タツキがチャンピオン大会で優勝した日の夜、TVではあちこちのチャンネルで特集が組まれていた。
『今日のホウエン地方チャンピオン大会は歴史的な結果となりました。若干10歳の幼武者、神原タツキ選手が相手のポケモン6体をグライオンのみで倒しきり優勝!!10歳での優勝はオーキド博士のお孫さんであるオーキドヨウスケ現カントーチャンピオン、その幼なじみのアカサキコウジさん以来数年ぶりとなります。それでは歴史的な決勝戦のダイジェストをご覧ください!』
TVでの特集もありネット上でも今回のホウエン地方チャンピオン大会の事で賑わいを見せていた。
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《2.幼武者を語るスレ》
0793 名無し武者
幼武者ヤバくね!!
0794 名無し武者
>>0793の語彙力のなさwww
0795 名無し武者
俺予選のチャンピオンロードで戦ったけどバカ強い
0796 名無し武者
詳しく
0797 名無し武者
俺はグライオンじゃなかったけどオニゴーリに6タテくらった
0798 名無し武者
オニゴーリwww
0799 名無し武者
オニゴーリってそんな強いか??
0800 名無し武者
>>0795が弱かった説
0801 名無し武者
チャンピオン大会の予選出てるだけでも猛者だろ
0802 名無し武者
いや、あのバトルを目の前で見ると自分なんか全然ダメだって思う…
0803 名無し武者
そう気を落とすな
0804 名無し武者
次があるさ!
0805 名無し武者
てか、幼武者そこそこ美形じゃね?
0806 名無し武者
ショタか⁈
0807 名無し武者
ショタか⁈
0808 名無し武者
ショタだ!!!
0809 名無し武者
逃げろ!幼武者!ヤられるぞ!!
0810 名無し武者
ショタじゃねーよ!ヤりもしねーよ!
0811 名無し武者
てか、実際どーなん、四天王に勝てるん?
0812 名無し武者
四天王は流石に…
0813 名無し武者
幼武者でも厳しいでしょ
0814 名無し武者
でも勝てたらヤバくね
0815 名無し武者
語彙力www
0816 名無し武者
それしか言えねーだろ
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変な方にそれながらもスレが伸びていくが、タツキがこのスレを発見するのはまだ後の話。
TVやネットがお祭り騒ぎをしているまさにその時、オダマキ家では…
「またタツキ君が出てる!幼武者だって!武者なんてカッコいいじゃないか!!」
「武者だ!武者!タツキが武者だ!息子よ、よくやった!」
「お父さん達飲み過ぎなんじゃない?」
「そうよ、あなた!いくらタツキ君が優勝したのが嬉しいからって飲み過ぎよ!」
「いや、オダマキ博士の言う事に間違いはない!タツキは幼いが武者なのだ!」
オダマキ博士とお互いの肩を抱きながら意気揚々と杯を掲げるのは、神原家の大黒柱であるヒロトである。
この二人、タツキのバトルを観ながら酒を呑んでおり、タツキの優勝が決まった瞬間からペースが上がったらしく、今や完全にベロベロである。
後ろでは妻達が鬼の様な形相で二人を見ていた。二人は気が付いておらず、ミオリとハルカは自分達のご飯を持ちテーブルから離れる。時を同じくして意気揚々と騒ぐ二人に向かって鬼からの雷が落ちたのだった。
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一方、タツキの地元であるホクリク地方でも地元のTV局が特集を放送しており、なんと小学校の名前まで出てしまっていた。
特集の内容は夏休みのジム巡りの旅、所属しているサッカークラブでの話、小学校間の体育大会ではポケモンバトルのコーチとして選手達を指導した。など功績なのか違うのか良くわからない内容の放送となったが、視聴率は抜群に高かった為ホウエンからホクリクに戻ってきたら取材の依頼が多く舞い込むのだがタツキは丁重にお断りした。
世論は、搦手のようなバトルを批判する人間と新たなバトルの可能性を見出す人間とで二分され、更にバトルの研究が進む要因となった。
同級生達の間でもチャンピオン大会でのバトルは話題となり、華やかな真っ向勝負に憧れる子供達は批判を口にしたがタツキと親しい子供達はタツキらしいバトルだと感じていた。
今回、だいぶ短くて申し訳ないです。
プライベートで転職するので更新が遅くなるかもしれません。
ご容赦いだだけたら幸いです。