魔法少女リリカルなのは~転生!魔王爆誕!~   作:優氣凛々

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連続投稿します!優氣凛々でございます!
さて、今回私がつくるお話は魔法少女リリカルなのはと魔界戦記ディスガイアのコラボですけど、そこに転生要素を取り入れました!
今までディスガイアのコラボは既存キャラクターを物語に介入していく話でしたが、今回は…?

では、魔法の織り成す物語を始めましょうか…

魔法少女リリカルなのは~転生!魔王爆誕!~、始まります。


第1話 転生②

 

「……ここ、どこだよ?」

 

俺は今、真っ白な空間にいる。

あの電車事故の時の傷は見受けられず、痛みはない。…死んだことは確かだろうから、おそらく魂ってやつなんだろうな。…あの女の子、大丈夫だったかな?

 

「そうだよ。ここにいる君は魂、君の根本を作るものだよ。それと、あの女の子、五体満足で打撲程度で済んだみたいだね。…君の決死の救助によって、ね?」

 

「っ!誰だ!!」

 

不意に後ろから誰かの声がする。ほどほどに高く、透き通り、耳に残るような美声。振り返ると……

綺麗な白髪、赤い目、白いワンピースに背中から天使の羽根を生やした女の子が浮かんでいた。見た目は10代前半かな?

目はくりっとしてて、年相応の可愛さが溢れている。

 

「か、可愛いなんて…、褒めても何もでないよ?」

「…はれ?まさか声に出してました?」

「あ、いや?私心が読めるんだよ。…神様だし。」

 

 

…?神様?

あれか?英語でGODっていうやつか?

 

「うん!…ていうか、口で言ってくれると助かるな?…私だって直接話したいんだよ?ね?」

 

「うぐ…、分かった。(それで上目遣いは……照れるな…。)」

 

「…………!」

 

 

お互いに顔が赤くなる。…こんなんじゃ話が全く進まない!しゃあないな…、とりあえず見た目年上の俺から聞いていかないと!

 

「…で、そんな神様が俺をどういう経歴でここに呼んだんだ?」

 

「…実は……。」

 

 

その話をふった途端、一気に顔が暗くなった。

やめてくれ!その容姿からしたら俺が悪いことしたみたいじゃん!…少し罪悪感が……。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

…で、話を要約するとこうだ。

 

①、本来はあの事故で死ぬ人はいなかったが、神様の部下(天使の上層部らしい)が悪戯に運命をかえ、死人を出すようしたらしい。

②、その後部下は天国(あったのか…)から追放された。

③申し訳が立たないため、俺には転生ってのをしてもらうらしい。

 

で、結論---

 

「神様、今すぐその部下を俺の前に出してくれ。本気でぶっ潰す。」

 

「あわわわわ!!!抑えて抑えて!海斗君の経歴は見てるからわかるけど、君本気で暴れたら駄目だから!部下なら体術で殺せちゃうから!」

 

え?何でかって?精神修行に柔道、合気道やってたんだ。いまでも続けてるからそれなりに体は出来上がってるし…今なら怒りを拳に込めてぶっ潰す事くらいは容易いと思う。

…でも…。

 

「…はぁ、大丈夫。言葉に出してもやりはしないよ。”道を得た者は道を得ぬ者に技は出さない“ってのがうちの道場、いや、格闘家の基本だ。やむを得ない場合以外はつかわないよ。

…ただ、ボコボコにしたいのは本音な?」

 

「…ありがとう!経歴見たってのはいったよね?君が優しいっていうのは知ってたよ!」

 

 

…本当に、笑顔が似合う神様だこと。

そっちが笑顔なら俺も笑顔で応えないとな。

 

「…でも、君はあまり報われない人生だったみたいだね。努力しても報われず、悩んでたのは知ってたよ。今回はそんな人生じゃない、本当に努力が報われる世界に転生してほしいってのもあったんだ。」

 

「…そうだったのか……。なら、その厚意を俺は素直に受け取るよ。…ありがとな。」

 

「…あ。」

 

 

…気づいたら俺は神様の頭を撫でていた。

すぐさま手を頭から離す。馬鹿だなぁ俺、神様を撫でるなんて失礼すぎるだろ!

