怪獣失楽園:アニゴジ世界で怪獣プロレス。   作:よよよーよ・だーだだ

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怪獣復楽園:再構成(リテイク)、アニゴジ世界で怪獣プロレス その4

 

 

 絶望の未来を変えようとして『最悪の結末』を迎えてしまってから、わたしはいったい何度タイムリープを繰り返しただろう。

 わたし:エミィ=アシモフ・タチバナは、完全に行き詰まっていた。

 

 詰みも詰みだ。どれほどタイムリープを繰り返してみても、BADENDを変えられないどころかやり直せばやり直すほど事態は悪化してゆく。たとえ孫ノ手島怪獣大戦争でのリリセの死を回避できたとしてもそれは結局その場しのぎでしかなく、行き着いた果てではより最悪なBADEND:悪に堕ちたメカゴジラⅡ=レックスによる大殺戮が待っている。

 考えてみれば、当然のことだった。

 マフネ博士の狂気から始まったメカゴジラⅡ=レックス、ビルサルドとエクシフの対立による新生地球連合軍の内部抗争、そしてそれらすべての元凶『怪獣黙示録』……因縁はわたしが生まれるよりも遥か以前から根深く絡み合っていて、最早当人たちでさえ抜き差しならない状況になってしまっている。

 そんな複雑に入り組んだ因果による結末を、たかだか14歳の小娘でしかないわたしごときが覆すことなんて出来るわけがなかったのだ。そんなことにも気づかないまま『運命を変える、BADENDを回避する』だなんて息巻いて、わたしはなんてバカだったのだろう。

 

 そんなわたしに残された選択肢はただ一つ、仮初めの平穏の中に閉じ籠ることだけだった。

 今回も“いつもどおり”、寝坊したわたしをリリセが起こしてくれるところからスタートする。

 

「おはよ、エミィ」

 

 ああ、おはよう。この朝の挨拶も、果たして何度目だろうか。そうやって14歳の誕生日の朝に戻ったわたしは、いつか必ず訪れるBADENDを回避しようと動き始める。

 ……よーしエミィ=アシモフ・タチバナ、今度こそどうにかしてリリセたちを救うんだ。幸いわたしのタイムリープに回数制限はないようだし、時間もチャンスもいくらでもある。何度繰り返したって、それこそ無限に繰り返したって良い、大切な人たちの笑顔を守れるのなら。

 そう自分に言い聞かせながらリリセたちと毎日を過ごし、BADENDが確定したらまた最初からやり直す。その繰り返しを何度も何度も、何度でも!

 

 ……こんなの、ただの現実逃避だ。

 

 口先では『救う』だなんて言っているけれどそんなのは言い訳。本当はリリセたちが生きている幸せな時間に入り浸っているだけである。言われなくたってわかってんだよ、そんなの。

 

「どじゃアーん! ハッピーバースデー!!」

 

 だけど、わたしはその先に進めない。大切な人たちがいなくなって独りになってしまえば、そのあとに残るのは辛く苦しい孤独な人生だけ。

 それにわたしは、『リリセが死ななかった可能性の未来』を目にしてしまった。リリセとゲンゴの結婚式、その二人が築く家庭生活、そして生まれてくる可愛い子供たち。それらを今さら見なかったことになんか出来ない。わたしにとってそれは、諦めてしまうにはあまりにも幸福すぎたのだ。

 

「ありがとね、エミィ。そしてこれからもよろしくね」

 

 このまま続けば、わたしはいずれ壊れてしまうだろう。数えきれぬほど繰り返される同じ毎日、もう頭がおかしくなりそうだ。

 たとえタイムリープで無限にやり直せるとしても、人間の心には限界がある。人間の脳味噌は150年分の記憶を溜め込むことが出来ると物の本で読んだことがあるが、その前にまずわたしの精神が参ってしまうに違いない。

 そこまでわかっていても、それでもわたしにはどうすることもできない。このループを抜けるということはすなわち『リリセが死んでしまった世界を独りぼっちで生きてゆく』ということに他ならない。そんなの無理だ、とても耐えられない。

 そうやって二進(にっち)三進(さっち)もいかない絶望のどん詰まりの袋小路で、わたしはまたしてもタイムリープで都合の良い時間の中へと逃げ込んでしまう。

 

「よしよし、ここはひとつ、超絶銀河スーパーウルトラセクシーキュートなオネーサンが、麗しの我が妹分の気持ちが落ち着くまでハグしてあげようじゃあないか」

 

 弱虫で卑怯者のこんなわたしを、タチバナ=リリセはこうして心から気遣ってくれる。あいつはいつだってわたしのことをそっと抱き締めて、温かくて優しい言葉を掛けてくれる。なんて居心地が良いのだろう。リリセが幸福に生きている、わたしに笑いかけてくれる。ただそれだけでこの苦しみが和らぐ気がする。

