精神的に辛い世の中をジリ貧根性でプラナリア(だっけ?)並みの生命力でいきようとしている今日この頃。
今回は、誘拐事件のあとのはなし。
精神的にいかれてるのがわかるくらいカオスしてますが、楽しんでいただけたら幸いです。
なお、月村一家のメイドの名前をど忘れするというハプニングが起きました。
あはは…。確か一人目がドジっこのファリンってなまえなのは覚えてるんですがね?
精神的だけでなく記憶力も少し不安が残りました。
前回のあらすじ。
海斗が大暴れして誘拐犯は捕まった。←あらすじ(笑)
しかし、後にきた家族の面々に惨状を見られ、さらになのはたちがバラしたため、急遽大家族会議が開かれた。←後付け(笑)
side 海斗
「………あはは。」
今現在、高町一家、月村一家、バニングス一家、我が来栖一家がそろっている。なぜか?そんなの……。
「助けてくれたのは素直に嬉しいが…あの現状は異常だ。
海斗君、君は一体何者だい?」
高町一家の主、高町士郎さんがいうとおり…
魔法、ばれちゃった。
…まぁ、きらわれることを厭わなかった俺がいうのもあれだけどね。
「お父さん、そんな言い方…!海斗君は私たちを助けてくれたんだよ!?」
「いいんだよ、なのはちゃん。もともと、嫌われることを厭わないつもりだったし。」
「…!!」
なのはちゃんはかばってくれてるみたいだけど、そんなことしたって現状から逃げれはしない。だから俺はぶっちゃけるくらいに正直にいこう。
「じゃあ、説明しましょう。まずは簡単に教えます。
俺は、『魔力』を使える、いわば『魔法使い』だよ。」
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「「「「「「………。」」」」」
「…ま。だいたいこんな反応してくるとは予想してましたよ。なのはちゃんやアリサちゃん、すずかちゃんは実際見たし大丈夫だよね。じゃあ、手始めに……」
そういって俺は手を前に出し、手のひらを天井に向ける。そして魔力を少し、すこーし込める。
「”ファイア“!!!」
『ポン』っていう擬音がしっくりくる感じに小さな炎の玉ができる。
「おお…!!」
「これは……!!」
「あらあら、スゴーイ!!」
「…母さん…。」
上から士郎さん、恭也さん、桃子さん、美由紀さん。てか、桃子さん順応はえーよ。
「「「…。」」」
月村一家、月村忍さんとメイドさん二人。ポカーンとしてる。これが普通だよな。
「アリサ!君の友達はすごい特技を持ってるな!ハッハッハ!!」
で、アリサのお父さんのデイビッド・バニングスさん。これを特技というあたり、懐でけーな。
「これは自身の魔力と空気中に漂っている『マナ』を混ぜることで属性を付与したって感じです。これは火属性ですね。
このように、俺の使う魔法には“ファイア(火)”“クール(水)”“ウィンド(風)”“スター(星)”の4つの属性があります。回復魔法やその他の攻撃魔法の殆どは無属性です。」
だいたい説明がこれで終わる。
まぁ、武器に固有技ってか、専用技があるってのはちょっと言いづらい世の中だしな。
「ハイ、ハーイ!!」
「ぬ?どしたの?アリサちゃん?」
いきなり勢いよく手を挙げるアリサちゃん。
「その炎、私たちが見たものと違うみたいだけど?」
「ん?アリサ、どういう意味だい?」
「海斗が繰り出してたのは紫の炎なのよ!いまのは赤かったから違うのかな?ってね。」
うーん、アリサちゃん目敏いなぁ。デイビッドさんはまだわからないみたいだけど。まぁ、ここが俺の好きな『ディスガイア』とは違うところだな。
「うーん、うまく説明できるかはわからないけど…。赤い炎は魔力と魔力素(マナ)が半々くらいの割合で混ざってる、つまりあまり自分の魔力を込めていない時の物なんだ。
で、個人の魔力にはそれぞれ個人個人で違う”色“を持つんだ。魔力光って言うんだけど。
その魔力光の色が反映されるのが魔力100%の時、つまり、魔力素に頼らず魔力だけで魔法を行使したときなんだ。」
「なるほど…じゃあ、なのはやアリサちゃん、すずかちゃんが見た紫の炎は、海斗君の魔力そのものなのね?」
「そうなります。忍さん。」
さすが、頭の回る人が一人でもいると違うなぁ。
ま、学生上がり(元)の俺が言えた義理じゃないけども。
「加えて、なのはちゃんやアリサちゃん、すずかちゃんを助けるときに使った魔法、すずかちゃん、覚えてるかな?」
「うーん、と、確か『獄炎ナックル』だっけ?」
「そう、それ。あれは魔力を使う練習をしてるうちに考えて身につけた…オリジナルのものだよ。」
「そう言う流れだと、魔法は魔力とマナを合わせることが出来ればオリジナルの魔法が作れるってことかい?」
「はい!そうですよ士郎さん。魔力とマナさえあれば出来ます。」
…完全なオリジナルではないけど、まだ見せてないだけでオリジナル魔法もあるからね?ほんとだよ?
