怪獣失楽園:アニゴジ世界で怪獣プロレス。   作:よよよーよ・だーだだ

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56、ゴジラ復活す ~『キングコング対ゴジラ』より~

 エミィがモレクノヴァと戦っている最中、沖合ではZILLAとエビラが死闘を繰り広げていた。

 奉身軍のZILLAとLSOのエビラ。

 大怪獣同士の水上格闘戦である。

 

 

 エビラは右腕の大鋏を思いきり掲げ、そして猛烈な勢いで振り下ろす。

 長さ15メートルにも及ぶ大得物、クライシスシザースの一撃。

 海面を叩き割り、津波を巻き起こす。

 軍艦ですら唐竹割りにする弩級の破壊力、全力の一撃をまともに喰らえば流石のZILLAも真っ二つになるだろう。

 

 クライシスシザースの縦一閃をスレスレで躱したZILLAは、激しい水飛沫に紛れながら鋭い爪を繰り出す。

 狙うはエビラの顔面、顎を深く抉り取ってやるつもりだった。

 

 その爪撃をエビラは左腕の銛状の鋏で受け止めた。

 鋼鉄よりも硬い爪と鋏が正面衝突し、激しい火花を散らしながら雷鳴のような轟音を奏でる。

 

 爪の一撃を弾かれたZILLA、その顔面めがけてエビラのクライシスシザースのアッパーカットが叩き込まれた。

 下顎をしたたかに打ち飛ばされてふらつくZILLAに、エビラはすかさずクライシスシザースで追撃を加える。

 怪獣級のハンマーの一撃にも似た打撃のラッシュが、華奢なZILLAを殴打する。

 まさに重量級ボクサーの猛攻撃であった。

 

 とはいえ、ZILLAとて防戦一方ではない。

 エビラのペースの翻弄されているように見せかけて、ZILLAは冷静にエビラの攻撃パターンを分析していた。

 エビラのクライシスシザース。

 見かけは豪快だが、動きのパターンは振り上げるか振り下ろすか横に薙ぐか、とても単調だ。

 また高い破壊力を誇る一方で、大振りなために隙も大きい。

 

 ……見切ったッ!

 

 ZILLAは、エビラがクライシスシザースを振り下ろした際に生じた隙を突いた。

 顎を開き、息を大きく吸い込んでから吐いた息吹きに牙を打ち鳴らして着火。

 

 

 ZILLAのパワーブレスがエビラを襲った。

 

 

 調子に乗って前に出過ぎたエビラは、パワーブレスの直撃を顔面に受けてしまった。

 豪勢な火炎放射をもろに浴びせられ、殻を擦れ合わせるような悲鳴を挙げながらエビラは後退してゆく。

 

 満身創痍になりながら勝ち取った一本に、ZILLAは誇らしげに咆哮を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ZILLAとエビラの戦いは、どちらかといえばエビラが優勢だった。

 

 本来ならばZILLAもエビラも負けず劣らずの強豪だ。

 だが、ZILLAの方は足元が海なために強みである脚力が活かしきれず、ZILLAが得意とする地中からの奇襲も海戦では使えない。

 他方、エビラにとって海はホームグラウンド。陸上では鈍重でも、海の上なら軽快に泳ぎ回ることが出来る。

 そして力比べでいえば、体格差もあってエビラの方が有利だ。

 総合的にみると、ZILLAの方がいくらか分が悪いように見える。

 

 そんなZILLAの苦戦を眺めながら、真七星奉身軍総司令:マン=ムウモは皮肉げに笑った。

 

「やはりマグロ喰ってるようなの(ツナイーター)はダメだな」

 

 そんなムウモに、傍らでゲマトロン演算結晶を撫でていたウェルーシファが言った。

 

「そう無下に言うものではありませんよ、ムウモ。

 『ダゴン』も充分働いてくれているではありませんか。

 彼女の献身がなくては、この決戦の成功は有り得ない」

 