 

「大丈夫、大丈夫だよ、エミィ」

 

 ……もう、いいよな。

 とにかくわたしの目の前でリリセが生きている、わたしと一緒にいてくれる。それが今のわたしの全てだ。

 もう、それで充分じゃないか。絶望の未来(さき)へ進むくらいなら、いっそこのまま幸福な時間(いま)をずっと繰り返していればいい。そんな風にも思えるようになってきた。

 

 無論、それが破滅への片道切符なのも理解している。

 どれだけタイムリープを重ねても、いやむしろタイムリープを重ねれば重ねるほどわたしは追い詰められてゆく一方だった。こんなのいつまでも続けられるはずがない、いつかわたしの心が壊れてしまう。そうなってしまったときこそ本当に破滅、BADENDだ。

 そこまでわかっていても、だけどどうしてもわたしはこのタイムリープの無限ループから抜けられない。本当のBADENDと言ったが、わたしはこの破滅の泥沼へ既にもう片足を、あるいは腰や肩まで浸かってしまっているのかもしれなかった。そのことに気づいた最初は危機感も抱いていたが、近頃は這い上がろう立ち向かおうという気力すら萎えつつある。

 もう、駄目かもしれない。心が折れかけていた、そんなときだった。

 

 ――……エミィ!

 

 遠いどこかで、誰かがわたしを呼んだような気がした。しかし辺りを見回してみても、声の主の姿はない。

 

「……エミィ?」

 

 また違う人物の呼びかけで、わたしはすぐに現実へと立ち返った。今わたしの目の前で心配そうな目線を向けてくれているのは最愛の家族、タチバナ=リリセ。

 ……ああ、そうだ、今は西暦2063年3月、わたしが14歳の誕生日の朝。わたしがいつもタイムリープで戻ってくるスタートポイントだ。

 

「リリセ、今なんか言わなかったか?」

 

 わたしが訊ねると、リリセは「いいや、別に?」と首を左右にする。

 

「なんか、大丈夫? エミィ、なんだか顔色が良くないけど?」

 

 そうやって気遣ってくれるリリセに対し、わたしは「あ、いや、なんでもない」と即座に取り繕った。

 そうだ、今日こそ、今度のループこそはリリセたちを救わなくちゃ、そして今度こそ完璧なハッピーエンドを掴むんだ。そう決意を新たにしながら、わたしは毎度のとおりにリリセと朝の挨拶を交わして今回のループをスタートする。

 

「じゃ、わたしは下で待ってるからね。着替えたらおいで」

 

 そう言って降りてゆくリリセに「わかった」と返事をして、そして部屋にはわたしが一人だけ残された。これもいつものループとおりの流れだ。このあとは私服に着替え、下でリリセから誕生日を祝われ、朝食とケーキを食べる。これまで何回繰り返したかもわからない、わたしの14歳の誕生日のシークエンス。

 

 ……それにしても、とわたしは思い返す。

 さっきわたしを呼んだ『声』。あれは一体何だったんだ。リリセから呼び起こされる前にわたしへ呼び掛けてきた『リリセじゃない誰か』、あれは果たして誰だったんだろう。ひどく懐かしい気がするし、とても聞き覚えのある声だった気がするけれど、それがいったいどこの誰なのかわたしは全く思い出せなかった。

 あるいは、こういう可能性もある。

 聞き違い、もしくは幻聴。タイムリープを繰り返し過ぎてわたしの精神がとうとう限界を迎えてしまい、聞こえもしない声が聞こえるようになってしまった。それならそれで納得がいかないでもない、むしろまったく思い出せない誰かさんなんかより、わたしの頭の中だけで聞こえた声という方が筋も通っている気がする。

 もし、そうであるならば。

 

「次に行くべきは頭の病院かもな」

 

 ふふっ。つい皮肉な笑みが漏れてしまった。

 もし本当に医者にかかったら、そのときわたしはなんて説明すればいいんだろうな。『何十回もタイムリープを繰り返してメンタルを病みました』とでも言うのか? それこそまともじゃない、どうみても狂人の戯言じゃないか。

 ……だがまぁ、いまさらどうでもいい。どのみちわたしはもう、このタイムリープの蟻地獄からは逃げられやしないのだ。そう諦め半分開き直り半分で自棄になりかけた、まさにそのときだった。

 

 

 

「その必要はないよ、エミィ=アシモフ・タチバナ」

 

 

 

 不意に肩を叩かれてわたしが振り返ると、そこには驚くべき人物の姿があった。

 

「おま、おまえは……っ!?」

 

 体の各部から突き出ている金属パーツ、生え揃ったクリスタル状の背鰭と大きな尻尾、構造色による七色の輝きを帯びた髪の毛、そして宝石のような輝きを湛えた瞳。絶対に忘れようがない、忘れるはずがない、人類の最終兵器にして人類最後の希望。