と、言うところで真摯に聞いていた父さんの鋭い目が開かれた。
「じゃあ、最後の質問な?海斗…。」
「…父さん…。」
ゴクリ…と唾を飲む。
「私たちにも魔法は使えるのかい?」
今度はみんなが息を呑んだ。まるで期待しているかのように。
「うん。使えるよ?
人一人ひとりに魔力は宿ってるよ。大なり小なりね。あとは鍛錬して伸ばせばのびるひとは伸びるよ。中には伸びない人もいるけどさ。」
「…そうか。」
なんか、安心してるような顔してるなぁ。
そりゃ、息子がそんな力持ってんだもんな。確かに怖いな。
「ふふふ♪それを聞いて安心したわ!」
「…母さん?」
それを聞いても笑っている母さん。なんでだろ?
「だって、それで回復魔法覚えていれば…海斗がムチャしても回復してあげられるしね♪」
「…………え?」
「だな、明菜。私も魔法をいくつか覚えていれば家族を守ることができるし。」
「そうね♪ゼギルさん♪」
「え?え?父さん…母さん、本気?」
怖がると思ったらなんかやる気満々なんですが!?
嫌われることを厭わないつもりだったのに?
「「ええ!(ああ!)息子の為だしね!(な!)」」
「…………。」
目が潤んでるのがわかる。自分でもつらかったときもあったんだ。理解してくれる人がいるだけで…こんなにも温かい気持ちになれるんだ…。すると…
「「「海斗君!」」」
「…なのはちゃん、アリサちゃん、すずかちゃん…。」
「私達にも魔法を教えて欲しいの!!」
「すごくロマン感じるじゃない!!私にも教えなさいよ!!」
「絵本とか小説の世界だけだと思ったことが出来るのは素敵だしね!」
なのはちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんがそれぞれ言う。
「ふむ!アリサがやりたいことはパパは全力で応援するぞ!」
「なのは、あんなにキラキラして…。」
「桃子、私達もなのはを応援しようじゃないか。それに……恭也と美由紀もやってみたくてうずうずしてるみたいだしな。」
「ふふふ♪そうね♪」
「「と、父さん!母さん!」」
「すずかがやるし、恭也もやるみたいだし……私もやってみようかしら?」
デイビッドさん、桃子さん、士郎さん、恭也さん、美由紀さん、忍さんも特に抵抗なく受け入れている。この瞬間、俺は涙がでそうになったがこらえ、魔力をマフラーにこめた。それに呼応するようにはためき始める。
「海斗君?」
「みんな……ありがとう。俺の存在、力を…怖がらずに受け入れてくれて!」
マフラーの端から糸がほつれ、俺の手に集まっていく。そこから……。
士郎さん、恭也さん、美由紀さんにはグローブ、桃子さんにはエプロン、忍さんにはコート、デイビッドさんにはスーツ、メイドさんには新しいメイド服、そして……。
なのはちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんにはそれぞれの色を表した色違いの制服を糸から作った。
なのはちゃんは桃色を基調とした白のラインいり。
アリサちゃんには紅を基調としたオレンジのラインいり。
すずかちゃんには紫を基調にしてワインレッドのラインいりのものだ。
「これは…?」
「それは僕の”守り(シールド)“の魔力を込めた装備ってかんじかな?士郎さんたちは強いのわかるから少し手元を強化する感じにしたんだ。」
「だが…それじゃあマフラーは……。」
「あ、士郎さん。お気になさらず!このマフラーはもともと俺の魔力の塊。つまりは破れても治せるんです。」
そう言うと、まじまじと俺の上げたものを見る面々。なのはちゃん達はキラキラした目で見てるけど…。
そして、少し息を整えて…。
「皆さん…!」
「「「「「…?」」」」」
「皆さんがもし、魔法を本気でやるというなら…
他言無用。
この約束さえ守るのであれば、お教えします。
でも、同時に覚悟してください。魔法は一歩間違えば人を殺すことだって出来ます。
だから、その覚悟をきめてください。」
辺りが静まる。そして………。
「「「「「大丈夫よ!!(だ!!)」」」」」
「もとより覚悟の上だよ。海斗君。」
「父さんや母さん、美由紀、なのは、忍を守れるなら…。」
「うんうん!」
「私だって…恭也がやるなら!」
「「「海斗君と一緒のことがしたいのよ!!(の!!)」」」
「ふふふ♪みんながムチャしたら私達母親やメイドの方々が癒やしてあげるのよ!ね!明菜さん!」
「そうね、桃子さん!」
「父親が息子に負けるわけにはいかないのさ、海斗。」
「みんな…。ありがとう!!
よーし!みんなに魔法のこと、出来る限り教えるよ!頑張っていこうね!」
「「「「「「うん!(おう!)(えぇ!)」」」」」」
俺のことを理解してくれるだけじゃなくて、一緒に歩んでくれるみんなに感謝しながら、明日からの特訓に思いを馳せていた。
はい。魔法とりあえず全員使えるようにしよう!計画。
なんか他の二次創作でもやってなかったので、試験的にやってみました。
むしろやってしまった。
反省はする。が、後悔はしていない!