 ダゴンと名づけられた、奉身軍のZILLA。

 ウェルーシファに(たしな)められたとおり、ZILLAは存分に役目を果たしてくれていた。

 (God)の名を冠していないとはいえ、曲がりなりにもあの強大な『キングオブモンスター』の眷族だ。

 ZILLAがエビラを存分に引き付けてくれているおかげで、こうして艦船が孫ノ手島に上陸するチャンスを得、そしてヴァバルーダも孫ノ手島に降り立つチャンスが出来た。

 

「……仰せの通り、失言でした」

 

 咳払いで取り繕うムウモに、艦のオペレータが報告する。

 

「本艦ヴァバルーダ、間もなく着艦します。

 司令官、聖女様、着艦のご用意を」

「ああ、わかった」

 

 マン=ムウモは、肩に羽織っていただけの軍服コートにきちんと袖を通し、軍帽を被り直した。

 ……性根の腐った侵略者どもめ、もうおまえらの好きにはさせんぞ。

 決戦に向けて(たかぶ)る心を抑え込み、戦装束に身を整える。

 

 

 その時、轟音が響き、ヴァバルーダ全体を強い衝撃が襲った。

 

 

 エクシフ由来のテクノロジーにより、どんな悪天候だろうと安定航行が可能なはずの飛行戦艦ヴァバルーダ。

 揺らぐはずのないヴァバルーダの艦体が今、ぐらりと傾いていた。

 

「今のはなんだ!?」

 

 ブリッジから転げ落ちそうになってコンソールに縋りついていたムウモに、オペレータが必死に答えた。

 

「ラドンとメガギラスです! 本艦上部に衝突しました!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 互いに組み合い、大空を舞いながら格闘戦を繰り広げていたラドンとメガギラス。

 まるで舞踏会でダンスを踊っているかのようだ。

 

 しかし社交ダンスと違うのは、互いに互いを殺そうとしていることである。

 かつて太古の昔に空の覇権を巡って争ってきた両雄は、悠久のときを越えて再び相見(あいまみ)え、この空の王者に相応しいのはどちらなのかを決める死闘を繰り広げていた。

 

 

 メガギラスをカギ爪で捕まえてその顔面を貫こうと嘴を繰り出すラドンと、そんなラドンの喉笛を掻き切ろうとハサミを振り回すメガギラス。

 掌中の獲物を焼き尽くしてやろうと灼熱の翼で燻ろうとするラドン。

 翅を小刻みに震わせ超音速の高周波を叩き返すメガギラス。

 ラドンが吼える、メガギラスが叫ぶ。

 種族の生存を賭けて殺し合う両雄は、周囲のものなどまるで眼中に入れていない。

 縺れ合いながら地表と岩山へ叩きつけ合い、飛び交う飛行艇を巻き添えにし、互いに満身創痍の状態になってもなお、闘争をやめられなかった。

 

 ラドンから一旦間合いを稼いだメガギラスは翼と尾針を構え、高周波で空気を加熱、超高温の空気弾を練り上げた。

 

 

 高周波爆熱球(メガソニックファイアボール)

 メガギラス渾身の奥の手だ。

 

 

 そこからさらに凝縮したファイアボールを、メガギラスはラドン目掛けて撃ち出した。

 直撃すれば、流石のラドンもノックダウンだ。

 メガギラスが繰り出した思わぬ攻撃に、ラドンは咄嗟に身を捩りスレスレで回避する。

 

 その一瞬の間隙を、メガギラスは見逃さなかった。

 

 ラドンがファイアボールに気を取られたところで急接近、メガギラスが尻尾の針を繰り出した。

 鋼鉄をも刺し貫く鋭い一撃が、ラドンの下腹部を穿つ。

 確かな手応えに、メガギラスはほくそ笑んだ。

 ……このまま体液を搾り取る、いや、いっそ(はらわた)を抉り出してくれよう。

 