 

「あ、ごめん!外見が年下だったもんでつい…。って!!おい!!」

 

「………むぅ。止めちゃやだ。」

 

神様は無理やり手を頭に乗せて、撫でることを望んできた。……何でだ?

とりあえず、撫でたまま話を続けることにした。

 

 

「転生するのは『魔法少女リリカルなのは』っていうアニメの世界なんだ!それで、戦闘もあるんだけど…あとで知識は頭にぶち込むとして、今回は神様特典として3つ、好きな能力をあげる!あ、容姿と魔力は別問題だから安心してね!お兄ちゃん(・・・・・)!」

 

「…いつの間にかお兄ちゃん呼びに…。まあいいか。能力、ねえ…。」

 

そして、俺が少し悩んで選んだ能力は…

 

①鍛えれば鍛えるほど伸びる身体能力(しかし、外見にあまり反映しないようにする)

②魔力の伸びの上限無し

③動物や植物(要するに生物全般)と会話出来る能力(但しオンオフ可能にして)

 

…以上だ。

 

 

「ふむふむ、お兄ちゃんはあまり欲深い訳じゃないんだね。ふつう英霊の宝具なりなんなり頼む人が多いらしいし。これぐらいなら無問題(もーまんたい)!!で?容姿は?」

 

「うーむ…。あまりやる奴いなくて俺だけハマってたゲーム『魔界戦記ディスガイア』ってやつのラハールにしてくれ。あの外見に秘めた力の強さに惚れ込んだんだ。俺もあぁなってみたい。魔力は…伸ばせば伸びるんだ。ほどほどでいいよ。」

 

「…わかった!それも大丈夫!…あ、忘れてた!」

 

 

神様が俺に何かを手渡してきた。これは…紫色のビー玉みたいな奴と、指輪だ。

 

「その紫色の玉は”デバイス“っていうあっちでのお兄ちゃんの武器で、こっちの指輪は、魔力を流すことで四次元ポケットみたいな倉庫になるんだよ!

 

それと多分、あっちに送ったら年齢は5歳からになると思うけど…大丈夫?」

 

「あぁ、大丈夫。転生させてもらうだけでも嬉しいのに、能力や武器まで…。何から何までありがとな。」

 

「~♪えへへー♪」

 

 

…威厳はどこに捨てた?今すぐ拾ってきなさい。出なきゃ神様としてどうかが疑われる…。

 

「うん!無理!」

 

…人間、諦めも大事か。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「…じゃあ、もうそろそろ送るね。」

 

 

俺の目の前に、扉が現れた。触るととても重重く、しかし温かいものを感じた。

…そういえば、聞いてなかったな。

 

 

「神様、名前はなんていうんだい?」

 

「ふぇ?……アテナ。アテナっていうの。」

 

「そっか、知と戦の神のアテナだったのか。…じゃあアテナ。」

 

 

俺はアテナの頭に手を乗せ、優しく撫でた。

 

「いろいろありがとな。行ってきます。」

 

そう言って、俺は扉を開けた。

 

これから始まる、第二の人生という扉を。

 

 

「…あなたの人生に幸福があらんことを。来栖 海斗……お兄ちゃん。」

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

『次のニュースです。本日午前、◯◯◯線にて爆破テロが発生に電車が破壊される事件がありました。怪我人は多数いるようですが、死者は一名でした。名前は「来栖 海斗」さん21歳……。』

 

「海斗………。海斗ぉぉぉぉぉぉぉお!!!」

 




…ご都合主義万歳!!!


基本的にこのくらいご都合主義ですが、楽しんで頂けると嬉しいです!

感想、誤字、指南お待ちしてます!!
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