がある。この傾向が生前のマフネ=ユウキに由来するものなのか、レックスとして独自に獲得した個性なのかは現時点では不明。後者であればこれはゲマトロン演算による技術的特異点の可能性を示唆するものであり、今後の追加調査が必要と思われる。

 

 




アニゴジの劇場パンフのオマケについてきた奴っぽいの。
『ゴジラVSコング』のパンフに書いてあった内容を見て、設定厨の血が滾りました。よろしくお願いします。

作画してくれた神:ひめみあ*様

好きなキャラクターを教えて

  • タチバナ=リリセ
  • エミィ=アシモフ・タチバナ
  • メカゴジラⅡ=レックス
  • ウェルーシファ
  • ジニア
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。