 だが、ラドンは怯まなかった。

 メガギラスのくねる尻尾を口元へと手繰り寄せると、鋼鉄よりも硬い嘴で食らいつき、メガギラスを強靭な脚で蹴り飛ばした。

 堅い外殻が千切れる音と共に、メガギラスの尻尾は半ばのところでもげてしまった。

 

 切り落とされた尾から体液が噴き出し、メガギラスの悲鳴が一帯に響き渡る。

 

 そんなメガギラスをラドンは爪で掴み、たまたま傍を飛んでいた人間どもの飛行戦艦――奉身軍の旗艦、ヴァバルーダであった――に叩きつけた。

 尾を半ばで失いバランスを崩してフラフラのメガギラスを捕まえ、ラドンは、とどめの一撃を加えようと嘴を振り上げる。

 メガギラスは両手の鋏で衝撃に備えようとした。

 

 それは、そんな最中の一瞬、刹那の出来事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 背後から放たれた強烈な殺意が、ラドンとメガギラスの体を焼き貫いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本来のメガギラスなら易々と躱せていたはずだ。

 しかし数年以上もの長い月日を操り人形として過ごしたせいか、久方ぶりに取り戻したばかりの本能が鈍ってしまっていた。

 ラドンもそうだ。

 その気になれば回避できたはずの一撃だったが、眼前にいる宿敵との戦いに意識を囚われるあまり、反応が遅れた。

 ――な、なんだ?

 メガギラスは最初戸惑った。

 メガギラスを殺そうとしていたラドンは、既に事切れていた。

 そして自分の身体を見て、メガギラスは愕然とする。

 

 

 いつのまにか、胸部を丸く()()かれていた。

 

 

 痛みは遅れてやって来た。

 メガギラスの体を灼熱の痛みが焼き始め、全身から力というものが融け落ちてゆく。

 メガギラスは、自分自身が気づくよりも先に即死していた。

 

 自分自身の突然の死。

 受け入れがたいその事実を駄目押しするかのように、二発目の衝撃がメガギラスの胴体を撃ち抜いた。

 核爆弾級の高温で、メガギラスの全身が一気に燃え上がった。

 

 いったい、なにが、おこった?

 メガギラスは何もわからないまま、火の玉となって墜ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 墜ちつつあるエクシフ飛行戦艦、ヴァバルーダは猛火に巻かれていた。

 

 ラドンとメガギラスの攻撃ではないことはわかっている。

 この破壊力にして即効性、間違いなく“ヤツ”の放射熱線だった。

 ということはつまり、この空中戦艦はまもなく消し飛ぶ。

 

 ウェルーシファの姿が見えなかったが、その生存を、マン=ムウモは魂で感じることができていた。

 墜落する直前、艦載機ゲルデックスが一機離脱していた。

 ウェルーシファはおそらくあれで脱出したのだろう。

 

 あの御方は無事脱出できた。ムウモはそれだけで満足だった。

 他の側近たちも想いは皆同じだ。あの御方が、御存命ならばそれでいい。

 

 ムウモは膝を折り、懺悔を始めた。

 これまで多くの罪悪を重ねてきたが、せめて最期だけでも誇り高く、毅然とありたかった。

 

 ……献身の行く果てに座する、エクシフの神よ。

 我が聖女の捧げる献身の行く末に、栄えある光があらんことを。

 

 祈り続けるムウモとエクシフ信者たちを、劫火が包み込んだ。

 

 

 ……利用価値がなくなったので土壇場で切り捨てられた、なんてことは誰も思わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突然の炸裂音に驚いたメガニューラたちは、空中で捕まえていたモレクノヴァを空中で離してしまった。

 

 地表数十メートルの高さからいきなり放り出されるモレクノヴァ。

 落下したのは浅瀬だった。

 着水の衝撃で骨が何本か折れたが、クスリのおかげで痛みは感じなかった。

 