 だけど、『こいつ』が今ここにいるはずがない。わたしは、いるはずのないその人物の名前を呟いた。

 

 

 

「メカゴジラⅡ=レックス……!?」

 

 

 

 驚愕することしか出来ないわたしに、目の前のメカゴジラⅡ=レックスは「やあ、エミィ」と微笑んだ。

 

「久しぶりだね、エミィ=アシモフ・タチバナ……いや、『はじめまして』と言うべきだろうか。“前のボク”はともかく、“このボク”とは初めてだものね」

 

 メカゴジラⅡ=レックス。

 まだこの『エミィ=アシモフ・タチバナの誕生日』時点では出会っておらず、タイムリープによる時系列改変の結果わたしと出会った事実さえ『無かったこと』になったはずの少女型メカゴジラが、どういうわけか今まさにわたしの目の前へと出現していた。

 兎にも角にも、まず真っ先に目についた差異をわたしは口にした。

 

「黒い……?」

 

 目の前に現れたメカゴジラⅡ=レックスは、わたしが知っているこれまでのレックスとは『体の色』が異なっていた。たとえば、わたしの記憶の中にあるレックスは銀色の機体色をしていたが、こちらは艶々とした純黒だ。瞳の色も、わたしの知っているレックスは深紅の瞳をしていたが、こちらは燦々と鮮やかな金色の瞳をしている。

 黒いメカゴジラⅡ=レックス。訝しむわたしに気づいたのか、レックスのそっくりさんは頭を掻いた。

 

「ああ、“そちらのボク”はナノメタルの色のままだったんだね。イメチェンってやつだよ、ブラックカラーにしてみたんだ。どう? ブラックカラーは皆に喜んでもらえると思うんだけどな」

 

 そういって自身の変化を見せつけるかのように、レックスの色違いさんはくるりとその場で一回転して見せた。

 ……メカゴジラⅡ=レックスのブラックカラー、つまりブラックメカゴジラか。ブラックメカゴジラの黒いレックス、言うなれば〈ブラックレックス〉とでも呼ぶべきだろう。

 ブラックレックス当人が『イメチェン』というだけあって、たしかにクールだ。目はピカピカに磨き抜かれた黄金の琥珀のように上品に透き通っていて高級感があるし、黒いボディもマジョーラ塗装めいた構造色の濡れ羽色、虹の黒光りを帯びていてかつての銀色ボディよりも遥かに洗練された印象を受ける。

 いや、そんなことより。わたしは訊ねた。

 

「おまえは何者なんだ。わたしの知ってるメカゴジラⅡ=レックスなのか?」

 

 過去にタイムリープしたループの中では、わたしの知らないレックスが何人かいた。わたしが知っているとおりの善良なレックスもいたし、中には冷酷非情な殺人マシーンに改造されてしまったレックスもいた。

 だけど今目の前に現れたブラックレックスは、そのいずれでもないようだった。わたしたちと出会って味方になってくれたレックスでもなければ、悪い人間たちの手に墜ちたレックスでもない。これまでのタイムリープでわたしが出会ってきたレックスたちとは見た目以上に何かが、それも決定的に違っている。その違いが果たして何なのか、今のわたしにはよくわからないけれど。

 わたしの疑問に、ブラックレックスはニコニコ笑いながら「キミの知ってるレックスか……」と言った。

 

「そうであるとも言えるし、そうでないとも言えるかな。いかにも、たしかにボクはメカゴジラⅡ=レックスだ。けれどキミの知っているレックスではない。まぁ、ボクはキミのことを知っているけれどね」

 

 まるで謎掛けのような言葉だった。どういうことだ、何を言ってんだかさっぱりわからん。

 理解しあぐねているわたしに、ブラックレックスはこう説明する。

 

「キミにとって今目の前にいるレックスは並行同位体、いわゆる『パラレルワールドの自分』って奴だよ。キミがこれまで出会ってきたレックスも並行同位体としては同質だけれど、今目の前にいるこのボクはそれらをメタ的に観測している点において彼女らとは格が違う」

 

 パラレルワールド。俗に言うマルチバース、SFでよくある『隣にある異世界』って奴だろうか。自分たちの生きている世界、その隣側には決して交わらないがよく似た異世界があって、同じ人間がそれぞれ違う選択をして生きているのだという。

 つまり今わたしの眼前にいるブラックレックスは、そのパラレルワールド間を行き来し超越する能力を手に入れたメカゴジラなのだ。これまでのメカゴジラⅡ=レックスとは文字通り『次元』が違う、神の領域。まさに究極の進化を遂げたメカゴジラとでもいうべきだろう。

 ブラックレックスは話を続けた。

 