 モレクノヴァは、メガニューラに大量の体液を吸い取られて、地面に転がったまま指一本動かすこともできないミイラ同然の状態でありながら、それでも辛うじて生きていた。

 それでいて、クスリの影響で意識だけははっきりしていた。

 浅瀬を大の字で転がったまま、ぼやけた視界で空を見た。

 

 

 

 ――空が燃えている。

 

 

 

 モレクノヴァは、乾涸びた意識で、燃え盛る空中戦艦ヴァバルーダの残骸が頭上から墜ちてくるのを認識した。

 このままだと潰されてしまうだろう。

 しかし、身体はまったく動かなかった。

 意識はこんなにはっきりしているのに。

 

「だれか、たす、け……」

 

 枯れ果てた声でモレクノヴァは必死に叫んだが、誰も聞き入れてはくれなかった。

 ……自分が慰み者の玩具にしてきた子供たちもこんな気分だったのだろうか。

 そんな考えが一瞬だけ脳裏をよぎる。

 

 

 だが、いまさら反省したってもう遅い。

 スヴェトラーナ=エブゲノブナ・モレクノヴァは自分が犯してきた罪を心の底から後悔しながら、空から降ってきた巨大な炎に圧し潰された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突然の出来事だった。

 

 

 いきなり青白い光がフラッシュしたと思ったら、ラドンとメガギラスと空中戦艦が同時に爆発した?

 突然の出来事に、孫ノ手島にいる者すべてがその場で固まっていた。

 エミィも、子供たちも、新生地球連合軍の兵士たちも、そして怪獣さえも。

 浅黒肌の少年を攫おうとしていたメガニューラまでもが、驚いた拍子に少年を放り落してしまっていた。

 

 一体、今、なにが起こったんだ。

 

 エミィたちは、青白い光の直線が放たれた根元、海の方へと視線を向けた。

 アンギラス、エビラ、ZILLA、カマキラス、メガニューラたち。

 好き放題に暴れ回っていた怪獣たちも、一斉にその方角を見た。

 

 

 どーん……どーん……どーん……

 

 

 大地を揺らす轟音が聞こえてくる。

 高温で沸き立つ海面が盛り上がり、水面下に身を潜めていた『そいつ』が立ち上がる。

 

 

 エミィ=アシモフ・タチバナは、『そいつ』の姿を生まれて初めて直接目にした。

 生きた災厄、破壊神、そして水爆大怪獣。

 『そいつ』は様々な異名で呼ばれていた。

 エミィも、その存在の特徴は聞かされていたし、二十年以上前に撮られたという古い写真も何枚か見たことがあった。

 大人たちに聞けば、その存在がどれだけ恐ろしいか、どんな言葉を尽くしても足りないほどの剣幕で教えてくれた。

 

 

 

 

 けれど、エミィがその目で拝んだ実物は、そんな伝聞のイメージなど軽くブッ飛ばしてしまうほどの超弩級の存在感だった。

 

 

 

 

 世界中のあらゆる絵具をぶち込んで、怨念の触媒(メディウム)で混ぜ合わせて作り出した、どすぐろい黒の体色。

 

 茨の葉にも似た、鋭いギザギザが獰猛に光る、三列の背鰭。

 

 太く逞しい筋肉の塊で編み上げられた、大樹のような四肢。

 

 それ自体が別の生き物であるかのようにのたうつ、胴体よりも長い尻尾。

 

 憎悪が(みなぎ)った、凶悪な顔つき。

 こいつには喜びも哀しみも楽しみもない。

 きっと怒りだけがエネルギー源なのだろう。

 

 

 ……どーん、どーん、どーん。

 

 

 身長50メートル、体重1万トン。

 山よりも大きな巨体が動くたびに、大砲が炸裂するよりも重たい足音が一帯に響き渡る。

 

 

 

 

 『そいつ』が牙の生え揃った口を開いた次の瞬間、エミィは自分のいる世界が破裂したのかと思った。

 

 

 

 

 大音声(だいおんじょう)が、世界を揺るがす。

 大きな鐘に落雷の爆音をブチ込んだような、空間丸ごと魂を揺さぶるような、遠い沖合から聞こえているとは思えない大迫力の咆哮だ。

 ……つまりは、ただ吠えただけ。

 しかし、それだけでも、『そいつ』がどれだけ強大であるか骨の髄までビリビリ伝わってきた。

 

 禍々しくも雄大な『そいつ』を見ながら、エミィは思った。

 

 

 

 

 ……最悪だ。

 

 

 

 

 考えられる限りで、最悪の事態が起こってしまった。

 いや、最悪なんて言葉では全然言い表せない、最悪の中の最悪だ。

 まさか、あいつがやってくるなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そいつの名前は怪獣王(キングオブモンスター)〈ゴジラ〉。

 久方ぶりに人前へ現れた目的はただ一つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつまで経ってもくだらない争いをやめられない愚か者どもを、皆殺しにやってきたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




登場怪獣紹介その6「ラドン」

・ラドン
身長:50メートル
翼長:120メートル
体重:1万5千トン
二つ名:イフリート、空の大怪獣、火の悪魔
主な技:超音速衝撃粉砕波(ソニックブーム)噴煙毒吐息(ボルケーノブレス)

 初出は『空の大怪獣ラドン』。
 ゴジラ映画には『三大怪獣地球最大の決戦』以降の昭和シリーズや、平成では『VSメカゴジラ』『ゴジラ FINAL WARS』に登場。
 また直近では『ゴジラ キングオブモンスターズ』で活躍していますね。

 「翼竜が変異した怪獣」という設定ではあるものの、翼竜ほど華奢ではなく、どちらかというと巨大な猛禽のようなイメージがあります。
 ゴジラ、モスラと並ぶ東宝三大怪獣の一角を担うスター怪獣であったものの、『怪獣総進撃』以降はゴジラの相棒ポジションはアンギラスに、ライバルポジションはキングギドラに譲り渡すこととなり、以降はチョイ役のバイプレーヤーに甘んじてきた不遇の怪獣でした。
 しかし『ゴジラ キングオブモンスターズ(以下KOM)』においてはそれまでにないラドン像を打ち立てて見事銀幕にカムバック、新たなファン層を獲得。誰だゴマすりクソバードって言ったの
 二番手という扱いが多いものの昔から人気のある怪獣で、KOMの監督を務めたマイケル=ドハティ監督もお気に入りなんだとか。

 映像作品での登場は減っていたものの、ラドンの鳴き声は他の怪獣で流用されることが多く、平成以降のキングギドラやバトラ、ウルトラ怪獣であればアントラーなどが印象的。
 また一般的なラドンの声だけでなく、『空の大怪獣ラドン』で登場した唸り声の一部も合成加工されて流用されており、こちらはバランや昭和バラゴン、メガロ、ペギラやパゴスなどに流用されています。

 名前は、イスラム教の堕天使イフリートから。
 イフリートは各種フィクションで「火の悪魔」と扱われることが多く、ラドンがKOMで「火の悪魔」と呼ばれていたことに因むネーミング。

 当初は登場予定がなく、第二章の序盤があまりに退屈だったのでテコ入れで登場。
 「メカゴジラとも縁があるし、アンギラスと対決させるに相応しい相手なら…」というところからご登板願いました。
 急遽の登板ではありましたが「優れたキャラクターは物語を良くしてくれる」という当たり前ながら大切なことを思い出させてくれた、とても思い入れ深い怪獣でもあります。





一区切りついたのでちょっと休暇を取ります。
第四章は9/18に再開予定。ゴジラがめちゃんこ暴れまくるよ!

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