「まあかなり突拍子もない、人間には知覚できない次元の話だから驚いたとは思うけれど、今のエミィなら受け容れてもらえるんじゃあないかな。高次元怪獣やタイムリープがアリなんだし、パラレルワールドくらいあってもいいでしょう?」

 

 たしかに、ブラックレックスの言うとおりだ。

 かつてのわたしならまともに取り合わなかったかもしれないが、タイムリープというSF現象に巻き込まれて数え切れないほどのBADENDを繰り返した今なら十二分に納得できそうだった。タイムリープ、選択一つで世界はあそこまで変わるのだ。そうやって『もしも違う選択をしていたら?』という形で生まれるのがパラレルワールドなのだろう。

 そんなところでパラレルワールドの理屈には納得できたが、まだ不可解なところがある。

 

「おまえ、わたしのこと、“知ってる”のか?」

 

 ブラックレックスは、今たしかにはっきりと『高次元怪獣』『タイムリープ』と口にした。どちらもこの時点のレックスなら本来知らないはずの概念だ。裏を返せば今目の前にいるこのブラックレックスは、わたしがタイムリープしているこの現状を知っているということになる。

 わたしの問いに、ブラックレックスは「うん、そうだよ」とあっけらかんと答えた。

 

「今までの経緯(いきさつ)は全て見ていた。キミがリリセたちを救おうとして奮闘していたことも、その先で掴んだ幸せを取り零してしまったことも、そして今はそれを諦められずにタイムリープの蟻地獄へ嵌まり込んでいて抜け出せなくなっていることも」

 

 なんだと……?

 愕然とするわたしに、ブラックレックスは語り続ける。

 

「エミィ=アシモフ・タチバナの時を越えた大奮闘、もうちょっと眺めていても良かったんだろうけど、なんだかそろそろ『邪魔』が入りそうだったから、ここら辺で打ち切らせてもらおうかなと思ってね。まぁこれ以上は限界みたいだし、時も十二分に満ちた、だから結果オーライってとこかな」

 

 ……まさか、こいつ。

 

「このタイムリープ、おまえの仕業かっ!?」

「ええ、もちろんさ」

 

 ……ッ!!

 あまりにも事も無げに頷いてみせたブラックレックスの態度に、わたしの中で思わず感情が沸騰した。

 

「ふざけんな、おまえこのタイムリープのせいで、わたしがどれだけ苦しんだと思ってやがる!」

 

 よくもいけしゃあしゃあと言いやがったなクソッタレが。人の心を弄びやがって!

 胸ぐらへ掴みかかろうとするわたしをブラックレックスはヒラリと躱し、悪びれもせずに「まあまあ、落ち着いて」と宥めすかそうとする。

 

「まずは順を追って話してあげる。ボクがこの瞬間(とき)をどれだけ待ちわびたことか」

「待ちわびた、だと……?」

 

 わたしが怪訝に目を細めた一方、ブラックレックスは「そうとも」とうっとり夢を見るような口調で答えた。

 

「待ちわびていた、待ちかねていた。みんな大変だったよね。けれどもう大丈夫。これまですべての苦しみも悲しみも、これでようやく報われる。何もかもすべてはこの真の結末(トゥルーエンド)、『最高のハッピーエンド』に向けた伏線だったんだよ」

 

 何言ってんだ、こいつ……?

 ブラックレックスが何を言っているのか、わたしにはもはや理解できない。

 そんなわたしに、ブラックレックスは穏やかに微笑みかけた。

 

「まぁ見ててよ、エミィ」

 

 ぱちん。ブラックレックスが指を鳴らした途端、世界が大きく歪み始めた。

 見慣れた部屋の風景は一瞬で融けるように崩れ去り、まばたきしたときにはわたしたちは別の異空間へと移動していた。

 宗教曼荼羅を思わせる鋼鉄の万華鏡が煌めき、同じ模様が永遠に繰り返す白銀の自己相似幾何学構造(フラクタル)、そしてその只中でメラメラと瞬く緑色の宝石の星々。

 夢か現か幻か、どこでもない世界。高次元超空間の狭間で、ブラックレックスはわたしに告げる。

 

「おめでとう、エミィ=アシモフ・タチバナ。キミはようやくこの段階に到達(Ascension)できた。キミには『資格』がある」

 

 資格、何のだ。

 動揺そのまま聞き返すわたしに対し、ブラックレックスは堂々と宣言した。

 

「ボクはこれからみんなを楽園に連れてゆく。みんなが幸せになれる楽園:ハッピーエンドにね」

 

 




書き溜めが、尽きた……orz

好きなキャラクターを教えて

  • タチバナ=リリセ
  • エミィ=アシモフ・タチバナ
  • メカゴジラⅡ=レックス
  • ウェルーシファ
  • ジニア
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